日本を代表する狂言師である野村萬斎氏から「攻殻機動隊と能を繋ぐVR、あの世とこの世、彼方と彼岸、虚と実を繋ぐ能楽の未来形である」と賛辞をもらったVR能「攻殻機動隊」が、また新たに大きなチャレンジを行う為、周囲を取り囲む360度全てに展開されるアジア初の没入型ステージIHIステージアラウンド東京で公演を行う事が決定!
2020年8月より世田谷パブリックシアター、東京芸術劇場プレイハウス、博多座、そして 2022年1月には札幌文化芸術劇場など、各地で大好評の上演をさせて頂き、国内外からたくさんのお問い合わせやオファーが寄せられた。
今回舞台となるのは、周囲を取り囲む360度全てに展開されるステージ、その中心に巨大な円形の観客席を配置された空間。
巨大なお盆に乗った観客席、それ自身が回転しながら、舞台、映像、音楽、照明、全てが画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚を体験させてくれるアジア初の没入型エンタテインメント施設です。
今まで誰も観たことも体験したこともないダイナミックな舞台、これまでの常識すべてを覆すステージアラウンド劇場で、日本のエンタテインメント界に革命を起こす。
今回のIHIステージアラウンド東京での公演は、これまでの内容をよりパワーアップさせた演出に。
9月3日(土)より先行チケット発売中。
VR能とは様々な最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台です。今回は日本が世界に誇るSF漫画の最高傑作である「攻殻機動隊」を能で表現!
「攻殻機動隊」は近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた士郎正宗原作のマンガで、神山健治監督によるテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、総監督を務めた黄瀬和哉による劇場版アニメ「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作され、最新アニメとして2020年4月より「攻殻機動隊SAC_2045」が配信された。
演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」、AKB版「仁義なき戦い」など数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督、奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一。映像技術は舞台版「攻殻機動隊ARISE」、3D能シリーズなどで日本初の舞台での3D映像を開発してきた福地健太郎(明治大学教授)。VR技術は国内のVR研究での第一人者 稲見昌彦(東京大学教授)。いずれも各分野での最先端を駆け抜ける第一人者が担当し、能舞台上に隠された VR 技術が生み出す、虚像と現実のどちらを観ているのかわからなくなるような、不思議な世界観が病みつきとなり観客を湧かせます。公演を重ねるごとに飛躍的に技術が進化し、今公演でも新たに観客を驚愕させる仕組みに挑戦する。
さらに出演は、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する坂口貴信(観世流能楽師)、谷本健吾(観世流能楽師)、川口晃平(観世流能楽師)、そして業界大注目の若手・観世三郎太(観世流能楽師)等。世界初・本邦初の様々な技術と日本の伝統芸能の先鋒とが高次元なレベルで融合し、攻殻機動隊の世界を再現した舞台芸術の未来を創ります。そして、「鬼滅の刃」の我妻善逸役や「進撃の巨人」でコニー・スプリンガー役を務める声優・下野紘がスペシャルナビゲーターを務めます。「VR能とは?」「攻殻機動隊とは?」など、本作の上演がもっとわかりやすく、より楽しめるような内容をなじみの声でお届けします。
本作のチケットは、10/1(土)10:00 からの一般発売に先駆け、イープラスで最速先行が 9/3(土)12:00 からスタート。詳しくは公式HP(https://ghostintheshellvrnoh.com/)をチェックしてもらいたい。
また、このVR能「攻殻機動隊」の全国ツアーですが、今後も各地で公演される予定。
公演の詳細につきましたは、追って発表させて頂きますが、全国ツアーでの更なるパワーアップをお楽しみに。
また、本プロジェクトは、同じくIHIステージアラウンド東京で11月4日に行われる「自在化コレクション」でも、VR能の進化を一部お披露目。
「自在化コレクション」とはJST ERATO稲見自在化身体プロジェクト 〜「自在化」研究の5年間の研究成果を発表する場となります。今注目を浴びる「メタバース」を構築する上で欠かすことのできない、現実とメタバース(仮想空間)を結ぶインターバース開発の鍵となる「自在化身体論」。
「自在化」という思想の元に、科学者たちによる最先端の科学技術研究が映画・舞台・・・と融合した、かつてないプロジェクトがここに始動します。
そのプロジェクトが「自在化コレクション」です。
この「自在化コレクション」では、ラボ内で行われてきた「自在化身体」研究を、一般の方々にお披露目する場でもあります。5年間の研究成果の先にあるアップデートされた未来ビジョンを、一線で活躍するクリエーターたちの想像力でさらに大きく飛躍させた作品にして、紹介している。
【VR能 攻殻機動隊】
公演日程:2022年11月3日(木・祝)16時開場16時半開演
会場 IHI ステージアラウンド東京
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
出演:坂口貴信 谷本健吾 川口晃平 観世三郎太(観世流能楽師)
スペシャルナビゲーター:下野紘
演出:奥秀太郎 / 脚本:藤咲淳一
映像技術:福地健太郎(明治大学教授) / VR 技術:稲見昌彦(東京大学教授)
製作:VR能攻殻機動隊製作委員会
公式サイト:http://ghostintheshellvrnoh.com/
【チケット情報】
イープラス 最速先行受付:9月3日(土)12:00~ ※抽選受付
一般発売:10月1日(土)10:00~
S席;7,800円 M席(見切れ席):3,500円
詳しくは公式HP(https://ghostintheshellvrnoh.com/)まで
【攻殻機動隊】
「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いたマンガで、1989年から展開されている人気シリーズ。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソン主演で実写化したハリウッド映画版も話題になった。最新作として
2020年4月より「攻殻機動隊SAC_2045」が配信開始。(公式サイト: https://www.ghostintheshell-sac2045.jp/)
【自在化コレクション】
2022年11月4日(金)18時30分開演(18時開場)
会場 IHI ステージアラウンド東京 公式HP(https://www.tbs.co.jp/stagearound/)
入場無料(INVITATION・WEB予約限定)
※抽選応募を開始します。詳細は随時公式WEBサイト、公式Twitter にて公開予定となります。
主催:科学技術振興機構 ERATO 稲見自在化身体プロジェクト
監修:稲見昌彦(東京大学 総長特任補佐・教授 )
原作・脚本:冲方丁
総合ディレクター:奥秀太郎
©士郎正宗・講談社/ VR能攻殻機動隊製作委員会