全世界歴代興行収入No.1を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、日本でも大ヒットを記録した『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『ソー:ラブ&サンダー』など、観客を熱狂の渦に巻き込み続けているマーベル・スタジオが贈る劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がついに明日11日(金)に日米同時公開となる。
公開を記念してシュリ役の百田夏菜子、ネイモア役の浪川大輔、リリ・ウィリアムズ/アイアンハート役の早見沙織ら、本作の豪華日本版声優陣が勢ぞろい!
さらに伝説のヒーロー藤岡弘、も祝福に駆け付け、世界中が熱い視線を注ぐ最新作の公開を前に、TOHOシネマズ六本木にて盛大な完成披露試写会が行われた。
ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞®作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こし、まさにエンターテインメント史に名を刻んだ『ブラックパンサー』。
最新作の舞台は、偉大な王でありヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に<海の帝国の王ネイモア>の脅威が迫る……。
2020年に病のため他界したティ・チャラ役/チャドウィック・ボーズマンの想いを受け継ぎ、キャスト&制作陣が並々ならぬ決意で完成させた本作には、既に鑑賞した批評家から“マーベル・スタジオ作品史上最高傑作”と絶賛の声が続出。感動のドラマやキャストの演技、スケール満載の映像・音楽に大きな注目が集まっている。
前作から続いてシュリの吹替を務めた百田は、ついに公開を迎えることができた本作に「本当にたくさんの方々が待ち望む作品なので、明日からたくさんの方に届けられることが嬉しいです。」と、感動もひとしおのよう。さらに世界が悲しみに包まれた出来事を乗り越え紆余曲折を経てやっと完成した本作を、誰に一番伝えたいかと聞かれると「やっぱりチャドウィック・ボーズマンさんにお伝えしたいです。前作のときにお会いして“日本の妹です”と自己紹介をしたら、暖かくハグをしてくださいました。無事に完成して、こんなにたくさんの方が楽しみにしてくださっているということ、日本でもこんなに盛り上がっていますよということを伝えたいです。」と、日本の妹としてチャドウィックへの強い想いを語り、感無量の様子。
さらに百田はももいろクローバーZのメンバーである高城れにが先日結婚を発表。おめでたいことが二度続き「とても嬉しいです。“本当におめでとう”と伝えました。ぜひ夫婦でこの作品をみてくれたらいいなと思います。」と彼女へ祝福のメッセージを贈った。
最新作では、ワカンダを守るため立ち上がるシュリや彼女の母で女王のラモンダのほか、魅力的なキャラクターたちも新たに登場。
その一人である海の帝国の王、ネイモアを演じた浪川は「漫画原作では最古参で昔からいるキャラクターなんですよ。今回MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では初めて登場し、一番の魅力は陸・海・空でどう戦うかが注目ポイントになるのではないかと思います。足首についている羽の可愛さも感じて頂けたら(笑)。」と未だ謎のベールに包まれている強敵ネイモアの魅力をコメント。
さらにシュリたちと深く関わることになる、天才的頭脳を持つ19歳のマサチューセッツ工科大学生のリリ・ウィリアムズ/アイアンハートも登場する本作。
2023年に米ディズニープラスで独占配信が予定されているマーベル・スタジオ オリジナルドラマ『アイアンハート』も控え、今後のMCUにとって重要なキャラクターとなるであろう彼女に対しては「彼女は天才発明家なのですが、学生として過ごしているのでわりと普段から学生らしいくだけたノリやフランクな表情をみせることが多いです。シュリをはじめとするワカンダの方とも深く関わって会話のテンポが良いので、皆様の声を聴きながらいい反応ができるように耳に集中しました。」と早見はシュリとのコミカルな掛け合いに注目してほしいとプッシュ。
全世界が注目する “新ブラックパンサーは誰なのか?”というMCの質問にも百田は「ほんとに何回聞かれたかわからないです(笑) 秘密を抱えているのも苦しいので、公開されるのがすごく嬉しいです。」と話しつつ、本作の注目ポイントに関して「アクションですね。本当に壮大で私も体を動かしてないのに筋肉痛になったくらいです(笑)」と並々ならぬ力を込めたアフレコでのエピソードを振り返った。陸・空・海で繰り広げられるワカンダVSネイモアの壮絶なバトルをはじめ、危機を前に再び立ち上がろうとするシュリ達の胸を震わせるドラマまで、映画館の大きなスクリーンでその感動をぜひ味わってほしい。
そして、国王とヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラを失ったワカンダに求められる“新たなヒーロー”にちなんで、誰がリーダーにふさわしいのか?診断企画を実施!
【A】棒、【B】杯、【C】剣、【D】金貨の計4枚のタロットカードの中からそれぞれ1枚選び、診断結果が発表されると、まさかの3人同じカードを選んだ結果に!彼らが選んだカードは“現実的で慎重な経営者タイプ”と診断結果が発表され、思わぬ展開に会場は盛り上がりをみせた。
さらにここでサプライズゲストとして藤岡弘、が登場!
藤岡は、前作「ブラックパンサー」公開時にワカンダ王国の謎に迫った動画が話題となり、探検隊のリーダーとして、そして伝説のヒーローとして、公開を祝し会場に駆け付けた。
まさかのサプライズに「こんな近くでヒーローに会えて嬉しいです!」と百田は驚きを隠せない様子で、会場は拍手に包まれた。一足先に最新作を鑑賞した藤岡は「いまの極難の時代に希望と夢、勇気を与えてくれる、本当に素晴らしい感動の作品でした。」としみじみと語りはじめる。熱き感想は止まらず「とにかくこれは観ないといけない作品だと思います。こういう時代にこそみてもらいたい作品です。全人類に無くしてはならない存在がヒーローだなと感じます。ヒーローというのはきつい汚い危険なことに恐れることなく突き進む。命を顧みず己を捨て自我がない、まさしくすべての人のために身を捧げる存在。あらゆる苦難、生死を覚悟した、いまの世界に必要な人材ですね。」と藤岡ならではのヒーロー論が力強く語られると、説得力のある本物のヒーローの言葉にキャスト全員も感慨深い様子。
なお藤岡が再び探検隊のリーダーとして活躍する特別動画が近日中に紹介予定なので、ぜひチェックしてほしい。
最後に百田から「いよいよ『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が11月11日(金)公開ということで、楽しみにしてくださっているファンのみなさんの心にすごく届く作品だと思います。一瞬も見逃せない作品になっているのでぜひ最後まで楽しんでいってください!」とこれから映画を見る観客へ熱いメッセージが贈られ、登壇キャスト全員で“ワカンダ・フォーエバー”ポーズ!盛大な拍手と共にイベントは幕を閉じた。世界中が注目する『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はいよいよ明日公開。
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」予告【ワカンダに迫る新たな危機編】
https://youtu.be/GvYzl7x0Fi0