現在TOKYO MXほかで絶賛放送中のTVアニメ『モブサイコ100Ⅱ』の第4・5話先行上映会が、1月31日（木）に東京・新宿ピカデリーで行われた。
「サイコヘルメット教のつどい」と銘打たれたこのイベントには、影山茂夫役の伊藤節生さんと作中でも最強の霊能力者と目されるキャラクターの1人、最上啓示役の石田彰さんが登壇した。
トークショーは迫力のあるバトルシーンを劇場の巨大スクリーンでの鑑賞を終えたばかりに満員の客席からの大きな拍手に迎え入れられた伊藤さんと石田さんが登壇しスタート。
会場に詰め掛けたい観客へご挨拶が終わると、伊藤さん自身も劇場のスクリーンで観たかったそうで、「あの映像ですよ！あの迫力ですよ！スクリーンで観たいじゃないですか。お願いしたんですがダメでした」と悔しさをにじませた。
続けて『モブサイコ100』初参加の石田さんに本作の印象を伺うと、「原作は読ませていただいていたので、全体のイメージは分かってはいました。その中でも真面目に話を振っている方の回だなと。主人公であるモブ君をいじめ抜く役だったので、その部分は面白そうだなと思いました」と話し、石田さんの少しSな部分に会場がざわつくと、「私生活じゃやっちゃいけないんですよ！でも演じるということにおいて、それがやれるということは面白いんですよ。皆さん経験があるかないか分かりませんが、もし機会があればやってみて下さい。実生活で自分のパートナーや友達にやったらだめですよ。演じるという限定された状況があったらやってみて下さい」と最上というキャラクターを演じる上でのやりがいを明かしてくれた。
そして話が伊藤さんの第一印象になると、石田さんは「見た目だけでリアルにサイコヘルメットの人だと思って、その印象が一番大きくて（笑）。あと、モブとしての声をあてて、モブが他の人との対話を聞いてても、モブってこんな感じの子だよなっていう説得力はありましたね」それを受けて伊藤さんは「僕的には僕がモブ君に似てるとは思わないですけど、説得力があるといっていただけるのは本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。
逆に石田さんの第一印象を問われると、伊藤さんは「神です。子供の頃から観ていて憧れていた。キャスティングを伺った時に、お話ではモブ君は最上と戦いますけど、僕自身は戦えないなと。勝てません！と思っていました」と明かし、「この作品では僕が憧れていた方が一杯いらっしゃるんですけど、また僕の人生の夢が1つ叶いました」と、石田さんはじめ、憧れの先輩方との共演を喜んだ。
そして話がストーリーに移ると、初めて脚本を読んだ時の印象を、石田さんは「力を持っている人が何人も出てくるお話の中で、伝説の存在になっている人を演じられるワクワク感がありました。そして最上がモブにプレッシャーをかけることで、この先モブがどう変わっていくかターニングポイントになるお話であり、ターニングポイントを作る役柄なんだなと。ということは大事な役だ、プレッシャーかかるなと素直に思いました。神だなんだと持ち上げてもらいましたが、神なんてそんなもんです」。
伊藤さんは「とにかく重い。（脚本を）読んだ時点で僕に対する心のダメージがとても強くて、僕がまず立ち直ってモブ君を演じなくてはと思いました。特に今回のお話はほぼほぼモブ君1人で戦っていたので、それを支えるのは僕自身の気持ちしかないなと思っていたので、本を読んだ上でしっかり強い気持ちで挑んで砕け散ろうという感じでした」と収録当時を振り返った。
話は5話の核心部分”モブの成長”におよび、伊藤さんは「モブ君自身は2話・3話から悩みが芽生え始めていて、その悩みに対して戦おうとする姿勢がそのまま最上に対して戦おうとしている姿勢に捉えられるのかなと思います。モブ君自身の意志でこの結論に至ったんだぞという説得力を持たせられるかは意識しました」
一方石田さんには最上という男について「簡単に言ってしまうと、神様になり損ねた男なのかなと思いました。良かれと思ってやったことが、結果裏目に出てしまうことにも気が付かなかった。神的視点を持っていればそこまで分かっていてもおかしくなかった。自分の力を過信しすぎて自分を見誤ってしまう。全部が全部途中までは思い通りに行きそうな感じはするんだけど、最後まで見通し切れない。彼には足りないものがあるということが分かった話ですよね」と最上というキャラクターを分析してくれました。
最後に登壇した伊藤さん・石田さんからメッセージが送られ、上映会は幕を閉じた。
石田さん「サイコヘルメット教徒の皆さん本日はお集まり頂きありがとうございました。教祖もこうしてご光臨頂いたことですし、ぜひとも今後も教徒としてモブサイコ100を押して押して押しまくって下さい。サイコヘルメットよ、永遠なれ！」
伊藤さん「そういえば、これってサイコヘルメット教だったんですよね（笑）。まずは第5話をこのスクリーンでお届けできたことを嬉しく思います。今日感じたことはSNS等でいっぱい世に広めて頂いて、もっとモブサイコ100という作品がどんどん盛り上がっていければ嬉しいです。ぜひ今後とも宜しくお願いします」
先行上映された第5話は、2月4日（月）23時より、TOKYO MX、AbemaTVで放送。その他放送局でも順次放送予定です。
◆イベント概要
サイコヘルメット教のつどい
「モブサイコ 100Ⅱ」 4話・5話先行上映会
【日程】1/31(木) 19：30～
【場所】新宿ピカデリーシアター1
【出演】伊藤節生（影山茂夫役）、石田彰（最上啓示役）
【内容】第4話、第5話先行上映会＋トークショー
◆作品詳細
モブサイコ 100 第2期
TOKYO MX 毎週月曜日 23:00～
BS フジ 毎週月曜日 24:00～
ABCテレビ 毎週水曜日 26:50～
※放送時間は変更になる可能性がございます。
【スタッフ】
原作：ONE（小学館「マンガワン」連載）「ワンパンマン」
監督：立川 譲
シリーズ構成：瀬古浩司
キャラクターデザイン：亀田祥倫
音響監督：若林和弘
音楽：川井憲次
アニメーション制作：ボンズ
【キャスト】
影山茂夫：伊藤節生
霊幻新隆：櫻井孝宏
エクボ：大塚明夫
影山律：入野自由
花沢輝気：松岡禎丞
【あらすじ】
自己表現がヘタな超能力少年・影山茂夫、通称・モブ。
自称世紀の霊能力者で師匠の霊幻新隆、元上級悪霊・エクボ、よくできた弟・律、イケメン超能力少年・テル……。
おなじみの面々に囲まれて、モブはまたいったい何を思い、何を選ぶのか？
待望のテレビシリーズ第 2 期は、アクションはもちろんのこと、モブ、霊幻の内面を描いた感動の名ストーリーが続々登場。第 1 期同様のオリジナルスタッフでおくる、エモーショナル 100％の超能力青春グラフィティ、ファン感涙の新シリーズが動き出す!!
【ラジオ情報】
ラジオ番組 塩中放送部 （不定期配信）
メインパーソナリティー：伊藤節生(影山茂夫 役)
お便りメール募集中：https://goo.gl/forms/nbc6wulEEc3vZ9Tl2
【原作情報】
原作 裏少年サンデーコミックス「モブサイコ100」 1～15巻大好評発売中！コミックアプリ「マンガワン」にて全話公開中！
霊幻が主人公のスピンオフ「REIGEN」がコミックアプリ「マンガワン」にて絶賛連載中！（不定期連載）manga-one.com/ 小学館
公式サイト： mobpsycho100.com/
公式ツイッター： @mobpsycho_anime
TVアニメ『モブサイコ１００ Ⅱ』第2弾PV 1月7日（月）放送スタート!!!!!!
https://youtu.be/Pr43Sayk37s
（C）ONE・小学館／「モブサイコ 100 Ⅱ」製作委員会