「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中、「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門にて第1位を受賞した話題作「アンデッドアンラック」(原作:戸塚慶文)。
“否定者”と呼ばれる異能力者たちのバトル、数々の伏線が考察を呼ぶ壮大な物語と怒涛の展開が人気を博す本作は『炎炎ノ消防隊』など、クオリティの高いアニメーションを生み出し続けているdavid production が制作を担当。
原作本編も新展開に突入し、勢いが加速中のTVアニメ『アンデッドアンラック』は2023年10月6日(金)深夜1:23~より、MBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠で好評放送・配信中です。
2023年11月18日(土)、米・ニューヨークで開催されたアメリカ最大級の日本ポップカルチャーのイベント「Anime NYC 2023」内にて、『アンデッドアンラック』を紹介する「Undead Unluck Panel」を実施。多くのファンが期待を寄せる中、戸塚慶文先生(原作)、佳原萌枝さん(出雲風子役声優)と、橋本拓己さん(「週刊少年ジャンプ」編集部 担当編集者)が登壇し、大歓声で迎えられた。
パネル冒頭では、まず戸塚先生に、原作コミックの制作秘話について触れる熱心な質問が飛び交う。作品のキーとなる否定者の「否定」能力というアイディアの発想について質問され、「不死の能力も持った主人公を描きたいと思った時に頭に漢字の“不”が入っていて他にも“不動”など“不”がつくものがある。
英語になるとそれが“UN”。これはちょっと面白いかもな、思って決めました。」とコメント。さらに、「もし先生が能力を持っているとすれば、どんな「否定」能力ですか?」という質問に「“不器用”でしょうか。手が器用じゃないので。」と回答し、会場を沸かせた。
また、パネル内では、戸塚先生によるライブドローイングコーナーも実施され、ファンが見守る中、目の前でキャラクターを描いていく貴重な様子が公開された。
ドローイング中には、出雲風子役を演じる佳原さんや、原作の担当編集者である橋本さんへの質問コーナーが行われた。7月に開催されたAnime Expoで初めてアメリカを訪れ、今回2度目の訪米となった佳原さんは、アメリカのアニメイベントの印象を聞かれ、「日本のイベントとは空気が違って会場全体をお客さんも一緒に盛り上げてくれるのがすごく楽しいなって思います。」とファンの熱気についてコメント。また、2人に、アニメ映像を初めて見た時の感想を伺うと「アクションシーンがすごくカッコいいと思いました。マンガで見ていたシーンがアニメになると、こんな戦い方をするんだ!ってより分かりやすくなって見ているだけで楽しいです。」(佳原さん)、「アクションシーンももちろんですが、(アンディの)再生するシーンはこんな風にリアルに再生するんだ!って感動しました。激しくアンディが動き回るので、モザイクが外れないか心配しながら見てました(笑)」(橋本さん)と答えた。
作品のプレゼントコーナーを挟みつつ、さらに作品を掘り下げた質問も多数飛び出した。佳原さんは、「風子の声に命を吹き込むのはどのような感じか」と聞かれ、「始めは、まさか自分が風子の声を担当するとはと驚きが一番大きくてあまり実感がありませんでした。そのあと、お話が進んでいって、他のユニオンメンバーと一緒にアフレコをしていく中で、お話の面白さにも助けてもらって、すごく楽しくお仕事をすることが出来ました。
」とコメント。また、橋本さんに、「本作では、様々な場所、国籍、言語、戦闘スタイルなどが出てくるが、どのようにリサーチと創作のバランスをとっているのか」と伺うと「基本的には面白さを優先しているので、リアリティよりも創作のバランスの方が大きいです。週刊連載で毎週描かないといけないので、台湾やブラジル、宇宙とかも行かせてもらえるのならリサーチしたいですけど、時間がないので出来ないというのもありますね。
」と答え、制作のポイントについても明かされた。
そして、観客が見守る中、先生がライブドローイングを終え、描き上げたの自由の女神をモチーフにした風子のイラストを披露すると、ニューヨークでのイベントならではのイラストに大きな拍手が贈られた。
続いて、イラストを描き終えた先生に、様々な質疑応答が行われた。作中で風子に推しの漫画(『君に伝われ』)が影響を与えたことに重ねて、先生が大きな影響を受けた漫画を尋ねると「HUNTER×HUNTER」という答えが飛び出し。会場からも大歓声が起こった。また、「作品から読者にどんなメッセージを受け取ってほしいか」と尋ねると「作品全体を通して、僕の作品で言うと普通の子たちに急に何かの能力が発現してしまう。そういう(予想しない)事が急に起きたとしても周りの力を借りたりとか、みんなで協力すれば乗り越えられる、という作品を描いてこられていると思うので、そういう部分に共感してくれたら(描いた)意味があるのかなと思います。」と自身の想いをコメントした。
多くの質問を通して貴重な制作秘話が語られ、イベントはあっという間に終演の時間に。
最後に戸塚先生より、「パネルに来てくれて本当にありがとうございました!
今度、ニューヨークを舞台にするので、タイムズスクエアの資料が欲しくて昨日回って写真を撮ったのでそれを使って描きたいと思います。
呼んでいただいて本当にありがとうございます。貴重な体験です!」とファンへの感謝の気持ちを込めてメッセージが贈られ、パネルは大盛況のうちに幕を下ろした。
●「Undead Unluck Panel」(「Anime NYC 2023」)
開催日時:2023年11月18日(土)14:15~15:15(現地時間)
会場:Anime NYC 2023(アメリカ・ニューヨーク)
登壇:戸塚慶文(原作)、佳原萌枝(出雲風子役)、橋本拓己(「週刊少年ジャンプ」編集部 担当編集者)
☆作品詳細
アンデッドアンラック
<放送情報>
●2023年10月6日(金)深夜1:23~より
MBS・TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて連続2クール放送開始
※初回第1話は深夜1:28より放送開始となります。
※放送日時は変更となる場合がございます。
<配信情報>
●2023年10月6日(金)深夜2:00より順次配信予定。詳細は各サイトでチェック
アニメ放題、ABEMA、FOD、クランクイン!ビデオ、J:COMオンデマンド、
J:COMオンデマンド メガパック、スマートパスプレミアム、DMMTV、TELASA(見放題プラン)、
TELASA(レンタル)、dアニメストア、dアニメストア ニコニコ支店、dアニメストア for Prime Video、
ニコニコ、HAPPY!動画(スマートフォン専用)、バンダイチャンネル、
ビデオマーケット(最終話配信開始タイミングより全話配信開始)、ビデックス、Hulu、Prime Video、
Prime Video(レンタル)ふらっと動画、music.jp、milplus、milplus 見放題パックプライム、U-NEXT、
Lemino(五十音順)
※配信開始日はサービスによって変動する場合がございます。予めご了承ください。
〈スタッフ〉
原作:戸塚慶文「アンデッドアンラック」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:八瀬祐樹
シリーズ構成:蓜島岳斗
キャラクターデザイン・総作画監督:守岡英行
総作画監督:石本峻一、徳田夢之介
UMAデザイン・キーアニメーター:三輪和宏 メインアニメーター:大梶博之、佐藤浩一
美術監督:渡辺佳人 美術設定:黒沢守 色彩設計:水野愛子
撮影監督:サイトウタカオ CGディレクター:高野慎也 VFXスーパーバイザー:大橋遼
編集:廣瀬清志 音楽:末廣健一郎 音響監督:明田川仁
企画プロデュース:UNLIMITED PRODUCE by TMS
アニメーション制作:david production
〈キャスト〉
アンディ:中村悠一
出雲風子:佳原萌枝
シェン:花江夏樹
ボイド:乃村健次
ジーナ:悠木碧
ジュイス:伊瀬茉莉也
ビリー:小山力也
タチアナ:釘宮理恵
トップ:岡本信彦
ニコ:遊佐浩二
アポカリプス:杉田智和 ほか
<公式サイト> undead-unluck.net
<公式Twitter> @undeadunluck_an
オープニングテーマ:女王蜂「01」
●アヴちゃん(女王蜂) コメント
「いまの世界へと抗い続けてゆく」
作中のキャラクターたちが気の遠くなるような時間のなかで、各自がつらさを生き、命を終え、また始めてゆく。
心情を大胆に、人間への大いなるやさしさを持って描かれたその情熱を、現世界へも通ずる「諦めないことへの肯定」のように感じ、今回、女王蜂の新曲『01』を提供させて頂きました。
早速、オープニング映像から、描き手のみなさんからの愛情を感じています。
わたしたち女王蜂と「アンデッドアンラック」の作品世界が合っているのかどうか。
大変に合っているとしたら、どんな熱が蠢いているのか。
ご期待ください!
<プロフィール>
2009年結成。独創的かつ圧倒的なパフォーマンス、多方面にわたり活躍するそのニュース性の高さから音楽業界のみならず各方面で話題に。
作品はパッケージ/デジタル共に各音楽チャート上位にランクインし、ライブは各地ソールドアウトと人気・実力共に圧倒的な存在感を誇る。
11月から、全国15か所をまわるホールツアー2023-2024「十二次元+01」を開催。
エンディングテーマ:八木海莉「know me…」
●八木海莉 コメント
「アンデッドアンラック」EDテーマを担当させて頂きます、八木海莉です。
この作品に携われた事、とても嬉しく思います。
自分の死を託すアンディと、自分を受け入れてもらえる人と出会った風子の関係は、愛で溢れているなと感じ、愛をテーマに楽曲を制作しました。
作っていく中で、私は“愛は相手を知ったつもりでいること”なのではないかと思いました。誰しもが抱えてる孤独に寄り添い、私なりの愛を込めた曲になっています。
アニメと共に聴いてくださると嬉しいです。
<プロフィール>
様々なカルチャーを横断する、新進気鋭のシンガーソングライター。
YouTubeチャンネルにて弾き語りカバー動画をアップし注目を集め、2021年TVアニメの主人公の歌唱を担当し、大きな話題を呼ぶ。同年12月、Ki/oon Musicメジャーデビュー。
その後、WurtSをはじめとするアーティストたちとのコラボレーションを活発に行い、2023年夏にはFUJI ROCK FESTIVAL ’23に出演するなど精力的に活動を続ける。
【原作情報】
コミックス1巻~最新17巻 好評発売中! 最新コミックス18巻は10月4日発売予定!
小説版第2弾の発売も決定!
タイトル:アンデッドアンラック ロマンチックな否定者の休日
原作:戸塚慶文 小説:平林佐和子 定価:792円(税込)発売日:20223年10月4日(水)
<あらすじ>
TVアニメ10月放送開始の「アンデットアンラック」の小説最新刊が早くも登場! ユニオンのみならずアンダー側にもスポットを当てていく小説第2弾!! 原作では明かされていない本編の隙間を埋める日常エピソードを4編収録!!
アニメ『アンデッドアンラック』メインPV/Undead Unluck | Official Main Trailer
https://youtu.be/vR_ioX_-GoQ?si=YKgKHCZ5aKUhcGWH
アニメ『アンデッドアンラック』新キャスト一斉解禁PV/Undead Unluck | Official Characters Trailer
https://youtu.be/lBomUJxKYWo
アニメ『アンデッドアンラック』ティザーPV 第2弾/Undead Unluck | Official Teaser Trailer2│中村悠一/佳原萌枝/花江夏樹/乃村健次(2023)
https://youtu.be/bZGXu-Ts_o4
アニメ『アンデッドアンラック』ティザーPV第1弾/Undead Unluck | Official Teaser Trailer 1
https://youtu.be/JicI0vIgb6g
©戸塚慶文/集英社・アンデッドアンラック製作委員会