吹替声優:榎木淳弥&増田俊樹が登壇!『セマンティックエラー・ザ・ムービー』公開記念舞台挨拶レポート!

 

社会現象を巻き起こし、韓国BLの歴史を塗り替えた、全てが正反対な二人の予測不能な恋を描いた傑作青春ドラマ「セマンティックエラー」の劇場版、『セマンティックエラー・ザ・ムービー』が前編・後編の2部作で【前編】が2024年1月12日(金)より公開となり、本日1月13日(土)に吹替声優を担当した榎木淳弥と増田俊樹が登壇し公開記念舞台挨拶が行われた。

 

『セマンティックエラー・ザ・ムービー』前編 公開記念舞台挨拶 概要

■日程:1月13日(土)
■会場:新宿ピカデリー スクリーン3 (〒160-0022 東京都新宿区新宿3-15-15)
■登壇者:榎木淳弥、増田俊樹(予定)(敬称略)

 

 

イベントレポート

観賞を終えた観客の大きな拍手に迎えられ、チャン・ジェオンを演じる榎木淳弥さんとチュ・サンウを演じた増田俊樹さんが登壇。駆け付けた観客へ感謝の気持ちのこもった挨拶を終えると早速トークがスタート。

まず学校一のモテ男で自由奔放なチャン・ジェオンの印象を問われ、榎木さんは「普段演じている役と真逆なタイプだったのでジェオンの雰囲気をどう演じようか悩んでいたんですが、やってみたら意外と気持ち良かったです(笑)。言いたいことを言うし、ズバッと言い返したり、演じていてやりすぎだろうって思う所もあったりしましたがやってきて気持ち良かったです。特にサンウに対しての嫌がらせの数々は幼稚な感じもしてしまうようなところも逆に魅力的というか、ジェオンの自由奔放さが出ていると思います」、続いて学校一の秀才で変わり者の完璧主義者のチュ・サンウを演じた増田さんにも同じくキャラクターを演じた心境を問うと「楽しかったです。僕も自己分析では(サンウと同じく)陰キャ側に人間なのですごく演じやすかったです(笑)サンウは優秀で完璧主義なので、相手を否定する言葉も裏打ちがある戦いができるので、自分にはそれができないのでそこが気持ち良かったです」と明かした。

続いて二人に作中でキュンとしたポイントを伺う。
榎木さんは最後の裏に連れて行って映画に誘うシーンを挙げ「今までそんな空気があまりなかった中で急に恋的なものをちょっと感じ始める所だったかなと思います。そこが演じていても物理的にも距離感が近いですしね。
この作品で囁く所は本当の囁く声位の音量でやりました」と裏話を交え語り、増田さんは「本当にこの二人がくっつくのという所から始まり、要所要所に相手の目とかコミュニケーションの仕方で、今この瞬間で相手が個々の部分が好きになったんじゃないか、二人の距離がどんどん縮まっていくんだなという段階も描かれていて、こういう所から人ってつながりが生まれていくんだなと言う所にキュンとしましたね」と作品内にキュンポイントが散りばめられていることを話した。

そんな二人に自身の生活で最近キュンとしたことを伺うと、ラーメンをこよなく愛する増田さんが和えそばの魅力を力説。思わず「33年間生きてきてこんなものがあったんだ!」と力強く話し、思わず榎木さんも「陰キャとは思えないほど口の回りよう」とこぼすほど。それを受けて増田さんは「陰キャだからこそです」と返すと会場からは笑いが。
一方ゾンビ物の映画やドラマが好きな榎木さんはお正月休み中観ていたと明かし、中でも走る系のゾンビ作品が好きだそうでそれを観ながら自分だったらどうやって逃げるか想像して作品にもツッコミを入れてしまうほど。
2人の熱量に会場から笑いが沸き起こった。

タイトルの「セマンティックエラー(プログラミング言語などで、ソースコードの記述に文法上の誤りはないが、意味の違いや矛盾によって生じるエラーの意味)にかけてエラー的な出来事を伺うと、増田さんは「昨日問題が起こりまして…」と切り出し「今日こうして登壇しているじゃないですか。16時からリハがはいってまして」とカミングアウト。榎木さんも思わず「来て大丈夫なの!?」と驚きの表情を見せるが真相はリハは別の日という事で一安心。そんな状況に増田さんは「ちょっと売れっ子にならないとダブルブッキングなんて早々出会えないじゃないですか。あっちゃいけないんですけどちょっとワクワクしたんですが、結構なエラーでしたね」と茶目っ気たっぷりに語った。
榎木さんはレストランの予約したはずがお店の目の前で予約できいなかったことが判明したハプニング話を披露。こちらも思いがけないハプニングに仕方なく堂々と入店するとあっさり席に通されて事なきを得たそう。

 

 

他にも二人のルーティン話では売れっ子の二人でも落ちることがあるオーディション当落の話に。
不合格のメールを消す榎木さんと、連絡しないでもらう増田さんと二人の性格の違いが垣間見れた。

また短編アニメで描かれた無礼講タイムにちなんで2人に無礼講で質問し合ってもらうことになると、二人ともそれぞれの懐事情が気になったようでお金トークが展開。
増田さんは口座残高をカミングアウトしたり、榎木さんの貯金額に迫る場面も。
思いがけないお金トークに会場は大きに盛り上がった。

最後まで盛り上がった舞台挨拶は二人からメッセージで締めくくられた。

榎木さん「二人のやり取りが軽妙で面白いので、いろんな人に勧められるんじゃないでしょうか。ぜひご家族でお正月ムービーとして観ていただければと思います(笑)この前編を観ていただいて後編に更木期待して頂ければと思います」

増田さん「BLという作品にまだあまり触れていない方も楽しんで頂けるソフトなBLに作られていると思います。そんな方々にはぜひ後編も予想せずに楽しんで頂けると思います。反面知っている側としてはもどかしさが強いフィルムになっておりますので、そこからさらにBL業界の色んな作品を紐解けるような入り口になる作品だと思います。ぜひ後編も宜しくお願いします」

劇場版『セマンティックエラー・ザ・ムービー』は前編・後編の2部作で【前編】2024年1月12日(金)より大ヒット上映中、【後編】2024年1月26日(金)より公開。

 

 

本作の原作は、韓国電子書籍プラットフォームRIDIBOOKSで、2018年BL小説大賞を受賞した「セマンティックエラー」(すばる舎刊)。韓国動画配信サービスWATCHAで実写オリジナルドラマが制作され、配信されるやいなや爆発的な人気でハマる人が続出、一大シンドロームを巻き起こし、世界中のBLファンの間で熱狂を呼んだ。“セマエラ”の勢いはとどまることなく、短編アニメ、ウェブコミック、オーディオドラマが展開され超絶人気コンテンツへと成長。本作の魅力は、なんといっても、主人公二人<秀才で変わり者な完璧主義者の大学3年生チュ・サンウと学校イチのカリスマで自由奔放なイケメン・モテ男のチャン・ジェヨン>のキャラクターと、主演の二人がシンクロすることでうまれる最高のケミストリー。最低最悪の出会いから、ぶつかり合って惹かれ合い、お互いへの気持ちに気づいて恋が一気に走り出す。2024年の年はじめ、“キュン”を大スクリーンで2度浴びて、幸せな気持ちに包まれること間違いなし♡

 

 

☆作品詳細

『セマンティックエラー・ザ・ムービー』

【前編】2024年1月12日(金)より大ヒット公開中!
【後編】2024年1月26日(金)

全てが正反対な二人。
最低最悪の出会いから、予測不能な感情と行動が起動、完璧だった日常がバグりはじめる―。

【STORY】
コンピューター工学科の大学3年生チュ・サンウ(パク・ジェチャン)は、学科イチの秀才で変わり者。規則通りの毎日を過ごし、自分のルーティンを乱されることを何よりも嫌う完璧主義者。一方、デザイン科の4年生チャン・ジェヨン(パク・ソハム)は、学校イチのカリスマでモデル並みのイケメン・モテ男。自由奔放で感性のままに生き、卒業後は、留学を控えている。ある日、サンウは、グループ課題の講義を一人で発表する羽目になり、不参加メンバーを教授に通報。サンウと同じグループだったジェヨンは、講義をさぼったことで卒業が取消しになってしまう。将来を台無しにされたジェヨンは、サンウに恨みを抱き、彼を探し出して、完璧に計算されたサンウの日常を崩そうと嫌がらせを始める。そんなジェヨンを自業自得とばかりに毛嫌いするサンウだったが…。

2022年/韓国/前編:95分 後編:106分/カラー/2Kビスタサイズ/5.1ch/原題:시맨틱 에러: 더 무비/英題:Semantic Error: The Movie ╱翻訳:小西朋子
原作:J.Soori 「セマンティックエラー」(すばる舎)
監督:キム・スジョン
出演:パク・ソハム、パク・ジェチャン 
提供:トムス・エンタテインメント 
配給:ブシロードムーブ/トムス・エンタテインメント

公式HP: semaera.jp
公式X:@semaera_jp

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