「やくならマグカップも」新作スピンオフアニメ『ロクローの大ぼうけん』キャスト登壇の完成披露上映会レポート！

岐阜県南部に位置する多治見市、伝統工芸品「美濃焼」をテーマに、その魅力に魅せられた4人の女子高生たちを描いた青春陶芸ストーリー『やくならマグカップも』。
その「やくならマグカップも」から誕生したスピンオフしたアニメ「ロクローの大ぼうけん」は2010年に “街を元気にしよう”というプロジェクトの一環からスタートし、歯科用システムなどを手掛けている地元のIT企業の株式会社プラネット（以下プラネット）が手掛けた青春アニメーション。
原作を手掛けたのは、東京ディズニーランドの生みの親、故・堀貞一郎氏。地域創生を目標に、フリーペーパーでの連載や、インターネット上での無料公開、そして、2021年に日本アニメーションが手掛けたテレビアニメも放送された大人気コンテンツとなっている。

3月19日(火)、『ロクロ―の大ぼうけん』の完成披露上映会が開催され、ロクロー役の早瀬雪未さん、ナナコ役の渡辺理沙さん、ゴロー役の近藤翔太さんが登壇した。

本編の上映を終えると、ロクロー役の早瀬雪未さん、ナナコ役の渡辺理沙さん、ゴローの近藤翔太さんが登壇。

司会からオーディションを経てそれぞれ役が決まった時の気持ちを問われ、早瀬さんは「オーディションの時は本当に手ごたえがなくて、絶対に落ちたなと思ってしょんぼりして帰りました。収録の当日もドッキリなんじゃないかと思って現場に向かったのを覚えています。本当に嬉しかったです」と笑顔を見せ、渡辺さん「テープ撮りの段階からナナコを演じるのが本当に楽しくて、ナナコ役に決まったと聞いた時は受かった喜びや驚きはもちろんですが、またナナコを演じることができるんだ、どんな風に演じていこうかなというワクワクの気持ちの方が大きかったです」、近藤さん「合格は事務所から連絡をもらって嬉しかったんですが、ビックリして、思わず『オーディションって受かるんですね！』と聞き返してしまいました（笑）。台本を頂いた時は色んな方のお名前が載っていてこの中の一人として演じられる喜びがあってとても光栄に思いました」とそれぞれ振り返った。

ロクロー役の早瀬雪未さん

続いてそれぞれ演じるキャラクターについて質問され。早瀬さんは「ロクローはのんびりとした男の子なんですが、いざという時は自分よりずっと大きい敵に勇敢に立ち向かえる勇気と強さを持ったすごく家族思いな優しい男の子なので、その部分を出せるように頑張りました。ナナコとゴローがしっかりしてくれている分、ロクローは少しそこに甘える、というわけでないんですが、3人の良いバランス感を出せればと思いながら演じさせてもらいました」、渡辺さん「ナナコは妹なのに常にお姉ちゃんやお母さんのようなポジションにいるので、兄二人を引っ張っていくたくましい姿と、妹らしい愛嬌のある姿やチャーミングな部分を明るく小気味よく演じられれるように考えていました」。近藤さん「ゴローは2人のお兄ちゃんではあるんですが、かなりマイペースで、自分の興味があることに素直なキャラクターです。可愛らしい部分でははあるんですが、そこがわがままに映らないように愛嬌のあるみんなに愛されるキャラクターになるように意識して演じさせていただきました」と演じた際に意識したことを交え紹介。

また、本作がロクロー、ナナコ、ゴローの3人が家族や世界を救うために春夏秋冬それぞれをモチーフにした国々を冒険する物語という事で、ロクローたちとどんな所に冒険したいかを問われ、早瀬さんは作中にピンチになったロクロー達を助ける『お助けギア』を使って3人と空の冒険に行きたいと話し、それを受けて渡辺さんは潜水艦を使って海底探索をしてみんなと財宝や見たことが無い深海魚をたくさん見てみたいとロクロー達の世界で想像が膨らむ冒険を挙げた。一方で渡辺さんはアフレコの時にたくさん冒険に連れて行ってもらったと話し、逆に僕たちが住む東京を案内してあげたいとロクローたち3人がどんなリアクションをするのか楽しみとコメント。

そして収録現場の様子を伺うと早瀬さんは先輩方の演技を目の当たりにし「学ぶことしかなかったです。カケラの呪いで悪者みたいになってしまうシーンでは本当に迫力がすごくて、怖いくらいでした（笑）。本当にいい勉強になりました」と目を輝かせ、渡辺さんは早瀬さんのコメントに頷きつつ「私は2人よりも少しだけ収録の経験があったので、ナナコと同じように二人を引っ張ろうという気持ちはあったんですが、2人の目の前の課題をどう乗り越えていくかという努力や勉強しようとする姿勢に毎回驚かされました。私自身が2人に刺激をもらって、本当にこの2人ととロクロー達として本当に良かったです」と話し、近藤さんはアフレコ自体が初めてでかなり緊張していたと話し「皆さん本当に優しくて場を盛り上げて下さって、こちらが緊張しているのが伝わっていたと思いますがそれをほぐしてくれて安心して収録に臨めました。僕ら3人に仲良くなったので、これからも頑張っていきたいと思います」と3人の結束の強さを感じさせた。

ゴロー役の近藤翔太さん

最後は3人から、

早瀬さん「家族の愛がテーマの作品ということで、小さいお子さんから大人の方まで気軽に楽しめる作品になっています。近くの歯科医院で流されるという事なので、敗者がちょっと怖いなって思う小っちゃい子にもロクローに会いに行くから怖くないなと思ってもらえるように作品だと思います。いずれ全国の子供たちがロクローたちのことを知っているという位大きな作品なればと思いますので今後とも応援していただけると嬉しいです」

渡辺さん「子供から大人まで楽しめるエネルギーのある作品になっていますので、親子で観ていただきたいです。観ていただいた方はぜひとも色んな人にお勧めして頂いて、たくさんの方がロクローの友達になってくれたら嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします」

近藤さん「制作している時から監督も楽しい作品になるようにといって下さっていて、結果楽しい作品になりました。たくさんの人に楽しんでもらいたいと思います。ぜひ観て下さい」

とメッセージが贈られ、アニメ『ロクロ―の大ぼうけん』完成披露上映会は幕を閉じた。

患者向けお口の健康維持・管理アプリ「Dental E」と「ロクローの大ぼうけん」のコラボレーションが実現！！

プラネットは2023年6月4日に新たな予防歯科の幕開けとなる歯科用アプリ「ＤｅｎｔａｌＥ」をローンチ。このアプリ内で、『ロクローの大ぼうけん』のキャラクターたちが登場するという異色のコラボレーションが実現しました！苦手意識を持つ人も多い歯医者へのイメージを和らげると期待されている。

お口の健康維持・管理サイクルを構築する、初の国民向けアプリ「Dental E」とは！？

“痛くなったら歯医者”から“健康のために歯医者”へ！国内初の画期的な歯科アプリとアニメが予防歯科！
株式会社プラネットは、“歯科と患者をつなげる”をコンセプトに、分かりやすいイラストと解説で自分のお口の状態を知れて、診察予約が簡単にできる機能を持つアプリ“Dental E”（読み：デンタルイー）を開発し、歯と口の健康週間に合わせ2,023年の6月4日(日)にローンチ。
さらに、幼少期の子供が学びたくなる様なキャラクターコンテンツも満載で、アニメを使い、かわいいキャラクターが歯磨きのアドバイスをするなど、お口から始まるヘルスケアサポートコンテンツを定期的に配信、歯科だけでなく、食育や子育てなどの幅広いテーマも提供します。

歯科アプリ「Dental E」でしか見られない『ロクロ―の大ぼうけん』

『やくならマグカップも』新作スピンオフアニメ『ロクロ―の大ぼうけん』が Dental E アプリ内のみで公開されます。アニメビジネスとしても新しい風を吹かせるプロジェクトとなっています。

「ロクローの大ぼうけん」作品情報

漫画『やくならマグカップも』通称“やくも”のスピンオフ作品“ロクロー”の冒険が、新海誠監督の大ヒット作品『君の名は。』（2016）『すずめの戸締り』（2022）の製作を務めたプロデューサーでもある伊藤耕一郎を筆頭にアニメ界の精鋭が集結。歯科予防アプリ【DentalE】独占配信アニメーションとして映像化し、2024年春リリースされる。
主人公・豊川姫乃の同級生である成瀬直子が生み出した漫画キャラクター“ロクロー”の冒険を描く。

【キャスト＆スタッフ】
ロクロ―：早瀬雪未
ゴロー：近藤翔太
ナナコ：渡辺理沙
ナレーション・ロクロー母：皆口裕子
ロクロー父：小形満
王さま：阪口大助
お助けギア：越後屋コースケ

監督:矢吹勉
プロデューサー：大宮三郎
企画：小池和人
製作：内山尚彦
脚本：高岡広明
キャラクターデザイン/作画監督:渡辺真由美
撮影監督：青木翔吾
美術監督:岡本正樹、宮前光春
編集: 坂本雅紀
音響監督:山田陽
音楽: miuzic、大野宏明、近藤薫
オープニング主題歌: 近藤薫
アニメーション制作会社：株式会社プラネット・スタジオ

公式サイト：https://rokurostudio.jp

★作品詳細

もやくならマグカップも二番窯

【キャスト】
豊川姫乃：田中美海
久々梨三華：芹澤優
成瀬直子：若井友希
青木十子：本泉莉奈
豊川刻四郎：石川界人
土岐川幸恵：真山亜子
小泉真美：小川真奈
真土泥右衛門／松瀬理央：内田彩
青木十兵衛：鈴木勝美
草野智也：梅原裕一郎
大沢由香里：諏訪彩花
ヒメナ・バルデス：天城サリー
土岐川姫菜：小澤亜李

【スタッフ】
原作：プラネット・日本アニメーション
監督：神谷純
シリーズ構成・脚本：荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督：吉岡彩乃
音楽：長谷川智樹
アニメーション制作：日本アニメーション
協力：岐阜県多治見市／一般社団法人多治見市観光協会／「やくならマグカップも」活用推進協議会
製作：やくならマグカップも製作委員会
クレジット：© プラネット・日本アニメーション／やくならマグカップも製作委員会

アニメ公式サイト https://yakumo-project.com
アニメ公式 Twitter ＠yakumo_project