TVアニメ『陰の実力者になりたくて！ 2nd season』スペシャルイベント〈皓白の祝祭 / 漆黒の饗宴〉オフィシャルレポートが到着！

逢沢大介による大人気小説を原作としたTVアニメ『陰の実力者になりたくて！』。2023年10〜12月にTVアニメ2nd seasonが放送され、大好評を博した本作のスペシャルイベント〈皓白の祝祭 / 漆黒の饗宴〉が、5月26日(日)松戸市民会館にて開催された。
そんなイベント昼公演〈皓白の祝祭〉の模様を伝えるレポートが到着！

イベントには、山下誠一郎さん（シド・カゲノー/シャドウ役）、瀬戸麻沙美さん（アルファ役）、水瀬いのりさん（ベータ役）、ファイルーズあいさん（デルタ役）、金元寿子さん（イプシロン役）、朝井彩加さん（ゼータ役）、OxTのオーイシマサヨシさんが出演し、作品にまつわるトークや朗読劇、ミニライブ等を行った。

イベントは「我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩るもの」というシャドウのナレーションからスタート。中央に玉座が置かれた舞台上に七陰キャストが現れ、厳かな雰囲気でイベントの開幕を告げると、山下さんが打って変わって朗らかに登場。会場からは大きな拍手が巻き起こる。

挨拶の後は、シャドウガーデンの盟主であるシャドウ役の山下さんと七陰キャストが気持ちを合わせる【目指せ！シンクロ率100% 陰の実力者に合わせたくて！】のコーナー。
2nd seasonを振り返りながら、「陰の実力者が美しいと思ったもの」といったお題に沿って山下さんと同じ回答を目指してそれぞれ発表していく。「陰の実力者が強烈だと思ったもの」というお題では、ベータ役・水瀬さんが答えた自身のセリフ「シャドウ様、がんがえー！」というセリフが山下さんと一致。また「陰の実力者のお気に入りのモブネーム」というお題でも再び回答を一致させ、見事にシンクロ率No.1の座に輝いた。

続いては、好評配信中のオンラインゲーム「陰の実力者になりたくて！マスターオブガーデン」とのコラボコーナー。今後実施予定の新シナリオに関する情報がサプライズ発表されると、会場からは驚きの声が上がる。そして、“それぞれの疑念が、悲愴が、そして謀略が絡み合う状況”というあらすじに絡めたバラエティ企画【陰実版ワードウルフ陰の実力者は嗅ぎ取りたい！】が行われた。七陰キャストの中に隠れたウルフを山下さんが当てるという変則ルールで行われたワードウルフ。“偽札”と“2000円札”というお題では、ウルフ役の金元さんの「沖縄にいっぱいあるらしい」という発言が混乱を呼び、大いに盛り上がった。

しばしの幕間を挟み、ステージに並ぶ6本のスタンドマイクの前にキャストが登場し、ここからはお待ちかねの朗読劇パートへ。シナリオは、ちびキャラアニメ「かげじつ！」の脚本を務める芦名みのるさんによってこの日のために書き下ろされたもの。七陰たちがそれぞれシャドウを称える「シャドウ様戦記」を執筆し披露するという内容で、昼公演で発表を担当したのはアルファとイプシロン、そしてベータ。彼女たちが盟主・シャドウへの熱い思いを綴った個性あふれる「シャドウ様戦記」の内容やキャラクターたちの掛け合い、アニメ同様に展開されるシドのモノローグに会場は終始笑いの渦に包まれる。そしてステージで繰り広げられるキャスト陣の熱気のこもった名演には、惜しみない拍手が送られた。

朗読劇の後、間髪入れずOxTによるライブパートへ。ボーカルのオーイシマサヨシさんがステージに現れると、2nd seasonオープニングテーマ「grayscale dominator」からライブはスタートする。残念ながらギターのTomH@ckさんが体調不良で欠席となったが、不在を感じさせないような熱いパフォーマンスで観客を盛り上げる。続く1st seasonオープニングテーマ「HIGHEST」では、観客にサビの公式（？）空耳「ハイエースハイエース」を一緒に歌ってほしいとオーイシさんからまさかのリクエスト。それに会場中が声を上げオールスタンディングで応えると、イベントならではの一体感に包まれた景色が広がった。

ライブが終わりキャスト陣が再びステージへと戻ってくると、「劇場版陰の実力者になりたくて！残響編」の特報映像が初解禁！その映像に、キャストからも観客からも驚きの声が上がる。2nd seasonのラストで荒廃した日本のような場所に降り立ったシャドウがどのような活躍を見せるのか、ぜひ続報を楽しみにしていよう。

特報：https://www.youtube.com/watch?v=O4G4OTSjO1Y

最後の挨拶では、今回が陰実としては初めての大規模なリアルイベントの開催となったことを受け、山下さんが「本当にここでようやく一つゴールを迎えられたんじゃないかなという気持ちでいっぱいです」と語る。ようやく迎えられた陰実ファンとの盛り上がりを噛み締めながら、この先の展開へと期待を込めたメッセージが送られ、イベントは幕を閉じた。