6月29日(土)より劇場公開スタート!「センコロール コネクト」3の制作も発表された初日舞台挨拶レポート

宇木敦哉による個人制作アニメーションとして2009年に公開され、話題となった『センコロール』の続編として制作された「センコロール コネクト」。
10年の時を経てファン待望の最新作がついに2019年6月29日(土)公開となった。

公開初日となった本日、東京・新宿バルト9で宇木敦哉監督はじめ、テツ役の下野紘さん、ユキ役の花澤香菜さん、シュウ役の木村良平さんが登壇し、公開記念舞台挨拶が行われた。

 

公開記念舞台挨拶は、MCを務める吉田尚記アナウンサー(ニッポン放送)の呼び込みで4名が入場。本編鑑賞直後の興奮冷めやらぬ観客から贈られた大きな拍手に応えた。

そしてまず、吉田さんより本日発表となった主題歌・挿入歌をsupercellが新曲を提供している事、センコロール3の制作が決定した事の2点が発表され、再び大きな拍手が沸き起こった。

supercellは本作の主題歌が6年ぶりのリリース。
宇木監督は「1もお願いしていたので今回もお願いしたかった」と話し、劇判はだいぶ前に完成しており、主題歌は公開の1週間前になってしまった裏話を明かしてくれた。そういった経緯もあってキャスト陣も主題歌を聴いたのは劇場で初めて。supercellらしいオシャレでスタイリッシュなサウンドに満足している様子だった。

そして「センコロール3」の制作決定を改めて宇木監督から発表。
「センコロール」から「センコロール コネクト」まで10年かかった事にキャスト陣からいつ観られるのか不安を口にしたり、少しでも早く「センコロール3」が完成するように花澤さんから宇木監督へ「すぐにお願いします」とお願いする一場面もあり、会場からも笑いが起きた。
話は3への構想までふくらみ、宇木監督から「まだ何も決まっていないのですが、今回と同じ作り方をすると8年近くかかってしまうので、もう少しそこは相談していい感じにしたいと思います」と意気込み、まだ構想段階だとしながらも「大枠としては、ユキとテツ、そしてふたりを繋ぐセンコ。彼らの物語の完結編にしたい」と明かしてくれた。

また話は当初の予定だった2014年の公開の前に行われた6年前のアフレコの話題に。
木村さんは「10年前にやった初回の方が強烈な記憶として残っている」と明かすと、下野さん、花澤さんも同意。そこからさらに「センコロール」の話にも広がり、当時の話に花が咲いた。

そして吉田さんからセンコロールの特徴とも言える抑え目なトーンの演技について問われると、下野さんは当時テツのようなローテンションなキャラクターはあまりなく、面白い経験だったと明かし、演技プランについて宇木監督は自分の好みだったと前置きした上で「演技してもらうときになるべく抑え目にお願いしました。実写寄りの演出が出来たらと言う意図はありました」と話しくれた。

さらに公開初日となった6月29日は宇木監督の誕生日ということで、センコがあしらわれたバースデーケーキが登場。会場の全員で監督の誕生日をお祝いした。

最後は登壇した4名からのメッセージで舞台挨拶は幕を閉じた。

木村良平「『センコロール』は何年経っても色褪せない、価値が薄れない作品だと思っています。この作品でしか見ることができないものがあるので、ぜひ劇場まで足を運んでください」

花澤香菜「『センコロール コネクト』は、ゆるっとした独特の空気感が魅力的な作品です。いろんな方にその魅力を知っていただければと思います」

下野紘「キャスト陣も『センコロール コネクト』の公開を、今か今かと楽しみに待っていました。これだけ多くの方が、同じように楽しみに待ってくれていたと思うと、本当に嬉しいです」

宇木監督「一度延期してしまいましたが、諦めず公開できて良かったです。3もなるべく早く皆さんにお届けできるように頑張りたいと思います」

今回の「センコロール コネクト」は音響以外の全てのクリエイティブの宇木監督携わっている異例の作品。劇場作品としてはありえない少人数体制で制作されている本作をぜひ劇場で鑑賞してもらいたい。

「センコロール コネクト」は本日6月29日より全国劇場で公開中。

 

北海道・札幌で舞台挨拶が決定!

「センコロール コネクト」の宇木監督の故郷である北海道で、舞台挨拶が決定!
宇木監督に加え、テツ役の下野紘さんも登壇予定となっている。

【概要】
開催日時 :7月13日(土) ①15:45の回 上映後 ②18:10の回 上映前
登壇者 :下野紘、宇木敦哉監督
場所 :札幌シネマフロンティア【Pコード:550-136】
チケット料金 :全席指定2,100円
チケットの販売方法など詳しくはこちら:https://www.cencoroll.com/news/

 

「センコロール コネクト」主題歌・劇中歌をsupercellが提供

今作の主題歌と劇中歌の2曲を、supercellが提供することが、公開初日にサプライズ発表!
主題歌「#Love」、挿入歌「Nanairo night」は、supercellの新曲となります。「#Love」のキービジュアルも公開されており、イラストは三輪士郎氏が描きおろし。コンポーザーのryo
(supercell)からのコメントも公開。なお「#Love」のミュージックビデオは夏頃公開予定となっており、CDのリリースも予定されています。主題歌「#Love」が聴ける「劇場公開中CM(15秒)」もWEB公開中。( https://youtu.be/xKw8KsMYgGA

主題歌 :「#Love」(はっしゅたぐらぶ)
劇中歌 :「Nanairo Night」(なないろないと)
アーティスト :supercell
公式HP :https://www.supercell.jp/

ryo (supercell)コメント
こんにちは、supercellです。
ものすごく久しぶりな稼働なので、10年前に戻ったような気持ちです。
ちょうどその頃宇木さんと出会ってセンコロール1のBGMと主題歌を担当させてもらったご縁で、今回もまた音楽の方を担当させて頂きました。
センコロール2、もう完成しないんじゃないかと思ってましたが、ついに完成との事で、宇木さんおめでとうございます!
ぜひ劇場に足を運んでご覧いただければと思います。

 

「センコロール 3」ティザーカット

 

★作品詳細
センコロール コネクト
6月29日より公開中

【Story】
平凡な街のビルのてっぺんに突如出現した巨大モンスター。自衛隊が出動し、町中が騒然とする中、少女<ユキ>は同じ学校に通う少年<テツ>の秘密を偶然知ってしまう。彼はそのモンスターと良く似た奇妙な生物<センコ>をペットのように飼っていたのだ。
持ち前の度胸と好奇心で、テツとセンコの関係に興味を抱くユキ。そこへ巨大モンスターを操る謎の少年が現れ、いきなり戦いが勃発する。彼らは、何のために戦うのか?彼らの正体は?そして戦いに巻き込まれるユキの運命は?

【スタッフ】
監督・脚本・作画 :宇木敦哉
音楽 :ryo (supercell)
配給 :アニプレックス

【キャスト】
ユキ:花澤香菜
テツ:下野紘
シュウ:木村良平
ケイ:森谷里美
カナメ:高森奈津美
ゴトウダ:赤羽根健治

公式サイト:https://www.cencoroll.com/
公式Twitter:@cencoroll_pjt

<サウンドトラック商品情報>

『センコロール オリジナルサウンドトラック』
◆収録内容
・全28曲
(supercellによる主題歌『LOVE&ROLL』『theme of “CENCOROLL”』も収録)
◆特典:宇木敦哉による描き下ろしジャケット
◆発売日:2019年6月26日(水)
◆価格:¥3,000(税抜)

 

「センコロール」LINEスタンプも発売中

【商品名】センコロール
【販売価格】120円(税込)
【販売先】LINE STORE:https://line.me/S/sticker/6263012
※クリエイターズスタンプで販売しています。
※LINEスタンプショップにて「センコロール」で検索してください。

CENCOROLL CONNECT -センコロールコネクト本予告
https://youtu.be/acY5n9wxbis

(c)宇木敦哉/アニプレックス (c)2019 宇木敦哉/アニプレックス