ポニーキャニオンに所属する声優や声優アーティスト、そしてアニメ系のアーティストが出演するライブイベント『P’s LIVE!』。
2014年からスタートしたイベントも8回目。3年ぶりの開催となった『P’s LIVE! 08 ~P’s GR∞VE~』は、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、2DAYSで開催された。
ここでは、3月8日(土)に行われたDAY1、3月9日(日)に行われたDAY2の2公演の模様をレポート。また、このイベントはリアルタイム配信も実施。アーカイブはDAY1は3月15日(土)、DAY2は3月16日(日)まで。
(https://ponycanyon.zaiko.io/e/pslive08)。
・DAY1レポート
これまでの『P’s LIVE!』の軌跡と所属アーティストがレーベルに参加した日付、最後にDAY1の出演者たちを映し出したオープニングムービーが終わると、ゆっくりと鬼頭明里がステージのセンターにスタンバイする。オープニングナンバーは「23時の春雷少女」。イントロで会場から歓声が上がっている中、田淵智也が作詞・作曲をした勢いある楽曲を、ダンサー4人をバックに、明瞭感ある歌声で力強く歌い上げていく。ピアノとボーカルだけで始まった「With a Wish」は、自身も出演するTVアニメ『地縛少年花子くん2』のEDテーマ。ダンサーなしでの歌唱だったが、切ない歌声で、曲の世界観をしっかりと届けていった。「久々の『P’s LIVE!』、皆さん楽しめそうですか? レーベルメイトとフェスのような形でライブをするのは初めてなので、今日1日、楽しんでいけたらと思います」と伝えて、自身が作詞した「キャンバス」を披露。透き通るロングトーンからのクライマックスでは、〈「きっと 大丈夫」「もっと高く飛べるよ」〉と、前向きなフレーズを観客と一緒に歌い、会場をひとつにする。幅広い楽曲を、高い表現力と歌唱力で届ける、彼女の魅力が詰まったステージだった。
立花日菜は、デビュー曲「I’m GAME!」を、屈託のない笑顔でキュートに届けていく。ステージでぴょんぴょん飛び跳ねる姿もかわいらしい。「昨年デビューしたばかりの新米声優アーティストですが、レーベルフェスに呼んでいただけて嬉しく思います。ポニーキャニオンの一員になることができて嬉しいです。今日は私なりのステージをお届けできたらと思います!」と言って、おしゃれでグルーヴィなポップス「TOKIMEKI」を披露。みんなで手を左右に振って楽しんでいた。ラストは、TVアニメ『パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき』のOPテーマ「最強?最高!Brave My Heart」を、強く芯のある歌声で届けると、明るくてハッピーになれるステージを終えた。
「歌」を通して、各業界で活躍するアーティストの「声」を届けるカバーソングプロジェクトCrosSingから、内田真礼が「世界は恋に落ちている」(CHiCO with HoneyWorks)をカバー。彼女自身が主人公を演じていたTVアニメ『アオハライド』のOPテーマなので、親和性も高い。ソロではあまり聴かないタイプのラブソングだが、歌のキュートさはもちろん、セリフパートの説得力と破壊力が凄まじかった。
俊龍による音楽プロジェクト・Sizukのステージは、ボーカル担当のひとりAYAME(from AliA)による圧巻のロングトーンから始まった。あいさつ代わりに「Lover’s Eye」を届けると、MCでは、3年ぶりの開催となる『P’s LIVE!』に、みんなで「おかえり!」を言いたい! と、お客さんを巻き込んで楽しむ。そして、「歌で全力で遊びたい!」と伝えると、「Para Bellum」「Dystopia」を連続で投下。どんなに複雑で激しい楽曲でも、声を自在に操り、安定感抜群の歌で圧倒する。力強い歌声と、もはや暴力的とも言える歌唱力で、魂の歌を叩きつけていた。そして、それに応えるように、オーディエンスも熱気を一気に高めていく。
その勢いのまま、TVアニメ『魔都精兵のスレイブ』から、魔防隊七番組(鬼頭明里/宮本侑芽/日野まり/立花日菜)が、「嵐を駆けよ波乱の鬣よ」を披露。タイトルのように、嵐のように激しい楽曲を、4人が歌い繋いでいく。組長である羽前京香(CV.鬼頭明里)の〈嘶き轟け!〉という力強い言葉が士気を高め、4人が拳を突き上げ声を合わせていく。組の結束力を感じたし、曲なかでのキャラクターの個性に合った煽り台詞も、観客を盛り上げていた。
アイドルの太陽と踊れ月夜に唄え(蒼生茉由/野々瀬葉月/羽澄和奏/花咲花桜/春名花凛/榎宮あんり/三葉海緒 ※天ヶ瀬なつは学業のためお休み)は、TVアニメ『凍牌~裏レート麻雀闘牌録~』のED主題歌「プラスティック・ショーケース」からスタート! イントロのギターフレーズなど、レトロな雰囲気を放つダンスチューンを、見事なフォーメーションダンスでパフォーマンスしていく。自己紹介のあと「最後まで楽しい時間を過ごしていきましょう!」と伝え、「トランジション」「スプらっしゃい!」で一気に盛り上がる。洗練されたダンスとユニゾンの力強さで会場を魅了し、観客を巻き込んで楽しんでいくステージング。すべての人を笑顔にさせるライブだった。
「皆さん、男です!」と叫んでスタートした土岐隼一のステージ。「だけど一緒に盛り上がってくれますか!」と煽って、デビュー曲「約束のOverture」を披露。間奏でクラップを促したり、情熱的な楽曲を、会場を盛り上げながら爽やかな笑顔で歌っていく。サビの開放感が気持ちいいロックナンバー「Glorious World」で、高らかに歌声を響かせると、MCでは会場の観客と、コール&レスポンスをして楽しむ。そして、『P’s LIVE!』に参加できた喜びを語ると、最後は、TVアニメ『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』のOPテーマ「Another Birthday」を、アニメの映像をバックに、伸びやかに歌い上げた。
リモート☆ホスト(田邊幸輔/坂田将吾/岡野友佑/石井孝英/柏崎隼史/大野智敬/安田陸矢/山本智哉/小池貴大)は、アガれるごきげんなパーティーナンバー「R・M・H・S アンセム」で、会場を盛り上げる。怪我をして車椅子で登場した田邊幸輔だが、その車椅子には電飾が施されていて「ひとりパレード状態」。そんな陽気なところも、リモホスらしい。「今日は“リモート☆ホスト”。この言葉だけ覚えて帰ってください!」とアピールし、最後は、「皆さんのうちに秘めるホストを、僕たちにぶつけてください!」と伝えて、重低音が利きまくったディスコナンバー「ゲラメキユ」で、みんなで「フーフー!」と合いの手を入れて、盛り上がった。
休憩を挟んでのJUVENILEは、TVアニメ『望まぬ不死の冒険者』のOPテーマの「IMMORTAL」で、会場を熱くする。ダークファンタジーの世界観をクラブサウンドとクールなパフォーマンスで表現し、フロアを踊らせていた。
そして、ポニーキャニオンを代表する声優アーティスト・三森すずこから映像メッセージが会場に流れる。「みんなでグルーヴしていきましょう!」と声を掛け、会場を盛り上げると、続いてTVアニメ『2.5次元の誘惑』から、鬼頭明里と前田佳織里が登場。まずは切ないラブソング「逢い合い傘」からスタートし、サビのユニゾンで〈貴方への想い〉を重ねていく。『Watch Me』のカップリング曲だが「良い曲なので、歌いたいと思っていた」と念願だったことを伝える前田。そして2人で「第2期も決定してまーす!」と喜ぶと、最後はTikTokでのダンスも印象的だった、第1期1クール目のEDテーマ「Watch Me」を歌っていく。アニメの名シーンをバックに、2人で仲良く楽しそうにダンスをしていた。
TVアニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』に登場するアイドルグループChamJamの自己紹介曲「ずっとChamJam」を、石原夏織(水守ゆめ莉役)と立花日菜(市井舞菜役)が披露。20年にアニメが放送されていたのだが、観客のコールがバッチリ決まっていて、多くの人の心に刻まれているアニメであることを再確認した。キャラクターに合わせ、サーモンピンクのドレスを着た立花と、パープルのドレスを着た石原がかわいくパフォーマンスし、最後に「これからも『推し武道』をずっと愛していただけると嬉しいです」と伝えて、ステージをあとにする。
「音楽と物語は一緒に歩く」というコンセプトで活動しているharmoe(岩田陽葵/小泉萌香)は、harmoe自身の物語を歌った、EDM「HyperLoveSong」からスタート! クールでカッコいいパフォーマンスで、自分たちの世界へと一気に引き込んでいく。そして禍々しいオーラを放ちながら披露したのは「アンチクライアント」。『アラジンと魔法のランプ』のジャファーをモチーフにした曲だが、『P’s LIVE!』初参加のステージで、いきなりヴィラン側を見せてくるのは挑戦的でもある。最後は『ピーター・パンとウェンディ』をテーマにした最新曲「トゥインクル・デイズ」。ドキドキ・ワクワクするような楽曲を、ミュージカルのようなステージングで見せていく。物語によって色がまったく変わっていく、harmoeの魅力が詰まったステージだった。
そのまま、鬼頭明里×harmoeのスペシャルコラボで、鬼頭の楽曲「深夜センチメンタル」を披露。鬼頭のライブでも印象的な、椅子を使ったダンスを、3人でクールにカッコよく決める。
続くCrosSing企画は、立花日菜による「♡桃色片想い♡」(松浦亜弥)。平成を代表するアイドル曲であり、『推し武道』のEDテーマ。アニメでは、主人公のえりぴよ(CV.ファイルーズあい)が歌唱していたが、最終回では立花が演じる舞菜もデュエットで参加していることもあって、思い入れの深い楽曲を、ステージでキュートに歌い上げていた。
石原夏織のステージは、ミドルテンポの名曲「Gift」からスタートする。想いを強く込めた歌声は感動的でもあった。そこからギアを上げて「まだまだ盛り上がっていくよ!」と煽ると、アッパーな「Paraglider」を、突き抜ける歌声で届けていく。観客も大きなクラップと掛け声で、テンションを高めていく。MCでは、やっと『P’s LIVE!』のステージに立てたと喜び、最後に「ソロアーティストとしてスタートした曲を聴いてください」と伝え、デビュー曲「Blooming Flower」で、客席に黄色と青の花を咲かせていく。前向きで疾走感のあるこの曲で、会場を熱狂させ、最高の笑顔で、トリの内田真礼にバトンをつなぐ。
光の中から登場した内田真礼。ヘヴィなサウンドが轟く中、「ラウドヘイラー」と「共鳴レゾンデートル」を連続で投下する。彼女の中でも、とりわけ激しいロックチューンで圧倒すると、観客も、余った体力を全力で注ぎ込む。〈共鳴したい?(共鳴しよう)〉の観客との掛け合いも、魂をぶつけ合っているような迫力があった。「盛り上がってますか! 体力残ってますか? (客席の大きな声を聞いて)まだまだ遊び足りないようですね。私は『P’s LIVE!』に初回から参加しているんです。11年前が最初で、そこから8回目。今日は皆さんと楽しい時間を過ごそうと思って来ているので、このあともいっぱい皆さんの声が聞きたいんですけど、まだまだ行けるのか!」と煽り、キャッチーなロックチューン「Smiling Spiral」をダンサーと一緒に披露。彼女のライブ恒例のウェーブも炸裂! 最前列から後ろに向かっていく光景は、ステージからのエネルギーが後ろの列まで伝わっていくようだった。〈You can do it! ガ・ン・バ・レ!〉と、ステージとフロアでエールの交換をし合ったあとは、みんなで盛り上がれる「ギミー!レボリューション」を、観客と目を合わせながら歌い、ステージを終えた。
そして、出演者を全員呼び込み、イベントのラストは、この日のオールラインナップで『P’s LIVE!』のテーマソング「明日へ鳴らすリフレイン」を歌い、DAY2へとつなげた。
・DAY2レポート
トップバッターは、2日間連続の出演となるharmoe(岩田陽葵/小泉萌香)。まずは『ピーター・パンとウェンディ』をモチーフにした最新曲「トゥインクル・デイズ」と、三森すずこが作詞した『人魚姫』をテーマにした「マイペースにマーメイド」を、美しいハーモニーとキュートなダンスパフォーマンスで届けていく。「音楽と物語は一緒に歩く」をコンセプトに活動をしている彼女たち。DAY1ではヴィランズサイドの楽曲も織り交ぜ、カッコいいステージを見せていたが、DAY2は笑顔がハジけるステージ。最後は『クマのプーさん』がテーマのディスコチューン「カラフル×ジョイフル」を、ダンサー含め6人で楽しくパフォーマンスして、次へバトンを繋ぐ。
ふわふわの衣装だったDAY1とは打って変わって、ポニーテールとスマートなパンツルックで登場した立花日菜(こちらも2日間連続の出演)。昨年6月にリリースしたデビュー曲「I’m GAME!」で、透き通る歌声を響かせる。そして、2月19日に発売された3rdシングルから、軽快なポップチューン「コントロールキー・コンジャンクション」を初披露。〈chu chu chu〉で投げキッスをして、観客を湧かせていた。続いて、TVアニメ『Übel Blatt~ユーベルブラット~』のED主題歌「Stella」を、光に包まれながら披露。ケルティックで壮大さを感じるサウンドに、心を込めた歌を乗せていく。
真っ白なドレスで登場した竹達彩奈は「齧りかけの林檎」からスタート。筒美京平が作曲を手掛けた代表曲で、会場をピンクと赤に染め上げる。「ライブをするのが6年ぶりかもしれない」と言うと、リンゴジュースを飲んで喉を潤す。そして、「リンゴにはペクチンという成分が入っていて、喉に良いらしいです」とリンゴの効能をアピール。「2023年に新曲を出させていただいたんですけど、今日初めて歌います(笑)。皆さんにとっての明日が素敵になったらいいなという想いを込めて歌いたいと思います」と言って、アッパーな「明日のカタチ」を、まっすぐに想いを乗せて歌い上げる。ブランクを全く感じさせない素晴らしいステージで、歌いたい! 伝えたい!という気持ちが強く伝わってきた。最後は人気曲「CANDY LOVE」で、みんなで大きな声を出して盛り上がる。
今年7月から放送がスタートする、ボウリング部に所属する5人の女子高生を描いたオリジナルアニメ『Turkey!』から、メインキャラクターを演じる4人キャスト(菱川花菜/岩田陽葵/天麻ゆうき/伊藤彩沙)が登場。キャラクターたちによる、ポニーキャニオンのアーティストたちの曲をカバーしよう!という会話が繰り広げられたあと、内田真礼の「c.o.s.m.o.s」、OxTの「UNION」、三森すずこの「会いたいよ…会いたいよ!」をメドレーで披露。楽しそうに歌う4人に、観客も大きな声で応えていた。
続いて、アカペラ音楽プロジェクト・うたごえはミルフィーユの6人(綾瀬未来/夏吉ゆうこ/松岡美里/花井美春/相川遥花/亜咲花[サポートメンバー])が登場。まずは1stシングル「SINGING」で声を重ねていく。綾瀬の主旋律、きれいなハーモニー、そして花井のボイスパーカッション。楽器を使わず声だけで表現する6人に、観客は、ペンライトを振りながら静かに聴き入っていた。今年1月にリリースされた5thシングルから、タイトル曲の「STARLIGHT」と、カップリングの坂本真綾のカバー「プラチナ -アカペラアレンジver.-」を披露。7月からスタートするTVアニメ『うたごえはミルフィーユ』では、どんな物語が繰り広げられるのか、楽しみになるステージだった。
休憩後は、HoneyWorks feat.ハコニワリリィが登場。HoneyWorksバンドの演奏をバックに、ハコニワリリィのHanonとKotohaが、ステップを踏みながら「キラキラ」を歌唱。タイプの違うボーカルが絶妙に絡み合うのが彼女たちの魅力だ。少し緊張していると話していた2人だったが、MCでコール&レスポンスをすると、会場の温かい声に緊張も和らいだよう。そこから、4月からスタートするTVアニメ『男女の友情は成立する? (いや、 しないっ!!)』のOPテーマ「質問、恋って何でしょうか?」を初披露。キュンとする楽曲をポップに届けると、ラストはHoneyWorksの人気曲「ファンサ」で、思い切り盛り上がる。大きなクラップと大きな〈もっと!〉の掛け声で、会場の熱気を急上昇させていた。
DAY1に引き続き、三森すずこからの映像メッセージ。ここでは、DAY2に出演するスタァライト九九組へ、「心はみんなと一緒にいます」と想いを語る。これから先も、スタァライト九九組とソロアーティストを頑張っていきたいと伝えていた。
続いて、DIALOGUE+の4人(鷹村彩花/宮原颯希/飯塚麻結/村上まなつ)と『東京ミュウミュウにゅ~♡』のキャストユニット・Smewthie(天麻ゆうき/日向未来/十二稜子/戸田梨杏/石井萌々果)によるスペシャルコラボが実現。Smewthieの楽曲「トキメキ☆イチゴいちえ」を、キレキレのダンスで賑やかに歌っていき、最後も〈また来てにゃん!〉と、かわいい猫ポーズを決める。
そのまま、Smewthieが圧巻のステージを見せていく。展開が目まぐるしい楽曲「Resolution of colors」を、5人の絆を感じる激しいダンスで駆け抜けると、「Smewthieスペシャルメドレー」(「bitter sweet darling」〜「Cat!!してSuperGirls」〜「めがもるふぉ~ぜ♡」)では、メンバーがやりたかったというコールも実現。一糸乱れぬダンスとメンバーの笑顔がとても魅力的なステージだった。
スタァライト九九組(小山百代/富田麻帆/佐藤日向/岩田陽葵/小泉萌香/相羽あいな/生田輝/伊藤彩沙)は、1stシングルに収録されている「舞台少女心得」を堂々と届けていく。スタァライト九九組は、TVアニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』が始まる前、2017年に横浜アリーナで開催された『P’s LIVE! 05 Go! Love&Passion !!〜』のステージに立っている。そのときに歌った曲を、8年の時を経て歌うというのも、とてもエモーショナルだ。そして劇場版『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の主題歌「私たちはもう舞台の上」は、演劇のように客席を練り歩きながら歌っていく。ラストの三森のパートは、その心を受け止め、富田麻帆がしっかりとカバー。最後は激しく美しく「Star Diamond」を歌って、熱いライブを終えた。
カバーソングプロジェクトCrosSingでは、稗田寧々&守屋亨香 from DIALOGUE+が「アイドル」(YOASOBI)を歌唱。ステージの熱気を引き継ぎ、完璧なパフォーマンスで歌い切って、会場を熱狂させていた。
久保ユリカは、TVアニメ『勇者が死んだ!』のEDテーマ「可愛くって意地悪しちゃう」からスタート。ボリュームのあるピンクのトップに、黄緑のショートパンツを合わせた衣装が、おしゃれなチップチューンによく似合う。ふとももを強調した色気のあるダンスで魅了していた。MCにて「曲もあまり出さないし、ライブもあまりしないので、私のライブ初めての人もいますかね?」と自虐ネタも交えつつ、トークでも盛り上げていく。続いて、みんなでコール&レスポンスを楽しめる賑やかな曲「しかししかじか」を真顔で披露(バンドとダンサーは最高の笑顔でパフォーマンス)。そして、2026年のアーティスト活動10周年を記念して2ndアルバムのリリースとライブの開催、その後、アーティスト活動を休止することを改めて報告した。ラストはデビュー曲「Lovely Lovely Strawberry」をキュートに歌って、締めくくる。
続いて、レーベルメイトというだけでなく、多くの制作スタッフが共通する2組によるスペシャルコラボが実現! DIALOGUE+とharmoeで、三森すずこの人気曲「ドキドキトキドキトキメキス♡」をカバー。曲の最後で会場の隅々まで投げキッスをプレゼントして、大トリのDIALOGUE+のステージへ。
DIALOGUE+(内山悠里菜/稗田寧々/守屋亨香/緒方佑奈/鷹村彩花/宮原颯希/飯塚麻結/村上まなつ)は、「TREASURE!」から全力全開のパフォーマンス! 複雑なフォーメーショーンダンスを決めた上での全力歌唱は圧巻だったし、ライブに懸ける熱い思いが伝わってくるステージだった。「にゃんぼりーdeモッフィー!!」のような賑やかで複雑な楽曲の完成度も高く、観客も心置きなく音楽を楽しむことができていた。「おもいでしりとり」で、力強い歌声を届けたあとのラストは、ロックナンバー「D+ has come」を熱唱。そのパワーに、会場も全力の声で応えていた。4曲にDIALOGUE+の魅力をギュギュっと詰め込んだ最高のステージで、DAY2の大トリをしっかり全うする。
ラストは、DAY2のオールラインナップで、テーマ曲「明日へ鳴らすリフレイン」を歌い、『P’s LIVE! 08 ~P’s GR∞VE~』を笑顔で締めくくる。声優、声優アーティスト、アイドル、アーティストたちが思い切り楽しんで、グルーヴィな音を届けたスペシャルなイベント。音楽の楽しさを浴び続けることができた2日間だった。
<DAY1セットリスト>
M1.23時の春雷少女/鬼頭明里
M2.With a Wish/鬼頭明里
M3.キャンバス/鬼頭明里
M4.I’m GAME!/立花日菜
M5.TOKIMEKI/立花日菜
M6.最強?最高!Brave My Heart/立花日菜
M7.世界は恋に落ちている/CrosSing(内田真礼)
M8.Lover’s Eye/Sizuk
M9.Para Bellum/Sizuk
M10.Dystopia/Sizuk
M11.嵐を駆けよ波乱の鬣よ/魔防隊七番組/魔都精兵のスレイブ
M12.凛として咲く花の如く/日向美ビタースイーツ♪
M13.走れメロンパン/日向美ビタースイーツ♪
M14.プラスティック・ショーケース/太陽と踊れ月夜に唄え
M15.トランジション/太陽と踊れ月夜に唄え
M16.スプらっしゃい!/太陽と踊れ月夜に唄え
M17.約束のOverture/土岐隼一
M18.Glorious World/土岐隼一
M19.Another Birthday/土岐隼一
M20.R・M・H・S アンセム/リモート☆ホスト
M21.ゲラメキユ/リモート☆ホスト
M22.IMMORTAL/JUVENILE
三森すずこ メッセージ動画
M23.逢い合い傘/2.5次元の誘惑
M24.Watch Me/2.5次元の誘惑
M25.ずっとChamJam/石原夏織×立花日菜
M26.HyperLoveSong/harmoe
M27.アンチクライアント/harmoe
M28.トゥインクル・デイズ/harmoe
M29.深夜センチメンタル/鬼頭明里×harmoe
M30.♡桃色片想い♡/CrosSing(立花日菜)
M31.Gift/石原夏織
M32.Paraglider/石原夏織
M33.Blooming Flower/石原夏織
M34.ラウドヘイラー/内田真礼
M35.共鳴レゾンデートル/内田真礼
M36.Smiling Spiral/内田真礼
M37ギミー!レボリューション/内田真礼
M38.明日へ鳴らすリフレイン/ALL LINEUP
<DAY2 セットリスト>
M1.トゥインクル・デイズ/harmoe
M2.マイペースにマーメイド/harmoe
M3.カラフル×ジョイフル /harmoe
M4.I’m GAME!/立花日菜
M5.コントロールキー・コンジャンクション/立花日菜
M6.Stella/立花日菜
M7.齧りかけの林檎/竹達彩奈
M8.明日のカタチ/竹達彩奈
M9.CANDY LOVE/竹達彩奈
M10.ポニーキャニオンアーティストメドレー(c.o.s.m.o.s〜UNION〜会いたいよ…会いたいよ!)/Turkey!
M11.SINGING/うたごえはミルフィーユ
M12.STARLIGHT/うたごえはミルフィーユ
M13. プラチナ -アカペラアレンジver.-/うたごえはミルフィーユ
M14.キラキラ/HoneyWorks feat.ハコニワリリィ
M15.質問、恋って何でしょうか?/HoneyWorks feat.ハコニワリリィ
M16.ファンサ/HoneyWorks feat.ハコニワリリィ
三森すずこ メッセージ動画
M17.トキメキ☆イチゴいちえ/DIALOGUE+/Smewthie
M18.Resolution of colors/Smewthie
M19.Smewthieスペシャルメドレー(bitter sweet darling~Cat!!してSuperGirls~ めがもるふぉ~ぜ♡)/Smewthie
M20.舞台少女心得/スタァライト九九組
M21.私たちはもう舞台の上/スタァライト九九組
M22.Star Diamond/スタァライト九九組
M23.アイドル/CrosSing(稗田寧々&守屋亨香 from DIALOGUE+)
M24.可愛くって意地悪しちゃう/久保ユリカ
M25.しかししかじか/久保ユリカ
M26.Lovely Lovely Strawberry/久保ユリカ
M27.ドキドキトキドキトキメキス♡/DIALOGUE+/harmoe
M28.TREASURE!/DIALOGUE+
M29.にゃんぼりーdeモッフィー!!/DIALOGUE+
M30.おもいでしりとり/DIALOGUE+
M31.D+ has come/DIALOGUE+
M32.明日へ鳴らすリフレイン/ALL LINEUP
【チケット購入URL】
https://ponycanyon.zaiko.io/e/pslive08
【チケット料金】
配信チケット 各3,000円(税込)
※チケット代のほかに別途手数料が掛かります。
[お支払い方法]
“各種クレジットカード、コンビニ決済、WeChat、Alipay
※海外発行クレジットカードも決済可能”
【チケット販売期間】
DAY1:2025年3月15日(土) 21:00まで
DAY2:2025年3月16日(日) 21:00まで
※注意事項・視聴環境を必ずご確認の上、お申込みください。
※DAY2出演のHoneyWorks feat.ハコニワリリィは音声のみの配信となります。
【アーカイブ視聴期間】
DAY1:2025年3月15日(土) 23:59まで
DAY2:2025年3月16日(日) 23:59まで
※ライブ配信後に再配信処理を行いますのでご覧いただけない時間がございます。
※視聴期間を過ぎますとアーカイブをご覧いただけませんので、お時間に余裕を以てお申込み・ご視聴ください。
公式HP https://pslive.jp
公式X @PsLIVE_official https://twitter.com/PsLIVE_official?s=20