劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』が9月19日(金)より公開される。
原作は、「チ。―地球の運動について―」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊の連載デビュー作「ひゃくえむ。」(講談社刊)。陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた物語は、「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めている。 声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから、100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太と声優としての評価も高い実力派キャストがキャラクターに命を吹き込む。監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米アニー賞ノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける気鋭のクリエーター・岩井澤健治。
劇場アニメ『ひゃくえむ。』が、アヌシー国際アニメーション映画祭2025
「アヌシー・プレゼンツ」部門への選出が決定!
最注目の天才作家・魚豊の連載デビュー作を原作とする劇場アニメ『ひゃくえむ。』。
先日の情報解禁では、「今年要注目の作画アニメ」「疾走感と熱が伝わってくる」と大きな話題を集めた。国内の盛り上がりも冷めやらぬ中、この度、6月にフランスで開催される世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2025」で公式上映が決定した。
本年は、現地時間6月8日(日)~6月14日(土)で開催される。本作が選出された「アヌシー・プレゼンツ部門」は、世界の意欲的な作品を幅広い観客に届けることを目的に2024年から新設された部門だ。岩井澤監督作品としての同映画祭選出は、2020年に長編部門 最優秀オリジナル音楽賞を受賞した『音楽』、そして昨年『ひゃくえむ。』が選出された、世界中から選ばれた制作進行中のアニメーション作品について、制作者自らが紹介するプログラム「Work in Progress部門」を経て、3度目となる。
岩井澤監督は、「大変光栄に思います。今作は優秀なスタッフと共に自分達が今できる全力のアニメーション表現をたっぷり詰め込んでいますので、6月にアヌシーの皆さんに『ひゃくえむ。』を観ていただけることを楽しみにしています」と選出の喜びと、1年越しに本編を世界の観客に届ける意気込みを語る。
生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も当たり前に手に入れてきた“才能型”のトガシと、トガシとの出会いから100m 走にのめり込んでいく“努力型”の小宮。対照的な2人が「陸上100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられ、人生を懸ける物語を描く本作。
豪華キャストとスタッフが贈るこれまでにない興奮が、一足先にアヌシーのスクリーンを駆け抜ける。続報をお楽しみに。
岩井澤健治監督 コメント
この度は『ひゃくえむ。』をアヌシー国際アニメーション映画祭「アヌシー・プレゼンツ部門」に選出いただいたとのこと大変光栄に思います。今作は優秀なスタッフと共に自分達が今できる全力のアニメーション表現をたっぷり詰め込んでいますので、6月にアヌシーの皆さんに『ひゃくえむ。』を観ていただけることを楽しみにしています。
☆作品詳細
ひゃくえむ。
2025 年9月19日(金)全国公開
<STORY>
生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も手に入れてきたトガシと、
辛い現実を忘れるため、ただがむしゃらに走っていた転校生の小宮。
トガシは、そんな小宮に速く走る方法を教え、放課後2人で練習を重ねる。
打ち込むものを見つけ、貪欲に記録を追うようになる小宮。
次第に2人は100m走を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。
数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前に
トップランナーの一人となった小宮が現れるー。
〈キャスト〉
松坂桃李 染谷将太
〈スタッフ〉
原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
美術監督:山口渓観薫
音楽:堤博明
プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース
公式サイト:https://hyakuemu-anime.com
公式X: https://x.com/hyakuemu_anime
<原作情報>
『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
著:魚豊
コミックス全5巻、新装版全2巻:好評発売中
劇場アニメ『ひゃくえむ。』特報【.()公開】
https://youtu.be/S4qDUrkoNpc?si=TcxGQYX2YiRD7TIv
©⿂豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会