1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」(講談社)にて士郎正宗が原作コミックを発表して以来、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた「攻殻機動隊」シリーズ。
今回、2026年放送予定のTVアニメ最新作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』のタイトルロゴデザインが公開された。
デザインを手がけるのは、⼈体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティスト・空山基(そらやま はじめ)。
新たなタイトルロゴデザインとなった特報映像とティザービジュアルも公開となった。
本情報は現在アメリカ・ロサンゼルスで開催中のアニメイベント「Anime Expo 2025」内パネル「THE GHOST IN THE SHELL × Science SARU: New Animation Project Panel」で発表されたもの。
情報公開に際して、空山基によるコメントも到着している。
なお、同パネルイベントでは「攻殻機動隊」全アニメシリーズを横断する史上初の大規模展『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』の情報も公開になった。
TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、監督にTVアニメ『ダンダダン』副監督などサイエンスSARUによる数多くの作品での活躍が目覚ましく、本作が初監督となるモコちゃん。シリーズ構成・脚本に『Self-Reference ENGINE』などを手がけるSF小説家であり、TVアニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』シリーズ構成・脚本なども手がけた円城塔。キャラクターデザイン・総作画監督にNetflixシリーズ『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』、TVアニメ『スプリガン』などでキャラクターデザインなどを手がける半田修平が参加。アニメーション制作はゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた映画『犬王』や、上海国際映画祭 金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した映画『きみの色』、TVアニメ『ダンダダン』など国内外を問わず高い評価を得る作品をうみだし続けているサイエンスSARUによるTVアニメ最新作となります。放送は2026年予定となる。
◆『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
タイトルロゴデザイン
[Title Logo Design:空山基]
特報第2弾ver.HajimeSorayama
https://youtu.be/AoXr8llKZE
タイトルロゴデザイン・空山基コメント
“今回改めて原作に基づいた攻殻機動隊アニメーションができるという事で、士郎正宗さんへの私なりの尊敬と愛を込めてデザインしました。攻殻機動隊のコンセプトに沿いつつも、私の美学を反映させています。見慣れたロゴもアイデアとコンセプト次第で生まれ変わることができるという事を証明できたと思います。”
●タイトルロゴデザイン:空⼭基|Hajime Sorayama
空山基は、人体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティストです。
その名を世に知らしめた作品「セクシーロボット」シリーズ(1978年-)では、女性の人体美をロボットに取り込んだ表現で、その後のロボットのイメージ形成に大きな影響を与えました。ポール バーホーベン監督のアメリカの著名な映画「ロボコップ」のデザインや、ファッションデザイナーティエリーミュグレーが1995年に発表したコレクションなどが空山の作品の影響を大きく受けていることは、その一例に過ぎません。
1999年には、ソニーが開発したエンターテイメントロボット「AIBO」のコンセプトデザイン、2001年には、世界的ロックバンド、エアロスミスの「Just Push Play」(2001)のアルバムカバー、2018年にはキム・ジョーンズと手がけたディオールオムとのコラボレーション、2023年には、ミュージシャンのザ ウイークエンドやF1ドライバーのルイスハミルトンとのコラボレーションなどでも大きな話題となりました。 最近では、2025年2月、上海のNANZUKA ART INSTITUTEにて自身最大規模となる回顧展「光、透明、反射」を開催し、圧倒的な成功を収めています。
空山の作品は、NY近代美術館や香港M+のパーマネントコレクションに収蔵されている他、「Unorthodox」(The Jewish Museum, New York, 2015)、「Desire」(by Larry Gagosian and Jeffrey Deitch, Moore building, Miami, 2016)、「The Universe and Art」(森美術館, 東京, 2016、Art Science Museum, Singapore, 2017)、「Cool Japan」(Tropenmuseum, Amsterdam, 2018)、「Post Human」(Jeffery Deitch, LA, 2024) といった展覧会で広く世界中で発表されています。
©2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
☆作品詳細
作品名称:攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL
作品形式:TVアニメーション
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
監督:モコちゃん
シリーズ構成・脚本:円城 塔
キャラクターデザイン・総作画監督:半田修平
アニメーション制作:サイエンスSARU
公開時期:2026年放送予定
©2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
○『攻殻機動隊』公式X(旧名Twitter):アカウントユーザー名:@thegitsofficial
○『攻殻機動隊』公式Instagram:アカウントユーザー名@theghostintheshellofficial
○『攻殻機動隊』公式TikTok:アカウントユーザー名@theghostintheshell
○「攻殻機動隊」公式YouTubeチャンネル:アカウントユーザー名@GhostintheShellChannel
○『攻殻機動隊』公式グローバルサイト:https://theghostintheshell.jp
関連イベント情報
展覧会名:士郎正宗の世界展 〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜
【東京会場】
■会期:2025年4月12日(土)~8月17日(日)※月曜日は休館日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
■会場:世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1丁目10−10)
■主催:公益財団法人せたがや文化財団世田谷文学館、講談社、パルコ
■企画協力:青心社
■特別協力:士郎正宗
■後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
■グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
■空間構成:トラフ建築設計事務所
【大阪会場】
■会期:2025年9月5日(金)~10月5日(日)
■会場:心斎橋PARCO14F PARCO GALLERY(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3)
※物販会場:心斎橋PARCO9F EVENT SPACE
■主催:講談社、パルコ
■企画協力:青心社、世田谷文学館
■特別協力:士郎正宗
■グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
■空間構成:トラフ建築設計事務所
公式ウェブサイト: https://www.shirow-masamune-ex.jp
公式X: https://x.com/shirow_ex
「攻殻機動隊」全アニメシリーズを横断する史上初の大規模展
『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』
2026年1月30日(金)~4月5日(日)
虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」で開催決定!
【会場・開催概要】
名称:攻殻機動隊展 Ghost and the Shell
会期:2026年1月30日(金)~ 4月5日(日)
会場 :
TOKYO NODE GALLERY A/B/C
(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
住所:東京都港区虎ノ門2-6-2
チケット情報:2025年 秋頃発売予定
主催:
攻殻機動隊展Ghost and the Shell製作委員会
株式会社講談社
森ビル株式会社
KDDI株式会社
株式会社プロダクション・アイジー
株式会社パルコ
公式HP https://www.tokyonode.jp/sp/exhibition-ghostintheshell/
©士郎正宗/講談社
©1995士郎正宗/講談社 ・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
©2004士郎正宗/講談社 ・IG,ITNDDTD
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~ | メイキングムービー
https://www.youtube.com/watch?v=D_5cKXEhSbo
TVアニメーション『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾|2026年放送
https://youtu.be/rk27MbUoBQ8?si=LADrXGNMxmyR9Fgr
TVアニメ『攻殻機動隊(仮)』特報
https://youtu.be/Ix7QURhM7jE
原作情報
攻殻機動隊
The Ghost in The Shell
原作:士郎正宗(講談社 KCデラックス刊)
Based on the manga “The Ghost in the Shell” by Shirow Masamune originally serialized in YOUNG MAGAZINE published by KODANSHA Ltd.
https://theghostintheshell.jp/
1989年に漫画家・士郎正宗が、青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子。階級「少佐」の彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語である。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察していて多くのクリエイターたちに影響を与えた。単行本は『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』の3冊が講談社から刊行されている。
©士郎正宗/講談社
プロダクション情報
株式会社サイエンスSARU
Science SARU Inc.
https://www.sciencesaru.com/
新しい手法や若手スタッフの育成に取り組み、TV・劇場・配信と多岐にわたり作品を発表するアニメーション制作会社。代表作はアヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ・クリスタル賞受賞作『夜明け告げるルーのうた』を始め、『夜は短し歩けよ乙女』、『DEVILMAN crybaby』、『映像研には手を出すな!』、『犬王』、『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』など。公開待機作にアヌシー国際アニメーション映画祭 2024 長編コンペティション部門への出品が決定している山田尚子監督の最新作『きみの色』(8月30日公開)や『Garden of Remembrance』、10月より放送開始となるTVアニメ『ダンダダン』がある。
○『攻殻機動隊』公式X(旧名Twitter):アカウントユーザー名:@thegitsofficial
○『攻殻機動隊』公式Instagram:アカウントユーザー名@theghostintheshellofficial
○『攻殻機動隊』公式グローバルサイト:https://theghostintheshell.jp
©2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE