TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025 公式レポートが到着!

原作は「次にくるマンガ大賞2022」でコミックス部門1位の受賞をはじめ、「第48回講談社漫画賞」で総合部門等数々の賞を受賞している話題作。TVアニメ『メダリスト』に関して、先日行われましたイベント「TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025」のイベントレポートが到着した。

 

「TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025」レポート
春瀬なつみさん、大塚剛央さんら7名の声優陣が第1期の名場面を生アフレコで再現!
そして、気になる第2期の放送時期も……!?

2025年1月から放送されたTVアニメ『メダリスト』。その出演声優陣7名が登壇するイベント「TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025」が、先日7月27日(日)にパシフィコ横浜会議センターメインホールで実施されました。
その会場では結束いのりの衣装や明浦路司のジャージ、キャラクターたちの等身大パネルの展示コーナーがあり、イベント前に記念撮影を楽しむ作品ファンの姿も。
また、イベント中は原作・つるまいかだ先生考案・監修よるオリジナル朗読劇の披露や、客席参加型のコーナーで大いに盛り上がりました。
本稿ではこのイベント(昼・夜公演)の模様をピックアップしてお届け。なお、8月3日(日)23時59分までアーカイブ配信が実施中です。
本稿では伝えきれていない部分もありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

■配信チケットの購入はこちら
https://eplus.jp/sf/detail/4297920001

 

■登壇者
春瀬なつみ(結束いのり役)
大塚剛央(明浦路司役)
市ノ瀬加那(狼嵜光役)
小市眞琴(鴗鳥理凰役)
小岩井ことり(大和絵馬役)
伊藤彩沙(鹿本すず役)
加藤英美里(高峰瞳役)

 

昼の部ではイチゴたい焼きをかけて声優陣がバトル!

開演5分前になると、那智鞠緒から渡されたメモを読み上げるという体で、イベント中の注意事項を告知する三家田涼佳による場内アナウンスが流れました。
その後、開演時間を迎えるとスクリーンでオープニング映像が上映され、加藤さんから順番に声優陣が登場しつつご挨拶。オープニングトークでは久しぶりにアニメ「メダリスト」を語れるといった話をしつつ、早速コーナーへと移ることに。
今回のイベントMCは大塚さん&加藤さんの先生コンビが担当となり、まずは最初のコーナー「メダリストグランプリ」を実施しました。
このコーナーは、事前に本作のファンのみなさんの声を参考にしたランキングを作成しており、その結果を銅メダル、銀メダル、金メダルの順に発表。その後、金メダルに輝いたシーンはキャスト陣による生アフレコで再現されるという流れでした。
最初のテーマは「おもしろいで賞」となり、銅メダル「律儀すぎる鴗鳥慎一郎」、銀メダル「見なよ……俺の司を……」、金メダル「ブスエビフライ!」という結果に。各賞が発表されるごとに収録での裏話などが披露され、来場者のみなさんも興味深げにトークに聴き入っている様子でした。
銀メダル「見なよ……俺の司を……」が発表されると春瀬さんがすかさず台詞を再現する場面があり、会場から拍手が巻き起こりました。SNS上などでも大きな話題を呼んでいた台詞ですが、それを完全再現するべく本編のアフレコをする際は事前に練習を重ねていたという裏話も飛び出しました。
続いての「よく頑張ったで賞」は銅メダル「たった1人でアップをするいのり」、銀メダル「目標達成シートを書いてくれた理凰」、金メダル「スケートのためにご飯も食べない絵馬」となりました。
金メダル「スケートのためにご飯も食べない絵馬」は、第9話「西の強豪(後)」における絵馬と蛇崩遊大による一幕ですが、小岩井さんは自身の視点で見ると心が締め付けられるけれど、絵馬としては一生懸命かつひたむきな気持ちだからこそ、視野が狭くなってしまっている状態を演じられるように意識していたとコメント。
3つ目のテーマは「ナイス師弟愛で賞」となりましたが、銅メダルは先ほどからの流れで「絵馬と遊大」、銀メダルは「ミケとナッチン」、金メダルは「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」とそれぞれの講師と生徒の関係性に焦点が当たる結果に。
「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」は、第2話「初級バッジテスト」終盤のいのりが司へ決意を語り、そんないのりに力強く「わかった」と真っ直ぐ返す司が見られるシーン。ふたりの信頼関係が築かれたグッとくるシーンだけに、春瀬さんと大塚さんの生アフレコに聴き入る方が多数見られました。
このコーナー終わりで「生朗読コーナー」が実施。こちらは今回のイベントビジュアルに描かれたキャラクターたちの衣装から着想を得た物語となっており、いのりたちが自分たちでエキシビジョンを作り上げるといった内容。

何と考案・監修は原作のつるまいかだ先生。普段は絡みのないキャラクター同士の掛け合いや、客席とキャラクターが交流するような時間もあり、声優陣はこのイベントだけの特別な物語を届けてくれました。

後半戦に入ると、「メダリストスペシャルエキシビジョンマッチ」を行うことに。このコーナーでは、作中で小学生のキャラクターを演じる春瀬さん、市ノ瀬さん、小市さん、小岩井さん、伊藤さんが“特製!イチゴたい焼き”をかけて戦いました。
「メダリスト統一小学生テスト!」では小学生にまつわる問題が出題され、「710年に藤原京から遷都された奈良時代の都といえば?」といった社会科の授業で習いそうなものから、「2024年度でもっとも人気だったランドセルの色は?」といった最近の小学生のトレンドについての問題が登場。
続いての「振付記憶力バトル」は合宿のバレエレッスンのシーンで用いられたBGMにあわせて順番に振付を考えて踊っていき、それまでの振付がわからなくなった人から脱落していくというもの。後になればなるほど難しくなっていくものの、春瀬さんと小市さんが健闘して最終的に小市さんが最後まで残りました。
「金メダルを目指せ!会場アンケート」は会場参加型となっており、声優陣が客席に質問をしていき、その質問に該当する方だけが残っていくというコーナーでした。
そこで最後のひとりを見つけ出した人には50ポイントが加算されたのですが、市ノ瀬さんの質問「親戚か自分の名前が光の人?」、小市さんの質問「自分か親戚にスポーツ選手がいる人?」でいきなり3人に絞られる波乱の展開に。
その後は苦戦したものの、最後に春瀬さんが「今日赤レンガ倉庫にいってきたorこれから行く人?」という質問を投げかけると1人に絞られ50ポイントを獲得。想定以上に早く結果が出たからか、そのままもう1問やることになりました。
しかし、春瀬さんの「スケートの試合を実際に見に行ったことがある人?」という質問からの、伊藤さんの「京都出身の人?」の質問で2回目もあっと言う間に終了。伊藤さんも50ポイントを獲得。
ですがあまりにも早く終わったため、勝負は3問目にもつれ込むことに。最終的に残り2人まで絞りこんだところで、最後に小岩井さんが「昨日の夜にメダリストをもう1回見た人?」と質問すると、遂に1人に絞られ50ポイントをゲット。最終的に合計110ポイントを獲得した春瀬さんが優勝し“特製!イチゴたい焼き”を手にしました。

その後は会場で販売されたイベントグッズを紹介。こちらはKADOKAWA公式通販【カドスト】でも販売されるそうなので、当日買い逃しがあった方や配信でご覧になっていた方はチェックしてみてはいかがで
しょうか。
作品関連の情報告知を行い、最後に声優陣から来場者へのメッセージがあって【昼の部】は終幕に。終演後には夜鷹純からのアナウンスがあり、会場から拍手が巻き起こりました。

 

第2期の放送は2026年1月に決定!

夜の部の前説は夜鷹純が担当。昼の部の三家田涼佳とはまた違ったテンション感となっており、声優陣の登場を今か今かと待ちわびている会場を大いに盛り上げていました。
開演後、MCは再び大塚さん&加藤さんの先生コンビが担当するとアナウンスがあったところで、「メダリストグランプリ」のコーナーを実施することに。ただ、昼の部とはまた違ったテーマが選ばれており、本作の名場面の数々をまた違った側面から堪能できました。
最初のテーマは「とってもかわいいで賞」で、銅メダル「ミミズハッピーTシャツのいのり」、銀メダル「ミケの猫モチーフ振付」、金メダル「可愛すぎてごめんやす」の3つのシーンがピックアップ。
銅メダルの紹介の際は、いのりのミミズTシャツは今後メダリスト展の販売グッズになること、そして銀メダルの紹介の際は東京スカイツリーでのイベントにおいてリンクに出てくる時から各キャラクターのお芝居に個性を出していると、本作のフィギュアスケート振付を担当された鈴木明子さんが話していたことが話題の中心に。
金メダルとなった「可愛すぎてごめんやす」でピックアップされたのは、第7話「1級バッジテスト」において司に不注意から誤って衝突してしまったすずの名場面。伊藤さんはすずの登場シーンとなっていたこの場面について、原作を読んだ時からインパクトの強いシーンだと感じており大事に演じたと話していました。
次は「グッときたで賞」。選ばれたのは銅メダル「本気で応援してくれることを決めたお母さん」、銀メダル「いのりをリンクに連れ出してくれる光」、金メダル「司のスケートに賭ける執念を語る瞳」という結果に。
金メダルのシーンは第12話「白猫のレッスン」において、司が理凰の振付を再現する様を見学する理凰と瞳の一幕となっており、加藤さんは瞳が司の現役時代を話す場面は、静かなセリフながらも心の内は熱く語るようにしていたとこだわりを明かしてくれました。
また、小市さんは恵まれた環境を持っていながら中々努力が報われない理凰と、才能を持ちながらも環境に恵まれなかった司について、状況は正反対ながら努力が結果に中々繋がらなかったという共通点に言及。
だからこそ理凰も司に触発されたのではないかと熱く語っていました。
そんな司を演じる大塚さんは、キャラクターの描き方がリアルで、作中で描かれていない部分までも想像させる余白があるとコメント。それだけ丁寧にキャラクターを描いているからこそ、感情移入してしまうと話しました。
このコーナー最後は「素晴らしいライバルで賞」で、銅メダル「いのりと理凰」、銀メダル「司と夜鷹」、金メダル「全日本で戦う約束をするいのりと光」と3つの名場面がピックアップされました。
金メダルのシーンは「全日本で戦う約束をするいのりと光」ということで、春瀬さんと市ノ瀬さんが生アフレコを行いました。いのりと光はお互いを刺激し合って高め合うような関係性ですが、市ノ瀬さんは光の嬉しそうな表情が印象に残るとコメント。「天才」と称される光だけに、自分と肩を並べようとする存在が現れたことに喜びがあるのかもしれません。

春瀬さんは、いのりが光にようやくここまで来られたと伝えられたことに触れました。なんといのりがスケートを始めてから作中時間でたったの1年なのだそうで、いのりの成長スピードの速さがうかがえます。
そんないのりが同じ舞台で戦うという目標まで近づいたことを光に伝えられる。そして、いのりが光に勝ちたいという気持ちを持ち続けているその強さや真剣さにもグッとくる部分があった様子でした。

続いて昼の部と同様に「生朗読コーナー」を行い、イベント後半戦へ。夜の部では“おいしいショートケーキ”をかけて「メダリストスペシャルエキシビションマッチ」を実施することに。
ただし、今回は大塚さん&加藤さんも参加。ルクス東山FSCチーム(春瀬・大塚・加藤)、名港ウィンドFSCチーム(市ノ瀬・小市)、蓮華茶FSCチーム(小岩井・伊藤)の3チームに分かれて戦うことになりました。
第1種目「審査員にアピール!これ、何の表情?」は、各チームごとに指定された3つのシチュエーションの中から1つが選ばれ、代表者がそのシチュエーションに沿った笑顔を見せます。その後、残ったチームメイトが3つの内のどの笑顔だったのかを当てるという難問だったのですが、どのチームもしっかり代表者の表情やアクションからヒントを汲み取って正解。

第2種目は「相手を騙せ!演技バトル!!」。各チームにお題が出されるのですが、そのお題に現在進行形でチャレンジしているのはふたりのうちどちらかを他チームが当てなければなりませんでした。そして、騙せたチームが多い分だけお題にチャレンジしたチームはポイントを獲得できました。
トップバッターは蓮華茶FSCチームで、お題は「本当に足つぼマットに乗っているのは、どっち?」。小岩井さんも伊藤さんもいつも通りな様子を見せており、残る2チームの推理は白熱。最終的にルクスが伊藤さん、名港が小岩井さんを選び回答が分かれる結果に。正解は小岩井さんとなり、最終的に1チームを騙すことができたので、蓮華茶FSCチームは20ポイントを獲得することとなりました。
続いて名港ウィンドFSCチームのお題は「本当に氷を触っているのは、どっち?」。ふたりとも表情を変えずに残る2チームを大いに惑わし、今回もルクスが小市さん、蓮華茶が市ノ瀬さんと回答が分かれました。
実際に触っていたのは小市さんだったのですが、実はリハーサルでは市ノ瀬さんが担当する予定だったという裏話が飛び出しました。そんな状況を把握した時点でふたりの立ち位置を入れ替えるとバレてしまう危険性があったため、急遽そのまま小市さんが氷を触る役を担当したのだとか。そんなハプニングがありつつも表情をほとんど変えなかったとは、流石の演技力といったところ。
ルクス東山FSCチームのお題は「本当に漫画『メダリスト』を読んでいるのは、どっち?」
で、代表者として大塚さんと加藤さんが挑戦しました。大塚さんと加藤さんのどちらかは原作漫画の第13巻を読んでいたのですが、冴えた推理を見せたのが名港のふたり。
なんと加藤さんが読んでいる漫画本の上部が、描きこまれたページが多いからなのか黒く見えており、そんな作品は『メダリスト』しかないとして加藤さんを選択。なんとこれが正解を引き当てており、ルクス東山の獲得点数を20ポイントに抑えることに成功しました。

第3種目「金メダルを目指せ!会場アンケート」は、昼の部以上のまさかの展開に。なんと、トップバッターとなった加藤さんが「親戚にスケートのコーチをやっている方」と尋ねたところ、なんと1発でたった1人を引き当ててしまったのです。会場にはおよそ1000人が来場していたのですが、まさか1000分の1の確率を一発で引き当てるなんて驚きです。
他のチームも果敢に挑戦してみるものの中々残り1人にならず、最終的にルクス東山FSCチームが“おいしいショートケーキ”を獲得。3人の喜びの表情が見られたところで、イベント販売グッズの紹介コーナーに。
作品からの告知コーナーでは第2期のティザーPV&ティザービジュアルが公開され、2026年1月から放送開始となることが明かされました。そんな大盛り上がりの中、客席バックで記念撮影を行いそろそろイベント終了の時間が近づいてきました。

大塚さんは言いたいことがたくさんあると前置きしつつ、本当に楽しいイベントだったと当日を振り返りました。そして、この作品は何かを乗り越えるパワーをくれると話し、また会いましょうと第2期への期待を高めてくれました。
最後に春瀬さんが、第2期ではいのりや司だけでなく多くのキャラクターたちが成長を遂げること、そんないのりたちに置いていかれないように自分もアフレコに臨んでいると語って本イベントは幕を閉じました。終演後には三家田涼佳による閉演のアナウンスが流れ、最後の最後にもう一度会場内から温かな拍手が巻き起こる時間に。
いよいよ2026年1月に放送が開始されることになったTVアニメ第2期。放送開始まであと半年あまり、原作やアニメ第1期を再度チェックしつつ期待に胸を膨らませておきましょう!

 

配信チケット好評発売中!
※アーカイブは8月3日(日)23:59まで

▼購入はこちらから
https://eplus.jp/sf/detail/4297920001P0030001P0030002P0030003?P6=001&P1=0402&P59=1&block=true

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

 

イベント内で解禁した第2期新情報

▼放送時期
2026年1月よりテレビ朝日系“NUMAnimation”枠にて放送開始

 

▼ティザービジュアル

 

TVアニメ『メダリスト』第2期ティザーPV│2026年1月よりテレビ朝日系”NUMAnimation”枠にて放送開始
https://youtu.be/AlYYh9VGr1Q

 

 

 

☆作品詳細

メダリスト 第2期

▼放送時期
2026年1月よりテレビ朝日系“NUMAnimation”枠にて放送開始

<配信情報>
第1期各配信サイトにて好評配信中!

〈スタッフ〉
原作:つるまいかだ(講談社「アフタヌーン」連載)
監督:山本靖貴
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:亀山千夏
総作画監督:亀山千夏、伊藤陽祐
フィギュアスケート監督・3DCGディレクター:こうじ
3DCGビジュアルディレクター:戸田貴之
3DCGアニメーションスーパーバイザー:堀 正太郎
3DCGプロデューサー:飯島 哲
色彩設計:山上愛子
美術監督:中尾陽子
美術設定:比留間 崇、小野寺里恵
撮影監督:米屋真一
編集:長坂智樹
音楽:林ゆうき
音響監督:今泉雄一
音響効果:小山健二
アニメーション制作:ENGI

〈キャスト〉
結束いのり:春瀬なつみ
明浦路司:大塚剛央
狼嵜光:市ノ瀬加那
夜鷹純:内田雄馬
鴗鳥理凰:小市眞琴
鴗鳥慎一郎:坂泰斗

<原作>
原作漫画:第1巻~第13巻好評発売中!
公式ファンブック: 好評発売中!
小説:1巻・2巻 好評発売中!

公式HP:https://medalist-pr.com
公式X:https://twitter.com/medalist_PR

▼公式チャンネルはこちら▽
https://www.youtube.com/@medalist_PR

 

イントロダクション

スケーターとして挫折した青年・明浦路司が出会ったのは、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり。
リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受ける。
才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。
タッグを組んだ二人は栄光の“メダリスト”を目指す――!

 

TVアニメ『メダリスト』第2期制作決定映像│TVアニメ好評放送・配信中!
https://youtu.be/G-0X-y_WzVo?si=fK3y6pwuaqmMyMvE

 

©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会