『ONE PIECE FILM RED』を手掛けた谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画をつとめる近藤勝也が、初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』が公開決定!
本作が2026年3月13日(金)より全国公開となる。
主人公の声を担当するのは、若手実力派俳優として注目が集まる當真あみ。あわせてアニメ界の巨匠・近藤勝也が描き下ろしたティザービジュアルが解禁!
さらにキャスト・スタッフのコメントも到着した。
稀代のヒットメーカーが初タッグを組んだオリジナル劇場アニメが公開決定!!
『ONE PIECE FILM RED』『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也。ふたりのヒットメーカーが初めて手を携えた劇場アニメ『パリに咲くエトワール』は、1900年代初頭、困難な時代にあって、諦めることなく星<エトワール>に手を伸ばそうとする日本人のふたりの少女の物語です。本作は完全オリジナル作品となり、2026年3月13日(金)より全国の映画館で公開予定です。
主人公は画家を夢見る少女・フジコ。そのキャラクターに命を吹き込むのは、アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画『ストロベリームーン』でどちらも主演を務めるなど、若手俳優として今まさに注目が集まる當真あみ。声の出演にあたり、當真は「フジコという普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました。」とコメントしています。
今回、フジコ役に當真を起用した理由として、谷口悟朗監督は主人公のフジコの声に「純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること」を起用の基準にしたと話しています。また、「アフレコの時期に、このキャリアでの當真さんに出会えたことは幸運でした」と振り返っています。
アニメ界の巨匠・近藤勝也が描き下ろしたティザービジュアルが解禁!
今回、解禁されたティザービジュアルは、赤いリボンが特徴的な主人公・フジコが部屋の窓から身を乗り出す姿が描かれ、背景にはパリの街並みを望み、この街を舞台にこれから始まる物語に胸が高鳴る様子が伝わってくるイラストになっています。そして、あたたかみのあるイラストを手掛けたのは、アニメ界の巨匠・近藤勝也。
今回の作品について、近藤はアルボアニメーションのプロデューサーの存在に触れ、「今企画している映画のキャラクターを作ってくれないかと誘われた。僕はすぐ様、丁重?にお断りした。」と明かす、そこからプロデューサーの熱意に押され快諾するが、「イメージ画に留まらず、原画も参加することになる。それから7年、僕たちの映画は来年3月に公開予定だ。」とコメントしています。
キャラクター設定
コメント全文
【フジコ役/當真あみ コメント】
アニメーション映画『パリに咲くエトワール』に継田フジコ役で出演させていただきます。
それぞれのキャラクターたちに命が吹き込まれ、真っ白だった世界が一気に色付いていくのを見て、
皆さんにお届けできる頃にはどれほど自由で鮮やかな作品ができるのだろうと希望と期待に胸を踊らせました。
フジコという普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました。
20世紀初頭、周りの人の声や世の中の流れに逆らい、女性がたった一人で異国の地へ向かい夢を追いかける姿は、
現代を生きる私にも、自由であり続けて良いと勇気をくれるようでした。
そんな姿を見ていただける方にも感じで貰えると思います。
<プロフィール>
2006年11月2日生まれ、沖縄県出身。
2021年7月CMデビュー。2022年1月ドラマデビューし、同年アサヒ飲料「カルピスウォーター」14代目イメージキャラクターに抜擢され、一躍話題となる。アニメ映画『かがみの孤城』(22)で主人公の声を担当、NHKドラマ「ケの日のケケケ」(24)でドラマ初主演を務めた。2025年夏には、日テレ水曜ドラマ「ちはやふるーめぐりー」主人公・藍沢めぐる役、映画「雪風 YUKIKAZE」公開する。10月公開の「ストロベリームーン」では長編映画初主演を務めるなどこれからの活躍に注目が集まる俳優である。
【谷口悟朗監督 コメント】
コロナ禍のなか、自主制作のような形でコツコツと作り続けてきた作品が、ようやく皆さんにお届けできる段階になりました。近藤さんをはじめ、多くのスタッフやキャストの皆さんに心から感謝しています。楽しんでいただけたら嬉しいです。
〈當真あみ起用理由〉
純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること。これが今回、主人公をキャスティングするうえで私が大切にした声の基準でした。アフレコの時期に、このキャリアでの當真あみさんに出会えたことは本当に幸運でした。
<プロフィール>
1966年、愛知県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)を経てアニメーション業界へ。『無限のリヴァイアス』(1999)でTVシリーズ初監督。大ヒット作『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズ(2001)を筆頭に見る人の感情を大きく揺さぶる骨太なエンターテインメントを得意とし、熱狂的なファンを持つ。2022年の『ONE PIECE FILM RED』は歌と映像を駆使した圧倒的な迫力で、国民的大ヒットとなったことは記憶に新しい。
【キャラクター原案 近藤勝也 コメント】
7年前の5月に、長野の僕の自宅まで訪ねて来て下さった人がいる。アルボアニメーションのプロデューサー、カルキ・ラジーブさんだ。当然初対面。その彼から、今企画している映画のキャラクターを作ってくれないかと誘われた。僕はすぐ様、丁重?にお断りした。しかし彼は「イメージ画だけでも・・・」とあきらめない。彼の熱意に打たれてお引き受けする事にした。しかしそこからが長かった。イメージ画に留まらず、原画も参加することになる。
それから7年、僕たちの映画は来年3月に公開予定だ。ラジーブさん!スタッフの皆さん!成功をお祈りしております。
<プロフィール>
1963年、愛媛県生まれ。『天空の城ラピュタ』(1986)で原画としてスタジオジブリ作品に初参加。『魔女の宅急便』(1989)ではキャラクターデザインを務めた。スタジオジブリらしい優しく柔らかな雰囲気と、シャープでイメージを併せ持つその洗練されたデザインは、大人から子供まで多くに人に愛されている。そのほかにも『崖の上のポニョ』(2008)、『コクリコ坂から』(2011)のキャラクターデザインも手掛けている。
【Introduction】
20世紀のパリ。星<エトワール>に手を伸ばすふたりの少女――!
『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也。ふたりのヒットメーカーが手を携えた本作は、困難な時代にあって、諦めることなく星<エトワール>に手を伸ばそうとするふたりの少女の物語です。
画家を夢見るフジコとバレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会を果たします。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿は、誰の心にもある“明日への希望”を呼び覚ましていきます。
2026年、また忘れることのできない物語が始まります。
☆作品詳細
パリに咲くエトワール
2026年3月13日(金)全国公開
キャスト:當真あみ
原作:谷口悟朗・BNF・ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
キャラクターデザイン:山下祐
リサーチャー:白土晴一
美術監督:金子雄司
色彩設計:柴田亜紀子
撮影監督:江間 常高
キャラクター演出:千羽由利子
3DCG監督:神谷久泰
編集:廣瀬清志
プロップデザイン:尾崎智美
メカデザイン:片貝文洋
音響監督:若林和弘
音楽:服部隆之
アニメーション制作:アルボアニメーション
製作:「パリに咲くエトワール」製作委員会
配給:松竹
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/parieto
公式X:@parieto_movie
公式Instagram:@parieto_movie
©「パリに咲くエトワール」製作委員会