TVアニメ『友達の妹が俺にだけウザい』先行上映会イベントレポートが到着!

累計発行部数60万部を超える人気ライトノベル『友達の妹が俺にだけウザい』の第1話から第3話の先行上映会が、東京都江東区のユナイテッド・シネマ豊洲で、2025年9月6日(土)に開催された。

TVアニメ放送前に大スクリーンで本編を楽しめるとあって、会場はファンで満席。上映後に行われたキャストトークには、主人公の大星明照役の石谷春貴さん、小日向彩羽役の鈴代紗弓さん、月ノ森真白役の楠木ともりさん、影石 菫役の花澤香菜さんの4人が登壇。待ち望んでいたTVアニメ化を喜ぶファンと共に、楽しい時間を過ごした。

 

 

 

先行上映会イベントレポート

上映終了直後の熱気が冷めやらぬ中、拍手に迎えられて登壇した石谷さん、鈴代さん、楠木さん、花澤さん。「本日はご来場ありがとうございます」と元気よく挨拶をした石谷さんがMC役となり、まずは順番に挨拶をしていきます。

大きな声で挨拶をして、「ボリュームを間違えちゃったんですけれど、そのくらいテンション高まって、今日は参りました」と弾ける笑顔を見せてくれた鈴代さん。楠木さんが「真白のときはあまり大きな声が出せなかったので、今日は盛り上がっていきたいと思います!」と元気いっぱい。そして最後の花澤さんは、柔らかい声で「はい、花澤香菜です」からの「このブタども!!(怒号)」で拍手喝采を浴び、ご満悦。

小日向乙馬役の斉藤壮馬さんを含め、原作文庫の特装版についていたドラマCDから長らく待ち望んでいたTVアニメ化。4人とも感慨深い思いに浸りつつ、第1話〜第3話を振り返りました。

いきなり、彩羽のダイタンなポーズから始まった第1話。第一声を飾った鈴代さんは、長く作品に関わってきたこともあってTVアニメ化を楽しみにしていて、特に冒頭のラップ“ウザ絡み”シーンがどうなるのか、気になっていたといいます。「ラップを歌うので、すごくドキドキしました。ラップは後から別録りしたのですが、まさかあの原作の歌詞のまま歌わせていただけるとは!」と興奮ぎみに語ると、「アフレコのときにもなんとなく歌っていましたよね」と石谷さんがアシスト。実は、収録の段階では曲がない状態で、鈴代さんは歌詞だけが書かれた台本を見て「これは全部セルフでやれということか」と勘違いして、自分で曲を考えて準備していたのです! 鈴代さんのラップのように、本作ではキャスト陣がいろんなチャレンジをしているという石谷さんの言葉に、ファンもグッと心を惹かれた様子。

第2話の話題は、生徒たちから“猛毒の女王”と呼ばれている菫先生の登場シーン。「あんな先生、すぐクビですよね。よくないですよね、暴言吐いて。でもなんか喜んでいる生徒もいるから、成り立っていますけれど」と謙遜(?)する花澤さん。しかし“女王様キャラ”だと思われた菫が、生徒指導室で明照を前にすると豹変! そのギャップが魅力ということで、収録時には花澤さんがかなりアドリブでしゃべっていたことも明かされました。

第3話は真白をフィーチャー。第1話の開幕グーパン、第2話で明照と偽装恋人のはずが塩対応と、少しずつ内面にフォーカスされていた真白について「塩っぽさと、塩さが抜けた後の塩抜きされた姿が、風邪引くんじゃないかってくらいかわいらしくて」と楠木さん。またドラマCDとの違いとして、「アニメはテンポ感が大事になってくるので、最初はなかなか真白のボソボソ系のしゃべり方で、尺に合わせるのが大変でした。でもなんとか切り替えて、かわいらしさをうまく出せるように、がんばりました」と振り返りました。

それを受けた石谷さんが「作品全体としてテンポがよく、自分のパートでは酸欠になりそうになって。押してすみませんという謝罪から休憩に入るのがパターンでした」と収録の裏話を明かします。そのおかげか、休憩時間に監督やスタッフに話を聞いたり、みんなでディスカッションをしながら収録を進めることができたのでよかったそう。

そんなイイ話をしている後ろで、スクリーンに映されていたのが、菫による明照と乙馬のBL妄想シーンだったことに気づいて、ツッコむ石谷さん。流れで、ドラマCDを聞いてから第1話の収録に臨んだ斉藤さんが、収録後に音響監督から「もうちょっと人を殺しているような声でお願いします」と衝撃のディレクションを受けていたと話します。そこで3人に、ドラマCDからTVアニメになったときのチューニングについて質問を投げかけます。

「真白はやっぱり塩加減や尺でした」という楠木さんに、「彩羽は自由度が高い中でも、あの濃いウザさは変えたくないなと思っていたので、表情変えを意識して、アニメだと時間経過もあるので、くらいついていかねばという気持ちで楽しかった」という鈴代さん。花澤さんは、ドラマCDを収録した時点では、まだ自分が先生を演じることに対してハードルがあったといいつつ、「今は演じやすくなったのかもしれない……」と発言。石谷さんや鈴代さんが「菫先生の登場を、笑いをこらえながら、ワクワクして観ていました」と言うと、うれしそうな表情を浮かべていました。

その花澤さんから「アキもけっこう、相手によってツッコミ加減がありますよね」と振られた石谷さん。「みんなのベースにならなければいけないから、そのテンションに引っ張られないように気を付けて演じていました。でも感情が揺れるシーンでは、リハを聞いたり、みなさんとの掛け合いの中でお芝居を受け取ってから演じようと考えていたので、けっこう受け皿としてのお芝居が多かったかもしれないです。とても楽しく掛け合いをさせていただきました」と答え、改めて10月4日からのTVアニメ放送を楽しみにしてくださいと締めくくりました。

MCを鈴代さんに交代して始まったのは「実質まるまる、略して実まるですよね!?」という、彩羽のセリフにかけたこじつけを発表する企画。トップバッターの鈴代さんは、「お金はかかったけど楽しい1日だった。実質タダ!」と元気よく発表! 会場から「おお〜」と拍手があがりました。花澤さんも「いいよ、なんか、相田みつをみたい」と絶賛。やっぱり楽しい体験はお金には代えがたいという鈴代さんのことばに、キャストも客席も共感の嵐。

初手からイイ感じの答えが出て盛り上がっていると、発表の順番はそれぞれの答えを見たスタッフが決めたことを知らされて、ちょっと動揺する石谷さん、楠木さん、花澤さん。気になる2番手は、楠木さんの「家でポップコーンを食べながらテレビを観る。実質、映画館。略して実映!」で、こちらも大きな拍手が送られます。

そして3番手は……スクリーンに答えが映し出されたとたん笑いがおきた、花澤さんの長文回答です。「焼きたてのパンが来ないか、流し目で厨房を見ている行為。実質パンをチラチラみているので、略してパンチラ」でまたも拍手喝采! 「勝てねぇよ、コレ」と石谷さんが絶叫する事態に(笑)。花澤さんから飛び出したまさかの下ネタの威力はすさまじく、その後の石谷さんの“数打ちゃ当たる”3連発「夏に歩きながら食べるアイスは、実質カロリーゼロ」、「疲れて帰ってがんばった夜のごほうびは、実質カロリーゼロ」、「この上映会から帰った後に食べたご飯は、実質カロリーゼロ」は、ややウケ。菫先生に翻弄された企画コーナーとなりました。

告知コーナーでは、赤見かるびさんによるオープングテーマ「ウザ可愛くて何が悪い!」と、こはならむさんによるエンディングテーマ「星の鼓動」の話に。映像は放送までお楽しみですが、こはなさんから届いたコメント映像で触れられた、「原作を読んで感じたのは、登場人物たちのまっすぐで、すこし不器用な優しさでした。キャラクターとリンクした歌詞にも注目しながら、聞いてみてください」というメッセージに、キャスト陣も「本当にいい曲なんです」と口々に賛辞を送ります。

またWEBラジオ「友達の妹がアニラジでもウザい」が配信されることも発表され、さっそく上映会終了後に収録するという鈴代さんの言葉に、会場の熱がまた上がった様子でした。

最後の挨拶では、それぞれが来場のお礼に加え、改めて放送を楽しみにしていて欲しいとファンに伝えます。石谷さんは「明照を演じていて、クリエイター目線でいろいろ感じることもありましたし、物づくりに焦点を当てた物語、人間関係の深いところまで掘り下げている作品なので、ウザいところも楽しみつつ、ほかの部分も楽しみに観てもらえたらなと思っています」と改めて作品のおもしろさをアピールしました。

 

 

 

 

 

☆作品詳細

友達の妹が俺にだけウザい

【放送・配信情報】
2025年10月からテレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠・BS11・AT-Xで放送開始!
テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠:10月4日より 毎週土曜 深夜1時30分〜
BS11:10月5日より 毎週日曜 深夜0時30分〜
AT-X:10月6日より 毎週月曜 夜10時~
【リピート放送】毎週水曜 午前10時〜/毎週金曜 午後4時〜

ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・アニメ放題にて見放題先行配信!
10月4日より 毎週土曜 深夜2時00分~
※放送・配信日時は変更になる場合があります。

〈スタッフ〉
原作:三河ごーすと(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:トマリ
監督:古賀一臣
シリーズ構成・脚本:待田堂子
キャラクターデザイン:佐藤勝行
ビジュアルディレクター:小澤和則
プロップデザイン:レコメンデーション
美術設定:石原江莉奈
美術監督:有本妃査恵
色彩設計:舩橋美香(J.C.STAFF)
3Dディレクター:林 昭夫
2Dワークス:ゆめ太カンパニー
撮影監督:加納 篤
オフライン編集:牧 信公(タバック)
音響監督:郷 文裕貴
キャスティング:泊 一平
音響制作:神南スタジオ
音楽:田中津久美、澤田佳歩、佐久間 奏、中村巴奈重
音楽制作:日音
アニメーション制作:BLADE

〈キャスト〉
大星明照:石谷春貴
小日向彩羽:鈴代紗弓
月ノ森真白:楠木ともり
小日向乙馬:斉藤壮馬
影石 菫:花澤香菜

〈主題歌〉
オープニングテーマ:赤見かるび「ウザ可愛くて何が悪い!」(Polydor Records)
エンディングテーマ:こはならむ「星の鼓動」(avex trax)

【公式サイト/SNS】
アニメ公式サイト:https://imouza-animation.com
公式X:https://x.com/imouza_pr

 

【イントロダクション】

馴れ合い無用、彼女不要、青春の一切を非効率と切り捨てる高校生・大星明照。
彼の家には、なぜか親友の妹・小日向彩羽が入り浸っている。
占拠されるベッド! 突然の寸止め色仕掛け! 吹き荒れるウザ絡みの嵐!!
学校では清楚な優等生として大人気の彩羽は、明照にだけやたらとウザい。
そんなハイテンション系ウザかわ女子・彩羽に振り回される明照の前に、塩対応女子・真白が出現。
それをきっかけに、明照、彩羽、そして仲間たちの日常は激変し――!?
ウザかわ女子が(頼んでないのに)寄ってくる!
悶絶必至のいちゃウザ青春ラブコメ、開幕☆

 

 

【原作情報】
「友達の妹が俺にだけウザい」

■原作小説(GA文庫)
第1巻〜第11巻好評発売中!
https://ga.sbcr.jp/sp/imouza/
著:三河ごーすと
イラスト:トマリ

 

■コミカライズ(ガンガンコミックスUP!)
第1巻〜第9巻好評発売中!
最新第10巻 10月7日(火) 発売!
https://www.manga-up.com/titles/543
原作:三河ごーすと
漫画:平岡 平
キャラクター原案:トマリ

 

TVアニメ「友達の妹が俺にだけウザい」本PV| 2025年10月4日(土)放送開始☆
https://youtu.be/s8ihe-Mb1Po

 

TVアニメ「友達の妹が俺にだけウザい」ティザーPV第2弾| 2025年10月放送開始☆
https://www.youtube.com/watch?v=a-OBXNOq58o

 

TVアニメ「友達の妹が俺にだけウザい」ティザーPV| 2025年10月放送開始!
https://www.youtube.com/watch?v=4H35YOILCe4

 

©三河ごーすと・SBクリエイティブ/「いもウザ」製作委員会