アニメ「森の安藤」などYouTubeを起点に、監督・脚本・作画・編集・声・歌までをすべて一人で手がける自主制作アニメで注目を集めてきたアニメ・イラスト作家、谷口崇。YouTubeの総再生回数は1億回を超え、テレビ番組やCM、音楽アーティストへのイラスト提供など、ジャンルを越えて唯一無二の活動を続けてきた。
そんな谷口の代表作であり、一枚の落書きから誕生したオリジナルヒーロー作品「おしり前マン」が、ファンの熱い応援によってついに長編映画化され、本日2026年3月20日(金・祝)より全国公開中!
「おしり前マン」とは、おしりが前にある、ごく普通のサラリーマン・前尻(まえじり)が、街の平和を守るヒーローとして活躍する物語。映画版でも監督・脚本・作画・声・歌をはじめとする中核制作を谷口自身が手がけ、YouTube発・完全個人制作という枠を越え、物語・キャラクター・映像表現のすべてが劇場版ならではのスケールへと進化した完全新作長編アニメーション映画となる。
そんな映画の本作のストーリーは、”おしりが前にあるため街の平和を脅かす者”を許さないおしり前マンが、日々巻き起こるさまざまな問題を新たな仲間との出会い、そして次々と訪れる過酷な試練を乗り越えながら、彼は街の平和を守り続けてきた。しかしある日、おしりが前になる薬「シリマエナーレ」が街に出回り、かつてない混乱へと巻き込まれていく。その原因を探るために、その事態の原因を探るため調査を進める中で、おしり前マンはとある製薬会社へと潜入。そこで「おしり前帝国復活計画」と記された文書を発見する。そこにはかつて存在した「おしり前帝国」がおしりが後ろの人たちに滅ぼされたことが書かれており、復讐と帝国の復活に燃える謎のボスが裏で動き出していた。事の重大性を感じたおしり前マンは、師匠の「おしり前レジェンド」(先代おしり前マン)に修行を依頼するのだった−。”
本日3月20日(金・祝)、映画『おしり前マン〜復活のおしり前帝国〜』公開初日舞台挨拶が実施された。
監督・脚本・作画、声・歌を監督自らが手がける人気クリエイター・谷口崇 初の長編映画監督作品についての製作秘話やシークレット”おしり前”キャストとして出演が発表された二宮和也の出演に至るまで・・・ここでしか聞けない赤裸々トークを繰り広げた。
映画『おしり前マン〜復活のおしり前帝国〜』公開初日舞台挨拶
■日時:3月20 日(金)
■会場:新宿武蔵野館 (東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F)
■登壇者(敬称略):谷口崇監督

イベントレポート
満員の観客に迎えられ、映画『おしり前マン〜復活のおしり前帝国〜』初日舞台挨拶が幕を開けた。谷口監督は、「これまで小さなパソコンの画面で編集を続けてきましたが、今日映画館で初めて完成を観て、”本当に映画になっている”と実感して、とても嬉しかったです。皆さんと同じ気持ちでこの公開日を迎えられたことを幸せに思います」と喜びを語った。
“おしり前マン”の誕生秘話について監督は、「SNSに投稿した1枚の落書きがきっかけでした。最初はベルトもマントもない“おしり前おじさん”というキャラクターでしたが、その絵にたくさんの反響をいただき、ヒーローとして形にしようと思い立ちました。自然に生まれたキャラクターなんです」と振り返る。
さらに数あるキャラクターの中から”おしり前マン”を映画化した理由については、「自然に生まれた存在である分、一番自信があり、自分自身も気に入っているキャラクターでした。2024年がアニメを作りはじめて20年、そしてSNSに投稿してから10年という節目の年でもあり、運命的なものを感じて映画化を決意しました」と明かした。
また本作ではシークレット声優として二宮和也の出演が発表されている。起用の経緯について監督は、「劇場版では掛け合いのある物語にしたいと考えていた中で、“ボケているのかボケていないのかわからない存在感”の方がいいとプロデューサーと話し合いました。そこで以前から『よにのチャンネル』を見ていて、その空気感に惹かれていたんです。まさに理想の存在で、二宮さんみたいな人がいいなと話していたところ、快諾いただきました!とまさかの答えがあり、引き受けていただけたことを今この瞬間も驚いています」と語り、敬意を表した。
収録現場については、「監督と声優という立場を行き来しながら、二宮さんのレコーディングスタジオでOKを判断する形で進めました。ほとんどNGを出すこともなく、むしろ二宮さんから多くのアイデアをいただきながら収録できたことが印象的で、とても楽しい時間でした」と振り返った。
さらに本作では、谷口監督と二宮が劇中歌も担当。「クライマックスのバトルシーンに歌を入れたいと相談したところ、“監督も歌うなら”という形で実現しました」と制作の裏側を明かした。
これまでショートアニメを一人で手掛けてきた監督にとって、長編作品での共同制作は大きな挑戦となったそうで、「80分間一人で語り続ける作品にはしたくないという思いがあり、劇団脚本も手掛ける脚本家さんとご一緒しました。自分の世界観を保ちつつ、長編としての見応えを両立させることができ、とても良い経験になりました」と語る。
お気に入りのシーンとして挙げたのは、二宮が演じるおしり前レジェンドが放つ「“おーしりしりしりしり”」と強烈すぎる一言が飛び出す場面。監督は「日常ではまず発しないセリフなのでレコーディング当日まで、どんな仕上がりになるのか不安もありましたが、一発録りで理想以上に振り切ってくださり、最高の仕上がりになりました」と回顧した。
また制作に最も時間を費やしたシーンについては、「これまでの作品は動きが少なかったため、アクション表現には苦労しました。特に高山善廣とドン・フライを参考にした殴り合いのシーンは、実在の試合を見ながら、細部までこだわりました」と語り、本作にはこれまで影響を受けてきた作品のエッセンスが随所に反映されていることをかたった。
最後に満員の観客へ向けて、「1枚の落書きから始まったキャラクターが、多くの方の力でここまでの作品になりました。広めたいというよりも、“一人でも多くの方に観てほしい”と思える作品です。ぜひ周りの方におすすめしていただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
☆作品詳細

おしり前マン ~復活のおしり前帝国~
2026年3月20日(金・祝)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
【Story】
おしりが前にある、ごく普通のサラリーマン・前尻(まえじり)。
しかし彼の正体は――街の平和を守るヒーロー・おしり前マンだった!
おしりが前にあるため街の平和を脅かす者を許さないおしり前マンは、日々巻き起こる様々な問題を、新たな仲間との出会いや過酷な試練を乗り越えて解決していく。
そんな中、不穏な動きが…。かつて存在したと言い伝えられている”おしり前帝国”を復活させ、人々を支配しようとする邪悪な影が、世界を覆いつくそうとしていた。
【クレジット】
声の出演
谷口 崇 / シークレット豪華おしりキャスト
監督
谷口 崇
主題歌
「おしり前マンの歌」 谷口 崇
原作:谷口 崇
脚本:米山 和仁/谷口 崇
キャラクターデザイン:谷口 崇 作画監督:谷口 崇 美術監督:谷口 崇
アニメーションディレクター:奇志 戒聖 制作管理:橋本 雄/小山 瑞生
音楽:松野 恭平
音響監督:田中 亮 音響効果:和田 俊也 録音調整:光山 利央
制作:野添 靖人/井上 直子 音響制作:スワラプロ
アソシエイトプロデューサー:和田 有啓/小荒井 梨湖 キャスティング:伊藤 尚哉
宣伝プロデューサー:今石 敦也 海外セールス:吉野 樹里
製作:松内 則貴/新岡 辰徳/藤本 款/伊藤 尚哉/和田 絵美子
プロデューサー:紙谷 零
企画・アニメーション制作:スタジオアウトリガー
配給:SAIGATE 宣伝:FINOR
おしり前マンを応援する会(スタジオアウトリガー/SAIGATE/クロックワークス/ボダパカ/Atemo)
HP:https://saigate.co.jp/oshirifront/
映画『おしり前マン〜復活のおしり前帝国〜』予告編(60秒ver.)|2026年3月20日(金・祝)全国公開
https://youtu.be/o037JqkgZhw
©2026映画「おしり前マン」/ 谷口崇
