青春群像劇の名手・志村貴子(「放浪息子」「青い花」)による、様々な恋模様を淡く繊細に描いたオムニバス漫画「どうにかなる日々」を原作としたアニメーションが、2020年初夏に劇場公開されることが決定。
監督を手掛けるのは詩的な映像・音楽演出に定評のある、「あさがおと加瀬さん。」「フラグタイム」の佐藤卓哉。さらにキャラクターデザインは、「山田くんと7人の魔女」の作画監督、「センリツのルシファー」のキャラクターデザインを務めた佐川遥が担当。アニメーション制作は様々な話題作を手掛けてきているライデンフィルム京都スタジオが担当する。
また、劇場公開概要・スタッフ情報と合わせて、原作者描き下ろしティザービジュアル・特報PV・ムビチケ情報・原作者らのコメントも公開。
本作の更なる続報にご期待いただきたい。
【どうにかなる日々】特報PV【2020年初夏劇場公開】
公開URL:https://youtu.be/0X1oAhL10AQ
ムビチケ情報
「原作・志村貴子描き下ろし 特製クリアファイル付きムビチケカード」
発売:2019年12月20日(金)〜
販売劇場:上映劇場
金額:1,400円(税込)
※一部劇場を除く ※数量限定特典
コメント
志村貴子(著者)
原作は地味な作品ばかりを集めたオムニバス形式の作品集です。
描いる真っ最中の私は別に地味に作るぞという意気込みで描いてはいないのですが結果的に地味と評されることが多いのです。
それなのに数多ある漫画の中から見つけ、アニメにしようと考え、細部に至るまで丁寧に関わってくださったスタッフの皆様には感謝しかありません。
そして個人的に気に入っている短編たちをひとつにまとめてくださいました。本当に頭が下がるばかりです。
読者の皆様にもご覧いただけたら嬉しいです。
上村晶(担当編集)
この作品は15年以上前の作品ですが、今も全く古びない新鮮な輝きをもって、今も必要とされる物語だと感じています。
志村さんのフラットで優しい眼差しは、他者から見たら歪かもしれないけど大切にしたい気持ちや、日々生きることの愛しさにそっと光を当ててくれます。
今回、大きな愛情と理解をもって本作のアニメ化に関わってくださる皆さまに心から感謝していますし、私もわくわくしています。
たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです!
寺田悠輔(プロデューサー)
「どんな恋愛も、どんな生き方も、全て“普通”だ」ということを映像で表現したくて、この作品のアニメ化に手を挙げさせていただきました。
志村先生の、フラットで、誰かを特別扱いするわけでもない、でもどこか暖かい視線は、きっと今の時代を生きる様々な人たちの人生に寄り添えると思います。
今回のアニメでは「かつて一緒にいたけれど、今はもう遠くに行ってしまった誰かを想う物語」を選ばせていただきました。この作品を観ながら、皆さんの痛くて愛しい想い出を、劇場で抱きしめていただけたら嬉しいです。
★作品詳細
2020年初夏 期間限定劇場公開
【イントロダクション】
誰かを想う日常は、ときに甘くて、ときに痛い。
そんな、なるようにしかならない日々も、きっと、いつか。
青春群像劇の名手・志村貴子(「放浪息子」「青い花」)による、様々な恋模様を淡く繊細に描いたオムニバス漫画「どうにかなる日々」を、詩的な映像・音楽演出に定評のある佐藤卓哉監督(「あさがおと加瀬さん。」)がアニメ化。
元恋人の結婚式、
男子校の先生と生徒、
心と身体の変化を迎える思春期の幼馴染。
誰が相手でも、どんな形でも、全ての恋と生き方には同等の価値がある。
そして、不器用に誰かを想った日々は、きっといつか愛しい思い出になる。
そんな“誰かの恋”を優しく見守り、温かく描くオムニバスショートストーリー集。
【スタッフ】
原作:志村貴子「どうにかなる日々」/太田出版
監督:佐藤卓哉
演出:有冨興二
脚本:佐藤卓哉、井出安軌、冨田頼子
キャラクターデザイン:佐川遥
色彩設計:仲村祐栄(BeLoop)
美術コンセプト:伊藤豊
美術監督:齋藤幸洋
撮影:髙津純平
編集:長谷川舞(editz)
アニメーション制作:ライデンフィルム京都スタジオ
配給:ポニーキャニオン
公式サイト:dounikanaruhibi.com
Twitter:@dounika_anime
©志村貴子/太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会