9月5日(土)より全国の映画館にて上映スタートした『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』から、初日舞台挨拶ライブビューイングのオフィシャルレポートが到着。
今回の『特別上映版「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』は、そのTVアニメ第2期のオンエアに先駆けた、先行上映版。 監督の小倉宏文さん、赤血球役の花澤香菜さん、白血球(好中球)役の前野智昭さん、キラーT細胞(メモリーT細胞)役の小野大輔さんが登壇した。 |
赤血球役の花澤香菜さんは真っ赤なドレス、白血球役の前野智昭さんは真っ白なスーツと、それぞれ演じているキャラクターを意識した衣装を着て登場した二人。それを見て「紅白でめでたい! 司会者みたい」と感想を漏らした小野さんも、キラーT細胞に合わせて黒い衣装でビシッと決めている。
司会を務めたアニプレックス・高橋祐馬さんに、キラーT細胞役と紹介されると、すかさず「キラ……? メモリーTと呼べー!!」と本編さながらの大きな叫び声を響かせた小野さんも、気合い十分だ。
まず小倉監督が、無事に公開初日を迎えられたことについて、「待っていらしたみなさんにとにかく満足してほしいと、それだけを考えてやっていました。映画館に流すものなので、TVシリーズと同じものをそのまま出すことはできないと思ったし、久々に帰ってくるのだから騒がしくしたいと思い、スタッフに迷惑をかけて、見栄えを! 見栄えを!と最後まで叫ばせてもらいました」と語っていたが、特別上映用に新規カットを追加、さらに劇場作品ならではの編集がなされていたこともあって、クライマックスではかなり迫力のあるシーンが続く、特別上映版ならではの仕上がりになっていた。
そんな本編映像を見たキャスト陣もかなり熱いものを感じたよう。
「赤血球は活躍をする場面がそんなにあったわけではないのですが、体の中を巡り、血小板ちゃんを手助けする役割だったので、しっかりしたお姉さんな赤血球が演じられてうれしかったです。赤血球以外にも今まで出てきたキャラクターの新しい一面が見られる作品でした」と花澤さん。
「相変わらずがん細胞はやばいなとハラハラドキドキしましたけど、乳酸菌のかわいさに癒やされて、乳酸菌って、こんなにも人体に良い影響をもたらすんだと勉強にもなりました。見てからすぐ、乳酸菌の食べ物や飲料を買いに走りましたから(笑)」と前野さん。
「来年からTVシリーズとして放送予定なんですが、本当に映画だな!と思いました。乳酸菌のお話とがん細胞との戦いの2本の話が同時進行しながら、複雑に絡まり、ちゃんとそこに意味があるように描かれていて、1本のまとまった物語に仕上がっていたことが素晴らしいなと思いました。前野さんが言った通り、僕も乳酸菌を摂ろうと思ったので、皆さんの健康にも貢献できる、それが『はたらく細胞!!』です!」と小野さんが力説していた。
そして、本作の印象的なシーンについても語っていく。
「冒頭の(ウイルス感染細胞から)逃げ回っているシーンは、劇場用のもの、日常感のあるもの、ホラー系のものと、いろいろなバリエーションを録りました。赤血球を表すとき、逃げ回っているところが浮かぶので、これが赤血球なんだなと思って、全力でやらせてもらいました。あとは血小板ちゃんとのシーンは、守りながら行動しているところがお姉さんな感じがして、良かったです」と、頼りになる赤血球が見られて嬉しそうな花澤さん。
「一般細胞(CV.小林裕介)と体中を旅するシーンが多いので、その会話が印象的でした。出会いは一般細胞の家のドア越しなんですけど、そこで怖めな息をアドリブで入れて、やっぱり免疫系は怖い奴らなのかな?と思ってもらうミスリードを狙ったんです。
そこからラストにかけて、免疫系も一生懸命体を守っているんだという親近感を育んでいければという思いもあったので、小林裕介くんとの掛け合いは印象に残っています」と、前野さんが収録を思い出しながらしみじみと語る。
最後は小野さんが「がん細胞との戦いですね。一言でいうと怖かったです。(第1期で倒した)彼が復活したこと自体が怖いですし、本当に勝てるかな?と思いました。石田さんのお芝居が、より狂気と憂いと寂しさをはらんでいて、この細胞を本当に倒していいのかとすら思いました。葛藤も含めて身につまされる戦いで全部出しきった感覚です」と、ラストのバトルがどれほど激しいものだったのかを伝えてくれた。
このラストのバトルシーンについては、原作からさらに膨らませて表現していったそうで「アニメーションは音が付いてキャラクターが動いてなんぼなので、キャストのみなさんに、あれだけのお芝居を要求したのだから映像の見応えは意識していました。
僕個人としては、この作品はバトルが魅力的な部分もあると思っているので、大きなスクリーンでどれくらい盛り上がれるのかは強く意識しながら作っています。みなさんが満足していただければ何よりです」と、監督もクライマックスへの思い入れの強さを語る。
そんなバトルシーンとは対象的に、乳酸菌のかわいさが際立っていたことに関しては……。
「特別上映版を見ると、より積極的に乳酸菌を摂らなきゃと思います」と重ねて前野さんが話すと、「プリン体まで食べてくれるんですよね! そこがいいですよね?」と花澤さんが力説、さらにそこに小野さんが「前野くんはハイボール派だけど、僕はビールと魚卵が好きだから、乳酸菌を前野くんより摂らなければいけないと思った(笑)」と加わり、和気あいあいとしたトークを繰り広げる。また、乳酸菌のガヤについて、「男性陣も、大きくなった乳酸菌のガヤを入れることができたので、すごくうれしかったです!」と小野さんが笑顔で話していた。
そして本作のエンディングには、TVアニメ第2期の主題歌でもある「GO!GO!細胞フェスタ」が流れた。
「また名曲が誕生したなと思いました。昨日、この曲を歌い切るまでに油汚れを落とす挑戦をしている夢を見たんです。だから、夢に出てくるほど影響力のある歌だと思いました(笑)」と花澤さんが楽しそうに話すと、耳に残る曲だし、ついつい口ずさみた
くなる曲だと、前野さんや小野さんも共感していた。
舞台挨拶の最後はライブビューイングで観ている全国のファンメッセージが贈られる。
「まだまだ上映は続きますので、良かったなと思っていただけた方は友達を誘ってまた観に来てください。この輪が広がっていくことが幸せなことだと思います。TVアニメ第2期は、今までのような1話完結の楽しい話になっています。すべて新作エピソードで、こちらについても自信を持ってお届けできると思いますので、ご覧いただければと思います」(小倉宏文監督)
「TVアニメ第2期も、ご期待に添える素敵な作品に仕上がると自負しておりますので、そちらも期待して待っていてください! 最後に1曲歌ってもいいですか。“俺たち無敵のはたらく細胞! ぜってぇおもしれーから見ろよな!”(キラーT細胞で熱唱)」(小野大輔さん)
「乳酸菌の偉大さ、がん細胞の恐ろしさをご理解いただけたと思います。特別上映版では出番がそれほど多くなかったキャラクターたちも、TVアニメ第2期では活躍するお話をたくさん用意していますので、そちらも楽しみにしていただければと思います」(前野智昭さん)
「腸内環境に気をつけようと思われた方がたくさんいらっしゃると思います。自分の体を大事にしていないなという人が周りにいたら、劇場に引っ張っていって、この作品を一緒に見ていただけたらと思います。TVアニメ第2期も面白いキャラクターたちが出てくるので楽しみにしていてください!」(花澤香菜さん)
月刊少年シリウス(講談社)で連載中の「はたらく細胞」は、人間の体内を舞台とした清水茜の漫画作品。
2015年の連載開始より、その魅力あふれる世界観とキャラクターが人気を博し、2018年にはTVアニメ『はたらく細胞』(アニメーション制作:david production)がオンエアスタート。誰もが共感できる細胞擬人化アニメーションとして話題となりました。そして、2021年1月からはTVアニメ第2期「はたらく細胞!!」が放送開始となる。
第2期の放送に先駆けて、9月5日(土)より、『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』と題して、全国での劇場上映中。また、ショートアニメ「血小板 映画館へ行く」を同時上映。
公開記念特典 特別小冊子『はたらく細胞 第4.9巻』
【配布期間】 【内容】 ※お一人様1回のご鑑賞に対して1冊のプレゼントとなります。 |
初日舞台挨拶ライブビューイング
《日程》 《出演》 ※チケットは各劇場にて8月29日(土)以降に順次発売予定となっております。 |
「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!予告PV
https://youtu.be/S0ntBPO6dB8
2020年9月5日(土)上映開始
「ミッション!健・康・体操!」
出演:前野智昭【白血球(好中球)役】
長縄まりあ【血小板役】
振付:MaiMai(FIREWORKS)
ダンサー:Urara & Nageee(FIREWORKS)
「ミッション! 健・康・第・イチ」(第1期オープニングテーマ)
歌:赤血球(CV:花澤香菜)・白血球(CV:前野智昭)・キラーT細胞(CV:小野大輔)・マクロファージ(CV:井上喜久子)
作詞・作曲:ゆうまお 編曲:末廣健一郎
【はたらく細胞公式】「ミッション!健・康・体操!」
https://youtu.be/QXOkA0nN03I
ムビチケ前売券情報全国の公開劇場にて発売中 ・ムビチケ前売券(カード) ※特典は数に限りがございます。なくなり次第、前売券のみの販売となります。 |
再放送情報はたらく細胞(第1期) 7月4日(土)より各局にて放送開始! TOKYO MX 7月4日(土)より 毎週土曜24:30~ |
★作品詳細
はたらく細胞!!
2021年1月放送予定
【スタッフ】
原作:清水茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)
監督:小倉宏文
シリーズ構成・脚本:柿原優子
キャラクターデザイン:吉田隆彦
サブキャラクターデザイン:玉置敬子
細菌キャラクターデザイン・プロップデザイン:三室健太
総作画監督:吉田隆彦・玉置敬子・北尾 勝
美術監督:細井友保(スタジオちゅーりっぷ)
美術設定:曽野由大
色彩設計:水野愛子
撮影監督:大島由貴
3DCG監督:石井規仁
編集:廣瀬清志 (editz)
音響監督:明田川 仁
音響制作:マジックカプセル
音楽:末廣健一郎・MAYUKO
アニメーションプロデューサー:若松 剛
アニメーション制作:david production
製作:アニプレックス・講談社・david production
配給:アニプレックス
【キャスト】
赤血球:花澤香菜
白血球(好中球):前野智昭
キラーT細胞:小野大輔
マクロファージ:井上喜久子
血小板:長縄まりあ
制御性T細胞:早見沙織
NK細胞:行成とあ
乳酸菌(クロ):吉田有里
乳酸菌(アカ):高橋李依
乳酸菌(パンダ):藤原夏海
乳酸菌(ブチ):久保ユリカ
一般細胞:小林裕介
がん細胞:石田彰
ナレーション:能登麻美子
ほか
【アニメ公式サイト】:http://hataraku-saibou.com
【公式Twitter】@hataraku_saibou (推奨ハッシュタグ:#はたらく細胞)
TVアニメ第2期「はたらく細胞!!」2021年1月放送開始! / 第1弾PV
https://youtu.be/sYh3lEL8tnM
【原作情報】
「月刊少年シリウス」(講談社)にて「はたらく細胞」好評連載中!
コミックス第1巻~第5巻発売中
★作品詳細
はたらく細胞BLACK
2021年1月放送開始
【スタッフ】
原作:原田重光・初嘉屋一生・清水茜(講談社「モーニング」連載)
監督:山本秀世
シリーズ構成・脚本:森ハヤシ
キャラクターデザイン:安彦英二
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ライデンフィルム
【キャスト】
赤血球:榎木淳弥
白血球(好中球):日笠陽子
ナレーション:津田健次郎
【アニメ公式サイト】saibou-black.com
【公式Twitter】@cellsatworkbla1(推奨ハッシュタグ:#細胞BLACK)
【原作情報】
「モーニング」(講談社)にて好評連載中!
コミックス第1巻~第5巻発売中
「はたらく細胞BLACK」2021年1月TVアニメ化決定PV
https://youtu.be/hvnRmz0Vcc8
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT