シリーズ累計発行部数5500万部を超える「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の超人気コミック「銀魂」(原作:空知英秋)。
15年間続いてきた大人気アニメシリーズ『銀魂』が“今度こそ本当に”(!?)最終作として、いよいよ2021年1月8日(金)より全国の映画館で『銀魂 THE FINAL』が公開された。
最後の「銀魂」が公開を迎えたことを記念し、1月9日(土)に新宿バルト9で公開記念舞台挨拶「祝公開&謹賀新年最後の新年会」を実施。緊急事態宣言を受け無観客でのイベントとなったが、全国 193 劇場では舞台挨拶のライブビューイングも行われた。舞台挨拶には、杉田智和、阪口大助、釘宮理恵らおなじみの万事屋メンバーに加えて、千葉進歩や中井和哉、鈴村健一ら真選組メンバー、さらに、石田彰や立木文彦といったまさに「銀魂」オールスターともいえる声優陣が大集結!最後まで「銀魂」らしい笑いと感動に溢れたトークが展開された。
豪華な金屏風があしらわれたステージに登場したのは、袴や晴れ着、タキシードなど華やかな衣装を身にまとったキャスト陣。
中でも主人公の坂田銀時を演じる杉田は、まばゆい輝きを放つ「銀の」羽織袴を披露!
今年の干支・丑年にちなんで牛柄になったエリザベス、宮脇千鶴監督も登壇し、全員揃って「明けましておめでとうございます!」と新年の挨拶を行い、新年会らしいムードでイベントがスタートした。
ついに公開された“最後の映画”である本作について、杉田は「15年やってきた集大成が込められている」として、TVシリーズから脈々と受け継がれてきた音楽、CGなど様々なスタッフのクリエイティブにも言及。「継ぎ足していった秘伝のタレのように、僕らの芝居もそうなっていると嬉しい」と噛みしめるように語った。
志村新八役の阪口大助は、本作のエンディングにグッときたことを挙げ、「過去の TV シリーズのエンディングが取り入れられていたり、15年続けきたものがこういう形になるんだな」と感慨深げにコメント。
神楽役の釘宮理恵は、「楽曲とアクションがマッチして展開が高まっていくところが胸にグッときて、ずっと応援してくださっていたみなさんも絶対高まってくれるなと思った」と興奮気味に語った。
定春役の高橋美佳子は、TVシリーズの最後に定春がどうなるのかが気になっていたとして、「今回映画に出てきているというだけで感無量でした!」と笑顔を見せた。
印象的なシーンについて問われた真選組局長・近藤勲役の千葉進歩は、「高杉のあまり見たことのないシーンがあって、いち視聴者として観た時にすごく良いシーンがあった」として、今回のキーパーソンの一人・高杉晋助について言及。
真選組副長長・土方十四郎役の中井和哉は、「新八がゲロを踏むシーンのリアルな効果音にグッとくるものがありました」と笑わせ、真選組一番隊隊長・沖田総悟役の鈴村健一は、沖田が愛用しているバズーカに言及。「沖田はいつも大体悪い時にバズーカを使ってきたけど、今回初めて“正しいバズーカの使い方”をしています!」と力強くコメントした。
桂小太郎役の石田彰は、「僕の15年間を積み重ねてきた『銀魂』の集大成を観たような気がします」と本作でのアフレコ現場を振り返り、「銀時、高杉、桂の三人が反目し合いながらも底のほうで繋がっている、絆のようなものが描かれていて、すごくいい話」としみじみ…したかと思えば、「そこは『銀魂』なので、いい話だけで終わらないのは皆さんのご期待の通りです!心の中で「桂、しつこいよ!」とツッコミながら観ていただきたい」と語り、キャスト陣を笑わせた。
また、本作の後半に大活躍(!?)する“マダオ”こと長谷川泰三を演じた立木文彦は、最後まで長谷川がブレずに生き続けている姿が嬉しかったことを明かし、「長谷川は『銀魂』の世界ではボコボコにされているので、それが嬉しいです。これからまた何かあるとしたら、ずっとボコボコでお願いします!」とコメントした。
最後の「銀魂」で監督を務めた宮脇は、制作現場よりも「むしろ今最大の試練を迎えています!」と緊張を隠せない様子で、思わずキャスト陣からも口々に「がんばってー!」と声援が。「大変なことはたくさんありましたが、その度に周りの皆さんが助けてくださり、キャストの皆さんも励ましてくださって、ここまでたどり着けて本当によかったと思っています」とあらためて感謝を述べた。
続いては、15年を振り返ったキャスト陣による、「今だから言える『ごめんなさい』『ありがとう』」エピソード披露へ。
杉田は、TVシリーズでの「千の風になって」をうろ覚えで歌うシーンを取り上げ、「真面目に歌わなくてごめんなさい。でもあれは台本に『うろ覚えで歌えなくなる』って書いてあったんです!スタッフの皆さんありがとう、ふざけんな!」と収録秘話を暴露。
阪口は、万事屋メンバーを共に演じてきた杉田と釘宮の二人について、「二人と現場に来ると楽しくて、ポジティブになれたので助かったし、支えられた時期があった」と感謝の気持ちを伝えた。
釘宮は自分自身に対し、「最初は下ネタなんて絶対言いたくなかったのに、どんな汚い言葉も台本にあればさらりとつぶやけるようになった」として、「ピュアな時代の釘宮さん、ごめんなさい!」と絶叫。
高橋は、かつて30歳以上が受けられるアイドルオーディションを受け、選考が進んでしまい事務所をザワつかせたことを明かし、「『銀魂』ではお通ちゃんの役も演じていて、アイドルへの憧れがあったので…」とまさかの「ごめんなさい」エピソードを披露した。
石田は「『鬼滅の刃』が当たっていいなと思っていて、ごめんなさい!『銀魂』がんばれ!」とエールを贈る形に。
千葉は、劇中で度々モザイクがかかる自身の演じるキャラ・近藤について「お見苦しいところを見せ続けごめんなさい!と共に、見守ってくださった皆さんにはありがとうと言いたいです!」と謝罪と感謝を同時に伝えた。
中井は、「うちの子には『あまり銀魂を観るんじゃありません』と言っていてごめんなさい!」と言いながらも、今や子供もすっかり成長したことに触れ、あらためて15年という年月の長さを実感していた様子。
鈴村は、自身のラジオで「『鬼滅の刃』と『銀魂』どちらが好きか」という質問を受けた際に、「勢いで『鬼滅の刃』と答えてしまってすみませんでした!」と言いつつ、あらためて「『銀魂』も大好きです!」と笑顔を見せた。
立木は、「嘘偽りなく、『銀魂』声優メンバーが一番好きで、いつ会っても優しくしてくれて、このメンバーが日本一!本当にありがとうございました!」と共演者たちに感謝の気持ちを述べた。
宮脇監督は、「このご時世にも関わらず劇場に足を運んでくださった皆さんに感謝を述べたい」とファンに感謝すると共に、本作の監修・藤田陽一と音響監督・高松信司に対し「私をここまで連れてきてくださってありがとうございます」と深く感謝の意を表した。
続いては、シークレットゲストからのサプライズメッセージが公開に。声の主は、本作に神威役で出演している日野聡!
大ヒット上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では、メインキャラクターの一人・煉獄杏寿郎役を務めたことでも知られている日野が、“縁起の良い”ゲストとして音声でのメッセージを寄せた。さっそく「地球の飯はうまいなあ!」と神威の声で始まったメッセージは、「(舞台挨拶に神威を)呼ばなかった偉い人、殺しちゃうぞ」と名台詞を思わせる物騒なセリフも登場。
最後は日野自身として、「心はいつでも銀魂でいっぱい!最後の銀魂、たっぷりとお楽しみください!」と元気いっぱいに締めくくった。
舞台挨拶の終盤には、『銀魂』のイベントではすっかり恒例のプログラムとなった、原作者・空知英秋からの手紙を披露。『銀魂』ファンにはおなじみのゴリラの着ぐるみが手紙を持って登場し、釘宮が代読する形で、空知からのメッセージが読み上げられた。
<空知英秋の手紙>
とうとうこの日が来てしまいましたね。
幾度も終わる終わる詐欺を繰り広げて来たこのアニメも、
間もなく本当の終わりの時を迎えます。心の準備はできたでしょうか。
泣いてサヨナラするのも、笑ってサヨナラするのも自由。
みなさんそれぞれの、らしいと思うやり方で、
彼等、彼女等との最後の逢瀬、楽しんでもらえたらと思います。
え?僕ですか?僕は……多分泣いちゃうでしょうね。
心待ちにしつつも、この日が来なければいい、
そう思ってもいたから。
…けど涙を拭いて、きっとこう言うと思う。
さらば、シンジ、レイ、アスカ。
さらば、全てのエヴァンゲリオン!
シン・エヴァンゲリオン劇場版1月 23 日ロードショー!!
みんなぜってー観に行こうな!!
……え?違う?「あんの」じゃなくて、「あほの」ひであきの方の奴?
いやでもどっちのひであきも終わる詐欺やってるけど。
すみません、そっちの方の奴は特に言う事ないです。
多分ひであきのあほの仲間たちが、全部映画にぶち込んでくれているので。
なので僕らは、銀魂は、サヨナラも言わなくていいですよね。
きっとまたいつかどこかで。
ありがとうきびうんこ。
あほのひであき
イベントの最後には、宮脇監督と主演の杉田からファンへのメッセージが贈られた。
宮脇監督は、あらためて映画を観に来るファンへの感謝を伝えながら、「この映画が、これから長く皆さんに観られるようになってほしい」と昨今の情勢に触れつつ、願いを込めた。
杉田は「アニメはいったんファイナルだけど、作品は残り続けるし、これから未来に向かって進んでいくはず」と、あらためて『銀魂』という作品に希望を込めたメッセージを送り、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。
映画『銀魂 THE FINAL】は、1月8日(金)より全国の映画館で好評公開中。
《『銀魂 THE FINAL』 祝公開&謹賀新年 最後の新年会》
■日時:1 月 9 日(土)
■場所:新宿バルト 9 シアター9(東京都新宿区新宿3丁目1-26 新宿 3 丁目ビル 9 階)
■登壇者:杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子、千葉進歩、中井和哉、鈴村健一、石田彰、立木文彦、宮脇千鶴(監督)、日野聡(※サプライズメッセージ音声出演)
映画「銀魂 2 掟は破るためにこそある」放送情報
テレビ東京 2021年1月16日(土)11時55分~
テレビ大阪 2021年1月16日(土)13時30分~
テレビ愛知 2021年1月16日(土)11時45分~
テレビ北海道 2021年1月16日(土)24時50分~
※放送日時は予告なく変更となる場合がございます。
『銀魂タイムズ』は「銀魂チャンネル」でも期間限定リピート配信中!
【銀魂チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCFyBWO9SUQfKpuV7uF8Rh5A/
【 配信期間】
12/19(土)17:00~1/31(日)23:59(予定)
【 出演】
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵
★作品詳細
銀魂 THE FINAL
2021年1月8日(金)映画館でROADSHOW!
【スタッフ】
原作:空知英秋(集英社ジャンプコミックス刊)
監督/脚本:宮脇千鶴
監修:藤田陽一
アニメーション制作:BN Pictures
配給:ワーナー・ブラザース映画
【声の出演】
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵 ほか
【音楽】
主題歌担当アーティスト SPYAIR
挿入歌担当アーティスト DOES
オフィシャルサイト:gintamamovie.jp
公式 Twitter:@gintamamovie
#銀魂ザファイナル
「銀魂 THE FINAL」オリジナル・サウンドトラック発売決定
音楽を担当する Audio Highs による本作のオリジナル・サウンドトラック。
発売日:2021年1月8日(金)
通常盤:\3,000+税/SVWC-70497
15年の感謝を込めて「ありがとう」特別動画 『銀魂 THE FINAL』1月8日公開
https://youtu.be/FMNldHAJsQo
1分でわかる!!『銀魂』特別映像 『銀魂 THE FINAL』2021年1月8日公開
https://youtu.be/KwfU7nPWexI
佐藤二朗ナレーションの収録直前の打ち合わせにカメラが潜入!「1分でわかる!!『銀魂』特別映像」メイキング 『銀魂 THE FINAL』2021年1月8日公開
https://youtu.be/dhtmNdktzrg
映画『銀魂 THE FINAL』15秒CM(正月編)2021年1月8日公開
https://youtu.be/XBmmCe-agvg
映画『銀魂 THE FINAL』90秒予告 2021年1月8日公開
https://youtu.be/SvRHM7AONB4
映画『銀魂 THE FINAL』予告編 2021年1月8日公開
https://youtu.be/Zn1filVUyf8
映画『銀魂 THE FINAL』特報 2021年1月8日(金)公開
https://youtu.be/tkaU_Ctzhes
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会