初監督作品、映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」で第21回上海国際映画祭・金爵奨:最優秀アニメーション作品賞、第51回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭ファンタスティック・ディスカバリー部門最優秀長編作品賞を受賞するなど、国内外から高い評価を受けた岡田麿里監督の最新作映画「アリスとテレスのまぼろし工場」の制作が決定!
アニメーション制作には映画「この世界の片隅に」で第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞を始め、数々の映画祭にて作品賞を多数受賞したスタジオ、MAPPA が初のオリジナル劇場作品を手掛ける。
副監督には平松禎史、キャラクターデザイン・総作画監督には石井百合子、美術監督には東地和生が名を連ねる等、「さよ朝」のメインスタッフが再集結。音楽は岡田麿里脚本の映画「空の青さを知る人よ」の音楽作家・横山克が担当する。
スタジオ設立から10周年を記念したイベント“MAPPA STAGE 2021 10thAnniversary”のステージ上で、映画「アリスとテレスのまぼろし工場」の2分に及ぶ特報映像が披露され、会場を沸かした。
また、岡田監督からのコメントも到着している。
映画「アリスとテレスのまぼろし工場」 特報
https://youtu.be/lEJToD1Ji8U
岡田麿里監督コメント
この『アリスとテレスのまぼろし工場』は、曖昧な世界でもがく少年少女達が、“恋心”を武器に運命と戦う物語です。信頼するスタッフとともに、地に足がついていながら挑戦的な、このチームでしかできないアニメーション映画を追及したいと思っています。完成はまだ先になりますが、はやく皆様にお届けしたいです。
ティザービジュアル解禁・公式サイト情報
描き下ろしのティザービジュアルを使用した公式サイトがオープン!
原案を岡田麿里監督が、キャラクターデザイン・石井百合子が原画を、美術監督・東地和生が背景&フィニッシュワークを手掛けたティザービジュアルは、美しいが何処か棘のある、ファンタジーとリアルを内包した、絵画のような仕上がりになっています!
公式サイト:https://maboroshi.movie/
★作品詳細
〈スタッフ〉
監督:岡田麿里
副監督:平松禎史
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
美術監督:東地和生
音楽:横山克
アニメーション制作:MAPPA
公式サイト:https://maboroshi.movie/
岡田麿里監督プロフィール
岡田麿里(おかだまり)
1976年生まれ。脚本家。
1998年『DT エイトロン』で初めてアニメ脚本を手掛けて以降、主にアニメ脚本家として活動し、2011 年には原作・脚本の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が大ヒット。小説や実写作品の脚本、漫画原作、作詞など、活動の範囲を広げ続け、2018 年『さよならの朝に約束の花をかざろう』でアニメ監督としてデビューした。
【代表作品】
監督 「さよならの朝に約束の花をかざろう」(2018年)
脚本 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(2011年)、「凪のあすから」(2013年)、「心が叫びたがってるんだ。」(2015年)、「空の青さを知る人よ」(2019年)
「泣きたい私は猫をかぶる」(2020年) ほか多数
【受賞歴】
「第16回アニメーション神戸賞」個人賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭第5回ニューウェーブアワード(クリエイター部門)、第61回埼玉文化賞
MAPPAプロフィール
株式会社 MAPPA(マッパ)
アニメーション制作会社。
2011年6月、元・マッドハウスプロデューサーの丸山正雄によって設立された。2016年4月、設立メンバーの一員である大塚学が社長に就任。創業以来、テレビアニメを中心に映画、WEBアニメ等、ジャンルにとらわれない様々な映像作品の企画・制作を行っており、設立10周年の節目を迎える 2021年も多様な作品制作に取り組んでいる。代表作は「この世界の片隅に」、「ユーリ!!! on ICE」、「ゾンビランドサガ」、「呪術廻戦」ほか。
©Maboroshi Project