東映アニメーションの新規IP研究開発チーム「PEROs」と創通の若手プロデューサーがハイターゲット向けの新規オリジナルIP原作開発で強力タッグ!
本日より、公式Twitterアカウント(@sharedol)で作品情報を発信していく。
東映アニメーションと創通が、東映アニメの新規IP※1研究開発チームである「PEROs」※2と創通の若手プロデューサーが共同でオリジナルIP原作を開発するプロジェクトのパイロットフィルム『洒落どる(しゃれどる)』を10月25日(月)にYouTubeで公開することを発表した。
それに先立ち、企画概要、キャラクター設定の一部、場面カットを本日10月13日(水)に解禁。
公式Twitterアカウント(@sharedol)では、映像公開に向け作品情報を発信していく。
※1 IP(Intellectual Property):キャラクターの著作権や商標権等の知的財産権
※2 PEROs(ペロズ Prototyping and Experimental Research in Oizumi Studio):「大泉スタジオにおける試作開発と実験的研究」。詳細は後述します。
パイロットフィルム『洒落どる(しゃれどる)』について
東映アニメと創通の若手プロデューサーが考えた約15件の企画から選ばれた2つの案を融合した作品が『洒落どる(しゃれどる)』です。
現代の平凡な若者が、江戸と近未来の融合した世界にタイムリープし、自らの運命を切り開く…、という東映アニメ案と、アイドルが江戸時代にタイムスリップしたら…?という創通案の2つの独立した企画を融合し、
「江戸×アイドル」をテーマにしたパイロットフィルム『洒落どる』を製作しました。
パイロットフィルム『洒落どる』は、あくまでもスモールスタートの「試作品」ですが、作品のコンセプト、映像表現に対するアニメファンおよびビジネスパートナー候補の反応を踏まえ、今後の展開を検討してまいります。応援のほどよろしくお願いいたします。
企画概要
時は江戸時代 寛政年間
現代のアイドルの知識で、江戸っ娘(えどっこ)をプロデュースしたら?
東映アニメーション×創通が贈る…打ち首覚悟の“あいどる”活動!!
老中松平定信による「寛政の改革」のもと、庶民たちの娯楽は厳しく取り締まられていた。
まるで時代という名の籠の中に囚われた鳥のように、不自由はないけどどこか息苦しい日々の暮らし。
そんな中、それぞれの悩みを抱えながら生きる少女たち。
彼女たちの思いが、“あいどる”として爆発する!
キーワードは「こんな世の中、しゃらくせえ!!!」
見どころは、絢爛華麗なライブシーン。
煌びやかな提灯が輝く中、和風のアイドル衣装を纏った江戸っ娘たちが
既存のアイドルアニメの枠を超えたライブを行います。
「寛政の江戸文化」×「令和のアイドル文化」を掛け合わせた“NEO江戸”の世界を演出します。
キャラクター設定(一部)
場面カット
今後の展開について
『洒落どる』は、メインのキャラクターの名前も未定、声優も未定、まだまだ決まっていないことづくしの作品です。
設定やパイロットフィルムへのファンの皆様の反応をいただきながら、皆様と共に創っていくこと(共創)を目指していく。
10月25日(月)のYouTube(東映アニメーション公式チャンネル)での映像公開に先駆け、本日、『洒落どる』公式Twitterアカウント(@sharedol)を開設。
公式アカウント https://twitter.com/sharedol
推奨ハッシュタグ 「#洒落どる」「#こんな世の中しゃらくせえ」
パイロットフィルム公開まで、『洒落どる』の世界観(時代背景や江戸文化など)や、キャラクターたちについて紹介していく。パイロットフィルムから切り出した出来立ての場面カットを惜しげなく投入。
フォローいただければ、より一層映像を見るのが楽しみになること間違いなしです。
また、「このキャラクターはこんな名前がいい!」「こんな声優さんに声を当ててもらいたい!」「もっとこうしたらいいんじゃない?」と言った反応も募集している。
東映アニメ「PEROs」と創通のプロデュースチームによるオリジナルIP原作開発について
東映アニメは、「世界の子どもたちと人々に『夢』と『希望』を与える“創発企業”となることを、目指す」を経営理念に掲げ、60年以上にわたり、数々の作品を製作し、日本最大、世界有数のコンテンツ数を誇るアニメ製作プロダクションです。
創通は、「夢と感動」を共有することを企業理念とし、新しいアニメーション作品やゲーム作品などのエンターテインメントコンテンツを創り、版権ビジネスを展開するというビジネスモデルを 50 年以上継続してきました。
今回、東映アニメの映像制作拠点である大泉スタジオで新技術・オリジナルIPの研究開発に取り組む「PEROs」と創通のプロデュースチームがタッグを組みます。
本プロジェクトは、以下の課題認識のもとに進められています。
① メディアの変化:ネット経由での配信の普及、5G、xR等の新たな技術への対応の必要性
② 人材育成:次世代を担う若手プロデューサーの挑戦の場の必要性
③ IP・原作創出:スモールスタートかつファンと共創していく必要性
上記の課題を踏まえ、本プロジェクトは、新たな領域に、新たな人材、新たなやり方で挑みます。
数多くの作品製作で培ったクリエイティブノウハウを有する東映アニメと、ハイターゲット向けのビジネスプロデュースノウハウを有する創通が、ハイターゲット向けに新規オリジナルIP原作を創出します。
■体制
クリエイティブ、ビジネスのそれぞれに実績・知見を持つ2社がそれぞれの強みを生かしながらもお互いの領域にオーバーラップしながらプロジェクトを進めていきます。
東映アニメは、企画・演出・プロデュースなど40年の経験を持つ、執行役員 製作本部スーパーバイザーの梅澤淳稔、創通は、多くのビジネスプロデュースの実績を持つ、代表取締役社長の難波秀行が、若手スタッフをバックアップしていきます。
長い歴史があるアニメ業界の老舗2社によるプロジェクトですが、小回りの利くスピーディな開発体制で、
ファン、ビジネスパートナーの思いを迅速に反映するIP原作開発を行っていきます。
「PEROs」(ペロズ)とは
「大泉スタジオにおける試作開発と実験的研究」(Prototyping and Experimental Research in Oizumi Studio)を目的とした取り組みです。1956年の創立以来60年以上にわたり、日本のアニメーションの「開拓者」として挑戦し続けてきた東映アニメーション独自の演出・作画技法等の「伝統」に CG・xR・AI等の最新のデジタル技術による「革新」を加え、常識にとらわれない「想像力」と、それを具現化する「創造力」を組み合わせ、新たな映像表現への挑戦とオリジナルIPの開発を行います。また、ベテランスタッフが培ってきた東映アニメーション独自のノウハウを若手スタッフに継承して、人材育成も行っていきます。
2021年2月に公開した第1弾作品、長崎県佐世保市を舞台にした約5分間の実験映像『URVAN』(ウルヴァン)は、日本唯一のアニメ×異業種コラボ表彰イベント『第1回京都アニものづくりアワード』の「テクノロジー・イノベーション部門」で銀賞を受賞しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000059287.html
東映アニメーション株式会社について(https://www.toei-anim.co.jp/)
日本最大のコンテンツ数を保有し、版権事業等の多面的な展開も手掛けるアニメ製作プロダクション。
1956年の創立から、数々の作品を製作し、製作本数は、劇場作品255本、テレビ作品228本、総話数にして約13,100話※という日本最大、世界有数のコンテンツ数を誇ります(※2021年6月末現在)。さらに、作品製作のみならず、版権事業等の多面的な展開も手掛けています。近年では、海外市場開拓や新たな映像表現にも注力しています。
株式会社創通について(https://www.sotsu.co.jp/)
1965 年創業。「夢と感動」を共有することを企業理念とし、新しいアニメーション作品やゲーム作品などのエンターテインメントコンテンツを創り、『機動戦士ガンダム』を代表作として、版権事業を通じて作品をプロデュースしていくビジネスモデルを 50 年以上継続してまいりました。
©️東映アニメーション・創通