アヴちゃん(女王蜂)&森山未來&野木亜紀子(脚本)が登壇!映画『犬王』狂騒御礼!舞台挨拶レポートが到着!

湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』(配給:アニプレックス、アスミック・エー
ス)が、本日5月28日(土)より全国公開となった。

湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描く“狂騒のミュージカル・アニメーション”。「平家物語 犬王の巻」(古川日出男著/河出文庫刊)を原作に、カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が演じる。

5月28日(土)に公開初日を迎え、9万人以上が熱狂!興収ランキングでは新作邦画1位、SNS上でも熱い感想があふれており、映画レビューサイト「COCO」の直近一週間の“新作映画 Twitterツイート数ランキング”でも1位となったほか、Filmarksの初日満足度ランキングでは新作アニメ映画で1位を記録。

そんな本作の公開後イベントとして《狂騒御礼!舞台挨拶》が開催され、W主演のアヴちゃん(女王蜂)と森山未來のほか、「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」『罪の声』などで知られ、初めて長編アニメーションの脚本を務めた脚本家・野木亜紀子が本作イベントに初登壇。
Twitterで一般募集した質問・感想などアツい声が登壇者にも届けられ、公開後の今だからこそ話せる制作の裏話も飛び出すなどイベントは大いに盛り上がった。

 

【日程】6月8日(水)19:00~19:40

【場所】
新宿バルト9 シアター9(新宿区新宿3丁目1−26 三丁目イーストビル 13階)

【登壇者】
アヴちゃん(女王蜂)、森山未來、野木亜紀子(脚本) (敬称略)

 

『夜は短し歩けよ乙女』などで知られる湯浅政明監督による、ミュージカル・アニメーション映画『犬王』が現在絶賛公開中!
6月8日(水)に都内劇場で「『犬王』狂騒御礼!舞台挨拶」が実施され、主演声優のアヴちゃん(女王蜂)と森山未來、そして脚本家の野木亜紀子が参加した。

昨日実母が本作を鑑賞したという犬王役のアヴちゃん。母親から「うちの家、ご先祖が平家やねん!」と驚きの事実を知らされたと明かし「時を超えて平家をテーマにした作品に出られるなんて!しかも昨日は犬王の命日。母親から『あんたは“平家ギャル”やで!』と言われるなんて…」とまさかの奇縁に驚き顔。「原作を読んだときの『絶対にやれる!』と思った根拠のない自信の正体はここにあったのかと、ロマンチックに感じました」と犬王への運命的な縁に納得していた。

 

 

一方、公開後の反響を聞かれた森山は「アヴちゃんの“平家ギャル”話が強すぎるから…」とアヴちゃんの平家末裔エピソードに驚嘆しながら「SNSを見ていても作品に対する反響が凄くあるのがわかるし、映画を体感してくらっているという感想が多いのが面白い」と手応えを感じていた。アヴちゃんの声優ぶりには「もはやモンスター!突き抜けています」と太鼓判を押すと、当のアヴちゃんは「だって平家ギャルだからね!」と満面の笑みだった。

 

 

そんなアヴちゃんについて、今回本作でイベント初登壇となった野木は「初めてアヴちゃんの姿を映像で見たときに『一体この人は何なんだ!?犬王じゃん!』と感じ、さらに完成した映画を観て『本当に犬王だった…』と思った」と絶賛し、森山については「断られたらほかに誰もいないのではないか?と思うくらい、絶対に森山さんに演じてもらいたかった。お二人の力で『犬王』という作品に命が吹き込まれました」とイメージ通りのキャスティングに喜んだことを振り返った。

 

 

また、野木は犬王の父役を演じた松重豊からも本編の感想を聞いていたといい「(山口弁でしゃべるので)方言が心配だったけど、見た人から『ほんとに誰だか分らなかった!』と最高の誉め言葉をいただきました!」と喜んでいたというエピソードを明かすと、森山がすかさず「アフレコの時はすでにお父さんの声が入っていたんですけど、松重さんだと思ってなかったんです」と衝撃告白!
「最後のエンドクレジットで松重さんの名前を見て、どこに出てたんだろうと考えていたら『あ、お父さんだ』と気づきました」と語り松重の演技力に驚きを隠せなかった。

続いてTwitterで募集した“声”に答えるコーナーで、感情が高ぶったシーンについてアヴちゃんは「犬王が面を外したとき。こんな顔をしているんだ!?と思った。そこに至るまでに蓄積されたアニメーションとそれぞれの関係値を思って涙が出ました」と感涙を報告。
森山が「友魚がボロボロになりながらも語るクライマックス」を見どころに挙げると、アヴちゃんは「二人揃っての初めてのアフレコ収録のシーンがその場面。そのシーンのセリフを生で聞いたときに『ここまでやっていいんだ…』と鳥肌が立った」と森山とのアフレコ収録を回想した。これに森山が「完成版に使われているものよりも、その時のファーストテイクが自分的には良かったかもしれない」と本音をちらりと覗かせると、アヴちゃんは「お互いが横にいて初めてのアフレコだったから、お互いに『くらえ!』と思ってやっていたからね!」と当時の心境を解説して笑わせた。

脚本家の立場として野木は、本作制作の中で二段階で驚きがあったという。「自分で脚本を書いたはずなのに、脚本から絵コンテになったときに驚き、完成版のアニメになったときに『犬王ってこんな顔なの!?』とまた驚いた。最初から最後までびっくり。初見の際はあまりの衝撃で殴られたような気持ちになって、湯浅監督はやっぱり鬼才だな…」とスクリーンからあふれ出るイマジネーションの数々に圧倒されたと語った。

『犬王』の熱狂は終わらず!今週末 6月11日(土)からは入場者特典として、野木による新規書き下ろしストーリーが読める冊子『幕間「犬王と友一」』の配布が決定。
さらに6月11日(土)からアヴちゃん、森山、湯浅監督が参加した副音声付オーディオコメンタリーもスタート。

 

 

森山は「さらに字幕バージョンの公開も始まるので、劇中の歌詞を追いながら音楽を聴いていくとストーリーの見え方もガラリと変わります。何度も観ていただければ色々な角度で『犬王』を楽しんでもらえるはず」とアピール。アヴちゃんも「私たちはもっともっと『犬王』の続きをやりたいと思っています!“追い犬王”して、皆さんにはたくさん観ていただきたいです。これからも『犬王』をたくさん愛してほしいです!」とさらなる盛り上がりへの期待を口にしていた。

また、公開当初から口コミとともに要望の高かった「応援上映がしたい!」という声に応えて、手を叩き、体を揺らして上映を楽しめる「無発声“狂騒”応援上映」の開催決定も発表され、観客からは「待ってました!」といわんばかりの大きな拍手が巻き起こった。

このイベントには音楽を担当した大友良英と、琵琶監修の後藤幸浩がギターと琵琶を持って登壇することも決定。
チケットは本日8日(水)24時よりオンラインチケット予約KINEZOで販売スタートとなる。

 

 

大友良英&後藤幸浩が音楽を語る!『犬王』無発声“狂騒”応援上映

【実施日】6月13日(月)

【実施劇場】新宿バルト9

【実施時間】17:40の回 上映前舞台挨拶

【登壇者(予定)】
大友良英、後藤幸浩 ※登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。

【チケット料金】全席指定:2,000 円

【チケット販売方法】
■オンラインチケット予約KINEZO にて
6月8日(水)24:00(6月9日(木)0:00)より販売
https://tjoy.jp/shinjuku_wald9
※事前に無料会員登録が必要です。

■劇場窓口
6月9日(木) 劇場オープンより
※WEB販売で完売の場合、窓口の販売はございません。

公開を記念して、主人公・犬王の声を務めたアヴちゃん(女王蜂)、その相棒となる琵琶法師・友魚役の森山未來、足利義満役・柄本佑、犬王の父役・津田健次郎、湯浅政明監督が初日舞台挨拶に登壇。

 

 

★作品情報

犬王

2022年5月28日(土) 全国ロードショー!

声の出演:アヴちゃん(女王蜂)、森山未來、柄本佑、津田健次郎、松重豊
片山九郎右衛門、谷本健吾、坂口貴信、川口晃平(能楽師)
石田剛太、中川晴樹、本多 力、酒井善史、土佐和成(ヨーロッパ企画)

原作:『平家物語 犬王の巻』古川日出男著/河出書房新社刊
監督:湯浅政明
脚本:野木亜紀子 キャラクター原案:松本大洋 音楽:大友良英
総作画監督:亀田祥倫 中野悟史 キャラクター設計:伊東伸高 監督補佐:山代風我
作画監督:榎本柊斗 前場健次 松竹徳幸 向田 隆 福島敦子 名倉靖博 針金屋英郎 増田敏彦 伊東伸高
美術監督:中村豪希 色彩設計:小針裕子 撮影監督:関谷能弘 編集:廣瀬清志
音響監督:木村絵理子 音響効果:中野勝博 録音:今泉 武 音響制作:東北新社
歴史監修:佐多芳彦 能楽監修:宮本圭造 琵琶監修:後藤幸浩
アニメーション制作:サイエンス SARU
配給:アニプレックス、アスミック・エース

公式 HP: https://inuoh-anime.com
公式 Twitter: @inuoh_anime
特報 URL:https://youtu.be/-dt0d8F84p0

 

【あらすじ】

室町の京の都、猿楽の一座に生まれた異形の子、犬王。周囲に疎まれ、その顔は瓢箪の面で隠された。
ある日犬王は、平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚と出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。
友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、二人だけの呼吸、二人だけの世界。
「ここから始まるんだ俺たちは!」
壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。呪いの真相を求め、琵琶を掻き鳴らし異界と共振する友魚。乱世を生き抜くためのバディとなった2人は、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた2人を待ち受けるものとは――?
歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚 から生まれた、時を超えた友情の物語。

 

【映画祭正式出品】

・第78回 ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門 9月1日(水)~11日(土)
・第46回 トロント国際映画祭 スペシャル・プレゼンテーション部門 9月9日(木)~18日(土)
・第26回 釜山国際映画祭 アジア映画の窓部門 10月6日(水)~15日(金)
・第37回 ワルシャワ映画祭 スペシャル・スクリーニング部門 10月8日(金)~17日(日)
・第16回 ブカレスト国際アニメーション映画祭 コンペティション部門 10月8日(金)~17日(日)
・第23回 富川(プチョン)アニメーション国際映画祭 長編コンペティション部門 10月22日(金)~26日(火)
・第34回 東京国際映画祭 ジャパニーズ・アニメーション部門 10月30日(土)~11月8日(月)
・第32回 シンガポール国際映画祭 フォアグラウンド部門 11月25日(木)~12月5日(日)
・第51回 ロッテルダム国際映画祭Filmmakers in focus部門 1月26日(水)~2月6日(日)
・第45回 ヨーテボリ映画祭 ボヤージュ部門 1月28日(金)~2月6日(日)

 

映画『犬王』オリジナル・サウンドトラック

5月25日(水)発売
価格:¥3,300 (税抜価格¥3,000 )

劇中歌をはじめ映画『犬王』を彩る音楽を手掛けたのは、『花束みたいな恋をした』他の作曲家・大友良英。
犬王を演じるアヴちゃん(女王蜂)、琵琶法師・友魚を演じる森山未來が熱く歌い上げる、極彩色のオリジナル・サウンドトラック。

【収録内容】
独言/犬王(アヴちゃん)
作詞・作曲:薔薇園アヴ
犬王/友一・友有(森山未來)
作詞:松井洋平 湯浅政明 作曲:大友良英
腕塚/犬王(アヴちゃん)
作詞:薔薇園アヴ 作曲:大友良英
鯨/犬王(アヴちゃん)
作詞:薔薇園アヴ 作曲:大友良英
竜中将/犬王(アヴちゃん) 友有(森山未來)
作詞:薔薇園アヴ 作曲:大友良英
犬王エンディングテーマ
作曲:大友良英
ほか
※仕様・収録内容は告知なく変更になる場合がございます。

 

劇場アニメーション『犬王』本編映像-京の街を駆ける犬王-5月28日(土)全国ロードショー!
https://youtu.be/255aq4z48cg

 

劇場アニメーション『犬王』新予告(30秒) 5月28日(土)全国ロードショー!
https://youtu.be/dlJDE15Glts

 

劇場アニメーション『犬王』本予告(60秒) 5月28日(土)全国ロードショー!
https://youtu.be/1aWljU6ZDKU

 

劇場アニメーション『犬王』本予告(30秒) 5月28日(土)全国ロードショー!
https://youtu.be/d3sgMyGB8zY

 

劇場アニメーション『犬王』新特報(30秒) 2022年初夏全国ロードショー!
https://youtu.be/ImS0cHKSjks

 

劇場アニメーション『犬王』新特報(60秒) 2022年初夏全国ロードショー!
https://youtu.be/BqheWziqFig

 

劇場アニメーション『犬王』特報 2022年初夏全国ロードショー!
https://youtu.be/-dt0d8F84p0

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