アニメーション映画作品『BLUE GIANT』⾳楽は上原ひろみ!劇中の演奏をサックス・⾺場智章、ピアノ・上原ひろみ、ドラム・⽯若駿が担当︕三⼈の演奏も聴ける特報映像&最新ビジュアルが解禁︕

 

シリーズ累計880万部突破の⼤⼈気ジャズ漫画「BLUE GIANT」のアニメーション映画作品『BLUE GIANT』のの⾳楽アーティスト情報、特報、最新ビジュアルが解禁!

 

 

ジャズ界をけん引する上原ひろみ×⾺場智章×⽯若駿の「迫⼒の⾳楽」に原作者・⽯塚真⼀「カッケー⾳をありがとうございます︕︕」

 

“⾳が聞こえてくる漫画”という数々の⼝コミと共に⾼く評価されてきた原作「BLUE GIANT」。
アニメーション映画化発表時より注⽬を集め、期待を寄せられた劇中の⾳楽は、⽇本でジャズといえばこの⼈・グラミー賞受賞歴を持つ世界的ピアニスト、上原ひろみが担当︕

上原は、主⼈公たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル楽曲も、本作のために書き下ろした。そして、世界⼀のジャズプレーヤーを⽬指す⼤のサックスを演奏するのは、⾺場智章。ユニバーサル・ミュージック協⼒のもと、国内外の有⼒奏者を集めたオーディションを実施。応募があった世界中のプレーヤーの中から満場⼀致で⾺場が選ばれた。⼒強い演奏が聴く⼈すべてを圧倒する⼤のサックスを、⾳で演じる。
また、仙台出⾝の⼤とは⾼校で同級⽣だった⽟⽥俊⼆のドラム演奏はmillennium paradeのドラマーとしても活躍する⽯若駿が担当。⽯若はジャズのみならず様々なジャンルで活躍するいま最も引く⼿あまたなドラマーの⼀⼈であり、楽器未経験ながら⼤の情熱に突き動かされバンドに熱中する⽟⽥の表現を託し上原が指名した。

⼤が東京で出会うピアニスト・沢辺雪祈の演奏は上原ひろみが担当する。圧倒的な技術と感情を揺さぶる演奏が世界中を熱狂させて⽌まない上原が、10代にして、情熱を内に秘めたクールな雪祈のピアノをどう表現するのか、世界的ピアニストの⾳の演技にも注⽬だ。ジャズ界のトップランナーと、新世代をけん引する才能が集結し、劇中で⼤・雪祈・⽟⽥が結成するトリオ“JASS”の演奏に命を吹き込む。

上原は「⾃分の頭の中に鳴っていたその⾳を、本当に再現できる⽇が来るなんて・・・。」と、原作に触れたときの感動を振り返りながら「ありったけの情熱を込めて。」と意気込みを露わに。⼤のサックスを担当する⾺場は「⼤として演奏をするにつれ、彼の⾳楽への情熱や貪欲さがどんどん⾳になって表れるような気がしました。」と、収録の感想を語る。
⼤の姿に感化されドラムに挑戦する⾼校時代からの友⼈・⽟⽥の⾳を奏でる⽯若は、ドラム初⼼者のぎこちなさを演じることの難しさに触れた上で、「試⾏錯誤しながら楽しく臨むことができました。」とコメント。
北海道出⾝の⾺場と⽯若は、⼩学校の頃同じビッグバンドに所属しており、奇しくも⼤と⽟⽥のような関係性の繋がりを感じるメンバーに。原作者の⽯塚真⼀は、上原の参加に「この上ない幸運です。」と喜びを表現。そして3⼈へ「カッケー⾳をありがとうございます︕︕」と改めて感謝の⾔葉を綴った。

 

 

三⼈の演奏も聴ける︕特報映像解禁!

併せて解禁となった特報映像では、⽯若のドラムに上原のピアノ、そして⾺場のサックスが重っていく、”始まり”を感じさせる演奏にのせ、ジャズに魅せられ夢に⽬を輝かせる⼤の様⼦、雪祈、⽟⽥の情熱に満ちた表情が。演奏シーンなど、今後への期待が⾼まる内容になっている。最新ビジュアルは、真剣な眼差しでテナーサックスを抱える宮本⼤。その表情は、どこか厳しげで、真摯。彼の⾳楽に懸ける激しい想いが伝わってくる内容となった。

 

2月17日(金)公開|『BLUE GIANT』特報
https://youtu.be/meLG1wrDDA8

 

 

⽯塚真⼀(原作者)︓コメント全⽂

ジャズ界きってのピアニストの上原ひろみさんが⾳楽担当になってくれたことは、この上ない幸運です。サックスの⾺場智章さん、ドラムの⽯若駿さんという真摯な若⼿プレーヤー達と共に試⾏錯誤を重ねて映画『BLUE GIANT』の⾳を紡いでくれました。迫⼒の⾳楽です。⾳について伝えたいことはまだまだありますが、ここはグッとこらえ、皆さんが映画で楽しんでいただけたらと思います。上原さん、⾺場さん、⽯若さん、カッケー⾳をありがとうございます︕︕皆さん、劇場でジャズが待ってます︕ご期待ください。

Profile︓
1971年⽣まれ、茨城県出⾝。20代でアメリカ留学、帰国後は会社員を経て、漫画家に転⾝。2001年「This First Step」で第49回「⼩学館新⼈コミック⼤賞⼀般部⾨」に⼊選。2003年「ビッグコミックオリジナル」増刊号にて「岳 みんなの⼭」の連載をスタート。同作で第1回「マンガ⼤賞」(2008 年)、第54回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」(2009年)、第16回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨優秀賞」(2012年)を受賞、2011年には実写映画化もされた。現在は「BLUE GIANT」シリーズのアメリカ編となる「BLUE GIANT EXPLORER」(story director NUMBER 8)を「ビッグコミック」(⼩学館)で連載中。

 

上原ひろみ(⾳楽/ピアノ演奏)︓コメント全⽂

初めて「BLUE GIANT」を読んだ時、「⾳が聴こえてくる」と感じました。
⾃分の頭の中に鳴っていたその⾳を、本当に再現できる⽇が来るなんて・・・。
物語を⽀える劇伴も担当させていただけて、感無量です。
『BLUE GIANT』には、夢と情熱が詰まっています。
監督も、この映画に携わるスタッフも、原作チームも夢と情熱で溢れる⼈たちでいっぱいです。
この漫画の⾳を鳴らしたい、という⾃分の夢を乗せられればと。
ありったけの情熱を込めて。

Profile︓
1979年⽣まれ。 6歳よりピアノを始める。1999年にボストンのバークリー⾳楽院に⼊学。2003年にアルバム『Another Mind』で世界デビューを果たす。 2011年にはスタンリー・クラークとのプロジェクト作『スタンリー・クラーク・バンド フィーチャリング 上原ひろみ』で第 53 回グラミー賞において「ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」を受賞。
2016年にリリースされた4枚⽬のアルバム『SPARK』は、アメリカのビルボード・ジャズ総合チャートで 1 位のヒットを記録した。さらに⽇本⼈アーティストでは唯⼀となるニューヨーク・ブルーノートでの13年連続公演を成功させるなど世界を舞台に活躍。2021年には「東京 2020 オリンピック開会式」に出演。2018年、19年に開催された原作によるライブイベント、「BLUE GIANT NIGHTS」にも出演している。

 

⾺場智章(サックス演奏)︓コメント全⽂

“その⼈が⽣み出す⾳はその⼈そのものを表す”と感じながら僕は⽇頃から⾳楽に取り組んでおりますが、今回初めて⾃分⾃⾝としてではなく別の⼈間として⾳楽制作に取り組みました。⼤の持つ⾳は“きっとまだ上⼿くはないけれど何故か⼈を惹きつける”、そんな想像をしながら⼤を⾃分に宿して、⼤として演奏をするにつれ、彼の⾳楽への情熱や貪欲さがどんどん⾳になって表れるような気がしました。今回⼤が結成したバンド“JASS”を上原ひろみ、⽯若駿という最⾼のメンバーと担当することができ、とても良い⾳楽に仕上がったと思います。ぜひ劇場の特⼤スピーカーで JASS の⾳を全⾝で浴びてください。

Profile︓
1992年北海道⽣まれ。2005年タイガー⼤越⽒により開催されたBerklee College of Musicタイアップの北海道グルーブキャンプを受講し優秀賞受賞、2010年、Terri Lyne Carrington(ds)が指揮するBerklee Summer Jazz Workshopのメンバーに選抜され奨学⽣として参加。2011年、バークリー⾳楽院に全額奨学⽣として⼊学以来、Terri Lyne Carrington(ds)、Terrence Blanchard(tp)、Jamie Callum(vo,pf)等のグラミーアーティストと共演。
2016年から4年間「報道ステーション」のテーマ曲を⾃⾝も所属するバンド”J-Squad”で⼿掛け、UNIVERSAL MUSIC JAPANよりアルバムJ-Squad、J-Squad iiをリリースしBlue Note Tokyo、Fiji Rock Festival 17などにも出演。ファッションブランド“TAKEO KIKUCHI”ともコラボレーションを⾏う。
2022 年⽇本で初開催された“LOVE SUPREME JAPAN JAZZ FESTIVAL”にDREMS COME TRUE feat. 上原ひろみ、Chris Coleman、古川昌義、⾺場智章、aTak、Answer To Remember の 3 バンドで出演。
2020 年に⾃⾝初のリーダーアルバム『Story Teller』をリリース。2022年4⽉、2ndアルバム『Gathering』をリリース。

 

⽯若駿(ドラム演奏)︓コメント全⽂

皆様はじめましてドラマーの⽯若駿と申します。ジャズを題材としたこの『BLUE GIANT』という作品に携わることができてとても嬉しく思います。ドラムの⽟⽥の⾳とモーションを担当することになりますが、⽟⽥は⾳楽経験がないところからドラムをスタートします。初⼼者のぎこちないドラミングを演ずるのがとにかく難しくもあり、試⾏錯誤しながら楽しく臨むことができました。⽟⽥のまったくの初⼼者からだんだん上⼿になっていく様にも注⽬いただければと思います。また彼の⼼情の動きも私なりに⾳に注⼊させていただきました。全体の⾳楽を担当され、雪祈役の、上原ひろみさんと宮本⼤役の⾺場智章さんとのトリオもとても感動的な⾳に仕上がりました。この映画を観てジャズという⾳楽の実際のライブにも聴きにいらしていただければ本当に嬉しいですが、まずは『BLUE GIANT』を何度もじっくり楽しんでいただければと思います︕お楽しみに︕

Profile︓
1992年北海道⽣まれ。東京藝術⼤学⾳楽学部附属⾳楽⾼等学校打楽器専攻を経て、同⼤学を卒業。卒業時にアカンサス⾳楽賞、同声会賞を受賞。Answer to Remember、SMTK、Songbook Trio を率いる傍ら、くるり、Millennium Parade など数多くのライブや作品に参加。
2022年6⽉、⼭⼝情報芸術センター[YCAM]にて、「⾃分⾃⾝との共演」をテーマに、⽯若駿+YCAM新作パフォーマンス公演『Echoes for unknown egos―発現しあう響きたち』を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス「⽯若駿×浅井信好ライブセッション」を⾏う。
⾃⾝のソロパフォーマンスが、⼭本製作所100周年記念モデル「OU-オウ」の PV、フィガロジャポン新連載 ⼭⽥智和監督「虹の刻 第15章」のオンラインスペシャルムービー、世界的建築家 妹島和世⽒設計による⼤阪芸術⼤学アートサイエンス科新校舎のドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世(監督・撮影 ホンマタカシ)』の⾳楽に抜擢されるなど活動は多岐に渡る。
海外アーティストとの共演も多く、これまでに、Kurt Rosenwinkel、Jason Moran、Federico Casagrande、Tony Allen、James Francies、John Scofield、Taylor McFerrin、Peter Evans、Fabian Almazan、Linda Oh、Richard Spaven、Corey King の来⽇公演に参加。

 

 

 

 

☆作品詳細

BLUE GIANT

2023年2⽉17⽇(⾦)全国公開

原作︓⽯塚真⼀「BLUE GIANT」(⼩学館「ビッグコミック」連載)
監督︓⽴川譲
脚本︓NUMBER 8
⾳楽︓上原ひろみ
演奏︓サックス ⾺場智章、
ピアノ 上原ひろみ、ドラム ⽯若駿
アニメーション制作︓NUT
製作︓映画「BLUE GIANT」製作委員会
配給︓東宝映像事業部

映画公式サイト︓ bluegiant-movie.jp

 

ストーリー
ジャズに⼼を打たれサックスを始めた宮本⼤は、⾼校卒業と同時に仙台から上京し、 同世代の仲間と出会い全⾝全霊をかけ演奏にうちこむ⽇々を送る。
ジャズに魅せられた少年が、世界⼀のジャズプレーヤーを志す物語――

 

 

実⼒派スタッフで贈る、⾳楽にすべてを懸けて挑む感動の⻘春ストーリー

監督を務めるのは、「モブサイコ100」シリーズや興⾏収⼊91.8億円突破という⼤ヒットを記録した劇場版『名探偵コナン ゼロの執⾏⼈』(18)でも知られる⽴川譲。「毎⽇、全⼒で命を燃やすかのように⾳を出す主⼈公「⼤」と葛藤を抱えた仲間達が織りなす物語を、ぜひ⼀緒に体感してもらいたいです。「何かしたいけど、何をしたらいいか分からない」という問いに答えを出せる映画になるといいなと、思っています。」と意気込みを語ります。

そして脚本は『BLUE GIANT』連載開始時からの担当編集者であり、「BLUE GIANT SUPREME」以降、ストーリーディレクターとして⽯塚⽒とまさに⼆⼈三脚で作品を世に送り出してきたNUMBER 8が担当します。映画化について「連載開始当初から、⽯塚さんとは「映像化は望むべくもない」と話していた本作品ですが、⽴川譲監督、制作陣、⾳楽班と最⾼のチームが集まって、最⾼の映画を作ってくれています。もう、絵コンテと⾳楽だけで号泣でした。」とコメント。

さらに、アニメーション制作には「幼⼥戦記」(17)などで注⽬を集めるスタジオ・NUTが参加。⽴川監督とはTVアニメ「デカダンス」(20)に続くタッグとなり、ジャズに魅せられた⻘年が世界⼀のジャズプレイヤーを志す物語を壮⼤なスケールで描きます︕
また、当初2022年公開を予定しておりましたが、『BLUE GIANT』の世界をより良い形で表現するべく制作期間を延⻑し、2023年2⽉17⽇(⾦)に公開される。

〈原作情報〉
2013年に「ビッグコミック」(⼩学館)にて連載が開始。ジャズに魅せられた少年が、世界⼀のジャズプレーヤーを志す熱い物語が読者を魅了する。 「マンガ⼤賞2016」で3位に選出、第62回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」を受賞。さらに第20回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨⼤賞」を受賞するなど⾼い評価を獲得。累計発⾏部数840万部のベストセラーコミック。

〈原作者プロフィール〉
⽯塚真⼀
1971年⽣まれ、茨城県出⾝。20代でアメリカ留学、帰国後は会社員を経て、漫画家に転⾝。
2001年『This First Step』で第49回「⼩学館新⼈コミック⼤賞⼀般部⾨」に⼊選。2003年「ビッグコミックオリジナル」にて『岳 みんなの⼭』の連載をスタート。同作で第1回「マンガ⼤賞」(2008年)、第54回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」(2009年)、第16回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨優秀賞」(2012年)を受賞、2011年には実写映画化もされた。現在は『BLUE GIANT』シリーズのアメリカ編となる『BLUE GIANT EXPLORER』(story director by NUMBER8)を連載中。

©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 ⽯塚真⼀/⼩学館