1988年10月からTVアニメがスタートし、翌年の1989年3月には劇場版が初公開。昭和、平成、そして令和と3つの時代を通じて日本中に「愛と勇気」を届けてきたみんなのヒーロー、アンパンマン。映画&テレビ35周年、絵本『あんぱんまん』(作・絵:やなせたかし)誕生50周年というアニバーサリーイヤーにあたる今年、“思いやり”と“笑顔”の大切さを描いた劇場映画最新作『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』が6月30日(金)より大ヒット上映中です。
今回みんなのヒーロー〈アンパンマン〉役の戸田恵子さん、〈ばいきんまん〉役の中尾隆聖さん、数多くのアンパンマンの楽曲を歌うドリーミングさん、本作のゲスト声優を務める〈いつも明るく元気いっぱい、なんでも作れるロボットの女の子・ロボリィ〉役の桐谷美玲さん、〈ロボ彗星の長老・ロボじい役〉役のトレンディエンジェル斎藤司さん、〈ばいきんまんとロボ彗星で大暴れするロボ・カビルンルン役〉のトレンディエンジェルたかしさんが揃って登壇、超豪華“アンパンマンファミリー”が大集結し、公開記念舞台挨拶が実施された。
映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』公開記念舞台挨拶 詳細
◆日時: 7月1日(土)
◆場所:新宿バルト9 スクリーン9
◆登壇者(敬称略):戸田恵子、中尾隆聖、ドリーミング、桐谷美玲、トレンディエンジェル、アンパンマン、ばいきんまん
開記念舞台挨拶 オフィシャルレポート
イベントが始まり、映画を観たばかりのお客様は待ちに待ったアンパンマンの登場!と思いきや、なんと登場したのはばいきんまん!
「ハヒフヘホ〜!」とお決まりのセリフで乱入、会場の子供達がざわつく中、本作で声優出演も果たしたMCのラルフ鈴木アナウンサーの掛け声に合わせて会場のみんなが大きな声で「アンパンマーーーン!」と呼びかけると、ついにみんなのヒーロー・アンパンマンが登場、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こり大盛り上がりを見せました。
アンパンマンとばいきんまんの楽しい掛け合いの後、改めてMCの呼び込みで戸田恵子さん、中尾隆聖さん、ドリーミングさん、本作のゲスト声優を務めた桐谷美玲さん、トレンディエンジェルさんが登場!
映画の公開を迎え、1988年の放送第1回からアンパンマンの声を担当している戸田さんは「今年は周年ということで、本当に感慨深いです。」とコメント、ばいきんまんの声を担当する中尾さんは「映画そしてテレビシリーズ35周年、そして絵本『あんぱんまん』誕生50周年記念作品の公開に、こうして皆さんと一緒にお祝いできることがとても嬉しいです。」と二人揃って長年作品に込めてきた思いを明かしました。さらに、ドリーミングさんも「今年はいよいよ映画館でお友達の元気な声を聞けるようになり、楽しみで仕方ありません!」と喜びを語りました。
そして、本作のゲスト声優を務める桐谷さんは「自分が子供の頃からアンパンマンを見て育って、そして自分が母になってアンパンマンに助けられて子育てをしている中でこうやってアンパンマンの世界に参加することができて本当に本当に嬉しいです!」とアンパンマンファミリーに参加できた思いを語りました。MCのラルフ鈴木アナウンサーが次のトークに移ろうとすると、「ちょっとちょっと!まだ僕らが居ます!こんなに光輝いてるだからお願いしますよラルフ!」とトレンディエンジェルの二人からツッコミが入り、会場が笑いに包まれるシーンも。ロボ・カビルンルン役で出演したたかしさんは「僕の出演シーンわかりました?」とセリフを生披露しなかなか自分の声だと気づいてもらいにくいシーンをアピールしていると、「実は私も少し出演してまして・・・」とラルフ鈴木アナウンサー。劇中、ロボ彗星のみんなに危険をお知らせする声を担当したラルフさんのまさかの出演に驚く会場と出演陣でした。
小さいお子さんの映画館デビューを応援している本作。
映画館デビューを検討しているお客様へ、本作のおすすめポイントを聞かれた桐谷さんは「劇場が真っ暗にならないので、怖くないと思います。みんなで歌ったり手拍子したり楽しめるシーンがたくさんあるので本当に映画館デビューでぴったりな作品です!実は昨日、私も息子と一緒にこの映画でデビューしてきたんです!本人めちゃくちゃノリノリで楽しんでいました!」と2歳のご自身のお子さんとのエピソードも交えて小さいお子さんと一緒に楽しめる魅力をたっぷり語りました。「お子さんはロボリィが桐谷さんだと気づいていましたか?」とMCに聞かれると、「そこはあんまり気付いてなかった気はするんですけど、夜寝かしつけをした時に、ふと『ママってロボリィなの?』と聞かれて。気付いたのかな?」とその様子を明かしました。
ここで、長年アンパンマンの楽曲を歌ってきたドリーミングさんによる「ドレミファ アンパンマン」の生歌が披露され、会場の子供たちも歌に合わせてリズムを取ったり手拍子で参加して大盛り上がり!桐谷さんも「私もすごくテンション上がっちゃいました!いつも聞いている曲を生で聞けることなんてないので、すごい楽しかったです!みんなも楽しそうでいい時間でしたね!」と満面の笑みを見せました。
映画&テレビ35周年、絵本『あんぱんまん』誕生50周年というアニバーサリーイヤーを迎えた本作。35年間、アンパンマンを演じてきた戸田さんは、アニメ「それいけ!アンパンマン」の第1話の収録を回顧し「最初に1年やり、2年やり、5年くらいになって、どのくらい続けられるんだろうねって。もう今や誰も言わなくなりました(笑)。ずっとやっていくんだろうなって思います。」と語り、ばいきんまん役の中尾さんも「スタッフキャストは家族みたいなものです。35年も一緒にやってますといろんなことがありますけども、やっぱり一番最初の第1作目の時に、やなせ先生から、ばいきんまん役がもしいなかったら、僕がばいきんまんをやるつもりだったんだよ、という言葉は今でも忘れません。先生の意思を継いで、スタッフキャストみんなでより一層いい番組を作ろうという気持ちはより一層高まっているので、これからもいい番組を作っていけたらなと思っています。」とやなせたかし先生との思い出と一緒に当時を振り返りました。
MCから最近印象に残っている「アンパンマン」の思い出について聞かれると、「最近はご飯を食べるのに、アンパンマンのふりかけをかけないと食べません。本当に0歳の頃からアンパンマンのおもちゃを振ったりしながら育っていて、お風呂入るのもアンパンマンのバスボムがあるとスムーズに入りますし、本当に助けられています。」とお子さんとのエピソードを明かす桐谷さん。斎藤さんは「今見ているちびっ子たちが大きくなって、彼らの子供たちがアンパンマンを見てさらにその子供たちがアンパンマンを見るという。どんどん引き継がれていくんだろうなと思います。これから70年、80年、100年と戸田さんと中尾さんには頑張っていただきたいです!」とレギュラー声優陣にエールを送りました。
最後に、戸田さんが「桐谷さん、トレンディエンジェルのお二方をゲストに迎えて35周年で本当に素晴らしい作品ができました。本当に優しくて温かい作品ができました。やなせ先生がいつもおっしゃってたのが、『人生は喜ばせごっこです』と。だから私たちは、みんなが喜んでくれることをこれからもずっと胸に秘めてですね、番組を続けていきたいと思います。35周年でいい作品ができて、きっと36周年も同じこと言ってると思いますけれども、もっともっといい作品ができると思うので、今後ともよろしくお願いします。」とコメントし、イベントは、終始温かい空気に包まれて大盛況のうちに幕を閉じました。
【ベビーアンパンマンたちとの絆♪】映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』6月30日(金)公開!
https://youtu.be/SDC99HSqTHw
“はじめての映画はアンパンマン!”《映画館デビュー》を応援します!
☆短めの上映時間(約60分)とやさしい音量。*
☆上映中もまっくらじゃない!* 場内の照明は明るめ!
☆手拍子で楽しめるパートがあります。
☆泣き出したり、途中退出しても大丈夫!
*一部劇場を除く
(ストーリー)
なんでも作れるロボットたちが住む〈ロボ彗星〉。この星で暮らすロボットの女の子・ロボリィは何をするにもいつも一番!ところがそんなロボリィにもたった1つだけ作れない“大切なもの”があることを知り、それを見つける為にロボ彗星を飛び出してしまいます。その旅の途中、ロボリィと相棒の小鳥ロボット・コトはすてきなオルゴールが入ったプレゼントの箱を拾い、落とし主を探すためにアンパンマンワールドへやってきます。アンパンマンたちと出会い、一緒に楽しい時間を過ごしていく中で、ロボリィはなぜか胸が“ぽかぽか”することに気がつきます。はじめての気持ちに不思議に思いながらもロボリィはアンパンマンや仲間たちと少しずつ絆を深めていきます。その頃、ばいきんまんはロボ彗星を〈バイキンロボ彗星〉にしようと最強メカ“ロボキング”を発明して大暴れ!果たして、アンパンマンたちはばいきんまんからロボ彗星を守ることができるのでしょうか?そして、ロボリィは“大切なもの”を見つけることができるのでしょうか!?みんなの心がぽかぽかあたたまる、ワクワクの大冒険が今はじまります!
映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』
6月30日(金)より元気100倍!全国ロードショー
■配給:東京テアトル
■公式サイト:anpan-movie.com/2023/
■公式 SNS:@anpanman_movie
【予告映像】映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』6月30日(金)公開!
https://youtu.be/kszSwmWSNWo
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
©やなせたかし/アンパンマン製作委員会 2023