2024年2月15日(木)~18日(日)東京シアター1010,2月23日(金・祝)~2月25日(日)大阪クールジャパンパークTTホールで上演の舞台「地獄楽-終の章-」の公開ゲネプロが本日2月15日(木)に行われ、豪華キャストが大集結した。
また、囲み取材では、木津つばさほか7名が登壇。
ついに最終章となる舞台への意気込みを語った。
■「地獄楽」について
原作はマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」でシリーズ累計発行部数650万部を突破した賀来ゆうじによる同名コミック「地獄楽」(集英社 ジャンプ コミックス刊 全13巻)。
江戸時代末期、かつて石隠れ最強の忍として恐れられた囚われの死罪人“画眉丸”が打ち首執行人を務める“山田浅ェ門 佐切”と共に不老不死の仙薬を探しに向かう忍法浪漫活劇で、美麗かつ悲壮感あふれるタッチで描かれる人間ドラマが読者からの高い反響を巻き起こしました。2023年2月に初の舞台化、2023年4月には気鋭のアニメーションスタジオ・MAPPA制作のもとTVアニメも放送され、国内はもちろん海外からも高い人気を誇り、全世界で大きな注目を集めた。
舞台「地獄楽-終の章-」ゲネプロオフィシャルレポート
本日、舞台「地獄楽-終の章-」の幕が開いた。
本作はマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」でシリーズ累計発行部数650万部を突破、2023年4月にはアニメ化も果たした、賀来ゆうじによる同名コミック「地獄楽」(集英社 ジャンプ コミックス刊 全13巻)を原作とした舞台化の第2弾にして最終章。アニメ版に先駆けて、物語の結末まで描かれた。
かつて石隠れ最強の忍として恐れられた死罪人・画眉丸(木津つばさ)は、“不老不死の仙薬”を持ち帰り、最愛の妻と再会するために、打ち首執行人の山田浅ェ門 佐切(白本彩奈)と共に、“神仙郷”へ。舞台第1弾では、無罪放免をかけ仙薬を求める死罪人たちとぶつかりあい、時には共闘しながら、神仙郷を統べる”天仙”に立ち向かう姿が描かれた。最終章では、命を落とした仲間たちの想いを胸に、「生きて帰る」その目的のために、最終決戦へと挑んでいく。
第1弾のラストで離ればなれになった亜左 弔兵衛(佐奈宏紀)&山田浅ェ門 桐馬(田淵累生)ら亜左兄弟。画眉丸&佐切と共闘関係を結んだ杠(太田夢莉)・民谷 巌鉄斎(郷本直也)・山田浅ェ門 付知(宮崎湧)。山田浅ェ門 典坐(飯山裕太)の仇討ちを誓う山田浅ェ門 士遠(中村太郎)&ヌルガイ(吉浜あずさ)。そして、実はかつては天仙の仲間だったメイ(高乘蒼葉※)。それぞれが氣(タオ)の修行をつみ、共闘を重ねる中で、死罪人と打ち首執行人が立場を超えた絆でつながれていく。
そんな中、新たな刺客が島に上陸する。「島にいる罪人は全て皆殺し」と山田浅ェ門家の使命を貫く、山田浅ェ門 殊現(小南光司)。試一刀流三位の実力者ながらも謎が多い山田浅ェ門 十禾(松田 岳)。石隠れ衆として、かつての同胞・画眉丸に異常な執着をみせるシジャ(櫻井圭登)。曲者ぞろいの新勢力が闘いに参戦した。
そして、神仙郷を統べる”天仙”(佐々木喜英・立道梨緒奈)が1000年もの歳月を注いだ悲願を達成すべく、ついに動き出す。
三つ巴の死闘の果てに、生き残るのは一体誰なのかー。物語の結末はぜひ舞台でご覧いただきたい。
(※メイは澤田理央とのWキャスト。16日公演では高乘が出演)
今作では、前作よりもさらに「地獄楽」の世界観を追求した演出が駆使された。なんと、客席には開演前から竈神(そうしん)が闊歩し、不思議な香りが場内を包み込む。会場全体を「神仙郷」の世界へと誘う空間演出、華麗な映像を駆使して 「神仙郷」の極彩色を表現する映像演出、美しいコンテンポラリーダンス、2人で同じ役を見事に演じ、妖艶な所作・振付でシンメトリーを見事に表現した天仙(佐々木喜英・立道梨緒奈)、ステージと客席を縦横無尽に掛けながら、大幅に拡大された殺陣・アクションシーンなど、みどころは数えきれないほど盛りだくさん。生死を賭けた闘いは、涙なしでは見れない場面ばかりで、キャスト陣の魂を削る演技が心を震わせた。客席含む会場全体がステージのような空間をつくりだしており、「地獄楽」の世界を存分に体感できる舞台は、何度見てもその度に新たな魅力を発見できるだろう。ぜひ何度でもお楽しみいただきたい。
本公演は東京公演のほか、2月23日(金・祝)から大阪でも開催。会場チケットは各プレイガイドにて発売しているほか、会場では当日券および、その場でお好きな席を選んで座席を購入できるリピーターチケットの販売も行われている。さらに、東京・千秋楽公演(18日)は生配信も決定!
昼夜通しチケットの特典では、稽古メイキング映像のほか、ステージ全景映像もお楽しみいただけます。詳細は公式サイトをご確認下さい。(公式サイト:https://jigokuraku-stage.jp/#stream)全国各地から舞台「地獄楽-終の章-」お楽しみください。
舞台「地獄楽-終の章-」囲み取材レポート
<囲み取材登壇>
【画眉丸】木津つばさ・【山田浅ェ門 佐切】白本彩奈・【亜左 弔兵衛】佐奈宏紀・【山田浅ェ門 桐馬】田淵累生・【山田浅ェ門 殊現】小南光司・【天仙】佐々木喜英・【天仙】立道梨緒奈様
まず、冒頭の挨拶では、画眉丸役の木津は、『作り上げてきた舞台「地獄楽」の有終の美を飾れるように精一杯努めます』と語り、山田浅ェ門 佐切役の白本は『今日まで大切に色づけしてきたものをみんなで精いっぱいお見せしたいです』と、ついに最終章を迎える本公演への意気込みを語った。
続いて、キャストがそれぞれの質問に回答。
『舞台「地獄楽-終の章-」の見どころ』を聞かれると、木津は、『思い描いている理想や夢、目的を沢山感じられる、人間味のある作品』と作品の魅力に加え、激しいアクションシーンが見どころの一つとなる今作について、『熱量が高い中で、お客さんに何を感じてもらうか。僕達は何を届けられるのかを模索していきたいです』と意気込みを語った。
そして、『第1弾の公演から1年が経過した今、成長したこと』を聞かれた白本は『前作の佐切やキャラクターのセリフを振り返っていく中で、自分の毎日と照らし合わせて痛感することが多かった。前作を経て、自分の感受性が豊かになった』と1年を振り返る。
続いて、今回からの新キャストとなる亜左 弔兵衛役の佐奈は、「役作りや稽古で難しかったこと」を尋ねられると、『新キャストなので、稽古前から(山田浅ェ門 桐馬役の)田淵さんとの関係性を深められるかなと心配していましたが、優しく、受け入れ態勢をつくってくださったので、すぐ馴染むことができました』と笑顔で語り、『桐馬との関係性を重視しすぎて、他のキャストさんとの仲を深めるのが難しかったです(笑)』と周囲の笑いを誘いました。
田淵が演じるのは亜左弔兵衛の弟、山田浅ェ門 桐馬。弔兵衛と桐馬は死罪人と執行人というだけでなく、兄弟という間柄。演じてみて絆を感じたエピソードを聞かれると、『稽古中、とあるシーンで手を差し出したところ、(本来ならそろわないタイミングで)同時に佐奈さんも同じポーズで手を差し出していたことがあり、その時は兄弟を超えて双子みたいだなぁと思いました。』と稽古中のほほえましいエピソードを語りました。
そして、今回から”神仙郷”への上陸者として新たに登場した山田浅ェ門 殊現を演じる小南は、カンパニーの雰囲気や稽古での印象的なエピソードを聞かれると、『人見知りの自分をまきこんで皆さんが仲良くしてくださり、だからこそ前作から熱く紡いでいける作品なんだ』と、カンパニーの仲の良さに驚いたとのこと。また、「山田浅ェ門 十禾役の松田岳さんのアドリブシーンも見どころ」と同じく新登場となる松田への注目ポイントも笑顔で語った。
今回は、天仙を佐々木・立道の2人で演じ、天仙の”陰と陽”の側面を2人で表現していることが、本公演の大きな魅力のひとつ。『天仙を2人で演じる上で苦労した点』を尋ねられると、立道は『パフォーマンスをシンメトリーになるように揃えたり、セリフを揃えたりするのは初めての経験だったのですが、それが楽しくもあり、本番をお客様に見ていただくのが楽しみです。』と同じ役を演じるからこその難しさを語りました。
そして、同じく天仙役の佐々木は、『天仙の注目ポイント』を聞かれると、『天仙のセリフの割り振りを自分たちで考えたりするのですが、立道さんから言い回しの大変な方を「ひでさん(佐々木)お願いします」と頼まれました(笑)』と裏話を暴露。他にも天仙の見どころとして『衣装もかなり変わるのでそこにも是非注目してください』と語りました。
最後に木津は、『前作からご覧いただいたお客様も、今回初めていらっしゃる方も皆様同じように楽しめる作品になったと思います。板の上を全力で駆け回っているので、前のめりになって見ていただけると嬉しいです。是非ご期待ください!』と前作より大幅に増えた殺陣やアクションシーンを含め、これから来場いただくすべてのお客様へメッセージを届けました。
舞台「地獄楽 -終の章-」 チケット情報
●会場窓口にて当日券・リピーターチケット発売中!
●各プレイガイドにて会場チケット発売中!
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/jigokuraku-stage/
イープラス:https://eplus.jp/jigokuraku-stage/
ローソンチケット:https://l-tike.com/jigokuraku-stage/
Lコード:東京 32191/大阪 51625
舞台「地獄楽 -終の章-」 配信情報
東京・千秋楽公演の生配信決定!
●配信日時
2月18日(日)12時~ / 16時~の生配信が決定!
●配信チケット価格
・12:00公演配信チケット:4,400円(税込)
・16:00公演配信チケット:4,400円(税込)
・特典映像(稽古メイキング映像)+全景映像付き通しチケット:8,600円(税込)
●チケット購入
イープラス: https://eplus.jp/jigokuraku-stage-st/
チケットぴあ: https://w.pia.jp/t/jigokuraku-stage/
ローソンチケット: https://l-tike.com/jigokuraku-streaming/
ミクチャ: http://jigokuraku-stage.mixch.tv/
●販売日時
2024年2月9日(金)18:00 ~ 2024年2月25日(日)21:00
●視聴期間
アーカイブ視聴期間:各公演開始 ~ 2023年2月25日(日)23:59
特典映像視聴期間:2023年2月18日(日)22:00~2月25日(日)23:59
舞台「地獄楽」作品情報
■日程・劇場
2024年2月15日(木)~2月18日(日)
・東京:シアター1010 東京都足立区千住3丁目92 千住ミルディスⅠ番館
2024年2月23日(金)~2月25日(日)
・大阪:クールジャパンパークTTホール 大阪府大阪市中央区大阪城3−6
※公演回数・日時は変更の可能性があります
■原 作
「地獄楽」賀来ゆうじ(集英社 ジャンプ コミックス刊)
■演出
加古臨王
■脚本
Spacenoid Writers’ Room(月森葵、野ノ栖千晶、会沢青)
■出演者
【画眉丸】木津つばさ
【山田浅ェ門 佐切】白本彩奈
【亜左 弔兵衛】佐奈宏紀
【山田浅ェ門 桐馬】田淵累生
【杠】太田夢莉
【山田浅ェ門 士遠】中村太郎
【ヌルガイ】吉浜あずさ
【民谷 巌鉄斎】郷本直也
【山田浅ェ門 付知】宮崎 湧
【山田浅ェ門 殊現】小南光司
【山田浅ェ門 十禾】松田 岳
【シジャ】櫻井圭登
【メイ】澤田理央・高乘蒼葉(Wキャスト)
【天仙】佐々木喜英・立道梨緒奈
〈 アンサンブル 〉
片伯部浩正/藤原儀輝/小林聖尚/福島悠介/小川丈瑠
栁原華奈/市川絵美/岡本真友/山田美貴/中込萌/中野紗耶可
※出演者は変更になる可能性がございます。
■スタッフ
音楽: 佐々木久夫(SeanNorth)
美術: 乘峯雅寛
技術監督:寅川英司
舞台監督: 田中 翼/佐光 望
照明:大波多秀起
音響:前田規寛
映像:O-beron inc.
衣裳:雲出三緒
ヘアメイク:木村美和子(do:t)
小道具:黒瀬有美/翁長聖菜
アクション:船木政秀
演出助手:野田麻衣/齋藤有里
振付:富田 彩
宣伝美術:五島英一
制作:Office ENDLESS
■主 催
エイベックス・ピクチャーズ
・特報PV:https://youtu.be/bN1LzINkPYo
・公式サイト:https://jigokuraku-stage.jp/
・公式X(旧Twitter):@jigokuraku_st #舞台地獄楽 #じごステ
【イントロダクション】
賀来ゆうじ原作・マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」より
シリーズ累計650万部を突破・アニメ化も果たした「地獄楽」。
全世界が注目する話題作が再び舞台へー。
ここは“神仙郷”。死罪人と打ち首執行人が幕府の命により上陸する。
彼らの目的はただひとつ。
生き残り、「不老不死の仙薬」を持ち帰ること。
石隠れ最強の忍として恐れられた死罪人・画眉丸は、山田浅ェ門 佐切と共に、いくつもの死線を超えていく。
全ては最愛の妻と再会するためにー。
“仙薬奪取”の為に、共闘をはじめる上陸者たち。
激戦の中で立場をこえた“絆”を結びながらも、圧倒的な力を持つ“天仙”を前に、志半ばで倒れていく。
混沌極まる事態の中、新たな曲者たちが上陸する。
様々な思惑が錯綜し、戦場は混乱の渦へー。
死闘の果てにたどり着く、“神仙郷”の真実とは。
この物語の結末は、“地獄”か“極楽”か。
生死を賭けた最終決戦、いざ開幕。
―必ず生きて帰る…君の為に。
■「地獄楽」原作者情報
賀来(読み:かく)ゆうじ
2009年第14回 SQ.グランプリ佳作受賞『おもいで税関』でデビュー。「ジャンプ SQ.」「ジャンプ SQ.19」などで読み切りを数本発表後、2013年より「ジャンプ SQ.」にて『FANTASMA』を初連載。2018 年より「ジャンプ+」にて『地獄楽』を連載開始、2021年1月に堂々完結。2021年11月より「週刊少年ジャンプ」で『アヤシモン』(全 3 巻)を連載。
舞台「地獄楽-終の章-」特報PV《2024年2月東京・大阪にて上演決定!!》
https://youtu.be/bN1LzINkPYo
©賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ