湯浅政明監督最新作『きみと、波にのれたら』アヌシー国際アニメーション映画祭 長編コンペティション部門ノミネート決定!

『夜は短し歩けよ乙女』や『夜明け告げるルーのうた』と立て続けで長編劇場作品を発表し、世界的にも注目を集める湯浅政明監督。
そんな湯浅政明監督の最新作で6月21日に公開される『きみと、波にのれたら』が、今年 6月にフランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭(以下、アヌシー映画祭)の長編コンペティション部門にノミネートされた。

この映画祭でノミネートされるのは今回が4度目(長編部門では2度目)となる湯浅監督は、2017 年に『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー映画祭長編部門・クリスタル賞(グランプリ)を受賞。
クリスタル賞の受賞は1995年『平成狸合戦ぽんぽこ』以来実に22年ぶり。

また、これまで日本作品でクリスタル賞(グランプリ)を受賞したのは、宮崎駿監督(『紅の豚』/93 年)・高畑勲監督(『平成狸合戦ぽんぽこ/95 年)・湯浅政明監督の 3 名のみ。今回のノミネートで、日本人監督初の 2 度目の受賞という快挙に期待がかかる。

 

【アヌシー国際アニメーション映画祭】とは
ザグレブ、オワタ、広島と並ぶ世界4大アニメーション映画祭の一つ。カンヌ映画祭からアニメ部門が独立し1960年に設立、世界最大にして、最も歴史の古いアニメーション映画祭として知られている。映画祭にあわせて、アニメーション見本市MIFAも同時開催されるため、世界中から関係者が集まり、ビジネスの場としても注目されている。これまで日本作品が数多くノミネートされており、1993年の宮崎駿監督『紅の豚』、1995年の高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』は共にグランプリを受賞、2007年の細田守監督『時をかける少女』は特別賞、2011年の原恵一監督『カラフル』は特別賞と観客賞のダブル受賞、そして2015年の原恵一監督の『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』は審査員賞を受賞。2017年は、湯浅政明監督『夜明け告げるルーのうた』が長編部門のグランプリを受賞し22年ぶりの快挙を達成。今年は、日本がゲスト国(Country of honors)に選出されており、日本のアニメーション文化を紹介する数々の特集が組まれている。

アヌシー国際アニメーション映画祭
■開催地:フランス・アヌシー
■開催期間(現地):2019年6月10日(月)~6月15日(土)
■公式サイト http://www.annecy.org/home

 

★作品詳細
きみと、波にのれたら
6月21日(金)全国ロードショー

監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子 音楽:大島ミチル
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、 川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎
主題歌: 「Brand New Story」GENERATIONS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
アニメーション制作:サイエンス SARU
配給:東宝

●公式サイト:https://kimi-nami.com/
●予告編 You Tube :https://youtu.be/n7HtNsJdMDw
●Twitter:https://twitter.com/kiminami_movie
●Instagram:https://www.instagram.com/kiminami_movie

©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会