4月23日実施『甲鉄城のカバネリ海門決戦』完成披露舞台挨拶イベントレポート

5月10日（金）より2週間限定の劇場上映、さらに同日にはNETFLIX、Amazon Prime Videoで独占配信も行われる『甲鉄城のカバネリ海門決戦』が、4月23日（火）に本作の完成を記念し、⽣駒役・畠中祐さん、来栖役・増⽥俊樹さん、巣刈役・逢坂良太さん、本作の構成を担当した⼤河内⼀楼さん、監督・脚本の荒⽊哲郎さんという豪華な布陣が登壇。MCをアメリカザリガニの柳原哲也さんが務め舞台挨拶を行った。

上映後、いち早く鑑賞を終えた観客の温かい拍手に迎え入れられた5名の挨拶から舞台挨拶はスタート。

早速完成披露を迎えての感想を問われると、それぞれ率直に多くのスタッフが歳月をかけて作り上げた作品がこうして公開を迎えられた事への喜びを語ってくれた。

本作が『完全新作』ということで意識したことでは、⼤河内さん「カバネリは TV シリーズから続いていて、作品の⾯⽩い部分や、こういうところがないとカバネリじゃないよね、という部分をなるべく全部⼊れたいと思っていました。その上で、本作ではさらに幸せなフィルムにしたいと考えていました。鉄道の部分もキャラクターの結末もしっかり描きたいし、⽣駒の逆境とそれを跳ね返す⼒もみたい。やりたいことは全て実現できたんじゃないかなと思います」と手ごたえを感じているようだった。

また、大河内さんから今作の脚本は荒木監督自ら執筆していると話し、荒⽊監督「今回は⼤河内さんと構成を考えた後、私が脚本を書き、さらにそれを⼤河内さんに添削してもらうというやり⽅でした。今までは私が脚本を受け取って、そこに⾃分のアイデアを盛り込んで絵コンテにすると、⼤河内さんがさらに切り返すチャンスが少なかった。しかし今回は脚本段階で沢⼭のキャッチボールをすることができました。さらに今回は仮アフレコも⾏いました。仮アフレコを絵コンテにフィードバックすることで作品をブラッシュアップし、本アフレコを⾏いました。贅沢な時間の使い⽅でしたね。そして理想的なフィルムができて、みなさんに観ていただけて、幸せな⼈⽣だと思います（笑）」と今回通常の制作工程とは違う特別な手法を取ったことを明かしてくれた。

そしてキャスト陣にはTVシリーズから、総集編映画、ソーシャルゲームを経ての今の心境を聞かれると、増田さん「TVシリーズからキャラクターも色々と成長、変化しているとは実感されていると思いますが、現場にいる僕らからすると、2年ぶりにあった畠中君の背中がこんなにも大きくなるのかと収録中に感じていました」と話し、まさかのお褒めの言葉だったのか畠中さんも「筋トレもしてますしね（笑）」と照れ隠し。続けて「当時も熱量のある現場だったので、またアフレコするとなった時に『あの時に戻れるのかな』と不安になったのですが、その時に監督や音響監督に生駒だって前に向かって進んでいるんだから、変わっていていい。変わらないことを守らなくいいと言ってもらえて、いいプレッシャーをもらえました」

つづけて本作が⽣駒と無名の TV シリーズでの「約束」が物語のポイントになっているということで、忘れられない「約束」は?という質問に、畠中さんは「2年前くらい前、スタッフの皆さんとの⾷事会がありました。そこに私と、無名役の千本⽊さんも呼ばれて。ちょうどその時に海⾨決戦を準備中だった監督から、こういう時⽣駒や無名ならどうする︖というアンケートを取っていただきました。そこでの千本⽊さんの無名のアンケートが印象的で。こんなに無名は⽣駒のことを考えているんだなと思いました。それを受け、監督がこれをもとにいい作品を作ると仰ってくださいました。この約束の先にこの映画がある、というのがまさに忘れられないですね」

また完成披露舞台挨拶では、⼊場者特典を初解禁。
劇場⼊場者特典として、キャラクター原案・美樹本晴彦描き下ろしイラスト(裏⾯)⼤判ポストカードの配布。さらに好評配信中の PC/iOS/Android ⽤ゲーム「甲鉄城のカバネリ -乱-」で使⽤できる海⾨特別⾐装のシリアルコード付きとなっている。

さらに総集編映画『甲鉄城のカバネリ』フジテレビで地上波初放送決定も発表され、会場から大きな拍手が沸き起こった。

最後に登壇者5名から来場者、公開を楽しみにしているカバネリファンへ向けてメッセージが送られた。

逢坂さん「ついにこの作品をご覧いただける時が来たということがとても嬉しく思います。ソーシャルゲームでは1⼈での収録でしたので、映画化に当たって2〜3年ぶりに集まれて嬉しかったです。みんな変わっているようで変わっていない、とても良い現場で、良い作品だなと改めて感じました。何度も観ることで新しい発⾒もあると思いますので、今⽇ご覧いただいた皆さんもぜひまた劇場へ⾜を運んでいただけたら嬉しいです」

増田さん「この作品をたくさんの人に知ってもらいたいです。ぜひとも観て面白かったなと思った方は総集編の放送も発表されましたし、TV シリーズを観たことがないという⽅にも、是⾮おすすめしてください！」

畠中さん「今⽇はお越しいただきありがとうございました。とにかく、カバネリという作品をなるべく沢⼭の⽅に知っていただきたいです。だって本当に⾯⽩いんですよ！（笑）僕⾃⾝もこの作品が⼤好きなので、皆さんにも楽しんでいただけたら嬉しく思います」

大河内さん「この作品がすごい好きなんです。なので続編を作らせてもらえてとても幸せでした。しかもこうして多くの人に観てもらえて、出来上がったフィルムも満足がいくものだったので京葉本当に幸せな一日になりました」

荒木監督「まずは、皆さま本⽇はご覧いただきありがとうございました。多くの⽅に関わっていただいて、理想のフィルムができました。ご覧いただいた皆さまの中に、何か素敵なものが残ったら良いなと思います。よろしくお願いいたします」

荒木哲郎監督×WIT STUDIOによるオリジナルアニメーション劇場中編アニメーション『甲鉄城のカバネリ海門決戦』は、5月10日（金）より２週間限定劇場上映。NETFLIX、Amazon Prime Videoで独占配信。

『甲鉄城のカバネリ海⾨決戦』完成披露舞台挨拶
■⽇時︓4 ⽉ 23 ⽇(⽕) 20︓20―20︓50 舞台挨拶 ※上映後
■場所︓新宿ピカデリースクリーン 1
■登壇者（敬称略）︓畠中祐（⽣駒役）、増⽥俊樹（来栖役）、逢坂良太（巣刈役）、
⼤河内⼀楼（構成）、荒⽊哲郎（監督・脚本）／MC 柳原哲也（アメリカザリガニ）

『甲鉄城のカバネリ海⾨決戦』⼊場者特典決定！

劇場⼊場者特典として、キャラクター原案・美樹本晴彦描き下ろしイラスト(裏⾯)⼤判ポストカードの配布が決定しました。さらに好評配信中の PC/iOS/Android ⽤ゲーム「甲鉄城のカバネリ -乱-」で使⽤できる海⾨特別⾐装のシリアルコード付き(表⾯)︕
※⼊場者特典は無くなり次第、配布終了となります

1週⽬【5/10（⾦）〜5/16(⽊)迄】

2週⽬【5/17（⾦）〜5/23（⽊）迄】
※裏面は後日発表

総集編映画『甲鉄城のカバネリ』フジテレビにて地上波初放送決定！

『甲鉄城のカバネリ総集編前編集う光』 4⽉30⽇(⽕) 26:25〜(予定) フジテレビにて
『甲鉄城のカバネリ総集編後編燃える命』 5⽉7⽇(⽕) 26:15〜(予定) フジテレビにて

詳細は公式 HP にてご確認ください。 http://www.kabaneri.com/

『甲鉄城のカバネリ』総集編　Blu-ray＆DVD／COMPLETE SOUNDTRACK　4月24日(水)発売決定！

劇場上映を記念して、2016年12月と2017年1月に公開されたTVシリーズ総集編「前編集う光／後編燃える命」の映像を、ディスク2枚組で完全収録したBlu-ray＆DVD／COMPLETE SOUNDTRACKが発売決定。

◆「甲鉄城のカバネリ」総集編 Blu-ray＆DVD
発売：4月24日
価格：BD 8,000円＋税 DVD 7,000円＋税
品番：ANZB/ZX-15015-15016

2016年12月と2017年1月に上映されたTVシリーズ総集編「前編集う光／後編燃える命」の映像を、ディスク2枚組で完全収録したBlu-ray＆DVDが発売。
物語の全貌を約210分で収録！海門決戦に備えよ！

＜仕様＞
完全生産限定版仕様：特製三方背ケース

https://kabaneri.com/tv/package/00/

COMPLETE SOUNDTRACK　ジャケットイラスト公開！

◆「甲鉄城のカバネリ」 COMPLETE SOUNDTRACK
発売日：4月24日
価格：3,500円＋税
品番：SVWC-70406-70408

「甲鉄城のカバネリ」のTVシリーズ楽曲に加え、新作「海門決戦」＆ゲーム「-乱- 始まる軌跡」に使用された全53曲をディスク3枚組に収録。
澤野弘之＆KOHTA YAMAMOTOによるカバネリ音楽世界の集大成！

＜収録内容＞
・「甲鉄城のカバネリ」TVシリーズBGM
・「甲鉄城のカバネリ」TVシリーズBGMリアレンジ&アウトトラックス
・「甲鉄城のカバネリ海門決戦」BGM
・「甲鉄城のカバネリ -乱- 始まる軌跡」BGM

＜仕様＞
初回限定仕様：形部一平描き下ろし特製三面デジパック
澤野弘之　KOHTA YAMAMOTOスペシャルインタビュー掲載特製ブックレット

https://kabaneri.com/tv/soundtrack/

★作品詳細
甲鉄城のカバネリ海門決戦
5月10日（金）より２週間限定劇場上映
NETFLIX、Amazon Prime Videoで独占配信

【スタッフ】
監督・脚本：荒木哲郎
構成：大河内一楼
キャラクター原案：美樹本晴彦
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督：江原康之
サブキャラクターデザイン：尾崎智美　山内遼
コンセプトアート：よー清水　森山洋
デザインワークス：形部一平　胡拓磨　村田護郎
プロップデザイン：常木志伸　吉川真一　西原恵利香
美術デザイン：平澤晃弘　谷内優穂　杉本智美
メイクアップアニメーター：中愛夏　三田遼子
美術監督：吉原俊一郎
色彩設計：橋本賢
3D監督：廣住茂徳　今垣佳奈
撮影監督：山田和弘
編集：肥田文
音響監督：三間雅文
音響効果：倉橋静男　山谷尚人
音楽：澤野弘之
アニメーション制作：WIT STUDIO
制作：カバネリ製作委員会
配給：松竹メディア事業部