「永見夏子とモザイク展」6月1日より展覧会がスタート!永見夏子が初日に駆け付け喜びのコメント!サイン会も開催!

 

二科展デザイン部イラストレーション部門7回入選(1998年は大賞受賞)、「あらいぐまラスカル」や「赤毛のアン」などの世界名作劇場のキャラクターをリデザインした、癒しの世界を展開した作品を描くイラストレーター永見夏子が、「幸せのかけら」をテーマにした作品を発表する展覧会「永見夏子とモザイク展」が多治見市モザイクタイルミュージアムで開催中です。

本展覧会では、永見の作品のテーマの一つでもある「Peace(平和)」と、「Piece(タイルの一片)」を繋げさまざまなかけらが集まる事で、平和で幸せな世界が作られていくイメージを、イラストやモザイク作品を通じて「幸せのかけら」として表現する。前期では、永見が日本アニメーションで描いている「あらいぐまラスカル」のイラストと、その絵柄を使用したタイル作品を展開します。後期では、永見のオリジナル作品と、モザイクアーティスト作品を展示します。

 

 

5月31日(金)に翌6月1日(土)から始まる「永見夏子とモザイク展」を前に作家・永見夏子と岩井利美館長によるプレス発表会開催。

 

会見は10名以上の記者を集め展示作品を鑑賞しつつ永見への質問などを交えて終始和やかなムードで行われた。

永見は本展覧会の開催にあたり「最初に多治見市さんから展示会のお話を頂いたときにはモザイクタイルと自分の作品との接点がはっきりと見つけられなかった」と明かし、「今年の初めに多治見市に足を運んでミュージアムさんでタイルや作品を拝見し、街中のタイル装飾などを見つけたりしているうちに自分の作品とのコラボレーションのアイデアが湧いてきました」と多治見市のタイルの魅せられたようで「ラスカルとモザイクの新しい組み合わせを楽しんでもらえたら嬉しいです。」と喜びのコメントを寄せた。

 

 

岩井館長は「6/1から前期【ラスカルと幸せのかけら】の展示が始まります。今回の展示会を実施するにあたって永見さんにも多治見に足を運んでもらってモザイクタイルの魅力などを感じて頂き今回の展示に合わせてラスカルのイラストとタイルとのコラボレーション作品を制作して頂くことが出来ました。」と展覧会の開催に喜びのコメント。永見氏の作品を一足先に観たそうで「私も展示会場で作品を見ていると永見さんの世界感にどっぷりと浸ることが出来ました。皆さんにも感じて頂けると思います。」と太鼓判を押す。これから来場するお客さんに向けて「展示会場にはフォトスポットも用意しております。永見さんの作品と一体化できると思いますので会場にお越しの際は是非ともご体験下さい。」とメッセージを送った。

 

 

翌6月1日(土)に「永見夏子とモザイク展」の特別展示企画【ラスカルと幸せのかけら】の開催を記念して作家永見夏子のサイン会が催された。

サイン会にはラスカルファンや子供連れの家族など約50人が参加し、ラスカルとモザイクタイルの展示会を楽しんだ。

 

 

オープニング初日のミュージアムを観た永見は「展示の準備はミュージアムさんにお任せしていたので展示室に入った時に「うわー、すごい!」と率直に驚きましたし嬉しかったです。」と目を輝かせ、サイン会が終わると「普通の個展よりもお客様との距離が近くて色々なご意見を頂きました。ファンの方々のお話を聞いてタイルの使い方など新しいアイデアも生まれてきました。今まではタイルを使った作品というのはあまり考えていなかったのですが今回の展示を通してさらに色々試したくなりました。今後たくさんやりたい事が出来たので後期の「モザイクアーティストとの共鳴」も期待してほしいと思います!」とファンとの交流で新たなインスピレーションが生まれたようだ。

 

 

さらに特別展示の初日を視察にきた髙木貴行多治見市長も「今回、多治見市の「モザイクタイルミュージアム」で永見さんの展覧会を実施出来て光栄です。もともとのご縁は多治見市職員が永見さんのイラストにほれ込んで、日本アニメーションさんにお願いをした事がきっかけでした。永見さんに今回作って頂いた作品はタイルの新しい可能性を示してくれたと思っています。今回はイラストとタイルの融合でしたが家族写真の周りにタイルを装飾したりしても面白いと思います。この展示をきっかけにタイルや多治見市に興味を持ってくれる方が増えることを願っています。」と今回の展覧会の開催を喜んだ。

 

 

お子様を連れサイン会にも参加した親からは「永見さんのイラストが好きでまさかこういった形でサインを貰えるとは思っていませんでした。展示会場の雰囲気もすごく良くて来てよかったです。娘たちも大喜びで絵本も買ってしまいました」と笑顔。ラスカルが好きだというカップルできた2人は「ラスカルが大好きで今回の展覧会を楽しみにしていました。地元でこういった展覧会は中々ないのでありがたいです。」と感謝を口にし、20代の女性2人組は「展覧会をしているのを知らないで来たのですが見れてラッキーでした。すごくかわいいし雰囲気もよかったです。この後ポストカード買っていきます!」と展覧会を楽しんだ様子だった。

7月13日(土)、14日(日)には永見夏子さんが本展のために描いたイラストを転写タイルとしてご用意し、専用のパネルに配置して、そのまわりをモザイクタイルで彩り、あなただけのラスカルの住む世界を作ることができるスペシャルな企画「タイルでラスカルの住む世界をつくろう!」も開催される!

小さなかけらが集まる事でどんな世界が展開されるのか、ぜひ足をお運び頂きモザイクタイルの楽しい世界と、永見夏子による「幸せのかけら」をテーマにした作品たちが織り成す癒しの空間をお楽しみ下さい。

 

 

「永見夏子とモザイク展」 

会期:2024年6月1日(土)~9月1日(日)
前期:6/1(土)~6/30(日) 「ラスカルと幸せのかけら」 ※副題です
後期:7/2(火)~9/1 (日) 「モザイクアーティストとの共鳴」 ※副題です
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)

会場:多治見市モザイクタイルミュージアム 3Fギャラリー
共催:多治見市産業観光課、多治見市モザイクタイルミュージアム
協力:日本アニメーション株式会社
観覧料:一般310円、団体250円(常設展観覧料でご覧いただけます)
高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方及び付き添い1名様無料

お問合せ先:多治見市モザイクタイルミュージアム
〒507-0901 多治見市笠原町2082-5
電話 0572-43-5101 FAX 0572-43-5114
URL: http://mosaictile-museum.jp

 

 

 

「タイルでラスカルの住む世界をつくろう!」 詳細

【日時】2024年7月13日(土)、14日(日)
10:00-11:00/14:00-15:00の計4回(終了時刻は多少前後する可能性有)
【会場】多治見市モザイクタイルミュージアム2F
【対象】 小学生以上(ひとりでイスに座って作業ができる人)
【定員】各回10名(先着順)
【参加費】ひとり2000円(別途入館料必要)
【持ち物】汚れても良い服装
【協力】日本アニメーション株式会社

お申し込み方法については多治見市モザイクタイルミュージアムH Pを ご確認ください。」
URL: http://mosaictile-museum.jp

注意事項
・作業はスタッフがサポートいたします。基本付き添いなしでご参加ください。
・接着剤等を使用する作業がございます。汚れても良い服装でお越しください。
・活動の様子を撮影して、ミュージアムの刊行物、展示、広報等で使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・キャンセルの場合は必ずご連絡ください。

 

小さなかけらが集まる事でどんな世界が展開されるのか、ぜひ足をお運び頂きモザイクタイルの楽しい世界をお楽しみ下さい。

 

 

永見夏子プロフィール

東京都出身。
二科展デザイン部イラストレーション部門7回入選(1998年は大賞受賞)
個展開催、展覧会にも多数出展。日本アニメーション所属。
「あらいぐまラスカル」を中心に、商品デザインを企画する。
2001年には作品集「〜太陽と月とメルヘンと〜ラスカルと森のなかま」を刊行。
2009年、オリジナルブランドDina*Dinaを立ち上げる。
ラスカルや赤毛のアンなどの名作キャラクターをリデザインした、癒しの世界を展開。
現在は、Dina*Dinaから派生したokaeri TAMA(聖蹟桜ヶ丘と名作キャラクターのコラボデザイン)を主に展開している。

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