かつて昭和中期に故・植木等主演の傑作コメディ映画『ニッポン無責任時代』『ニッポン無責任野郎』を製作。植木等演じる“いい加減サラリーマン”平均(たいら ひとし)の姿は、身を粉にして働く高度経済成長期のサラリーマン社会に一大ブームを巻き起こしました東宝が、新時代「令和」に新たなサラリーマンキャラクター「ビジネスフィッシュ」を発信!
「ビジネスフィッシュ」は、株式会社クオンが2015 年からFacebookメッセンジャースタンプなどで海外を中心に発進し、スタンプの総ダウンロード数は全世界で2億5000万ダウンロードを超えるキャラクター。「体は人間、頭は魚のサラリーマン」というコミカルな世界観が話題を呼んだ。
クオンと東映がタッグを組み、既存のビジュアルをベースに、気鋭のクリエイターであるニイルセン氏がキャラクターデザインを手掛け、よりキャッチーなルックスのキャラクターに生まれ変わった。
主人公となる28歳のサラリーマン・魚脇タイ(うおわき たい)をはじめ、さまざまなキャラクターが登場し、今後は映像化や商品化などさまざまなメディアミックスを展開していく。
2019 年、「働き方改革」が声高に謳われる中で、働くことの変化を最も求められているのが「サラリーマン」。景気が良くなっているのかそうではないのかイマイチわからない社会に翻弄されつつも、会社のために個性を発揮しながら、時に流れを読んで忖度もしながら泳ぎ続ける…。そんなサラリーマンを、そしてそれ以外の各々のフィールドで働く人々を、そして新時代を生きる人々を、「ビジネスフィッシュ」が代弁していく!?
キャラクター発進に伴い、東宝の取締役・大田圭二氏は次のようにコメントしている。
「昨今のエンターテインメントに、働く人をターゲットにした、少し前で言うところの「サブカルチャー」的なものが少なくなってきていると感じておりました。そんな中、時代や社会が目まぐるしく変化し、元号も「令和」に変わり、そして我々の働く環境も大きく変わってきています。「ビジネスフィッシュ」はサブカル的な魅力だけでなく、そんな変化の最中にある現代にちょうどマッチするキャラクターだと思います。まさに旬度で勝負するキャラクターです。旬と言えば、主人公のモチーフでもある「鯛」は今まさに旬です(笑)。ぜひこの世界観を楽しんでください。」
頭は魚、しゃべるは日本語、職業は会社員、生きるは現代社会。上司と後輩に挟まれながらの仕事に悩み、仕事を終えると魚なのに海鮮居酒屋でビールを煽る。そんな不思議な“ハタラクサカナ”が、今日も日常をカレイに泳ぐ…!?