3月12日(水)、声優として活動しながら2011年に歌手としてデビューを果たし、マルチな活躍を続ける羽多野渉(はたのわたる)のプレミアムLIVE「WATARU HATANO PREMIUM LIVE – Remembrance -」がSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催。
羽多野渉の初となるJ-POPカヴァーアルバム「Remembrance」に収録した楽曲を中心に、ステージを熱く盛り上げた。
【公演概要】
「WATARU HATANO PREMIUM LIVE – Remembrance -」
2025年3月12日(水)開演:18:00
会場:SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
ライブレポート
2025年3月12日(水)に羽多野渉のプレミアムライブ「WATARU HATANO PREMIUM LIVE – Remembrance -」がSHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催された。
美しいピアノの伴奏でライブの幕開けとなり、羽多野が深々とお辞儀をしながら登場。ライブ本編が始まる前に入念に準備しながらも前日のライブ直前での声の不調を謝罪。「きちんと治るものなので、皆さん本当に心配なさらないでください」とファンを気にかけた。「トークは大丈夫とお医者様にお許しをいただいたので、トークでしっかり盛り上げます!」と意気込んだ。
中央に赤いソファがおかれ、おしゃれなテーブルや間接照明で飾られた羽多野自身の部屋をイメージして作られたというセットのなかで20代の頃の思い出の楽曲と語るGOING UNDER GROUND の「トワイライト」を熱唱。MCタイムになると昨夜のライブの話に。「昨日は驚きましたよね。スタンバイ5分前に事の重大さに気がつき、さっきまで声出ていたのに・・・」と舞台裏でのエピソードを明かした。
2つめに披露する楽曲、福山雅治の「桜坂」では観客のサイリウムが楽曲に合わせるようにピンク色に場内を照らし、羽多野も思わず「きれい・・・福山さーん!(笑)」と叫び、会場の笑いを誘った。続いてアップテンポの楽曲、久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」では「皆さん、立っちゃいましょう!」と声をかけ、自身も歌に合わせて体を揺らしながら手拍子を促し観客ひとりひとりの顔を見るように近づき会場を盛り上げた。様々なカラーに光るサイリウムのきらめきが場内を包む中、「せっかく立ってもらったところなのですが次はしっとり系、バラードです!」とハナミズキを紹介。歌詞に合わせて手を天井に仰ぐ場面やピアノの伴奏に寄り添うように優しく披露。「ハナミズキは返礼という意味があるそうなのですが、プロジェクトもそうですし僕はライブに来てくださったことが1番!悔しい気持ちもあり、このままでは終わらせないぞ・・・と。」次回のライブへの期待をのぞかせた。
そんななか羽多野が「次の曲は皆さんぜひ立ち上がって掛け声もお願いします!」と掛け声を直接レクチャー。「まずは1階のみんな!次は2階!最後は会場みんなで!」と大きな声で羽多野に応える観客に「完璧です!憧れてたんだ!これ!!」と感激。野猿の「叫び」を立ち上がり、思わずジャンピングして歌唱する一コマも。リズムにのりながら情熱的な歌唱に合わせて真っ赤な照明が会場を照らし、熱狂した空気で会場の盛り上がりが最高潮に。「叫びで日頃の鬱憤を発散したあとは座っていただいて・・・次はドラえもんの楽曲です!」と説明。川崎の「藤子・F・不二雄ミュージアム」の藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展- 「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界-で館内の “音声ガイド”を担当した縁でドラえもんの曲を是非歌いたいと『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』の主題歌となった「ボクノート」を丁寧に想いを曲にのせた。続いては【みんなの声を聞いて一緒にライブを作り上げたい】という羽多野の想いがきっかけで実現した、歌ってほしいカヴァー曲を公式Xで募集する「#歌ってわちゃ」キャンペーン企画で選ばれた緑黄色社会の「Mela!」を披露。
楽曲に合わせて手を振ろうと提案した羽多野に合わせるように観客も息ぴったりに合わせ会場が一体となった。「漫画って人生の指針になるようなメッセージを教えてくれて。漫画の世界に入りたくて、声優を志したのですが・・・」と回想し、「僕はライブ空間をホーム=家だと思っているんです。」と会場へ集まってくれたファンに感謝しながら歌詞にもある「ありがとう」に自身の気持ちをのせるように木山裕策の「home」を力強く歌い上げ、「皆さんたくさん力を貸してくださってありがとうございます!」と伝え、ライブ本編を締めくくった。
アンコールでは「2階席の皆さん~!!と2階の観客席からサプライズで登場。
1階席にも登場し、観客へ手を振り返し目を合わせながら笑顔で応えるなど直接感謝の気持ちを伝えてまわった。カヴァー曲を収録したアルバムを作るときに“絶対歌いたい!”と思っていたというTM NETWORKの「Get Wild」に合わせながら会場の端から端まで挨拶した。
MCではライブグッズもPR。「ECサイトでも発売しているそうなので、本日の記念に是非持って帰っていただきたい」とアピール。すると急にバースデーソングのピアノ演奏が始まり、羽多野が驚いているとバースデーケーキが登場。さらに羽多野への思い思いの気持ちを綴ったスローガンをひとりひとり掲げ3月13日(木)に43歳の誕生日を迎える羽多野へサプライズでお祝いするシーンも。「今日は笑顔でいると決めたのに・・・嬉しいんですよね」と抑えきれず涙を浮かべた。「僕は生涯この景色を忘れません」とラストは自身が音楽活動を始めたときにリリースした「はじまりの日に」をアコースティックのプレミアムver.で披露。今回のライブのために羽多野が準備をした手書きの歌詞カードを見ながら感動で声を震わせる場面もありながら羽多野と観客が力強く歌い大熱唱した。「次のライブでもまたこの曲を歌おうね!」と約束し、温かい雰囲気のなか幕を閉じた。
本公演の模様は3月28日(金)18:00よりZ-aNにてアーカイブ配信されます。現在購入可能で、 4月13日(日)19:59まで販売中。
同日23:59まで視聴することができる。また、本公演のグッズは絶賛発売中で9月30日(火)まで購入することができるので早めにチェックしてほしい。
【チケット情報】
●【3/12公演】センター全景&舞台袖映像 同時購入チケット2,200円
●【3/12公演】センター定点全景映像チケット1,100円
●【3/12公演】舞台袖定点映像チケット1,100円 ※各税別
https://zan-live.com/live/detail/10572
※収録日時が11日公演から12日公演へ変更されました。
【公演 SET LIST】
「WATARU HATANO PREMIUM LIVE – Remembrance -」公演
01トワイライト
02 桜坂
03 LA・LA・LA LOVE SONG
04 ハナミズキ
05 叫び
06 ボクノート
07 Mela!
08 Get Wild
09 はじまりの日に (アコースティックver.)
◆羽多野 渉公式サイト:http://hatanowataru.dive2ent.com
◆羽多野 渉公式ツイッター:@hatano_official
◆羽多野 渉公式LINE : https://page.line.me/996svjbo