戸田恵子、中尾隆聖、蒼井優、しずちゃん、パンサー登壇!『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』完成披露上映会レポートが到着!

1988年10月からTVアニメがスタートし、翌年の1989年3月には劇場版が初公開。昭和、平成、そして令和と3つの時代を通じて日本中に「愛と勇気」を届けてきたみんなのヒーロー、アンパンマン。2024年に公開された映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』は、子どもから大人まで幅広い層に支持され、興行収入7.3億円を超える【映画アンパンマンシリーズ史上No.1大ヒット】となった。
そして今年、待望の映画最新作『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』が、6月27日(金)より全国公開!
今年の映画はアンパンマンが“お兄ちゃん”になる!?アンパンマンに憧れて、ヒーローを夢見る男の子・チャポンの物語がやってくる!

 

 

今回、6月27日(金)に公開を控える本作の、完成披露上映会が6月12日(木)に開催された。
たくさんのこどもたちがアンパンマンの最新作を心待ちにしている中、最初にアンパンマンが元気よく登場し、会場は割れんばかりの声援に包まれた!
そんな盛り上がりを聞きつけたばいきんまんが姿を現し、さらに会場は大盛り上がり!
「今日のイベントは、俺様がいないと始まらないからな~俺様のために、たくさん集まってくれてサンキュー!」とコメントすると、<ロボ2号>役を担当したパンサー・尾形貴弘が登場。
尾形もばいきんまんに負けじと「おいおい!それ、おれの“サンキュー!”でしょ!」と十八番である「サンキュー!」を披露して会場を盛り上げた。

そして、会場には、みんなのヒーロー・〈アンパンマン〉の声を担当する戸田恵子と〈ばいきんまん〉の声を担当する中尾隆聖、本作のゲスト声優を務める<アンパンマンを兄のように慕いヒーローになることを夢見る男の子・チャポン役>の蒼井優、同じく本作のゲスト声優として<アンパンマンに野菜作りを手伝ってもらうひなた村の村長・ニンジンさん役>を担当されたパンサー・菅良太郎、<新鮮な牛乳を届けるために重い荷物を運んでいるところを、アンパンマンに助けてもらう・まきばのモオさん役>を担当した山崎静代ら豪華キャスト陣が登壇。

戸田は冒頭の挨拶で、「36作目となる映画になりました、今回も素敵なゲストをお招きして、本当に素晴らしい映画が完成しました。どうぞ楽しみに観てください」と挨拶した。
続けて、中尾は「はひふへほ~!おはようございます!」とばいきんまんの生台詞を披露して会場を盛り上げ、蒼井は「みんな朝早く映画館に集まるために早起きして来てくれて、本当にすごいなと思います。みなさんが初めてこの作品をご覧になるので、楽しんでください」と期待を込めた挨拶をコメントした。

次に、尾形は「サンキュー!!ロボ2号で出てくるので、出て来たら『がんばれ尾形!』と応援してください!」元気に会場のお客さんに向けて挨拶。
菅は「にんじんさん役を演じました。意外かもしれないけど、みなさんと同い年だと思って観てもらえると嬉しいです。」と集まったこどもたちに向けて菅ワールド全開のコメントを贈った。そして山﨑は、「アンパンマンに初めて携われてとっても嬉しいです。モオさんはちょっとだけ出てきますが、いい芝居をしているので注目して観てください」と、演技にも自信を魅せた。

本作の本編アフレコの様子を伺うと戸田は「ゲストの方の名前がわからないままアフレコをするのですが、完成版を観て素晴らしい出来でびっくりしました。」と絶賛。続けて、アンパンマンに戦いを挑み続けるばいきんまんが、本作で「アンパンマン、今日が最後の戦いだ!」と投げかけるシーンについて中尾は、「本作でのばいきんまんは一味ちがいます、心強い仲間に「ロボ2号」が加わってくれて、今回も張り切っていますので楽しみにしてください!」とばいきんまん目線で本作の見どころを語った。

ゲストである蒼井に、今回の映画『アンパンマン』への出演について改めて質問すると、「本当にご褒美のようでした!子供の頃からアンパンマンが好きだった自分にとってスペシャルな出来事ですし、夢にも思っていなかったです。お話いただいた時から今も感動し続けています」と今も夢のようだと喜びのコメント。そんな蒼井と本作で19年振りの共演を果たした山﨑は、チャポンを演じる蒼井の演技をみて、「めちゃくちゃすごいなと思いました!優ちゃんの声と最初わからなくて、声色もいろいろ変わるのに、チャポンの可愛らしさを演じるために大人のいらないモノをすべてそぎ落としているなのと思いました!」と蒼井の演技を絶賛。対して蒼井は、「しずちゃんは人としての魅力が詰まった本当に素晴らしい方で、逆に“しずちゃん”は“しずちゃん”でないと成立しないところまで役をもっていくと思うので、本当にすごいなと思っています」と、山﨑の魅力を話し、山﨑も「もっと言って~♬」と蒼井からの褒め言葉をリクエスト。そんな2人の共通点は…?「山里ファミリーですね,,,,相方(山里亮太)が一緒なところです」と山﨑が回答。本作で“相方”の山里さんへゲスト声優の出演を伝えていなかったという山﨑&蒼井。「しずちゃんの情報が公になるまで私も伝えてなかったので、すごい悔しがってました!」と、“相方”へのサプライズが成功したことを告白した。

本作でチャポンは、アンパンマン達と一緒に過ごすなかで自分で生まれた意味を考え、アンパンマンと一緒にばいきんまんに立ち向かっていく。そんな本作の内容に因み、登壇者には“今までにお仕事をする中で、落ち込んだ時に立ち直るきっかけとなった言葉、心に残っている言葉、心の支えになっている言葉を伺うと戸田は、「自分の人生の半分はアンパンマンと過ごしていますが、やなせ先生と出会ったことで先生が、“人生はよろこばせごっこ”だと残してくれた言葉を常に胸に刻んでいます」と原作者のやなせ先生の想い出とともに刻まれている言葉だと回答。続いて山﨑は、「昔、ボクシングをやっていた時に、海外の選手と戦うことに対してナーバスになっていた私に、トレーナーが言った、『エジプト人も、アゼルバイジャン人も、ウズベキスタン人もみんなビビッてるから!向こうも恐いのは一緒やで!』の言葉が、今も残っています。」と回答。そして、蒼井はある先輩からの言葉として、「表現者ではなく労働者のプロを目指しなさい」と言われたことをあげ、「表現者だと思っていると、自分の思い通りに事が進まない時にがんばれなくなってしまう。みんなで作るものだから、アーティストの感覚ではなく、みんなで労働して、自分たちのためではなく、お客さんのためにモノを作るのがプロなんだ」と先輩から教わった言葉を大事にしていると話した。

「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」というアンパンマンのマーチの一節がテーマとしても問われる本作。「アンパンマンのマーチ」の歌詞について印象的な部分を聞くと蒼井は、「じっくり歌詞を読むと、助けられる言葉が詰まっているんです。娘はアンパンマンが本当に大好きなので、歌詞を声に出して音読しています。」と家庭でのエピソードを披露。続く菅は、「最近知ったのですが、アニメで使われているのは2番だと聞いて、1番もめちゃくちゃ深い歌詞なので、ぜひ大人に聞いてほしいですね。あれからカラオケの履歴は全部、『アンパンマンのマーチ』になっています」とやなせたかし先生による歌詞の奥深さを語った。

イベントの最後に、戸田は「今年も本当に素晴らしい映画になっていますので、最後まで楽しんでいってください。よかったら、何回観てもいいですからね、お友達やご近所さん、お父さん・お母さんを誘って、またぜひ劇場に来てください。」と本編上映を楽しみにしているお客さんへ作品に込めた思いを述べ、イベントは温かい空気の中、大盛況のうちに幕を閉じた。

 

 

【予告映像】映画最新作『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』
https://youtu.be/vVzcYRIH8g4?si=cesAeDyEMU24TJc6

 

 

 

 

☆作品詳細

それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!

6月27日(金)より元気100倍!全国ロードショー

■監督:橋本敏一
■脚本:葛原秀治
■音楽:いずみたく、近藤浩章
■声の出演:[アンパンマン]戸田恵子、[ばいきんまん]中尾隆聖 他
■声のゲスト出演:[チャポン]蒼井優[ロボ2号 ほか]パンサー
■原作:やなせたかし(フレーベル館刊) ■主題歌:「アンパンマンのマーチ」 ■テーマ曲:「虹色の歌」
■配給:東京テアトル

■配給:東京テアトル
■公式サイト:anpan-movie.com/2025/
■公式SNS:@anpanman_movie

 

【最新作】映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』
https://youtu.be/fD50bh-eO20

 

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