8月24日開催の石原夏織 SUMMER EVENT「TEMPEST MISSION」@山野ホール イベントレポート到着!

8月24日、山野ホールで“石原夏織 SUMMER EVENT「TEMPEST MISSION」”が開催した。

7月17日にリリースした3rdシングル「TEMPEST」を引っさげて行なわれた今回のイベントは、トークコーナーではさまざまなミッションに挑みつつ、ライブコーナーではスタイリッシュな持ち歌から出演作の主題歌カバーまで幅広い楽曲を披露。
ファンの盛り上がりは、まさに“TEMPEST=嵐”のようなすさまじいものとなった。

 

 

昼の部レポート

イベントは昼夜ともに、まずは司会に鷲崎健を迎えてのトークコーナーからスタート。
昼の部では、「夏織ちゃーん!」とファンの声に呼ばれた石原がタイトルになぞらえてかくるくるとスピンしながら登場。

「去年(夏のバースデーイベント)よりも冷静だし、しかもすでに楽しい!」とリラックスしながらニコニコ顔で語る。そんな石原は、ちょうど8月6日に誕生日を迎えたばかり。ということで、ホテルニューオータニのスーパーメロンショートケーキをバースデーケーキとしてプレゼント!

さらにファンが石原へ「HAPPY BIRTHDAY」を斉唱。最後にはファンのペンライトをろうそくに見立てて石原がふーっと息を吹きかけると、その光が次々と消えていくという美しい光景も贈った。

さらに、昼の部では高級焼肉店「牛牛」の食事券もプレゼントとして用意……が、素敵なプレゼントをゲットするためには障害もつきもの。イベントタイトルにも冠した“TEMPEST MISSION”へと挑戦し、3つ中2つに成功しないとプレゼントを獲得できない。その事実に「やっぱりそうかー!」と衝撃を受けつつも、最初のMISSION“ひらめけ!カオネーターMISSION”へと臨む。

このMISSIONは、アプリ『akinator』になぞらえて、“カオネーター”となった石原が会場のファンへ簡単な質問を最大5問行ない、ファンの“はい”“いいえ”“どちらでもない”の反応をもとに正解を導き出していく、というもの。実は『akinator』を知らなかった石原だが、不正解ながらも1問目でだいたいの感覚を掴む。

続く“ジャンル:アニメ業界”から出題された2問目は、なんと正解が鷲崎。正解自身がそれとなく匂わせながら進行して、それに気づかない石原……というなかなかにヒリヒリする展開が続くなか、ふとした瞬間にピンときた石原!

「その人はメガネを掛けていますか?」「ヒゲを生やしていますか?」と確信に近い質問を続け、見事正解!

しかしミッションの成否のかかった3問目はノンジャンルからの出題という難題で、しかも鷲崎だけが正解を知っているためファンと一緒に考える問題。しかしいっこうに絞り込めず、ヤマカンで「それはメロンですか?」と質問するも×。正解“ハワイ”に対し「花火」と回答し、このMISSIONは失敗に終わってしまった。

 続いてのMISSIONは、乃木坂46のメンバーで石原の大ファン・佐々木琴子からのVTRでの「キュンキュンさせるミッションに挑戦してほしい」との希望による、“演じろ!Crispy ラブラブMISSION”。ニューシングルの収録曲「Crispy love」になぞらえたこのMISSIONでは、シチュエーションに沿ったアドリブセリフでファンをドキドキさせ、ファンからの拍手が大きさで成否を判定。職場の先輩・歳の離れた小3の妹・部活のマネージャーといった3つのシチュエーションに次々挑戦していく。

そのうち通学帽をかぶって演じた小3の妹は、途中で「おんなのこえがするー!」と若干マセた怖い部分ものぞきながら、最後には愛らしく締めて「あまり回ってこないから、広めてもらいたい」と声優としてのアピールにも活用。その他のセリフも含めて見事このMISSIONを成功させ、1勝1敗のイーブンに。

そして、プレゼントゲットをかけて立ち向かう最後のMISSIONは、料理が苦手な石原への“おいしく作れ! やって!リトライMISSION”と題した料理チャレンジ。
オムライスに完全に抜き打ちで、レシピも無しで調理に臨む。「できなさそうな気がします!」となぜか堂々と“自信なし宣言”をする石原、料理研究家をイメージしてかおしとやかな口調で調理していくが、チャーハンをケチャップライスに用いたり、卵を割る際にはなぜか紛れ込んでいた温泉卵を引き当ててしまったりと次々にミラクル&ハプニングが。

しかし最後にライスに卵を乗せるところで失敗・したかと思いきや卵がもう半回転して美しいフォルムに! ファンからも拍手喝采のミラクルでMISSIONを成功させ、無事プレゼントをゲットしたのだった。

ライブコーナー前には、“石原夏織 滝行MISSION”題した映像が上映。空手着を身にまとい、修験の会の方の指導のもと、本気の安全祈願と入念な準備運動を経て滝に打たれながら願い事を3回叫ぶ石原。その願い事は、「お仕事でハワイに行きたい!」だった。

 

 VTR明けにSEが流れると、ライブモードのスイッチ入った石原が登場。
1曲目の「CREATION×CREATION」から、みずみずしいボーカルとキレのあるダンスでファンを魅了。ファンのコールで会場には一体感も生まれる。

さらに続いて、自身が出演する『アイカツ!』の楽曲「オリジナルスター☆彡」をカバー。
ダンスパフォーマンスを交えながらあくまでもキャラではなく本人として披露していったが、サビなどで効果的にピンクの照明が使われていた点は、非常にアツいものだった。

さらに、「TEMPEST」のカップリング曲「Crispy love」も初披露。
楽曲にマッチするとにかくキュートな振付で、リズムに合わせた動きの部分から滑らかさの映えるパートまで、初披露とは思えない高いクオリティで魅せていった。

2曲披露したところで、石原は一旦降壇。ダンサーが登場してのダンスタイムが始まり、その最後にはヘッドセットにチェンジした石原が再びステージに立ち、そのダンサーを従えて「Untitled Puzzle」を披露。腕の伸ばし方から、指先ひとつの曲げ伸ばしから視線の配り方に至るまでとにかくスタイリッシュに魅せていく。

そして、最新シングル「TEMPEST」も初披露。
石原のまわりをダンサーが彩るなかでの堂々たるステージングで、視線の配り方やパフォーマンスのスタイリッシュさはさらに増し、凛とした視線や歌声も含めて楽曲のもつ空気感を生で表現。2サビ明けのキメまくりのダンスタイムやサビ後半の腰使いの滑らかさなど、徹頭徹尾一瞬たりとも見逃したくないパフォーマンスをみせた。

曲明けには、石原を温かく見守るファンに向けて「ファンのみなさんが優しくて、本当に私は幸せです。どうもありがとうございます!」とメッセージを送って、ラストナンバー「Sunny You」へ。ステージの幅いっぱいまで使ってファンと視線を交わしたり、“キミ”というフレーズが登場するたびにフロアをさらったりして会場全体とつながりながら、自身もキラキラの笑顔をみせてライブコーナーを締めくくった。

最後に鷲崎も再登場し、「あんな愉快な始まりからこんなかっこいいライブに!」とトークパートとのギャップも含めてライブを絶賛。そのままファンをバックに笑顔で記念撮影を行ない、楽しい空気のまま昼の部を終えた。

《その2 夜の部レポート に続く》

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