原作は、畠中恵による時代ファンタジー小説『しゃばけ』(新潮文庫刊)。第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞し、シリーズ累計発行部数一千万部突破の大ベストセラー江戸妖怪推理帖がドラマ、コミカライズ、舞台など数多くのメディアミックスを経てついにテレビアニメ化!
アニメーション制作は「アイカツ!」シリーズや「銀魂シリーズ」などを手掛けるBN Picturesをはじめ、新進気鋭のスタッフが集結。
原作25周年イヤーとなる記念すべき年にアニメ化する本作は、10月3日より毎週金曜23時30分から全国フジテレビ系“ノイタミナ”にて放送開始し、10月4日より毎週土曜0時からPrime Videoにて見放題独占配信が開始となる。主人公の一太郎役は山下大輝、仁吉役は沖野晃司、佐助役は八代拓、オープニング・テーマはくじら「いのちのパレヱド」、エンディング・テーマはKAFUNÉ「脈脈」がそれぞれ担当する。
江戸の町人と妖たちが織りなす愉快で不思議な時代劇ミステリーの幕が上がる!
テレビアニメ『しゃばけ』
先行上映会&スペシャルトークショー イベント概要
■日時:9月27日(土)
■場所:新宿バルト9 スクリーン9 (〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目1−26 三丁目イーストビル 9階)
■登壇者(敬称略) :山下大輝、沖野晃司、八代拓 / MC 森遥香
10月3日(金)23:30より全国フジテレビ系“ノイタミナ”にて、ついに放送を迎えるテレビアニメ『しゃばけ』。第1話と第2話の先行上映会&トークショーが都内劇場にて開催された。
ステージに姿を現したのは、一太郎役の山下大輝、仁吉役の沖野晃司、佐助役の八代拓メインキャスト3名。
早速、オープニング・テーマ、エンディング・テーマについて問われると、「PVで聴いてから『長い旅路♪』っていうキャッチャーな部分が凄く頭に残るよね」と山下がオープニング・テーマのくじら「いのちのパレヱド」について触れると、「3人でも誰かが鼻歌を歌い始めて、気づけば3人で歌ってることあるよね」と八代。すかさずMC森が「これ本当です」と実際の出来事を明かした。山下が「ギャップでエンディングはちょっとこう暗い夜の空気へというか」とオープニング・テーマと雰囲気の異なるエンディング・テーマのKAFUNÉ「脈脈」について話し始めると、「夜道にお気を付けを」と楽曲中の印象的なセリフシーンを沖野が実演し、会場からは拍手が巻き起こった。「これ言いたがるのよ」と山下がツッコミを入れると、沖野は「あれ(セリフ)がバシッと入るなんて…!私は音楽を作ったことはないけれど、あそこにセリフを入れるだなんて…!」と興奮した様子をみせた。
ついに放送を迎えることになり、「やっと観てもらえるという気持ちが大きいです!皆さんは『しゃばけ』が放送されると聞いてからそこまで時間は経っていないかもしれないですが、実はこのアフレコは結構前にとっておりまして、僕たちとしてはやっと!やっと!やっと!観てもらえるんだ!という気持ちです」と山下が目を輝かせると、「そうですね、やっぱり嬉しいなと思いますね。この作品をやっと観てもらえるし、あの時のアフレコの思い出が蘇ってくるのがすごい嬉しくて」と沖野。
続いて、一太郎を演じるにあたっての意識を尋ねられた山下は、「プロフィールには『病弱なため外出もままならず』と書いてあるんですけど、彼は病弱であることを気にしていなそうというか、生きていく力は持っているなと、生命力に溢れた行動をしますね。なので、アフレコする時も精一杯演じています。彼の芯の強さというか、やるべきこと、やりたいことに対しての欲みたいなものはめちゃくちゃ強くて、かっこいい部分が大きなと読ませていただいた時に一番強く感じたので、そこをメインに演じられたらいいなと思いました」と噛み締めるように回答。
そんな一太郎の世話役である仁吉と佐助。まずは仁吉を演じる沖野は「(本作の)インタビューとかを受けている中で、(八代)拓さんのキャラクター作りと自分がしていたキャラクター作りがどこかリンクしていたのが嬉しくて」「ちょっと口うるさいお母さんが子どもに接する時の感覚が出ればいいなと思っていたのが、拓さんと一緒にやることによってお互い足りない部分を補っている二人っていうイメージがあるよねって話をしていました」と仁吉と佐助のバランス感を語ると、「逆に僕からすると、佐助ってちょっとこう父性ではないですけど、性格的にはすごく快活で元気がよくて人あたりもいいし、一太郎にとってもそういった意味で安心できる相手でもあるのかなと思うんですけど、仁吉にはない面倒の見方というか、お世話の仕方というか、そういうところは沖野さんと話してて、2人で一つというのを感じていました」と八代が重ね、一太郎を見守る2キャラのチームワークの良さを感じさせた。
アフレコの収録時について「人間側と妖側とコントラストもあったりするんですけど、妖側をやっている方々を見るとすごく楽しそうに演じていらっしゃる方が多かったですね。ちょっとアフレコ現場がクスッと笑えるような」と山下が振り返ると、作品の舞台となっている時代背景に関する資料がアフレコ現場に用意されていたことを八代が明かし、「昔の街並みはこうだったとか、古地図があって。今はこうなっているんだ、とか照らし合わせて。ここが表通りで大店だったんだとか」と山下が解説し、当時の時代背景に触れながら行った、和やかな収録現場であったことを明かした。
さらに、本日の上映会のために、原作・畠中恵先生より「アニメ『しゃばけ』を、皆で観られることになり、本当に嬉しいです。山下大輝さん、沖野晃司さん、八代拓さんの声で、登場人物たちが語り合う姿を拝見して、まるで江戸にいる、長崎屋の皆に会えたような気がしました。『しゃばけ』を、素晴らしい声と映像で拝見する事を、楽しみにしてます。」というテキストコメントを山下が読み上げるという、ファンにはたまらないサプライズが繰り広げられた。
イベントの最後には、「佐助と仁吉という2人の兄やがいて若だんながついているわけですけれども、その関係性も今後楽しみにしつつ、佐助は犬神という妖なので、そのワンコ感みたいなところも個人的にかわいいなと思っておりますので、そういったところも見ていただけたら嬉しいです!」と八代、「今観ていただいた通り、本当にきれいな江戸の町が描かれているし、妖との関係性等の楽しみになる要素と、事件等の驚きの部分もあって。皆さまも話数を重ねていくうちに、我々と一緒に事件を追っかけていく1人になれると思うので、ぜひ最後まで一緒に追っていただけたらと思います。」と沖野が言葉を紡ぎ、最後に山下が「楽しみの一つに妖というのがキーになってくると思います。妖たちと人間の対比だったり、観ていけば観ていくほど発見がたくさんあるような、どっぷりはまっていくような物語になっていると思います。キャラクターとともに事件を追いかけて、謎を紐解いていただければと思いますので、最後まで追いかけていただけたら嬉しいです。丁寧に丁寧にじっくり作ってきた作品ですので、すごく凝縮した物語を皆さんにお届けできると胸を張って言えます。ですので、ぜひ楽しみにしていてください!」と、山下より熱いメッセージが寄せられ、終始和やかな雰囲気の中、イベントは幕を下ろした。
9月中旬から書店店頭での「しゃばけフェア」がスタート!
また、シリーズ最新刊『あやかしたち』は9月18日に発売!
今回のアニメ化を記念し、9月中旬より全国の書店さんで「しゃばけフェア」を開催。
それに合わせ、原作の文庫「しゃばけ」シリーズで、アニメ化特別カバーが用意されている。
シリーズ第1作の『しゃばけ』はキービジュアル第2弾を使ったカバーで、第2作『ぬしさまへ』は一太郎、第3作『ねこのばば』は仁吉、第4作『おまけのこ』は佐助、第5作『うそうそ』は屏風のぞきのキャラクタービジュアルが使われている。
いましか手に入れられない限定品ですので、要チェックです。
また、9月18日には「しゃばけ」シリーズ最新作となる『あやかしたち』も発売!
こちらからも目が離せません。
☆作品詳細
しゃばけ
【放送情報】
10月3日より毎週金曜23時30分から
全国フジテレビ系“ノイタミナ”にて放送
AT-Xにて10月7日より毎週火曜20:00から放送開始
(リピート放送 毎週木曜8:00~/毎週月曜14:00~)
【配信情報】
10月4日より毎週土曜0時から
Prime Videoにて見放題独占配信
【スタッフ】
原作:畠中恵『しゃばけ』(新潮文庫刊)
監督:大川貴大
シリーズ構成:待田堂子
キャラクターデザイン・総作画監督:皆川愛香利
サブキャラクターデザイン・総作画監督:志賀祐香
妖怪デザイン:楡木哲郎
プロップデザイン:小沼由莉香、鯉沼菜奈、箱田ななみ、斉藤千恵、スターロイド
美術監督・美術設定:佐藤正浩
色彩設計:まつおたけふみ
撮影監督:大神洋一
編集:新居和弘
音響監督:菊田浩巳
音楽:石塚玲依
【主題歌】
オープニング・テーマ:くじら「いのちのパレヱド」(Sony Music Labels Inc.)
エンディング・テーマ:KAFUNÉ「脈脈」(Sony Music Labels Inc.)
【キャスト】
一太郎(若だんな):山下大輝
仁吉:沖野晃司
佐助:八代拓
屏風のぞき:浪川大輔
松之助:山下誠一郎
栄吉:土屋神葉
お春:若山詩音
鈴彦姫:関根明良
野寺坊:高橋伸也
獺:冨岡美沙子
鳴家:松永あかね、和久野愛佳、田中貴子
【イントロダクション】
第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。
シリーズ累計発行部数1000万部突破の大ベストセラー江戸妖怪推理帖が
ドラマ、コミカライズ、舞台など数多くのメディアミックスを経てついにテレビアニメ化!
原作は、畠中恵による時代ファンタジー小説『しゃばけ』(新潮社刊)。
江戸情緒と人情味溢れるキャラクターたちが魅力の本作をBN Picturesが映像化。
江戸の町人と妖たちが織りなす愉快で不思議な時代劇ミステリーの幕が上がる!
【あらすじ】
時は江戸。日本橋有数の大店である長崎屋の若だんな“一太郎”は、生まれた時から身体が弱く外出もままならない。そんな一太郎の身の周りには白沢や犬神といった妖たちが仕え、常に守られていた。
或る夜、周囲の目を盗んで出かけた一太郎は人殺しを目撃してしまう。
その日をきっかけに江戸では猟奇的な殺人事件が次々と起こり始め……。
妖たちの助けを借り、一太郎の下手人さがしが始まる——!
【公式HP】 https://shabake-official.com/
【公式X】 https://x.com/shabake (推奨ハッシュタグ:#しゃばけ)
【公式LINE】 https://line.me/R/ti/p/@409wahed
テレビアニメ『しゃばけ』本PV第2弾|全国フジテレビ系“ノイタミナ”にて2025年10月3日(金)より毎週金曜23時30分から放送開始
https://youtu.be/KwaHYiTO9Ec
テレビアニメ『しゃばけ』本PV第1弾|全国フジテレビ系“ノイタミナ”にて2025年10月より放送開始
https://youtu.be/ZF1XOUZyTLE
【テレビアニメ化決定!】「しゃばけ」特報│2025年放送
https://youtu.be/WIVzdopyf0A
©畠中恵・新潮社/アニメ「しゃばけ」製作委員会