アニメ『桃源暗鬼』第二クール・練馬編の先行上映会は大盛況のうちに終了！イベントレポートが到着！

2025年10月5日(日)、ユナイテッド・シネマとしまえんにてTVアニメ『桃源暗鬼』の第二クール・練馬編先行上映会が行われた。一ノ瀬四季役・浦和希、桃寺神門役・土岐隼一が出演し、二回の上映はともに大盛況のうちに終了した。以下に14時30分回のトークショーの模様をお届けする。

イベントレポート

2025年10月5日(日)に練馬区にある映画館「ユナイテッド・シネマとしまえん」にてTVアニメ『桃源暗鬼』Nerima Premiere（練馬編先行上映会）が開催。2日前に放送された第十三話に加え、先行して第十四話、第十五話も大スクリーンで鑑賞できたほか、一ノ瀬四季役・浦和希さんと桃寺神門役・土岐隼一さんによるトークショーが実施されました。イベントは二回に分けて行われましたが、本記事では二回目のトークショーの模様をお届けします。

司会を務める日本テレビアナウンサー・川畑一志さんに呼び込まれた浦さんと土岐さんが会場後方の出入口から登場し、早速場内は大盛り上がり。拍手や歓声を浴びつつ客席間の通路を練り歩くふたりから目が離せませんでした。そしてステージに上がったふたりへ川畑さんが「お揃いのタイピンをしていますよね？」と質問を投げかけた際には、浦さんから「キャストのビジュアル撮影のときに使っていたタイピンなんです」と説明が。しかも人前で付けるのは今回のイベントが初めてだったようで、浦さんが「今、これを見れている貴方たちはラッキーです！」と観客を煽ると再び拍手が巻き起こります。
一方、その様子を見ていた土岐さんは「今日は隙あらば浦くんが拍手のカツアゲをしていくので、おてての準備をしておいてもらえると……」とすかさずフォロー!?　直後、ふたりが再度拍手のカツアゲをしたときにも観客一同素早く反応することができ、全員で賑やかな空間を作っていきました。

その後はTVアニメ本編についてトークを繰り広げていくことに。7月〜9月に放送された第一クールを振り返る流れになると、浦さんと土岐さんが京都編の面白さを思い返してしみじみ……。そこで浦さんは「芽衣ちゃんという女の子の笑顔のために頑張る四季の背中もすごくカッコよくて、ドラマチックだと思いました」と発言。土岐さんは「（原作者の）漆原（侑来）先生は、それぞれのキャラクターたちにしっかりとバトルシーンの山（※盛り上がる場面）を作ってくださっていて、それが第一クールで垣間見えましたよね。安心してこの先自分の推しを応援できると思わせてくれる演出がすごいなと感じました」と話しました。

それからトークテーマは「練馬編から登場する新キャラクターたち」に移行し、最初に触れたのはやはり神門について。彼を演じる土岐さんは「自分ルールって大なり小なりみんな持っていると思うんですけど、神門くんの場合、自分ルールの中でどういうふうな生き方をするか？というのを19歳にしてすでにできているんです。だからすごくクレバーな子なんだろうなと思いました」と第一印象を語りつつ、「でも、四季くんと遊んだときは年相応の朗らかさがあった」と分析。その話を聞いていた浦さんは「（神門は四季と）気が合う」と述べます。そんななか、浦さんの「意外とそういうキャラクターっていなかったんですよね」という一言をきっかけに話題は羅刹学園のメンバーたちへ。浦さんは鬼同士の会話は“殴り合い”……つまりは会話が成立しないことが多いと感じているようで、土岐さんも彼らは言葉を吐き捨てながら会話していると思っている様子。四季に対していつも冷たい態度を取る皇后崎迅の話が挙がったときには「四季（＝浦さん）が100を出しても皇后崎（＝演者・西山宏太朗さん）からは1しか返ってこない」と収録裏話が明かされました。続けて桃太郎機関所属の桃巌深夜や、鬼機関所属の淀川真澄に触れた際にもキャストの話が飛び出す展開に。深夜はすでにTV放送済みの第十三話に登場していたので、深夜役の沢城千春さんの演技を絶賛する浦さんと土岐さんに共感した観客も多かったはず。一方、ふたりが真澄役の田丸篤志さんの芝居に関して語ったときは、土岐さんの「田丸さん上手すぎるよね！」に浦さんが「マジで上手い！」と乗っかるといったハイテンションなやり取りが見られて、観客全員がにっこり笑顔。本イベントは第十四話、第十五話の先行上映前に実施されたため、まだ真澄の喋る姿を確認できていない観客へ向けて浦さんが「真澄の魅力がさらに増している」とアピールする場面もありました。

新キャラクターたちを紹介したあとは、第十三話の振り返りへ。土岐さんの「一瞬だけどやっと四季くんが日常に戻れた」に「本当にそうですね！」と同意した浦さんは、立て続けに「会話が楽しかったですね」と告げました。するとその場にいた全員が先刻の“羅刹学園のメンバーだと会話が成り立たない話”を思い出し、会場中が笑いに包まれる事態に。その後、土岐さんが四季が医師兼研究者のメアリー亜紀のもとへ採血をしに行くシーンを挙げたときには、浦さんが自分の反応をそのまま芝居に反映したことを語りました。そして最後のトークテーマは「第十四話、第十五話の見どころ」。浦さんは「四季的には“皇后崎との関係”と“神門との関係”に注目してほしい」と呼びかけ、土岐さんは「（練馬編は）物語の本筋に大きく一歩踏み込むシーズンになっていくと感じていて。第十四話、第十五話でもそれがなんとなく垣間見えると思いますので、俯瞰してみても楽しめるんじゃないかなと」と観客にアドバイスを送ります。

アニメ本編に纏わるトークが終わると、今度はお遊び質問に突入!?　「鬼機関や桃太郎機関のメンバーはそれぞれ能力を使えますが、もし能力を持つとしたらどんな能力が良いですか？」という川畑さんの質問に土岐さんが答えることになりました。前衛or後衛どちらが良いかなど悩んでいった末に辿り着いたのは「血蝕解放を発動したあと口の中を血で滲ませたら絶対にお芝居で噛まない能力」。その回答を受けて浦さんも追加案として「声が枯れない能力」を提示します。終いには「全然戦えなさそうですけど……」と呟いた浦さんに土岐さんが「まあ、自分との戦いということで！」と返答。しっかり話にオチをつけたのでした。

練馬編のオープニング主題歌／エンディング主題歌をそれぞれ担当する超学生さん、eillさんのビデオメッセージをみんなで一緒に観たあと始まったのはお知らせコーナー。12月13日（土）に開催される『桃源暗鬼』スペシャルイベントや、すでにオープンされている公式オンラインストアについて改めて告知していきます。そんななかで10月下旬に発売予定のオンラインくじの新規ビジュアルが初解禁されると、観客の視線はイラストに釘付け。さらには10月17日（金）20:00〜ABEMA アニメチャンネルにてスペシャル特番が配信されることが発表されました。その番組の出演者は浦さん、西山さん、沢城さんの3人。すでに収録は終わっているようで、浦さん曰く「千春さんが全部持っていきました！　あと、それに乗っかって西山さんもだいぶハッスルしていました（笑）」とのこと。気になった方はぜひ配信をチェックしてみてください。

そして本イベントはエンディングへ。土岐さんが「練馬を舞台に、桃太郎側・鬼側のいろいろな思いが交錯しながらストーリーが進んでいきます。毎週絶対に観るぞ！というのを自分ルールとして、ここから数ヶ月楽しんでいただきたいです」、浦さんが「TVで放送されるタイミングでもちゃんと観ていただいて、SNSで実況をしてほしい！『#桃源暗鬼』を付けながら一緒に盛り上げてもらえたら嬉しいです」と観客へメッセージを送ります。その後は観客も交えてフォトセッションを行い上映会へ。大スクリーンで3話分を存分に堪能し、会場を後にしたのでした。

文：大村茉穂
写真：福岡諒祠

■TVアニメ『桃源暗鬼』スペシャルイベント（仮）

日程：2025年12月13日(土)　※昼夜２回公演予定　
会場：和光市民文化センター　サンアゼリア大ホール
出演者：浦和希（一ノ瀬四季役）、西山宏太朗（皇后崎迅役）、神谷浩史（無陀野無人役）、木村良平（花魁坂京夜役）
〇追加キャスト
石見舞菜香（屏風ヶ浦帆希役）・坂田将吾（矢颪碇役）・三浦魁（手術岾ロクロ役）・
愛美（漣水鶏役）・田丸篤志（淀川真澄役）・土岐隼一（桃寺神門役）・浅沼晋太郎（桃華月詠役）・小野友樹（桃角桜介役）　予定

詳細：https://tougenanki-anime.com/special/event_20251213/

TVアニメ『桃源暗鬼』Blu-ray

◆TVアニメ『桃源暗鬼』Blu-ray第一巻

2025年10月8日発売　PCXP.51221　11,000円（税込）

【封入特典】
・キャラクターデザイン網サキ涼子描き下ろし三方背ケース
・スペシャルデジパック仕様
・スペシャルブックレット（原作：漆原侑来先生新規描き下ろし番外編マンガ①(5ページ)。各種設定など。）
・TVアニメ『桃源暗鬼』スペシャルイベント(仮)イベントチケット優先販売申込券（昼＆夜の部）

【映像特典】
・京都編ノンクレジットオープニング
・京都編ノンクレジットエンディング
※商品仕様・特典内容は都合により予告なく変更になる可能性がございます。

【収録話】
●第一話「鬼の血」
●第二話「成し遂げたいなら、勝ち続けろ」
●第三話「血蝕解放」
●第四話　「協力しろ」

【リリーススケジュール】
第一巻 2025年10月8日発売予定
第二巻 2025年11月5日発売予定
第三巻 2025年12月3日発売予定
第四巻 2026年1月28日発売予定
第五巻 2026年2月18日発売予定
第六巻 2026年3月25日発売予定

発売元・販売元ポニーキャニオン

TVアニメ『桃源暗鬼』オリジナルサウンドトラック(2枚組)

2025年11月5日発売
音楽：KOHTA YAMAMOTO
品番・価格：PCCG.02466 / 3,300円（税込）
発売元・販売元：ポニーキャニオン

☆作品詳細

桃源暗鬼

■放送情報

第一クール京都編　好評放送中
第二クール練馬編　2025年10月3日(金)よりスタート

毎週金曜よる 11 時から日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT（フラアニ）」枠にて全国30局ネットで放送
放送終了後、ABEMAで国内最速配信　各種配信プラットフォームにて順次配信
ＢＳ日テレでも順次放送
※放送・配信時間は変更となる可能性がございます

原作：漆原侑来（秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載）
第1巻～第24巻発売中！第25巻7月8日発売！
https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253280013

〈キャスト〉
一ノ瀬四季：浦和希
無陀野無人：神谷浩史
皇后崎迅：西山宏太朗
屏風ヶ浦帆稀：石見舞菜香
矢颪碇：坂田将吾
遊摺部従児：花江夏樹
手術岾ロクロ：三浦魁
漣水鶏：愛美
花魁坂京夜：木村良平
桃宮唾切：岸尾だいすけ
桃草蓬：伊瀬茉莉也
一ノ瀬剛志：小山剛志
桃屋五月雨：増谷康紀
校長：緒方恵美

〈スタッフ〉
原作：漆原侑来「桃源暗鬼」（秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載）
監督：野中阿斗
監督補佐：橋本裕之
シリーズ構成・脚本：菅原雪絵
キャラクターデザイン：網サキ涼子
美術設定：別役裕之
美術監督：Scott MacDonald
色彩設計：多田早希
撮影監督：芹澤直樹
ＣＧ監督：福島涼太
編集：岡崎由美佳
音響監督：飯田里樹
音楽：KOHTA YAMAMOTO
音楽制作：ポニーキャニオン
アニメーション制作：スタジオ雲雀

京都編オープニング主題歌：THE ORAL CIGARETTES「OVERNIGHT」
京都編エンディング主題歌：BAND-MAID「What is justice?」

練馬編オープニング主題歌：超学生「阿弥陀籤」
練馬編エンディング主題歌：eill「ACTION」

■あらすじ
「お前は鬼の血を継いでいる……」
一部の人間に脈々と受け継がれる「鬼」と「桃太郎」の血。
はるか昔、自らの凶暴性を自覚するが故にひっそりと暮らしていた「鬼」だったが、
そこに「桃太郎」が攻め入った。
それぞれが「桃太郎機関」「鬼機関」を組織し、抗争すること何千年。
突然の“桃太郎”の襲撃で、自分が“鬼”だと知る主人公・一ノ瀬四季。
自らの血に棲む“鬼”と出逢った四季の宿命とは———。
———新世代ダークヒーロー鬼譚、ここに開幕!