四宮監督・萩原・入野、ベルリン国際映画祭初参加!長編アニメーション『花緑青が明ける日に』ワールドプレミア上映を実施!第76回ベルリン国際映画祭公式レポートが到着!

日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CMやミュージックビデオなどジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描いた初の長編アニメーション監督作で、第76 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出された『花緑青が明ける日に』が3月6日(金)より全国公開となる。

映画タイトルにある“花緑青(はなろくしょう)”とは燃やすと青くなる緑色の顔料で、かつて花火の材料に使われていたが、美しさと引き換えに毒性を含むことから幻となった。物語の舞台は創業330年の花火工場・帯刀煙火店。再開発による立ち退きの期限が迫る中、幻の花火<シュハリ>とそこで育った若者たちの未来をめぐる2日間の物語を描き出す。声優初挑戦となる若手実力派俳優の萩原利久と古川琴音がW主演を務め、等身大かつ瑞々しい演技で命を吹き込む。さらに、時代を代表する傑作を彩り続ける入野自由と、数々の話題作で圧倒的な存在感を放つ岡部たかしが脇を固める。本作はフランスの気鋭スタジオMiyu Productionsとの日仏共同製作であり、、制作中の注目作として2024年第77 回カンヌ国際映画祭でのアヌシー・アニメーションショーケース
に選出され、『千と千尋の神隠し』『すずめの戸締り』に続き第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門
に正式出品されるなど世界的な注目を集めている。

今回、第76回ベルリン国際映画祭にて、【コンペティション部門】に正式招待された『花緑青が明ける日に』のワールドプレミア上映が行われ、主演の萩原利久、入野自由、四宮義俊監督が舞台挨拶とQ&A、囲み取材に参加した。

 

 

カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並び、世界三大映画祭のひとつとして知られる第76回ベルリン国際映画祭が、現地時間2月12日(水)~2月22日(日)で開催中。日本での公開を3月6日に控える『花緑青が明ける日に』は最高賞である金熊賞を競う【コンペティション部門】に正式出品されている。日本画家・四宮義俊の長編デビュー作にあたる本作だが、ベルリン国際映画祭コンペ部門に長編デビュー作が選出されるのは日本アニメ映画初の快挙となる。現地時間2月18日(火)夜に行われたワールドプレミア上映や同日のフォトコール、記者会見、レッドカーペットに主演の萩原利久、入野自由、四宮義俊監督が出席。囲み取材にも応じた。その様子をレポートする。

18日16時頃にGrand Hyatt Berlinで行われたフォトコールおよび記者会見に萩原、入野、四宮監督が出席。
世界各国の報道陣を前に四宮監督は「今のように新しい技術が発展する時、人間の手仕事、人間のテクニカルな技術が輝く瞬間が必ずあると思っている。本作はそういったこともテーマのひとつに据えている。」と語りかけた。また、本作の重要な要素である“失われた居場所”について「これまではコミュニティは煩わしいものだと思っていたが、子育てをする際にコミュニティを守る側として参加し、子供の顔を見るうちにいつの間にか意識が変わっていった。自身が育った場所や今住んでいる場所でも感じるが、巨大なグローバリズムやエネルギー産業の流れの中で、土地に根差した人の気持ちはどうなっていくんだろう、という心配がある。風景を通して物語を提示することで表現したかった」と自身の実体験による意識の変化がきっかけのひとつと明かしました。声優初挑戦となる萩原は「アフレコを通して、普段の俳優業では如何に表情や身体を使って表現していたかを感じました。」とし、主人公・敬太郎の演技について「思春期という考え方も含めて色々な面で人間として成長していく段階にいる役なので、声色や色など細かなニュアンスについて四宮監督とたくさん相談し、試行錯誤しながら作り上げていきました。もしかすると収録している時間よりも監督と話している時間の方が長かったんじゃないか」と振り返った。

夜には映画祭メイン会場であるBerlinale Palast前で行われるレッドカーペットに萩原、入野、四宮監督が登場。世界各国の観客やプレスが見守る中、歓声とフラッシュに包まれながら車から降り立ち、メディアの取材や撮影に応じた。初の長編監督作がベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出され、ワールドプレミア(=世界初上映)をベルリンの地で迎えたことについて四宮監督は、「(本作は)ドメスティックな小さな物語で、現場も小さかった。それが日本の裏側まで届いた。観客にどのように受け取られるか楽しみです。世界中で共感できるアニメーションを作ることができた自信はあるので、ぜひ見ていただきたい」と熱い意気込みを語った。また、第52回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した『千と千尋の神隠し』(01/宮崎駿監督)にハク役として出演していた入野は、「当時はまだ13歳で、賞を獲ったんだなというライトな気持ちでしたが、今この場所に来て、この空気を感じて改めて金熊賞の凄さを実感しています。ベルリンは自分にとって特別な場所なので、このようなかたちでこのレッドカーペットを歩けることがとても嬉しいです」とコメントし、世界三大映画祭で評価されることの重みを感じている様子。

いよいよ世界初のお披露目となるワールドプレミア上映。
現地時間21時30分過ぎからBerlinale Palastで行われた上映会には、国籍・年齢・性別を問わず多くの観客が足を運び、会場は満席となった。大きな拍手に包まれ、スポットライトに照らされた萩原・入野・監督が場内に入り、上映はスタート。スクリーンに映し出される機微に笑いが起こったり、エンドロールが流れるや否や感想を話し始める小声で場内が満たされるなど、観客の反応をリアルに感じられる上映会となった。上映後は大きな拍手が湧き上がり、熱気冷めやらぬ中、四宮監督、萩原、入野、竹内文恵プロデューサーが登壇。四宮監督は本作のモチーフとなる花火について、「日本では、多くの場合、8月に花火が上がるのですが、故人を偲ぶ意味や第二次世界大戦の慰霊のような意味もあり、日本ではフェスティバルという側面と鎮魂という二つの側面があります」とし、「大小様々なコミュニティでの争いなど、色々な出来事が世の中にはありますが、本作の花火を通して世界の悲劇などについて考える一端になれば幸いです」と来場した観客へ語りかけ、さらに大きな拍手を浴びた。

ワールドプレミアに参加した観客の反応の中には「画面に描かれる細部に至るまで緻密に描き込まれた、実に美しい作品だ。背景はまるで美術館に展示されてもおかしくないほどの静止画のようだ」との声があり、日本画家出身・四宮監督の色と光の表現を早くも世界が評価していることが伺える。

ワールドプレミア上映直後に行われた囲み取材では、時間が許す限り記者からの質問に答えた3人。映画を観た観客の反応や上映会を終えての感想について「すごい量の拍手やエンディングで観客の皆さんが感想を言い始める空気は日本では味わえないものでした。アニメ映画を作り始める時思い描いていた“エンドロールで監督としてクレジットが出る”ということが実現して…自分ひとりで余韻に浸っていたい気持ちもあります」と胸いっぱいの様子でコメント。萩原は「この先何をしていても今日という日を思い返すだろうなというくらい、この目や身体で感じたものは物凄い景色で経験だったなと思います。とても刺激的な体験でした」と振り返った。入野は「夢を見ていたかのような感覚で、上映後は言葉にできない感動がありました」と思いを語り、ラストシーンに向けて観客の気持ちが乗ってくるのを肌で感じたという。
さらに、これから世界で上映が始まる本作について四宮監督は「小さなコミュニティとそれを取り巻く大きなグローバリズム、環境問題、エネルギー問題などにさらされた時に、伝統的な側面を持つお祭りがどのように形を保っていけるのか、取捨選択をどうするか…。それは日本だけではなく世界で共通している課題でもあるので、若い世代がどう捉えてくれるのか。出来事の中身をじっくり観察していかないと物事の本質が見えてこないという思いがあり、それを映画というエンタメを通してその一端を感じていただければ嬉しいです」と作品へ込めた想いを語った。

『花緑青が明ける日に』は、3月6日(金)より全国公開となる。

 

 

ムビチケ前売り券発売

そして、ティザービジュアルが描かれたムビチケ前売り券が明日12月19日(金)より発売開始となることが決定!
さらに、ムビチケカード特典として、ソファで眠るカオルのイラストを使用した「映画オリジナル“ハナロク”クリアしおり」が、オンライン特典として「映画オリジナルスマホ壁紙3種セット」が手に入ることも解禁となりました。日本画家出身・四宮義俊監督の美しい色彩が楽しめる特典となっています。
※ムビチケ発売に関する詳細は、映画公式サイトのニュースページよりご確認いただけます。(https://hanaroku.asmik-ace.co.jp/news/20251218-2/

 

【ムビチケ詳細】
発売日:2025年12月19日(金)
価格:1,600円(税込)

●ムビチケ前売券(カード)※特典:映画オリジナル“ハナロク”クリアしおり
【劇場窓口】12月19日(金)劇場OPEN~販売
上映劇場はこちら(https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=hanaroku
※ムビチケお取り扱い劇場は、劇場ページのムビチケカード欄に●マークがついている箇所になります。
※販売開始時間の詳細は、販売予定の劇場にお問い合わせください。
※一部劇場を除きます。
【メイジャー通販サイト】12月19日(金)10:00~販売
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M90424607862
【MOVIE WALKER STORE】12月19日(金)10:00~販売
https://store.moviewalker.jp/item/detail/957?ref=official
【アニメイト】12月19日(金)10:00~販売(店舗は開店時より販売)
取扱い店舗:アニメイト池袋本店・アニメイト梅田・アニメイト新宿・アニメイト通販
通販:https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/3340851/

●ムビチケ前売券(オンライン)※特典:映画オリジナルスマホ壁紙3種セット
購入方法:ムビチケのウェブサイト(デジタル映画観賞券)

●ムビチケコンビニ券 ※特典:なし ※ムビチケコンビニ券は絵柄の無い紙券となります。
12月19日(金)10:00~販売
販売場所:全国のローソン店内のLoppi
https://l-tike.com/cinema/mevent/?mid=771454

※ムビチケカードのデザインは1種です。
※ムビチケカード1枚につき、特典は一つです。
※特典【映画オリジナル”ハナロク”クリアしおり】は数量限定です。なくなり次第、「ムビチケカードのみ」の販売となりますので、お早めにお買い求めください。
※本作品ではムビチケ小人券の発売はございません。
※舞台挨拶等、特別興行にはムビチケカード・ムビチケオンラインがご利用いただけない可能性がございます。あらかじめご了承ください。

 

映画オリジナル“ハナロク”クリアしお

 

映画オリジナルスマホ壁紙3種セット

 

 

 

☆作品詳細

タイトル:『花緑青が明ける日に』(英題:『A NEW DAWN』)
公開表記:2026年3月6日全国公開

<STORY>
「その花火は、宇宙を切り取ったんだ―」
緑豊かな森の中にある花火工場・帯刀煙火店は、町の再開発により立ち退きを迫られている。
帯刀敬太郎は、4年間そこに立てこもり、蒸発した父に代わって幻の花火と呼ばれる<シュハリ>を
完成させるため花火作りに没頭していた。
一方、東京で暮らす幼馴染のカオル。過去に起きたある事件をきっかけに地元を離れていたが、
立ち退きがいよいよ明日に迫る中、帯刀家を訪れる。
2人は再び出会い、失われた花火の秘密に迫るため驚きの計画を企てる。
その鍵を握るのは美しい青色の顔料「花緑青」だったー。

【花緑青】とは
かつては花火の材料に使われていた、燃やすと青くなる緑色の顔料。
毒性を含むため、現在ではほとんど使用されなくなった。

<CREDIT>
萩原利久 古川琴音
入野自由 岡部たかし
原作・脚本・監督:四宮義俊
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所) 四宮義俊
作画監督:四宮義俊 浜口頌平 美術監督:四宮義俊 馬島亮子 音楽:蓮沼執太
色彩設計:四宮義俊 水野愛子 齋藤友子 岡崎菜々子 撮影監督:富崎杏奈 特殊映像:SUKIMAKI ANIMATION
ストップモーション映像:Victor Haegelin CGディレクター:佐々木康太
編集:内田 恵 音響監督:清水洋史 録音・調整:太田泰明
音響効果:中野勝博 音響制作:東北新社 アニメーションプロデューサー:藤尾 勉
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース/スタジオアウトリガー/Miyu Productions 配給:アスミック・エース

公式サイト:https://hanaroku.asmik-ace.co.jp
公式X:https://twitter.com/hanaroku_movie

 

『花緑青が明ける日に』アフレコメイキング特別映像|. () ❉
https://youtu.be/QzHSvTXG6yM?si=kKZZCibti42bEkcY

 

©A NEW DAWN Film Partners