音楽ライブを中心としたプロジェクト『ぴゅあくる刀剣男士』。「篭手切江(こてぎりごう)」、「豊前江(ぶぜんごう)」、「桑名江(くわなごう)」、「松井江(まついごう)」、「五月雨江(さみだれごう)」、「村雲江(むらくもごう)」たちに、「稲葉江(いなばごう)」と「富田江(とみたごう)」の2振りを迎え、江の8振りによるグループ“Ghostella(ゴーステラ)”としてアイドルグループデビューし、本格始動公演となる1st LIVE、「ぴゅあくる刀剣男士 Ghostella 1st Live 〜Catch the Star☆〜」を2025年11月24日(月・祝)~30日(日)にかけてNEW PIER HALL(東京)で開催された。
24日に初日を迎えた「ぴゅあくる刀剣男士 Ghostella 1st Live 〜Catch the Star☆〜」では、HoneyWorksが楽曲提供したことでも話題となったグループ名を冠した楽曲名のデビュー曲「Ghostella」をはじめ、新曲や未発表曲も披露。
Ghostellaと観客が共に今回Ghostellaたちから提案された「Ghostellaポーズ」を決めたり、コールアンドレスポンスで息を合わせたりするなど、会場を巻き込み大盛り上がりのステージに。そんな大盛況のゲネプロ公演オフィシャルレポートが到着した。
イベントレポート
開演前に“すていじ盛り上げ隊”のぴゅあのすけ&くるのすけが登場。元気に自己紹介した後には、舞台裏に控える今回初参加となる稲葉江&富田江の様子をレポートし、観客のワクワクを掻き立てる。富田江の落ち着きぶりに目を奪われたというくるのすけの富田江への愛が爆発し、ぴゅあのすけの問いかけにも反応せずに富田江の魅力を語り続ける場面もあり、観客の笑いを誘う。応援がGhostellaの力になると力を込めたぴゅあのすけ&くるのすけは、コールアンドレスポンスの練習で観客のウォーミングアップを手伝った。
“すていじ盛り上げ隊”の呼びかけにより会場全体でGhostellaを呼ぶと、開演を待つ客席に袖の方から聞こえてくるメンバーたちの声。それぞれの個性が伝わる言葉で本番前の緊張と期待を口にし、会場の空気を徐々にあたためていく。全員揃ったところで「ちぇーんじ、とぅいんくるそーどすたー」の掛け声で、篭手切江、豊前江、桑名江、松井江、五月雨江、村雲江、稲葉江、富田江の順でそれぞれがセリフをカッコよく決めて「めたもるしょうあっぷ」し、キラキラと眩しい光をまとってステージに登場。会場のボルテージを一気に上昇させた。
1曲目の「Ghostella」の冒頭では8振りのシルエットが浮かび上がり、華やかさと重厚さが増したステージを繰り広げる。8振りがステージで横一列に並んだ時の圧巻の迫力を堪能でき、1曲目から今回初参加となる稲葉江、富田江2振りの優雅で華麗なパフォーマンスにも酔いしれることができる。立ち位置もいろいろ入れ替わり、組み合わせによって様々な化学反応の違いが楽しめるのも8振りだからこそ!のステージだと実感できた。
1曲目のパフォーマンス後に早速MCタイムへ。1st Liveまでの道のりに触れしみじみする篭手切江、ステージの隅々まで走って移動し観客を煽る豊前江、観客だけでなく会場の声も聴く桑名江、具合が悪くなった時の合図を決めて呼びかける松井江、一句詠み上げクールに挨拶する五月雨江、五月雨江からの優しい声がけで「頑張る!」「わん!」と気合を入れる村雲江、初陣へのカッコ良すぎる意気込みで“りいだあ”の豊前江にまで気合を入れてしまうクールな稲葉江、声をたくさん聞かせてほしいと優しく甘く観客に呼びかける富田江と、“らしさ”溢れるコメントで観客の心を掴んでいた。
2曲目は「テイスティング公演」でも披露した「GO&GO!!!」。パフォーマンス前には観客に一緒に踊ってほしい振り付けの確認をする場面も。篭手切江と豊前江は前を向き、他のメンバーは動きが分かりやすく伝わるように、観客と同じ向き(観客に背を向けた形)で振り付けの練習をしてからの楽曲スタートとなった。歌唱をした4振りに加え、他の4振りもダンスや「Hey!」の掛け声で参加。歌詞の一部がスクリーンに映し出されるので、Live初参戦でも難しさを感じることなく一緒に踊り、掛け声をかけることができるのもうれしいポイント。スクリーンには様々な色や形の星も写し出されるので、観ているだけでテンションが上がる。客席に向かってライトが当たる演出もあり、一緒にLiveを作り上げている感覚が味わえるのもうれしい。
続く3曲目「Roundabout」では、稲葉江&富田江が楽曲をグッと引き締める。稲葉江の力強い歌声、富田江のスマートさが溢れるダンスパフォーマンスとバックスクリーンに映し出される未来感のあるVJ映像も見どころ。激しいダンスと、思わず見とれてしまうフォーメーションが楽曲をより引き立てている。暗転してキリッとクールなポーズで締めくくる曲終わりにも注目。
日常感あふれる映像を挟み、4曲目の「いろはにホッと!」へ。緑いっぱいの自然をバックに、篭手切江、桑名江、村雲江のユニットでキュートな「とぅいんくるそーどすたー・あにまる」でのパフォーマンス。すぐに覚えられる振り付けなので、ぜひとも一緒に踊りたい楽曲のひとつだ。
村雲江のみがステージに残り五月雨江が加わり5曲目の「Precious」へ。ピンクとパープルといった2振りをイメージした華やかなライティングでパフォーマンスを彩った。
続く、稲葉江&富田江のMCタイムではステージ袖から見ていた、篭手切江を呼び込むと、篭手切江から2振りへファンサのレクチャータイムが行われた。教える立場のはずの篭手切江が、稲葉江&富田江のファンサにキュンとしすぎて、腰を抜かしたりする場面もあったが、無事にレクチャーは終了。本丸中を巻き込んだ「肝試し大会」の裏話などをちょっぴり披露した後には、稲葉江&富田江による未発表のデュエット曲「涙乾涸」の披露も。VJ映像には都会の夜景が映し出され、大人なムードが漂う中でパフォーマンス。楽曲途中でスタンドマイクも登場し、2振りそれぞれの個性が際立つマイクパフォーマンスも楽しめる1曲となった。
7曲目は豊前江、松井江、五月雨江の3振りによる「Shall We…?」。それぞれがこの楽曲のコーレスのレクチャーを丁寧に行った後、パワフルなパフォーマンスで観客を魅了。会場がまるでダンスフロアになったような感覚が味わえる楽曲で、レクチャーの際の豊前のしめくくりにもあったように、ノリだけでも全身で楽しめる時間となった。さらに、五月雨のアクロバットなダンスにも注目。バックスクリーンに流れるグルーヴ感溢れるVJも決まり、3振りのダンスとのリンクも堪能できる。8曲目「No More」の前には8振りによる刀剣男士らしい登場シーンも見られる。ここで五月雨は天井から舞い落ちてくるというアクロバットな動きで魅せる。稲葉江&富田江はキラキラとした光を纏い、イリュージョンで登場、豊前江は誰よりも早い走りで登場するなど、個性豊かな表現を見せていた。「No More」は豊前江が「俺たちの見せ場だ!」と篭手切江との2振りのハーモニーで歌い上げる。6振りがしなやかなダンスで、ライティングとVJ映像は赤と黄色をメインにした情熱的な演出で、2振りによる熱い歌声を盛り上げた。
3回目のMCでは、ここまでにユニットで披露した楽曲の裏話などが語られた。続く9曲目は桑名江と松井江による「さめざめ」。美しい雨に打たれながら楽曲をしっとりと歌い上げた。10曲目はテイスティング公演時のメンバー、篭手切江、豊前江、桑名江、松井江、五月雨江、村雲江、6振りによるデビュー前の楽曲「凛花繚乱」。光と花の演出をバックに、華やかなステージで盛り上げた。楽曲後半に向けて、どんどん花開いていく様子に、ワクワク感を掻き立てられる一曲だ。11曲目「光と_」は稲葉江&富田江によるパフォーマンス。2振りのハーモニーが堪能できる楽曲での注目ポイントは、2振りの表情。サイドのモニターにも注目すると、大人のムードが漂いまくる2振りの表情にも魅了されてしまった。
ボルテージが頂点を迎えると、会場の熱狂が光となり、ステージに降り注ぐ、その光を受けて「ちぇーんじ」した先では、無数の星が輝く銀河へとステージが移り変わると、12曲目で披露されたのは「I Believe(Ghostella ver.)」。壮大な雰囲気も漂うパフォーマンスに。「♪無限の可能性」「♪限界を超えて」という歌詞が8振りの今を表す言葉としてもピッタリとハマっていた。4回目のMCでの、キラキラの星が輝く中でメンバーから、改めての挨拶に続いてついにラストの楽曲へ。ステージ最後の13曲目は8振りによる新曲「流れ星のような恋」が披露されるというサプライズも。篭手切江が「みんなに伝えたいことを歌にした!」という楽曲で幕を閉じる。
ぴゅあのすけとくるのすけの音頭の元行われたアンコールをうけ、「あふたーぐろーすたー」へ「ちぇーんじ」した8振りが再登場し「GO&GO!!!」と「Ghostella」をパフォーマンス。本編のバシッと決まったダンスだけでなく、すこし砕けた、いつもと違った楽曲とGhostellaの雰囲気を味わうことができた。8振りそれぞれの着こなしもチェックして、今後のLive参戦でのファン自身の着こなしの参考にもしたいところだ。アンコールでのMCでは記念の写真撮影のコーナーもあった。写真のポーズは「投げキッス」。篭手切江や富田江らからのアドバイスに、最初はちょっぴりしぶしぶだったものの、クールに決めた稲葉江の投げキッス写真は貴重な1枚に。こういった写真が8振りの新たな魅力が発見できるものになったのかもしれない。
また、毎回1振りが担当する「アフタートーク」まで楽しめるのが本公演の楽しみのひとつだった。この日は富田江が担当し、公演参加へのお礼などを伝え、トークテーマ「ロビーに展示してある写真」についてトークを展開し、稲葉江の料理エピソードなども披露。さらに「アフタートーク」では姿は見せないものの稲葉江が話し相手として声のみで参加。「アフタートーク」終了後、富田江は観客からその姿が見えなくなる瞬間まで、王子様のような笑顔を振りまき、観客をメロメロにさせながらステージを後にした。
場面写真
ステージ写真
◆タイトル:「ぴゅあくる刀剣男士Ghostella 1st Live 〜Catch the Star☆〜」
◆今後の公演情報:11月24日(月・祝)~11月30日(日)
◆公式サイト:https://purecooltouken.jp
◆公式Xアカウント:@purecooltouken
◆公式YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@purecooltouken
ぴゅあくる刀剣男士とは
「ぴゅあくる刀剣男士』は3D刀剣男士による『刀剣乱舞 ONLINE』を原案としたバーチャル音楽ライブを中心としたプロジェクト。2024年10月の東京と12月に大阪で「テイスティング公演」を開催。
11 月に「篭手切江(CV:広瀬裕也)」、「豊前江(CV:八代拓)」、「桑名江(CV:伊東健人)」、「松井江(CV:土岐隼一)」、「五月雨江(CV:狩野翔)」、「村雲江(CV:江口拓也)」、「稲葉江(CV:武内駿輔)」「富田江(CV:小野賢章)」たち”江(ごう)”の 8 振りによるグループ“Ghostella”として「ぴゅあくる刀剣男士 Ghostella 1st Live 〜 Catch the Star☆〜」を開催します。「刀剣乱舞 ONLINE」で愛され続けている彼らの新たな姿と、かつて無い感覚を呼び起こす没入感の 3D ライブにご期待ください。
“Ghostella”について
「篭手切江(CV:広瀬裕也)」、「豊前江(CV:八代拓)」、「桑名江(CV:伊東健人)」、「松井江(CV:土岐隼一)」、「五月雨江(CV:狩野翔)」、「村雲江(CV:江口拓也)」、「稲葉江(CV:武内駿輔)」、「富田江(CV:小野賢章)」たち、江の 8 振りによるグループです。
【楽曲情報】
テイスティング公演で披露した 6 曲を収録したミニアルバム「Tasting e.p」が好評配信中。
篭手切江(CV:広瀬裕也)、豊前江(CV:八代拓)、桑名江(CV:伊東健人)、松井江(CV:土岐隼一)、五月雨江(CV:狩野翔)、村雲江(CV:江口拓也)の6振りが歌唱。
アルバム名:Tasting e.p.(テイスティング イーピー)アルバムアーティスト名:ぴゅあくる刀剣男士 feat. 篭手切江(CV:広瀬裕也)、豊前江(CV:八代拓)、桑名江(CV:伊東健人)、松井江(CV:土岐隼一)、五月雨江(CV:狩野翔)、村雲江(CV:江口拓也)
URL: https://linkco.re/A230aqcq
M1:凛花繚乱篭手切江(CV:広瀬裕也)、豊前江(CV:八代拓)、桑名江(CV:伊東健人)、松井江(CV:土岐隼一)、五月雨江(CV:狩野翔)、村雲江(CV:江口拓也)作詞 中原徹也 / 太田晴之作曲・編曲 太田晴之
M2:GO&GO!!!
篭手切江(CV:広瀬裕也)、豊前江(CV:八代拓)、桑名江(CV:伊東健人)、松井江(CV:土岐隼一)作詞 UiNA
作曲・編曲 徳田光希
M3:さめざめ桑名江(CV:伊東健人)、松井江(CV:土岐隼一)作詞 大山恭子
作曲 越前谷直樹 / 石倉誉之編曲 石倉誉之
M4:Precious
五月雨江(CV:狩野翔)、村雲江(CV:江口拓也)作詞・作曲・編曲 網本ナオノブ
M5:No More
篭手切江(CV:広瀬裕也)、豊前江(CV:八代拓)作詞 萩原 裕一郎 / toyo hiroshi 作曲・編曲 toyo hiroshi
M6:I Believe
篭手切江(CV:広瀬裕也)、豊前江(CV:八代拓)、桑名江(CV:伊東健人)、松井江(CV:土岐隼一)、五月雨江(CV:狩野翔)、村雲江(CV:江口拓也)
作詞・作曲・編曲 小松一也
【本格始動】ぴゅあくる刀剣男士 最新PV
https://youtu.be/HL8RNMXS6Vw
ぴゅあくる刀剣男士 ティザーPV
https://youtu.be/XewEefypaeI?si=9zYXDpr7SNPPt5XY
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