劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」神戸で富野由悠季総監督登壇の関西最速試写会を実施!入場者プレゼントも解禁に!

11月29日(金)より、2週間限定上映される劇場版『ガンダムGのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」が、10月27日(日)、「富野由悠季の世界」を開催中の兵庫県立美術館内のミュージアムホールで行われた関西最速試写会で富野由悠季総監督によるしトークショーが実施された。

「富野由悠季の世界」兵庫県会場開催に合わせて、関西7会場にて富野由悠季監督作品のリレー上映が行われるなど、富野熱の高まっている神戸会場での試写とあって250席に対して1000 名以上の応募が来るなど、熱いファンが多数駆けつけました。

トークショーの最後には登壇記念に劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」のポスターに監督がサインを入れ、このポスターは会期中に兵庫県立美術館に展示される。

また、劇場版『G のレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の入場者に数量限定で配布される入場者プレゼント情報も解禁。
入場者プレゼントは「劇場版『G-レコ Ⅰ』予告複製絵コンテ」で、富野総監督が予告用に自ら作り上げた絵コンテがそのまま小冊子になっているファンには嬉しい一品です。(※上映劇場にて先着配布。数量限定のため無くなり次第配布終了となります。)

さらに関西地区での上映館として、大阪ステーションシティシネマの追加が決定。これで劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の上映館は全国24館となった。

 

【イベント名】
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」関西最速試写会&富野由悠季監督アフタートーク

【開催日】
2019年10月27日(日)

【場所】
兵庫県立美術館ミュージアムホール(神戸市中央区脇浜海岸通 1-1-1)

【登壇者】
富野由悠季

トークショー概要

<劇場版の「大きさ」について>
今日の上映もまだ大画面とは言い難いサイズですけれども、基本的に映像は、コンテを切っ
ているときからなんですけれども、動く距離感みたいなことは絶えず意識しています。その場合の意識っていうのは当然ですけれども、スマホのような小さい画面ではなくて、大画面を想定しています。そしてそうした距離感がありますので、テレビサイズも、本当に申し訳ないんだけれども、13インチ以下では見てほしくないっていう気分は昔からありまして、「映画にしたい、映画にしたい」という気分を持っていた。ですから最低でも今日くらいのサイズでやってもらえれば大体、初期の予定通りに見えているだろうというのが予定の内です。

<主人公・ベルリについて>
僕も今日観るのが久しぶりで、自分でも予定外のこともあって、ベルリっていうのはこんなにも生真面目なキャラクターだったんだ、と思いました。つまり映像的な問題というのは大体予定通りなんだけれども、やはりキャラクターの造形の方がとても難しくて、自分ではこういうつもりでやっているんだけれども、それがちょっと違って見えてくるという意味で、難しさの方が遥かに大きいですね。
ですから、あまり意識していなかったんだけれども「養いお母さん」をかなり好きな子なんだなということは今日、実を言うと新発見で、そういう意味での母、子の関係みたいなことが、この映画の尺で見えているっていうんでびっくりしたというのがあります。テレビの時にはそれを意識して、その部分を長く取っていたんだけれども、今回の劇場版ではそこを刈り込んでいる。それでもそういう瞬間が見えるということは、これはきっと役者の力だろうなという感じはしています。
そういう所が、逆に言うと演出家の得をするところということもあります。常に試行錯誤をしていて、テレビ版の時は、完成したものを見て「ああ、これはまだ完成品じゃないんだな、だから作り直したい」と思った。そういう部分を手直ししていったときに、付け加えるべきものというのも見えてくる。それは役者さんもそうなんです。
さらに役者さんだけでなく、アニメーター。このカットを説明してくれているアニメーターがやっぱりそれを意識して作画してくれているというようなことがあります。そういうものがやっぱり大画面だと発見できる、というようなこともあったりして、やっぱりそれは嬉しいですね。

<ガンダムファンのお父さん、お母さんに向けて>
取材で記者の方に「『G-レコ』が『ガンダム』でなかったらガンダムファンのお父さん、お母さんに言って欲しいことがあるんじゃないですか?」って言われたんです。「それはある」と。
それはもうガンダムファンのお父さんやお母さんは『G-レコ』は絶対わからないんだから観る必要はない。
ただ、言っておきたいことがある。それは、お子さんたちには見せてやってほしい。「これはガンダムじゃないの?」って言うと、「うん、ガンダムじゃないらしいんだよね」って、だけど、とりあえず観ると面白いから観てみたらっていう薦め方はして頂きたいなって。
そして、お父さんとかお母さんとかが分からないことの問題っていうのをきっと『G-レコ』の中に見つけてきて、「う~ん」って唸るはずだから、それだけでいいからそういう機会を与えてやって欲しいなというふうに答えておきました。そういう意味では騙されたと思って観てみたら、とりえず最後まではきっと観ることができる構成になっているつもりでいますので、その部分に関してはお子さんたちに伝えて頂きたいなというのが僕のお願いです。

 

★作品詳細

劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」

2019年11月29日(金)より2週間限定上映

【上映劇場】全国 24 館
東京:新宿ピカデリー/イオンシネマシアタス調布 神奈川:イオンシネマ港北ニュータウン 千葉:イオンシネマ幕張新都心 埼玉:MOVIX さいたま/イオンシネマ春日部 栃木:MOVIX 宇都宮 新潟:イオンシネマ新潟南 宮城:MOVIX 仙台 北海道:札幌シネマフロンティア 愛知:ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋 三重:イオンシネマ津南 石川:イオンシネマ金沢フォーラス 大阪:なんばパークスシネマ/大阪ステーションシティシネマ 兵庫:神戸国際松竹 京都:イオンシネマ京都桂川 和歌山:イオンシネマ和歌山 岡山:イオンシネマ岡山 広島:イオンシネマ広島西風新都 香川:イオンシネマ綾川 徳島:イオンシネマ徳島 福岡:イオンシネマ福岡

【配給】
バンダイナムコアーツ、サンライズ

【イントロダクション】
富野由悠季が、『ガンダム』のTVアニメシリーズとして、『∀ガンダム』以来15年ぶりに手がけた作品、『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年、全26話)。
総監督として指揮するのみならず、全話の脚本も自ら手がけるなど精魂を注いだ本作。
脈々と流れる富野イズム、「少年ベルリの出会い」の物語が放送から5年という歳月を経て今、新規カットを加え、全5部作の劇場版として大スペクタクル公開!

【メインスタッフ】
総監督・脚本:富野由悠季
原作:矢立 肇、富野由悠季
演出:吉沢俊一
キャラクターデザイン:吉田健一
メカニカルデザイン:安田 朗、形部一平、山根公利
デザインワークス:コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美、桑名郁朗、中谷誠一 作画監督:吉田健一、桑名郁朗
美術監督:岡田有章、佐藤 歩
色彩設計:水田信子
ディスプレイデザイン:青木 隆
CGディレクター:藤江智洋
撮影監督:脇顯太朗
編集:今井大介
音楽:菅野祐悟
音響監督:木村絵理子
企画・製作:サンライズ

【メインキャスト】
ベルリ・ゼナム:石井マーク
アイーダ・スルガン:嶋村 侑
ノレド・ナグ:寿美菜子
ルイン・リー:佐藤拓也
ラライヤ・マンディ:福井裕佳梨
クリム・ニック:逢坂良太

公式サイト:http://www.g-reco.net/
公式Twitter:https://twitter.com/gundam_reco

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」予告編【ガンチャン】
https://youtu.be/lEKHTrq36EE

 

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」TVCM【ガンチャン】https://youtu.be/xJDGMIKE7o0

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