1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録。2021年に公開した完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はシリーズ初の興行収入100億円を突破し、大きな話題を集めた。さらに、シリーズ30周年の節目となる2025年10月より期間限定での映画館リバイバル上映「月1エヴァ」企画も始動し、各作品が軒並み週末観客動員ランキングTOP10入りを果たしている他、30 周年記念展「ALL OF EVANGELION」も開催。今なお多くのファンたちに愛され続ける同シリーズは、日本を代表する一大コンテンツとなっている。
シリーズ30周年を飾るアニバーサリー企画の集大成として実施された、『エヴァンゲリオン』シリーズ初となる 30周年フェスイベント「EVANGELION:30+;30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」がついにフィナーレを迎え、緒方恵美(碇シンジ役)、林原めぐみ(綾波レイ役)、宮村優子(アスカ・ラングレー役)、三石琴乃(葛城ミサト役)、山口由里子(赤木リツコ役)、長沢美樹(伊吹マヤ役)、岩男潤子(洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ役)、岩永哲哉(相田ケンスケ役)、優希比呂(日向マコト役)らボイスキャスト、そして高橋洋子、庵野秀明、鶴巻和哉、前田真宏らがステージに勢ぞろいとなった。
ボイスキャスト、制作陣、またファンが一体となって『エヴァンゲリオン」シリーズ30周年を盛大に祝福した3日間に渡る一大フェス、「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」。直前に行われた『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』の深い余韻が会場を包み込む中、ステージのプログラムもいよいよラスト。この3日間を駆け抜けた登壇者たちには、大きな拍手が送られた。
そんな中、最後のコメントを求められた前田監督は「ただ一言。皆さま、お楽しみいただけましたでしょうか?」と会場に呼びかけると、万雷の拍手が。その様子に笑顔を見せた前田監督は「良かったです。スタッフ一同、大変な思いをして準備してきたので、楽しんでいただけたのなら、みんな喜ぶはずです」と付け加える。鶴巻監督も「3日間ありがとうございました。30周年を信じられないような気持ちで迎えたわけですけれど、まさかこんなにたくさんの方々が3日間にわたって来てくれるとは信じられなくて。本当にやっていて良かった、嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」と会場に呼びかけた。
さらに高橋も、「この3日間のイベントを作るまで、たくさんの人が本当に頑張ってくれています。ひとえに皆さんに喜んでほしい、その一心だったと思います。この場にこうして立たせていただけでも、私にとって新たな人生の宝になりました。本当に3日間、素晴らしい時間をありがとうございました」と感激した様子を見せた。
続いてキャスト陣からもあいさつが。まずは優希が「感無量で言葉がないんですけど……これだけは言いたいです。『エヴァ』大好きな皆さまが大好きです!」と、あふれる思いに言葉を詰まらせながらも呼びかけると、会場からは大きな拍手が。さらに長沢が、「大好きな先輩方がすべてを背負っていてくださって、その背中を見ていたから、どんなに辛いエピソードのアフレコも楽しめました。それって伊吹マヤとまったく一緒だなと。この世界でマヤなりに頑張ってこれたのは、この先輩方がいてくださったおかげなんだと改めて実感しました。これからもそれを胸に刻んで、伊吹マヤと一緒に人生を歩んでいきたいなと心から思います!」と笑顔をのぞかせた。
さらに岩男も感極まった様子で、「終わってしまうのは本当に寂しいんですけれど、“さよならは、また会うためのおまじない”ですよね。また皆さんとお会いできること楽しみに、これからも頑張っていきたいと思います。皆さんも本当にお元気でいてください」とメッセージ。岩永も「碇(シンジ)とゲンドウさんとの親子喧嘩でニアサードインパクトが起こり、本当に我々は大変な思いをしました。そこから命からがら生き残ったんですが、あったから我々も成長して、いい大人になれたのかなと思います」としみじみとコメント。
続いて山口も、「この3日間で、この30年分をほとんど思い出させていただいて、改めてなんて自分は幸せなんだろうと。エヴァに出会えて本当に感謝でいっぱいです。そして皆さまも、人生の30年間、エヴァと一緒に過ごしてくださって、本当にありがとうございました。私たちも、皆さまと一緒にこれからももっともっとエヴァで生きていきたいと思います!」と熱い想いを語った。
そして三石が、「この3日間が最高で、3日間以上の幸せをいっぱいもらったなという気持ちでいっぱいです。30年間、キャストやスタッフの皆さん、そして『エヴァンゲリオン』を愛してくれた皆さん、ありがとうございます。葛城ミサトはいつも私の心の中でずっと生き続けていますし、きっと皆さんの心の中にも作品が生き続けていると思います。これからもよろしくお願いします!」と語ると、宮村も「本当に3日間、すごく楽しかったです。すごく幸せな気持ちになったんで、この幸せな気持ちが皆さんもずっと続きますように、毎日お布団でお祈りしておきますので。スタッフとキャストとお客さん皆さま、全員に幸あれ!」と呼びかけた。
そんな中、林原が「終わりたくないね……」と会場に語りかけると、大きな拍手が。林原は言葉をかみしめるように「でも、一言にします。“ありがとう。すべてのエヴァンゲリオンファン”。ありがとうございました。」と、募る想いをコメントした。そしてキャストを代表して緒方からは、「今回みんなで一緒にステージをやって、本当にこの人たちは戦友なんだなと改めて思いました。それは俳優陣だけではなくて、クリエイターやスタッフの皆さんもそう。30年前は皆尖っている部分もあったし、尖ってなければいられなかった時期でもあった。それがいろんなキャラクターに投影された部分もありました」と、せつせつとコメント。さらに緒方は、「みんな大人として年齢は重ねましたけど、変わらない部分も持っていて。今でもみんながライブ感を持って、いろんな作品に取り組んでいる。それってすごいことだと思うんです。30年たっても前を向いて、それぞれが持ち分を持ったまま、さらに前に行こうとしている。そういう人たちが集まったから、こういう作品ができたんだなと思いますし、もちろんその筆頭は庵野さんです」と力説し、会場からは大きな拍手が。さらに緒方は、「『エヴァンゲリオン』という作品で、これから先も何らかの形で、また皆さんにこうやってお目にかかり、その時に『よ、元気か?ちゃんと生きてて、良かったね』ってまた笑って、お話ができて、この作品のことを振り返る。そんな機会が巡ってきたらいいなと思います。頑張って生きてまいりましょう!」と会場に呼びかけた。
そして最後は、庵野監督が締めくくることに。庵野監督は、「34年ぐらい前に始めたTVシリーズのアニメーションが、30年たったら落語や歌舞伎になって、当時は全然思いもしなかったようなことになっていって、僕自身は感無量です。本当に幸せな作品になったんだな、そもそも幸せな作品だったんだなと実感しています」としみじみコメント。さらにスタッフ、キャスト、ファンに向けてあらためて感謝の思いを述べると、「今回、何度も鶴巻をいじってきましたが、実際はすごく感謝してるんですよ。『ふしぎの海のナディア』の時から一緒に作品作りを付き合ってくれて。その才能を『エヴァンゲリオン』という作品に尽くしてくれて、本当に感謝しています」と一言一言噛みしめながらコメント。そして「スタッフにもキャストにも今はもう感謝しかなく、ファンにも感謝しかないんですけども。一番最後に感謝したいのは、20年以上僕を支えてくれてる妻にです。ありがとうございました。」と語りかけると、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響き、多幸感に満ちた3日間の祭典を華やかに締めくくった。
【イベント情報】
『エヴァンゲリオン』シリーズ初となる3日間に渡る一大フェス
「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」詳細
「EVA EXTRA 30」(展示周遊エリア)概要
「EVA EXTRA 30」(展示周遊エリア)に入場するには、該当日の「EVA EXTRA 30 Ticket」または「ALL AREA Pass」が必要となる。
▼セントラルタワー:
EVA EXTRA 30 の中心に位置し、本イベントでしか体験できない空間概念を創出します。『エヴァンゲリオン』シリーズが築いてきた30年の歴史を、制作の裏側も含めた多層的な要素を通じて追体験いただけます。
▼バーチャルカメラスタジオ:
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で初号機VS第13号機の戦闘シーン制作に採用された仮想カメラシステムを、来場者が実際に触りながら体験できるよう再構成したコンテンツです。
▼アニバーサリーパーク:
1995 年に始まった『新世紀エヴァンゲリオン』を、同世代に登場したブラウン管TVで上映します。30年にわたるシリーズの歩みを、その時代の質感とともに体感していただけます。
▼サインウォール:
庵野秀明が命名したイベントタイトルのロゴを象徴的にあしらったサインウォールです。来場者は記念として、ここに自由にメッセージやサインを残すことができます。
▼MATERIAL of EVA:
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の原画や、『新世紀エヴァンゲリオン』のセル画など、時代を超えて集められた貴重な制作資料を展示します。実際の制作現場で使われた資料に触れることで、その臨場感を間近に感じていただけるエリアです。
▼ラウンジ:
『エヴァンゲリオン』シリーズに携わる人々によるクロストークや、ここでしか見られない映像オンエア企画など、多彩なイベントをお楽しみいただけるスペースです。
And More・・・『エヴァ』とコラボした協賛企業様によるスペシャルコンテンツにもご期待ください。
■公式X:@evangelion_co
ハッシュタグ:#エヴァフェス #エヴァ30
『EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION』公式サイト:https://30th.evangelion.jp/fes
『エヴァンゲリオン』公式サイト:https://www.evangelion.jp/
『エヴァンゲリオン』シリーズ30周年記念サイト:https://30th.evangelion.jp/
いよいよ来月開催 横浜アリーナ3日間「EVANGELION:30+;」(ほぼ)全部説明します!! YouTube
https://www.youtube.com/live/Hoo5iaoD9rE
「EVA EXTRA 30」予告 /『エヴァンゲリオン』シリーズ初となる3日間に渡る一大フェス 『EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION』
https://youtu.be/-Mw5QyoFXKE
『エヴァンゲリオン』シリーズとは?
1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは、企画・脚本・総監督:庵野秀明による『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録。常に新しいファンを獲得し、幅広い層から支持を受けてきた。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は新劇場版シリーズの第4部であり、完結編となる。
2021年3月8日に公開し、最終興行収入102.8億円、観客動員673万人を記録した。現在、Amazon Prime Videoにて見放題独占配信中。
■『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ興行収入
・2007年9月1日公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 / 興行収入20億円
・2009年6月27日公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 / 興行収入40億円
・2012年11月17日公開 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 / 興行収入53億円
・2021年3月8日公開 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 / 興行収入102.8億 673万人
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