BS日テレのアニメ枠は新作7作品を含む全25作品に拡大!ゲストに七海ひろき、鬼頭明里、鈴木達央、愛美らが参加

2019年12月17日(火)、BS日テレの深夜アニメ枠『アニメにむちゅ~』(後11:00~深2:00)の2020年1月期新番組編成発表記者会見が開催された。

記者会見では現在23作品(うち新作4作品)放送しているアニメ枠を20年1月から新作アニメ7作品をスタートさせ全25作品(一部関連バラエティー番組など含む)を放送とアニメ枠を拡大。新作アニメとして、『ソマリと森の神様』『虚構推理』『ケンガンアシュラ』『はてな☆イリュージョン』『number24』『まるまるマヌル』『BanG Dream!(バンドリ!)』の第3シーズン『BanG Dream! 3rd Season』の7作品の放送を発表した。

さらに記者会見では『ソマリと森の神様』よりシズノ役の七海ひろきさん、『虚構推理』より岩永琴子役の鬼頭明里さん、『ケンガンアシュラ』十鬼蛇王馬役の鈴木達央さん、『BanG Dream! 3rd Season』戸山香澄役の愛美さんに加え、スペシャルサポーターとして『We are STARDOM!!』より木村花選手が駆けつけ、集まった記者陣に作品の見所、魅力をアピールした。

記者会見はまずBS日の中山社長から挨拶から始まり、中山社長は「BSというと比較的高い年齢層の方が視聴しているイメージがあり、視聴データからも見られる。しかし、若者の放送離れが言われる中で、工夫次第でこの高年齢層の視聴者と30代前の視聴者が、1日のタイムテーブル上で『共存できる方法があるのではないか?』と考えてきました」とアニメ枠を設けた経緯を説明し「アニメは日本が誇る文化です。今後さらに「アニメにむちゅ~」ゾーンを充実させてアニメ文化の成長にも微力ながら貢献ができればと考えています」と意気込んだ。

また、中山社長より「LINEマンガ」の「LINEマンガインディーズ」を活用した「フロンティアデビュープログラム」に参加している『困ったじいさん』(作:大江しんいちろう)のアニメ化も発表。「BS日テレとLINEマンガさんとの新しい取り組みにもぜひご期待頂きたいと思っています」と力強く語った。

続く松岡至編成局長は「アニメにむちゅ~」の強化について「アニメに集中することで『アニメを見るならBS日テレだな』というイメージをつけていきたいなと思っております」と話した。

そして山田和輝編成部長から『アニメにむちゅ~』強化への経緯説明がなされ、2020年1月期より放送される『ソマリと森の神様』『虚構推理』『ケンガンアシュラ』『はてな☆イリュージョン』『number24』『まるまるマヌル』『BanG Dream! 3rd Season』が紹介された。

トークセッションには『ソマリと森の神様」よりシズノ役の七海ひろきさん、『虚構推理』より岩永琴子役の鬼頭明里さん、『ケンガンアシュラ』十鬼蛇王馬役の鈴木達央さん、『BanG Dream! 3rd Season』戸山香澄役の愛美さんに加え、スペシャルサポーターとして『We are STARDOM!!』より木村花選手が登壇し、作品の見所を紹介。

『ソマリと森の神様』について七海さんは「豪華な声優陣の皆様、色彩豊かな映像、何より吉俣良さんの音楽が本当に素晴らしいです。目でも耳でも楽しめる作品になっています」

『虚構推理』について鬼頭さんは「全く新しい推理作品になっています。推理と怪異もたくさんでて来きますが難しい作品では無くて、琴子と九郎先輩との会話もすごくコメディーで面白くて続きが気になる作品です」

『ケンガンアシュラ』について鈴木さんは「この作品に関してはステゴロの殴り合いを思いっきり見てもらえれば嬉しいです。実際にはない闘技を扱いながら想像の中の面白さ、リアルとしての面白さを混ぜ合わせてはいぶりっとな作品になっています」

『BanG Dream! 3rd Season』について愛美さんは「今シーズンはPoppin’Partyはじめ、たくさんのガールズバンドが夢の舞台に向かって頑張っていくストーリーになっています」

とそれぞれの作品の魅力を伝え、また、役作りに問われると『ソマリと森の神様』でアフレコ初挑戦で声だけの演技の難しさを実感したという七海さんは「私が演じたソマリという役は見た目は子供なんですが頭脳は大人というキャラクターで、小さいんだけど大人っぽくなるよう表現できればと思ってアフレコに向かいました」とアフレコを振り返った。
また、『ソマリと森の神様』にも出演している鈴木さんは七海さんのアフレコの様子を「めちゃめちゃ堂々とされてました」と明かした。

鬼頭さんは自身が演じる琴子について「推理パートと会話パートがごちゃ混ぜで、推理では頭の良い喋り方をしますし、会話パートではコメディータッチな会話を繰り広げるので、そこの差をしっかり出して観ている方を飽きさせないようにと心がけました」と話した。

十鬼蛇を演じる上で工夫した点を問われた鈴木さんは「フィクションとノンフィクションが交じっている作品なので、その中でどういう風に格闘技の面白さや魅力を声に乗せていくかは大きなポイントになりました」と話すと、具体的ポイントとして呼吸を細かく意識したと明かし、「実は自分が攻撃をしている時よりも受けたときの方が体が強張ることを知りました。何か観ている人がひり付く様な、観ている方が体に力が入ってしまうような感覚をフィルムで作れないか皆で作ってきました」と語った。

愛美さんは香澄を演じる上で気をつけた点として「3rd Seasonで一番気をつけたのは愛ですね。前作でバンド内でもぶつかり合ったし、他のバンドの子にも色々助けてもらったりと絆が深まっているなと思うんです。メンバーに愛が伝わるようにお芝居できればと思います」と話した。

最後に作品を楽しみにしている方へ一言ずつメッセージが送られ、会見の締めとしてプロレスラーの木村花選手に中山社長が実際に締められ、和やかな空気の中会見は終了した。

BS日テレ アニメにむちゅ~公式サイト:https://www.bs4.jp/anime/
BS日テレ_アニメにむちゅ~公式Twitter:@BS4anime