舞台「レヴュースタァライト #2再演」BD発売記念「遠足のレヴュー in 横浜」レポ

2019年7月12日（金）～7月15日（月・祝）に舞浜アンフィシアターで行われた、舞台「少女☆歌劇レヴュースタァライト -The LIVE-#2 revival」。
その公演の模様を収録したBlu-rayの発売を記念して、聖翔音楽学園のメンバーと青嵐総合芸術院のメンバーが各地を訪れる遠方から足を運んでくれているファンへの感謝を伝えるイベント「遠足のレヴュー」が全国8ヵ所で行われている。

2020年1月12日（日）、福岡（2019年12月28日開催）、大宮（2020年1月4日開催）に続き実施された横浜では、聖翔音楽学園から愛城華恋役の小山百代さん、西條クロディーヌ役の相羽あいなさん、花柳香子役の伊藤彩沙さん、青嵐総合芸術院から柳小春役の七木奏音さん、南風涼役の佃井皆美さん、穂波氷雨役の門山葉子さんが参加。

舞台#２再演の映像をファンと一緒に振り返ったり、朗読劇やバラエティコーナーで大いに盛り上がった「遠足のレヴュー in 横浜」の模様をお伝えする。

イベントは観客の大きな拍手に迎えられ、6人が登場。それぞれ最初の挨拶をした後のオープニングトークでは、MCを聖翔チームから小山さん、青嵐チームから七木さんが担当することが発表され、MC初挑戦で緊張を解すため七木さんがイジられる場面も。

そんな和やかなムードの中、早速舞台#２再演の映像を観ながらの生コメンタリーのコーナーへ。青嵐の3人が客席から登場するシーンや、聖翔と青嵐の殺陣のシーン、ライブシーンを観ながら裏話が次々と飛び出した。

舞浜アンフィシアター特有の回転する舞台は、会場でしか練習できなくて大変だったや今だから話せる話として客席に降りた際相羽さんがお客さんの足を踏んでしまったなど、華やかな舞台の裏で演者の苦労や工夫、こだわりなどが明かされ、もう一度見返したくなるトークに会場からは笑いや拍手で大いに盛り上がった。

生コメンタリーの後はバラエティーコーナーへ。横浜では聖翔チーム、青嵐チームそれぞれ3人という事でチーム戦。対決内容は出題されたお題から連想するポーズをチームで揃える撮影のレヴュー「ポーズをみんなでそろえまSHOW」に挑戦した。

じゃんけんの結果、先攻は青嵐チーム。
「キリン」、「バイク」、「ポジションゼロ」、「野球」、「令和」など次々出題。
聖翔チームには、「メガネ」、「横浜マリンタワー」、「ラグビー」、「豚まん」、「ドローン」、「相羽あいな」とこちらにも作品に関連するワードやご当地、話題の単語が次々と出題され、揃えば大きな拍手が、予想外のポーズが飛び出すと笑いが巻き起こり、大盛り上がり。

無茶振りとも言えるお題に全力で応える6人に客席から大きな声援が送られた。
勝負の結果は4対2で青嵐チームの勝利。ご褒美に事前にTwitterで募集された「横浜名物詰め合わせ」が贈られた。

そして負けた聖翔チームには罰ゲーム「負けたチームが告白する」が行われた。伊藤さんが門山さん、小山さんが佃井さん、相羽さんが七木さん相手に告白して撮影のレヴュー「ポーズをみんなでそろえまSHOW」は終了した。

バラエティーコーナーの後は来場者からの質問コーナーへ。
青嵐の3人に『初演から再演にかけて演技の変化した部分、今は演じたキャラクターについてこう思う部分があれば教えてください』という質問に七木さんから「初演では青嵐の日常をあまり見せられなかったので、（再演では）普段の3人の距離感をお伝えできればと、客席から登場するシーンとか結構凝って演じました」と回答。
また3人は再演ではコミカライズを読んで臨む事が出来たとし、それぞれのキャラクター像を創り上げる上でコミカライズがあって良かったと明かした。

他にも『もう過ぎてしまいましたが、1月8日は神楽ひかりちゃんの誕生日でした。もし自分の演じているキャラクターにプレゼントを上げるとしたら何をあげますか？』という質問には6人でワイワイ話しながら、「華恋は何でも喜んでくれそう」、香子はお金持ちだから経験を上げないといけないという事で「庶民デート」をプレゼント。
クロディーヌに対しては相羽さんは「まぐろ屋さんに連れてってお腹いっぱいまぐろを食べさせてあげて、私が香水が好きだから私が使ってる香水を上げたい」と話すと、伊藤さんから「独占欲強っ！」と鋭いツッコミを入れ、会場を沸かした。
門山さんは「何かの舞台のチケットを2枚あげて、ななと行っといでと言う」と応えると一同絶賛。会場からも拍手が起こった。佃井さんは悩みに悩み最初に頭に浮かんだ「プロテイン」、七木さんは「青嵐の2人や聖翔のみんなを呼んでサプライズお誕生日をやってあげたい。わぁっとはならないと思うけどちょっとでも笑った顔がみたい」と回答し質問コーナーは終了した。

この後は朗読コーナー。横浜を舞台に6人が登場する書き下ろしの朗読劇が行われた。
横浜学生芸術祭に出演する華恋、クロディーヌ、香子の3人が役作りの為に横浜に訪れ、青嵐の3人と出会う内容の物語。6人の日常が描かれ、舞台とは違った少女らしい表情が垣間見えた。

イベントの最後には、それぞれ登壇した6名からメッセージが送られ、『遠足のレヴュー in 横浜』は幕を閉じた。

七木奏音「『遠足のレヴュー in 横浜』に青嵐の3人と会ってイベントが出来て楽しかったです。初めてのMCも経験させて頂いて、至らない点もたくさんあったと思いますが、そんな所もこれからもどうぞ宜しくお願いします」

佃井皆美「初めて南風涼として朗読劇が出来たことに自分的にもすごく嬉しかったです。昨日からすごく緊張していましたが、青嵐の2人、聖翔のみんながいてくれて心強かったです。みんなと一緒にまた舞台に立てるように日々精進していきたいとすごく思いました。ありがとうございます。」

門山葉子「#2の再演が終わってから初めて舞台創造科の皆さんの前に3人揃って立つことができました。舞台ではお伝えし切れなかった私たちの普段の仲の良さを見て頂けたんじゃないかと思います。『遠足のレヴュー in 横浜』に参加できてとっても楽しかったです。これからもどうぞ宜しくお願いします」

伊藤彩沙「7月ぶりに青嵐の3人に会えて、稽古中や楽屋、舞台のことを思い出して懐かしい気持ちになりました。香子としてはあまり絡みがなかったので、今日は一緒にお芝居が出来てすごく嬉しかったです。また青嵐の3人と一緒に舞台が出来たらなってすごい思いましたし、その時は一緒にレヴューしたいなって思います」

相羽あいな「朗読劇で青嵐の皆さんとお話出来た事にぐっときましたね。ただ撮影のレヴューに勝てなかった事が心残りです（笑）。でも3人揃った青嵐の皆さんとイベントに立てて嬉しかったです。舞台はもちろん、またこういったステージで青嵐の皆さんと揃ってやりたいなと思いますので、また応援宜しくお願いします」

小山百代「こうやって青嵐の皆と衣装を脱いでステージに立つのは初めての事だったので、私たち聖翔としてもすごく素敵な一日になりました。こうやって青嵐の皆がようやく揃ってステージに上がる所を横浜の皆さんに見ていただいて、スタァライトの1人のファンとしても熱い瞬間を一緒に迎えることが出来て嬉しかったです。これからもまた青嵐の皆と何か出来たら嬉しいなと思いますので、その時はまた遊びに来てもらえたら嬉しいです」