2020年2月2日(日)、武蔵の野森総合スポーツプラザでAfterglow(美竹蘭:佐倉綾音、青葉モカ:三澤紗千香、上原ひまり:加藤英美里、宇田川巴:日笠陽子、羽沢つぐみ:金元寿子)のキャスト5名が集結する初めての大型トークイベント「Afterglowスペシャルイベント いつも通りの放課後デイズ」が開催された。
Afterglowメンバーが初めて全員揃うイベントということもあり、今回のイベントではライブ・ビューイングも実施。会場とライブ・ビューイング合わせて10,000人を動員した。
テーマトークやアプリゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」からキャスト自身が選んだエピソードの朗読、ゲストを迎えてのチーム対決コーナー、Afterglowによるミニライブなどが行われ、会場は一体になって盛り上がった。
イベントは赤いペンライトと大きな歓声に迎えられ、Afterglowのキャストが登場し自己紹介。会場の大きさに驚きつつも5人揃った事を喜び合った。
最初はAfterglowに関連したお題についてあれこれ語り合うトークコーナー「Afterglow屋上トーク」。
テーマ発表前には、前日同じ会場で行われたRoseliaのライブを見たという日笠さんが“1人Roselia”と称して各メンバーのモノマネを披露し、会場を沸かす。
続いて1月27日に行われたPastel*Palettesのイベントを見たという佐倉さんに、日笠さんが前島さんのモノマネを無茶振り。可愛らしいステップの動きや手でハートマークを作る動きと笑顔を披露した。
仕切り直して最初のテーマは「Afterglowの楽曲で一番お気に入りの曲は?」。
加藤さんはレコーディングの時に思わず泣いてしまったという『Y.O.L.O!!!!!』をセレクト。三澤さんは昨年の7thライブに一人で出演した際にギター演奏と共に『Y.O.L.O!!!!!』を歌ったエピソードに触れ、ファンからの歓声を聞いて必死で練習した成果が報われたと当時を振り返った。佐倉さんと日笠さんは『COMIC PANIC!!!』を挙げ、全員で歌っているわちゃわちゃ感がおもちゃみたいで楽しいと感想を述べ、金元さんはスローテンポな所が好きと『ランブリングメモリー』を挙げた。三澤さんもレコーディングを思い返しながら『COMIC PANIC!!!』を選んだ。
次のテーマは「Afterglowのキャラクターで実際にいたら親友になれそうなキャラクターは?」。
開口一番が日笠さんが「蘭以外なら…」と呟くと、「え、なんで!?」と驚き、佐倉さんが他のメンバーに「蘭はどうですか?」と聞きまわる場面も。肯定的な意見を挙げてくれるメンバーに「どこがですか?」と深堀りを始め、「めんどくさい彼女になってる(笑)」と突っ込まれた。
加藤さんはいっぱい助けてくれそうとつぐみ、三澤さんはいつも明るくポジティブで友達になりたいと上原ひまりを挙げる。佐倉さんがゆるくて落ち着けると自身が演じる美竹蘭と青葉モカ”を挙げた所で、日笠さんは「あれ…巴は?」と自分が演じる巴が選ばれていないことに気づく。すかさず佐倉さんから「たまに遊ぶならいいけど、ずっと声がでかくて疲れちゃうかな」と言われ、日笠さんがっかりしている所に金元さんが「私、巴好きですよ」と優しくフォローし「テンションが高い人がいると落ち着きますね」と巴を選んだ理由を答えた。
次のテーマは「今後、この5人でやってみたい事は?」。
「また5人でイベントやろうよ」と話す日笠さんだが、続けざまに「今回が最初で最後な気がしてる」といきなりのネガティブ発言。他のメンバーが「なんでよ!」と突っ込む中、佐倉さんも同意。「1回目からこんな広いところでやっちゃって、この後どうするんですか!」という佐倉さんに三澤さんも「今後どんな会場になってもここより狭い会場になったらAfterglow人気が縮小したって言われちゃう」と困惑気味に話した。
「武道館じゃない?」と意見が上がり、どんなイベントにしたいかと各自がやりたい事を挙げて盛り上がった。
他にも佐倉さんがカバー楽曲の披露をしたいという話を挙げると、日笠さんからはかつて自分が別作品で歌っていた『Don’t say “lazy”』をカバーした話題をあげ、まさか自分が演じるバンドで後輩である佐倉さんが歌ってくれるとはと感動した様子で当時を振り返る。佐倉さんは、少しでも近づけられるように日笠さんが歌っている原曲を何度も聞いたと話、「間違いなく、日笠さんより聞いてますよ!」と語ると会場からは拍手が起こった。
続いてはスマホアプリゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』のエピソードの中から厳選したエピソードを実際に生で演じる「Afterglowエピソードメモリー」のコーナー。
5人での掛け合いは初めてながらこのメンバーならではの信頼感からリハーサルは行わず、本番一回勝負の朗読劇となった。最初のエピソードはPastel*Palettesに楽曲を提供する事になり、Y.O.L.O!!!!!が誕生する『紺碧 星煌めいて』から第5話を実演。朗読を終えた佐倉さんは「私たちしかわかんないけど、やっと会えたっていう感じでした」と5人での掛け合いを喜び合った。
続いては『Afterglow バンドストーリー 1章(いつも通りのAfterglow)』から蘭と巴がケンカしてしまう第9話。このエピソードを選んだ日笠さんと佐倉さんは、ここまで本気でぶつかり合えるAfterglowの絆の強さを感じた様子。
最後はモカと蘭の2人がそれぞれの胸の内を明かす『それぞれの道、結ぶ茜空』第5話を披露。全てを披露した上で日笠さんは5人で選んだエピソードがバンドの根幹に関わる部分だった事に嬉しいと語り、佐倉さんはスタッフのバンドリ愛を実感したと話した。
次のコーナーからゲストの伊藤彩沙さん(Poppin’Party市ヶ谷有咲役)、小澤亜李さん(Pastel*Palettes氷川日菜役)、相羽あいなさん(Roselia湊友希那役)、櫻川めぐさん(Roselia宇田川あこ役)、吉田有里さん(ハロー、ハッピーワールド!北沢はぐみ役)の5名が登場。2人1組のチームに分かれの対決コーナー「いつも通りの対決デイズ」へ。
それぞれのキャラクターの関係性から、ボーカリスト同士の佐倉さんと相羽さん、生徒会仲間の金元さんと小澤さん、宇田川姉妹の日笠さんと櫻川さん、次第に関係性も怪しくなり、商店街つながりの三澤さんと吉田さん、そして一番関係性が薄い加藤さんと伊藤さんの5チームに分かれて対決する。
最初は『ユニゾンアンサー対決』という出されたお題に対して2人の回答がそろったら1ポイントが与えられるゲームに挑戦。
「ラーメンのトッピングといえば?」「コンビニスイーツといえば?」などの問題に、姉妹役にも拘わらずまったく合わない日笠さんと櫻川さんのペアや癒しオーラを醸し出す金元さんと小澤さんペア、美竹蘭と湊友希那のようにわざとギスギスした感じを演出しつつも素で揃わない佐倉さんと相羽さんのペアに会場からは笑いが起こった。
『マジョリティ・オーディエンス対決』では、出題されたテーマに対する選択肢に色が割り当てられており、観客が振るペンライトの色の多さを競う会場参加型の対決へ。多数派を当てられたチームにポイントが入る。
「手料理を食べてみたいAfterglowメンバーはこの中で誰?」というテーマに、多数派は羽沢つぐみに決定。ここでは、日笠さんと櫻川さん、三澤さんと吉田さん、加藤さんと伊藤さんの3チームが正解。
最後の対決は『フラワー・アレンジメント対決』。
「仲良し」をテーマにしたフラワー・アレンジメントを制作し、先ほどと同じく観客がペンライトを振って一番できが良いチームがポイントを獲得できる、実家が華道の家元の蘭がいるAfterglowらしい対戦だ。
最後は勝利チームが1万ポイントが獲得できるの大逆転のチャンスが与えられ対戦スタート。センターステージにセットされた様々な花や小道具を早い者勝ちで手に取ると、各々が個性的すぎるフラワー・アレンジメントを制作。
ドラムスティックが刺さった日笠さんと櫻川さんペア、ミッシェルのぬいぐるみを大胆にあしらった三澤さんと吉田さんペアなど、各ペア観客に作品をアピールした結果、2つのバンドカラーである赤と紫の花に、蘭のアクリルスタンドと友希那が好きな猫の手の飾りを添えた佐倉さんと相羽さんペアが勝利。勝利した佐倉さんと相羽さんペアには賞品の高級チョコレートが贈られた。
ここで一度次の準備のためAfterglowのメンバーが退場し、ゲスト5人でトーク。Afterglowの朗読劇をステージ裏で聞いて1ファンとして感動したという話や前日のRoseliaライブを振り返る。今日のAfterglowのイベントや先日の前島さんの特別公演を通して、Pastel*Palettesとハロー、ハッピーワールド!も全員が揃ったイベントが観たいと口を揃えた。
ゲストが退場し、イベントの最後はAfterglowの5人によるミニライブ。
1曲目の『Easy come, Easy go!』は、3月11日(水)発売の6th Singleの表題曲。CD発売前ということでこの場がフルコーラスの初披露となった。
観客は佐倉さんの煽りにコールで応えたり、5人の動きに合わせてタオルを回し盛り上がる。2曲目は『Y.O.L.O!!!!!』では佐倉さんは「今日残ってる体力を全部振り絞ってください!」という言葉に観客も全力の声援を送る。
最高潮の熱気の中、イベントはエンディングとなりメンバーからの挨拶が行われる。
金元さん「今日はお越しくださってありがとうございました。こんなにたくさんの人の前で集まれるとは思っていませんでした。色々新しい事ができたり、掛け合いをしたり、歌を披露したりと皆さんのおかげでとても楽しい時間を過ごす事ができました。これからもAfterglow、そして『バンドリ!』の応援をよろしくお願いします!」
日笠さん「Afterglowが5人そろっての初めてのイベントで、会場、ライブビューイングと本当にたくさんの方に観ていただけて、記念すべき日になったんじゃないかなと思います。こうして5人で歌えた事は私にとっても宝物です。5人で初めて歌ってみて、Afterglowって、5人だけじゃなくて皆も含めてAfterglowだし、『バンドリ!』だなと思いました。また、この5人、そして、これを観てくれている皆さんで集まれたら嬉しいなと思います。本日はありがとうございました!」
加藤さん「私もついにこの5人が集まれる日が来るんだと楽しみにしていました。なかなか揃わなかったこの5人ですが、たくさんの皆さんに応援していただけて嬉しいです。ひまりちゃんは私の中でもすごく大きな存在になっていて、人格を支配されるのではないかと思うぐらい一体化が始まってきている気もします(笑)。こんなに大きな会場になるかはわかりませんが、またAfterglowの5人が集まって、いつも通りの楽しい事ができたらと思います。本日はどうもありがとうございました」
三澤さん「本当にこの日を待っていました! 1人で日本武道館に出ると決めた日も、5人で集まれるこの日をずっと夢見ていたので、5人が並んで皆さんの前で披露する事ができて嬉しかったです。そして、歌いながら皆でいつも通りのアイコンタクトをする事ができて、これがAfterglowだって思いました。武道館でもすごく楽しかったんですけど、5人が揃うと楽しさが無限大になりますね。こんな5人が集まれるライブやイベントがもっといつも通りになったら、『バンドリ!』ファンとしてもAfterglowファンとして、キャストしても嬉しいなと思います。また皆さんと会える日を楽しみにしてます。今日は本当にありがとうございました!」
佐倉さん「美竹蘭というキャラクターを演じていますが、私自身はあまり歌は得意じゃないんです。なので、私が演じていていいんだろうかと常々思っているんですが、こういう日を迎えると蘭と私の人生が交差したなと感じます。そして5人で一緒に出られたという事が私にとってすごく意味がある事だし、ずっと5人じゃきゃ嫌だって言い続けてたんです。歌っている間に日笠さんが愛おしそうに私を観てくれていたり、いつもは闇深い三澤さんがキラキラなオーラをまとってキラキラした目で見つめてくれたり、クールな金元さんがはしゃいだり笑ってくれたり、加藤さんは向かい合ってニコニコの笑顔で見てくれて、この5人だからこそなしえたステージだったなと思います。またどこかでやれるといいですよね。その時は、もう少し歌いたいなと思います。まずは2曲披露という一歩を踏み出したので、次がありましたら皆さんぜひ会いに来てください。ありがとうございました!」
最後は、ひまりがメンバーの気合を入れる時にかける「えいえいえおー」で締めくくり。劇中ではひまりが音頭をとるものの、誰もやらないというのがお約束となっており、佐倉さんからの「1回目はわかるよね?」のフリに、加藤さんが「えいえいえおー」と叫ぶも会場は静まり返る。「本当にやってくれない!」と驚く加藤さんに会場からは笑いと歓声があがる。改めて、2回目はキャスト陣と観客による「えいえいおー!」の掛け声でイベントは終了した。
イベント詳細
Afterglowスペシャルイベント いつも通りの放課後デイズ
【会場】
武蔵野の森総合スポーツプラザ
【出演】
・Afterglow
佐倉綾音(美竹蘭役)、三澤紗千香(青葉モカ役)、加藤英美里(上原ひまり役)、日笠陽子(宇田川巴役)、金元寿子(羽沢つぐみ役)
【ゲスト】
伊藤彩沙(Poppin’Party:市ヶ谷有咲役)、小澤亜李(Pastel*Palettes:氷川日菜役)、相羽あいな(Roselia:湊友希那役)、櫻川めぐ(Roselia:宇田川あこ役)、吉田有里(ハロー、ハッピーワールド!:北沢はぐみ役)
☆BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト
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