【アニバースなんでもランキング】疲れた人にこそ読んでほしい!「フルーツバスケット」の染みる名言ランキングベスト3

こんにちは!アニバース編集部です。

昨日に引き続き、日毎日編集部のメンバー誰かが自分の好きな作品から何かしらのランキングを発表していく新企画「アニバースなんでもランキング」を発表していきます!

 

今日のランキングは題して

「疲れた人にこそ読んでほしい!フルーツバスケット染みる名言ランキングベスト3」

です!

「フルーツバスケット」(原作・高屋奈月)は「花とゆめ」(白泉社)で、1998年から2006年まで連載された大人気少女漫画です。コミックスは全世界で累計発行部数3000万部を突破(コミックスは全23巻、愛蔵版は全12巻刊行)!

2001年には一度TVアニメ化され(全26話放送)、2009年には舞台化もされています。

そして2019年4月からはふたたびアニメ化され、1st season(2019年4月~9月)、2nd season(2020年4月~9月)を経て、ついに2021年4月からはThe Finalが放映されます。

そんな連載終了から15年が経っても色褪せない少女漫画界の名作「フルーツバスケット」。

私も子供の頃に読んで今でも大好きな作品です!

「フルーツバスケット」の魅力といえば、主人公・透君の圧倒的包容力と個性豊かながらも様々な背景を抱え悩んでいる草摩一族や登場人物達とのやり取り、異性に抱きつかれると十二支に変身してしまう草摩一族は、その体質が原因で家庭環境や対人関係において上手くいっていないキャラが多いです。

そんな中で、主人公の透君や登場人物が漫画内で話す台詞は、仕事や現実に疲れている現代人にも染みる事必至の名言ばかり。

ということで、疲れた人にこそ読んでほしい!アニバース編集部的フルーツバスケットの染みる名言ランキングベスト3を発表します!

 

3位 1st season 第19話「ごめんなさい一っ」(原作8巻)
透と利津の会話

「きっと…心の中で一生懸命みつけだそうとしているのですよ。生まれた理由を…自分の力で
だって本当は初めから“理由“を持って生まれてくる人間なんていないかもしれないって
自分でみつけていかなきゃいけないモノかもしれないって…思うから
たとえば夢や仕事や誰かの中に…自分でみつける“理由“は曖昧で不確かで不安定かもしれないけれど
生きてる限りはやっぱり理由が欲しいです…欲しいです…私も
それでできれば できる事ならやっぱり私は 誰かの中にみつけたいです」

 

自分に自信が持てずに、こんな自分なんていない方が良いと語る利津に透君がかけた台詞ですね。

自分なんか…と思った時この透君の深い言葉に包みこまれたいです。

この後の「図太く生きていたらいつか 誰よりも自分と一緒にたこ焼きを食べたいって願う誰かに会えるかもしれないですから…」という台詞も良いんですよね~~~…

自分の好物を一緒に食べたいと願ってくれる人が現れるというのはある意味一番幸せなのではないかと思います。

私も一緒にたこやきを食べたいと願ってくれる誰かを探したいです…。

 


 

2位 2nd season 第2話「みんなで素麺食べたりしてね」(原作8巻)
洗濯物の話

「たとえば透君が山のような身動きできないほどの洗濯物に囲まれてしまったとしましょう。しかも洗濯機が無くて一枚一枚手で洗わなきゃいけない。
透君は途方に暮れる。

本当に全部洗濯できるのかな キレイにできるのかな 満足のいく結果を自分はちゃんと出せるのかなって。
考える度不安になってくる けれど時間は刻々と過ぎていく  さて透君はどうするべきか
…とりあえず足許にあるものから 洗濯してみるといいかもね。
先を気にするのも大切だけど『今』や『今日』何ができるか考えるのも大切。
そうやって一枚一枚洗っていけば なんだかあっけないくらいにアッサリとお天道さまがのぞいたりするものだから」

 

私がフルバを読んでいた当時は小学生だったのですが、社会人になってからこの洗濯物の話を読むと全身に染み渡ったので2位にランクインさせていただきました。

仕事が多い時ってどこから手をつけようとか、満足いく結果が出せるかなとか不安になることが多くてつい現実逃避をしてしまったり思考停止してしまったりしがちなのですが、この「とりあえず足許にあるものから洗濯をしてみるといいかもね」が染みる~~~~~~~。そしてわかる~~~~~~~~。

仕事などに息詰まっている人などはぜひ見てほしいお話です。

 


 

1位 1st season 第3話「大貧民をやりましょう」(原作2巻8話)
おにぎりの話

「例えば人の素敵というものがオニギリの梅ぼしのようなものだとしたら、その梅ぼしは背中についているかもしれません…

世界中の誰の背中にも 色々な形 色々な色や味の梅ぼしがついていて でも背中についているせいでせっかくの梅干しが見えないのかもしれません。

『自分には何もない。真っ白なお米だけ』

そんなことないのに 背中には ちゃんと梅干しがついているのに…

誰かを羨ましいと思うのは 他人の梅干しなら よく見えるからかもしれませんね。」

 

透君の素敵さを語るには欠かせない名シーンですね・・・!

生きていく上で「自分ってなんでこうなんだろう」「人と比べて自分は・・・」って考えてしまう時ってどうしてもあると思うのですが、自分はそんな時この透君の言葉が思い浮かびます。

落ち込んでいる時こんな素敵な伝え方をしてくれる人がいたら5秒で好きになります。

夾君が透君を好きになったのも必然と言っても過言ではないでしょう。

 

 

以上、疲れた人にこそ読んでほしい!フルーツバスケット染みる名言ランキングベスト3でした!

お気に入りのシーン等入っていましたでしょうか?

記事作成者もまだまだ語り足りないので、また機会があればフルーツバスケット語りたいです!

 

★作品詳細

フルーツバスケット The Final

テレビ東京・テレビ愛知・テレビ大阪 ほかで2021年4月放送決定

【スタッフ】
原作・総監修:高屋奈月「フルーツバスケット」(白泉社・花とゆめCOMICS)
監督:井端義秀
シリーズ構成:岸本 卓
キャラクターデザイン:進藤 優
美術監督:神山瑶子
色彩設計:菅原美佳
撮影監督:蔡 伯崙
編集:肥田 文
音響監督:明田川 仁
音楽:横山 克
音楽制作:トムス・ミュージック
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:フルーツバスケット製作委員会

【キャスト】
本田 透:石見舞菜香
草摩由希:島﨑信長
草摩 夾:内田雄馬
草摩紫呉:中村悠一

草摩楽羅:釘宮理恵
草摩紅葉:潘 めぐみ
草摩潑春:古川 慎
草摩はとり:興津和幸
草摩綾女:櫻井孝宏
草摩杞紗 :上田麗奈
草摩燈路 :大地 葉
草摩利津 :河西健吾
草摩依鈴 :豊崎愛生
草摩紅野:梅原裕一郎

草摩慊人:坂本真綾

草摩藉真 :森川智之

魚谷ありさ:種﨑敦美
花島 咲:佐藤聡美
本田今日子:沢城みゆき
真鍋 翔:江口拓也
倉伎真知:加隈亜衣 ほか

TVアニメ「フルーツバスケット」
公式サイト:https://fruba.jp/

公式Twitter:@fruba_PR
公式Instagram:@fruba_pr

©高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会