■日時:2021年7月24日(土)13:30開演~ 昼の部
■タイトル:READING MUSEUM「池袋ナイトアウルテールズ2」
■出演者:浪川大輔(マスター)、下野紘(客)、岡本信彦(新人バーテンダー)
本日7月24日(土)に「池袋ナイトアウルテールズ2」が都内会場で、観客を迎えて開催されました。
本作はシリーズ第1弾の続編で、舞台は同じく池袋の片隅にあるBAR「ナイトアウル」。
怪しげな雰囲気漂うピアノの演奏が始まると浪川大輔演じる「マスター」が登場すると、観客からは期待と喜びの声が漏れ、温かい拍手で迎えられました。
そしてマスターは初めて訪れたお客様のために、ここはお酒と一緒に池袋にまつわる怖い話や不思議な話を楽しめる一風変わった店だと説明します。
第一話は人に見えないものが視えてしまった「視線」のお話。
マスターの間の取り方、抑揚のある語り口調に情景がそのまま浮かび上がってくるよう。カウンターに座っていた岡本信彦演じる客もマスターの話を興味深そうに聞き込み楽しんでいました。2人は気が合ったのか、ナイトアウルに置かれている電子ピアノの話で花を咲かせるシーンも。
そしてマスターの口から、その電子ピアノに纏わる第二話「演奏」の話、さらに高校生時代に体験した第三話「蜜の味」へ。ピアノの生演奏、落ち着いた色合いのライティングも加わり、ナイトアウル独特の雰囲気が漂います。
不思議な空間かつ居心地の良いナウトアウルが気に入った客は、マスターに店員を募集しないのか?と質問。怪談やお酒が好きで話し上手で、しかも声もいいバーテンダー……そこまで贅沢は言わないけれどこの店を気に入ってくれる人が来てくれたら……と話すマスターに「俺とか、どうですか?」と笑顔で名乗り出るのでした。
場面は変わり、別の日のBAR「ナイトアウル」。
マスターとカウンターに座っている下野紘演じる客。怖い話が苦手な様子で、マスターは第四話「着信」を話し始めますが、結末が予想以上の怖さだったのか大きな叫び声をあげてしまいます。その叫び声と、びっくりした表情に思わず笑ってしまう浪川。ただ語りの口の声が良いと絶賛します。褒められてつい調子に乗り大人な声で東池袋中央公園のマンホールにまつわる第五話「未練」の話を披露。そして、繰り返し見る夢があるとマスターに自分の経験談を話し始めます。夢で自分は誰かを待っていたような気がすると、その“誰か”が気になっている様子。マスターは夢は何かの予兆だと意味深な言葉を残していました。
“誰か”が素敵な女性だったら良いな〜と話す客は、これから待ち合わせをしている女性に胸を焦がします。その女性はこのBARでバーテンダーとして働き始めたそうですが、マスターは身に覚えがありません。そこへ、岡本演じる、新人バーテンダーの鳴海が登場。よく話を聞いてみると、その客はナルミを下の名前だと勘違いしていたとのこと。初対面なはずなのに、お互いにどこかで会ったような気がする鳴海と「待鳥」と名乗る客。
これもあるひとつの世界線で起きた“運命”なのかもしれません。2人の出会いを歓迎するかのように、ピアノの生演奏も雰囲気が変わり、明るい音色が響き渡りました。飄々としているようで本心が見えない岡本演じる鳴海、純粋無垢でまっすぐな下野演じる待鳥、この2人のやり取りに垣間見える関係性はもちろん、穏やかで全てを見通しているような浪川演じるマスターのこれからに期待が高まります。
アフタートークでは浪川、岡本、下野が再び登場。続編の内容はまさかの“前日談”ということで、前回の第1弾との違いについて話が盛り上がる3人。「下野さんのヘタレの叫び声が世界を救う」と話す岡本に下野は笑顔を浮かべたり、前回とは違って今回はしっかりと語り部を担当した浪川は「朗読として難しかった」と語り部ならではの難しさを肌身で感じたとのこと。
第1弾のストーリーがあったからこそ、続編で前回からの繋がりを感じたと話す浪川。実は、開演前に噛む回数を競っていたそうで、岡本さんは噛んだときのリカバリーがうまいと浪川が絶賛するシーンも。「池袋ナイトアウルテールズ」は余韻が残るストーリーが魅力的ですが、今回は役者陣からの意見を取り入れて加筆された部分もあるとのこと。特に、鳴海と待鳥がやり取りをする最後のシーンは見どころだと話します。
そのまま和気あいあいとしたトークが続き、あっという間に最後の挨拶へ。下野は待鳥を演じることに嬉しさを伝えつつ、待鳥と鳴海の関係がこれからどうなるのか楽しみだとコメント。
岡本は下野と役柄が入れ替わる第2部に期待を膨らませながらも、待鳥が話す怪談話は、実は自身が体験したエピソードだと暴露し会場のお客さんも驚いていました。最後に浪川は続編がお届けできたこと、演じることができて幸せな空間を感じることができたと心から感謝の気持ちを伝えます。明日も含め残りの公演も楽しんでほしいとコメントを残し、不思議な空間を堪能できるBAR「ナイトアウル」は閉店となりました。
さらに、大好評を博した前公演、READING MUSEUM「デッドロックド・ディティクティヴズ〜百万探偵都市の史上最悪密室〜」Blu-ray&DVDが10月22日に発売されることが解禁。
アーカイブにて配信中観客の選択によってストーリー展開がきまる、今までにない朗読劇の発売に、観客から拍手が湧き起こりました。本公演はアフタートーク含め、今からでもご視聴頂けます。さらに明日7月25日(日)の公演では、マスター役の浪川大輔に加えて松岡禎丞と内田雄馬をゲストに迎え、本日の公演とはまた違ったナイトアウルでの物語をお楽しみいただけます。
詳細は本公演公式サイト(https://reading-museum.com/lineup/ikebukuro-nightowltales2.php)よりご覧いただけますので、配信でも「池袋ナイトアウルテールズ2」の世界観をお楽しみください。
READING MUSEUM第4弾「池袋ナイトアウルテールズ2」 詳細
READING MUSEUM「池袋ナイトアウルテールズ2」
《日程》
2021年7月24日(土)
【昼の部】開場12:30~ 開演13:30~
【夜の部】開場17:00~ 開演18:00~
2021年7月25日(日)
【昼の部】開場12:15~ 開演13:15~
【夜の部】開場16:45~ 開演17:45~
※公演回数・日時は変更の可能性があります。
《劇場》
イベントスペース「EBiS303」 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-8
《出演》
・2021年7月24日(土)
【昼の部】マスター:浪川大輔 客:下野紘 新人バーテンダー:岡本信彦
【夜の部】マスター:浪川大輔 客:岡本信彦 新人バーテンダー:下野紘
・2021年7月25日(日)
【昼の部】マスター:浪川大輔 客:松岡禎丞 新人バーテンダー:内田雄馬
【夜の部】マスター:浪川大輔 客:内田雄馬 新人バーテンダー:松岡禎丞
※出演者は変更になる可能性がございます。
【公演に関するお問い合わせ】TEL:03-5362-7331(受付時間 平日13:00~18:00)
【チケットに関するお問い合わせ先】楽天チケットカスタマーサポート 050-5893-9366 (平日10:00~17:00) メール:https://ticket.rakuten.co.jp/inquiry
配信チケットスケジュール
★配信チケット大好評発売中!!
★公演後のアーカイブ視聴も可能!!
①2daysプレミアムチケット:9,900円(税込み)
販売期間:8月1日(日)20:00まで
※全公演視聴可能 ※全公演のアフタートークが視聴可能 ※アーカイブ期間:公演終了後~2021年8月1日(日)23:59
②1dayプレミアムチケット:5,500円(税込み)
販売期間:8月1日(日)20:00まで
※24日(土)昼の部・夜の部、または25日(日)昼の部・夜の部のどちらか1日2公演が視聴可能
※選択した2公演のアフタートークが視聴可能 ※アーカイブ期間:公演終了後~2021年8月1日(日)23:59
③シングルチケット:3,300円(税込み)
販売期間:7月28日(水)20:00まで
※24日(土)昼の部・夜の部、または25日(日)の昼の部・夜の部のうち1公演が視聴可能
※選択した公演のアフタートークが視聴可能 ※アーカイブ期間:公演終了後~2021年7月28日(水)23:59
【チケット販売スケジュール】
・「2daysプレミアムチケット」「1daysプレミアムチケット」:2021年7月10日(土)10:00~8月1日(日)20:00
・「シングルチケット」:2021年7月10日(土)10:00~7月28日(水)20:00
《チケットご購入》https://ticket.rakuten.co.jp/stage/stage-stage/RTAZRM4/
■配信特典:配信限定キャストトーク映像
特典映像7/24:浪川大輔、下野紘、岡本信彦、特典映像7/25:浪川大輔、松岡禎丞、内田雄馬
<対象チケット>
①特典映像7/24&7/25どちらの特典映像も視聴可能です。②チケット購入時に選択した公演の特典映像が視聴可能です。
<特典映像公開期間>8月2日(月)18:00~ 8月8日(日)23:59
<特典映像視聴方法>配信チケットをご購入いただいたプレイガイドより8月2日(月)18:00以降にメールにてご案内致します
READING MUSEUMとは
声優・浪川大輔を館長に迎え、講談社、星海社、エイベックス・ピクチャーズが一体となって織りなす、新感覚朗読劇プロジェクトです。
まだ誰も見たことのない数々の舞台に満ちあふれた、まるで名作溢れる美術館のようなこの場所にあなたをご招待いたします。
“精鋭作家陣によって新たに創られた魅惑の物語”と“実力派声優陣の燦然たる演技”が生み出す、一夜たりとも同じ展開は訪れない予測不能の朗読劇をぜひご堪能ください。
《イントロダクション》
声優・浪川大輔が館長を務める新感覚朗読劇プロジェクト「READING MUSEUM」第4弾。
新進気鋭の作家と豪華声優陣によって織りなされる極上の物語が好評を博している本シリーズ待望の新作は、第1弾の続編となる「池袋ナイトアウルテールズ2」を上演。
浪川大輔が演じる謎めいたBARの「マスター」、そして、店を訪れる客や、新しく店で働くことになったバーテンダーは、公演ごとに異なる組み合わせのキャストが演じるだけでなく、キャラクターの性格、関係性、そして物語すらも全く違う展開で進んでいきます。
怖いだけではない、少しずつ世界線の異なる不思議な4つの物語をご堪能ください。
《ストーリー》
池袋の片隅にある、怪しげな雰囲気の漂うBAR「ナイトアウル」。
そこは、池袋にまつわる怖い話・不思議な話を知る客が会する一風変わった店だった。
「神様の死角」とも称されるその店で、 いつも一点をじっと見つめている女性の話、何度売っても手元に戻ってくるフィギュアの話、そして、不思議な縁に導かれた二人の客、「鳴海」と「待鳥」の出会いのエピソードまで…。
今宵も池袋にまつわるいわくつきのエピソードが語られる。
《HP》https://reading-museum.com/lineup/ikebukuro-nightowltales2.php
《Twitter》@READING_MUSEUM
#リーミュ
「デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~」Blu-ray&DVD
READING MUSEUM「デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密~」Blu-ray&DVD 予約受付開始!
★豪華声優陣による、観客参加型の全く新しい新感覚朗読劇!
・発売日:2021年10月22日
・価格(税込):Blu-ray…9,680円 DVD…8,580円
・収録内容:未定
(2021年5月15日 (土)昼夜公演 、2021年5月16日 (日)昼夜公演 収録予定)
・出演:下野紘、山口勝平、岡本信彦、石川界人、江口拓也、安元洋貴、八代拓、榎木淳弥
【詳細は公式HPをご覧ください】
https://reading-museum.com/bddvd/detail.php?id=1018506
© 池袋ナイトアウルテールズ2/ READING MUSEUM