映画 「サマーゴースト」公開記念舞台挨拶オフィシャルレポートが到着!

11月12日(金)より、絶賛公開中の映画『サマーゴースト』の公開記念舞台挨拶が本日11月14日(日)に実施された。

本作は、気鋭のイラストレーターloundraw(ラウンドロー)が監督を、安達寛高(乙一)が脚本を務めるオリジナル短編アニメーション作品。
透明感・空気感のある色彩と被写界深度を用いた緻密な空間設計を得意とし、小説「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光り輝く」などの装画から、近年は劇場版「名探偵コナン」、劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」をはじめとするアニメーション作品へのクリエイター参加も行うなど、マルチな活躍をみせる loundraw の初監督映画作品ということで注目を集めている。

今回の舞台挨拶には、メインキャラクターの声を務めた声優陣の、小林千晃、島袋美由利、島﨑信長、川栄李奈、更に loundraw 監督が登壇し、初日を迎えた喜びを語りました。

 

 

公開記念舞台挨拶 概要

■日時:11月14日(日)
■会場:TOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン2 (東京都港区六本木6丁目10−2 内 六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス)
■公開記念舞台挨拶:12:30~13:00(30分)
■登壇者※敬称略:小林千晃、島袋美由利、島﨑信長、川栄李奈、loundraw 監督
■MC:伊藤さとり

 

アニメーション映画『サマーゴースト』の公開記念舞台挨拶が11月14日に都内映画館で行われ、声優を務めた小林千晃、島袋美由利、島﨑信長、川栄李奈、そしてこれがアニメーション映画初監督作となるloundraw監督が参加した。

アニメーション監督デビューのloundraw監督は「生きていることに疑問を持っている子たちが幽霊に出会ってひと夏の経験をするお話。映画を観てくれた方々が一歩前進するきっかけになればと思って作りました。四人のキャラクターの心の動きを意識して、誰もが共感できる物語を目指しました」と解説。

杉崎友也役の小林は「絵も最初から最後まで美しくて、スクリーン映えする作品。40分とは思えない濃密な時間のある作品です」と太鼓判。春川あおい役の島袋は、島﨑演じる涼からのセリフを印象的だと明かし「寄り添ってくれる言葉。心にスッと入ってくる優しい言葉でした」と思い入れたっぷり。

小林涼役の島﨑は「この作品はドラマチック過ぎないのがいい。キャラクターそれぞれはアニメの登場人物ではあるけれど、ちゃんと作品世界の中で生きている。生きているからこそ細かい所作や感情が随所に感じられる」と人間ドラマとしての魅力を熱弁。自身のセリフ『ガキみたいなことしてんじゃねえぞ』の『ぞ』が好きだといい「何を言おうかあらかじめ決めていたからこそ、逆に芝居がかっているセリフ。生っぽい中にその『ぞ』が入ったことで生まれる違和感も、生きているからこその生っぽさを感じることができて好き」と声優ならではの目線で細部のこだわりを明かした。

ゴースト役の川栄は「めっちゃいい声だな、と聞きいってしまいました。今日直接お話をして『はい』と返事されたときも声が良すぎて二度見しました。それだけ素敵」と小林の声に惚れ惚れ。loundraw監督のこだわりでアフレコ収録は座りながら行われたそうで、異例の収録スタイルに川栄は「騙されているのかと思いました」とドッキリを疑っていた。

映画の内容にちなんで「忘れられない夏の思い出」を聞かれた川栄は「小さい頃から花火大会には家族や友人と行っていたので思い出深い。とくに私は線香花火が好きで、小さい頃は両親と冬でもやっていました」と夏の風物詩に思い入れあり。
島﨑は「この作品との出会いです!」と満面の笑み。島袋は「小さい頃に線香花火を足の上に落としたときの熱さは忘れられません。劇中で友也君が線香花火を目の前にかざすシーンでは『凄いチャレンジャーだな!』と思った」とトラウマを明かして笑わせた。

小林も花火の痛みが忘れられない思い出としてあるようで「中学時代に友達数人で花火をしたときにやけどをした。その時に一人だけ心配してくれた友達がいて、その友人とは高校に行ってもずっと仲が良かった。ふとした時に訪れる大事な瞬間ってあるんだなと思わされました」と学生時代のエピソードをしみじみと振り返っていた。

最後に主演の小林は「この作品は出会いが一つのテーマになっています。観客の皆さんにもこの作品を通して感じたことを持ち帰っていただき、この作品をきっかけに人生の変化が起きるようなことがあったら嬉しい。それくらいパワーのある作品です」とアピール。
loundraw監督も「初めてアニメーションを作るにあたり、なぜ自分はこの仕事をしているのか?という思いも込めました。死にまつわる話ではあるけれど、生のお話でもある。一歩踏み出した次にどうするのか?というメッセージも込めているので、自分自身もこれから前に進んでいきたいと思っています」とさらなる飛躍を誓っていた。

 

11/21 監督・loundrawと脚本・安達寛高(乙一)初のトークショー開催決定!

11月21日(日)にTOHOシネマズ 池袋にてスタッフトークショー付き上映会の開催が決定しました。監督:loundrawに加え、脚本を務めた安達寛高(乙一)、そして本作のアニメーション制作スタジオ「FLAT STUDIO」から石井 龍プロデューサーの3名が登壇します。
トークショーという形で一同が会するのは今回が初となり、「サマーゴースト」の制作にまつわる秘話や裏話にも切り込みます。トークショーの入場者特典として「限定ポストカード」も配布される予定です。この機会を是非お見逃しなく。

 

「サマーゴースト」スタッフトークショー付き上映会 概要

【日時】
2021年11月21日(日)
・15:30の回 上映後登壇
※開映時間は変更になる可能性がございます。

【会場】
TOHOシネマズ 池袋

【登壇者】
loundraw<監督>、安達寛高(乙一)<脚本>、石井 龍<プロデューサー>
※敬称略
※登壇者は変更になる可能性がございます。

【舞台挨拶チケット】
一般・大学生1,300円均一 高校生以下1,000円
※ムビチケ使用可 ※一部パスポートチケット・各種招待券・無料鑑賞使用不可 ※各種割引適用不可

【チケット販売】
●PC・スマートフォン 11月14日(日)0:00~(11月13日(土)24:00~)
URL: https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/084/TNPI2000J01.do
●劇場窓口 11月14日(日)劇場オープン時~

※シネマイレージ会員の早期購入(上映3日前、21時からの購入)対象外です。

【入場者特典】
限定ポストカード
※ご入場お一人様につき1部の配布となります。

 

入場者特典が「loundraw監督描き下ろしイラストA4クリアファイル」に決定!! 特典イラスト解禁!!

入場者特典が「loundraw監督描き下ろしイラストA4クリアファイル」に決定し、イラストも解禁。

loundraw監督自らが描き下ろしたイラストには優しく微笑む絢音の姿が描かれておりますが、本イラストは作中の”とある大切なシーン”にも登場するイラストとなっています。
このイラストがどのような意味を持つのか、是非劇場で確かめてください。

 

 

★作品詳細

映画「サマーゴースト」

2021.11.12(⾦)全国ロードショー

〈キャスト〉
杉崎友也役:小林千晃
春川あおい役:島袋美由利
小林涼役:島﨑信長
佐藤絢音役:川栄李奈

〈スタッフ〉
原案・監督︓loundraw
脚本︓安達寛⾼(⼄⼀)
キャラクター原案︓loundraw
⾳楽︓⼩瀬村晶ほか
企画・プロデュース︓FLAGSHIP LINE
アニメーション制作︓FLAT STUDIO
配給︓エイベックス・ピクチャーズ

【Story】
「サマーゴーストって知ってる︖」
ネットを通じて知り合った⾼校⽣、友也・あおい・涼。都市伝説として囁かれる“通称︓サマーゴースト”は、若い⼥性の幽霊で、花⽕をすると姿を現すという。⾃⾝が望む⼈⽣へ踏み出せない”友也”。居場所を⾒つけられない”あおい”。輝く未来が突然閉ざされた”涼”。
彼等にはそれぞれ、サマーゴーストに会わなくてはならない理由があった。⽣と死が交錯する夏の夜、各々の想いが向かう先はー。

公式サイト:https://summerghost.jp
公式 Twitter:@summerghost_PR

 

“生と死”を「現代青春群像劇」として描いた本作に各界から応援コメント続々到着!

公開を記念して、各界からの応援コメントが到着しました!

◆岩井勇気(ハライチ・お笑い芸人)
“死ぬ”ということを4人の登場人物の視点を通して色んな角度から見ることができた。不安定な気持ちを抱えたこの4人を見ていると自分と”死ぬ”ことに対しての距離感を考える。短い作品だが、内容が充実していて作画の雰囲気もそれにすごく合っている。もう何度か観返したい作品。

◆小泉徳宏(映画監督)
甘酸っぱいなんてもんじゃない。辛味からの苦味、終いには旨味まで広がってなにコレ老舗の名物料理ですか。短い時間にどんだけ人を楽しませば気が済むんですか。

◆織守きょうや(作家)
この映画を観られてよかった。loundrawさんの描く絵そのままの、うつくしい夜明けのような物語でした。

◆藤津亮太(アニメ評論家)
10代には、“生”を確かめるために“死”に接近する瞬間がある。線香花火の朱い光が静かに照らすその瞬間を、本作は優しく描き出した。

◆よしひろまさみち(映画ライター)
生きたまま幽霊になったら自由になれる? 生の大義を求める若者へ、ちょっと楽になれるメッセージ。
軽やかに生と死を見つめたストーリーを、鮮やかな光と美しい描画で映し出す。

◆吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
海外でもステキな和食を出してくれるお店はあるだろうけど、世界一の名店は日本にある気がする。
おじさんが青春映画を作れないわけではないけれど、本物の若者じゃないと作れない青春映画がある。
ましてや、自分で思い描いたもの以外、画面に登場しないアニメであったなら。
超・純粋青春映画です。

◆向清太朗(天津)
主人公たち三人は死というものに触れて『サマーゴースト』と出会う。彼女が教えてくれる『生きる』という意味とは。
青春とはつらくて脆いものであり、それでいてこんな出会いを結んでくれるものなのだ。
もっと簡単に言えば『良い。見ろ。泣くから』これに尽きる。夏が来れば思い出す作品が増えた。

◆角 清人(「月刊ニュータイプ」編集長)
なんとも表現しがたい淡い空気感をまとったキャンバスの上に、人と人とのつながりや、生と死の境界が色濃く描かれていくような気がしました。40分ほどの短い時間ですが、見たあとにきっと何かが残る、そんな映画です。

 

コミカライズ概要

<連載情報>
『サマーゴースト』
漫画:井ノ巳吉
原案:loundraw
映画脚本:安達寛高(乙一)
2021年10月8日(金)より「となりのヤングジャンプ(https://tonarinoyj.jp/)」にて連載開始
※毎週金曜日PM12:00更新

<書籍情報>
『サマーゴースト』
漫画:井ノ巳吉
原案:loundraw
映画脚本:安達寛高(乙一)
発売日:2021年11月19日(金)

 

ノベライズ概要

<書籍情報>
『サマーゴースト』
原案:loundraw
小説:乙一
定価:本体1300円+税
判型/四六版
発売日:2021年10月29日(金)
書籍ページ:160p

『一ノ瀬ユウナが浮いている』
小説:乙一
定価:本体1400円+税
判型/四六版
発売日:2021年11月26日(金)
書籍ページ:240p

【冒頭5分解禁】「サマーゴースト」2021.11.12 全国ロードショー
https://youtu.be/7c8Uke3Cz4c

映画「サマーゴースト」本予告 【2021.11.12(金)全国ロードショー】
https://youtu.be/DLMF3GxXVYM

Z会グループ×loundraw初監督映画作品「サマーゴースト」コラボレーション『一番近くて遠い星』フルバージョン
https://youtu.be/3fRJ9nJiuag

 

Z会×映画「サマーゴースト」コラボレーション

【「一番近くて遠い星」 CAST & STAFF】
監督・演出・キャラクターデザイン・作画監督・美術監督・撮影監督・編集:loundraw
香織:東山奈央
雪:Lynn
楽曲:『ここにいるよ』(歌:岩男潤子)
アニメーション制作:FLAT STUDIO
製作:Z会

・コラボレーション特設ページ:http://pjt.loundraw.jp/
・Z会特設サイト:https://www.zkai.co.jp/home/cm/summerghost/

 

映画「サマーゴースト」予告映像 【2021.11.12(金)全国ロードショー】
https://youtu.be/gvCgklCAe7w

 

コンセプトムービー「一番近くて遠い星」公開
https://www.youtube.com/watch?v=OroOJjeeY50

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