クリエイターloundraw(ラウンドロー)によるメディア横断型プロジェクト「PROJECT COMMON」が発表され、短編アニメーション映画の制作が決定した。
loundraw は、イラストレーターとして「君が月夜に光り輝く(著、佐野徹夜)」や、「君の膵臓をたべたい(著、住野よる)」、「恋のゴンドラ(著、東野圭吾)」など、これまでに装画を手掛けた作品の累計発行部数が400万部をこえる、人気クリエイター。
10代のうちに商業デビューを果たし、透明感、空気感のある色彩と、被写界深度を用いた緻密な空間設計を魅力とし、様々な作品の装画を担当している。
2018年7月には、監督・脚本・演出・レイアウト・原画・動画と制作のすべてを手がけ、声優・下野紘、雨宮天らが参加した卒業制作オリジナルアニメーション『夢が覚めるまで』がバイラルヒット。近年は劇場版アニメ「名探偵コナン」シリーズや「ジョゼと虎と魚たち」などのイメージボードを手掛けるなどアニメーション界でも存在感を示している。
そんなloundrawが監督する短編アニメーション映画の制作が発表された。
「PROJECT COMMON」と銘打った本企画は”真実のloundrawを表現する”という、メディア横断型プロジェクト。その一つのゴールとして、短編アニメーション映画の制作・公開を掲げられている。
また、映画の発表に先駆け、既に個展の開催が予告されており、2017年に開催した個展「夜明けより前の君へ」以来の期待が寄せられている。発表を記念して、loundrawからは「どんな時でも変わらない、確固たる自分を見つけたい。
このプロジェクトは、僕と皆さんで本当の”loundraw”を探し出す挑戦です。楽しみにしていてください。」と今後のプロジェクトへの強い想いを込めたコメントが寄せられている。
本プロジェクトの詳細は特設サイトで順次公開予定となっている。
そしてloundrawが設立したアニメーションスタジオ・FLAT STUDIOに、現在注目を集めるイラストレーター、アニメディレクターの参加も決定。れおえん、Merrill Macnaut、涌元トモタカ、asano66、banishment、さらに小説家・佐野徹夜が物語創作チーム「兀兀」を設立。メンバーの詳細はFLAT STUDIOのHPで公開されている。
新しいプロジェクトを立ち上げたloundraw、企画の詳細や今後の続報に注目が集まっている。
PROJECT COMMON 特設サイト
http://pjt.loundraw.jp/
loundraw からのコメント
たくさんの絵を描いてきました。
自分の悩みや嫉妬、理想を描く。そんな始まりでした。
奇しくも、それが人との繋がりを生み、広がり、今日の僕がいます。
幸せです。とても恵まれていると思います。
でも、このままではダメになってしまうでしょう。
人の顔色を伺う自分がいました。
間違えないように。裏切らないように。
僕はいつからか、誰かが思う”僕”であるための努力をし始めました。
変わらないといけない。
だから、挑戦をします。
短編アニメーション映画を作ります。
ストーリーと映像の中で、新しい世界を探します。
個展を開催します。
もう一度、自分の絵を見つめます。
COMMON、共通の。
そんな言葉がふさわしい気がして、プロジェクト名にしました。
どんな時でも変わらない、確固たる自分を見つけたい。
このプロジェクトは、僕と皆さんで本当の”loundraw”を探し出す挑戦です。
楽しみにしていてください。
何卒よろしくお願いします。
loundraw
イラストレーターとして10代のうちに商業デビュー。透明感、空気感のある色彩と、 Twitter︓@loundraw |
FLAT STUDIO
http://flatstudio.jp <新規参加メンバー> 小説家・佐野徹夜が主催する物語の〝創出ラボ〟であり、参加する多数のクリエイターと共に独自のカラーを持った作品を生み出していく〝創作チーム〟。 |