映画『アイの歌声を聴かせて』ムーン役・咲妃みゆ、吉浦康裕(原作・脚本・監督)登壇!公開記念舞台挨拶オフィシャルレポート

ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』。

監督は「イヴの時間」、「サカサマのパテマ」などで海外からも注目を集め、アニメーションの新たな可能性を切り拓いている吉浦康裕。自身が得意とする「AI」と「人間」の関係というテーマを、高校生の少年少女たちが織りなす瑞々しい群像劇という形で描写し、圧倒的なエンターテインメントフィルムに仕上げている。

また、キャラクター原案には、気鋭の漫画家・紀伊カンナ、共同脚本には、『コードギアス』シリーズや「SK∞ エスケーエイト」の大河内一楼が参加するほか、劇伴・劇中歌は「SK∞ エスケーエイト」の高橋諒、「プリパラ」「ドリフェス」の松井洋平が作詞を担当。

そしてキャスト陣にはちょっぴりポンコツなAIの主人公・シオンを土屋太鳳が演じ、多彩な楽曲たちをエモーショナルに歌い上げ、もうひとりのヒロインであるサトミを福原遥、幼馴染のトウマを工藤阿須加が演じるほか、興津和幸、小松未可子、日野聡に加え、大原さやか、浜田賢二、津田健次郎ら実力派声優が集結している。

そんな本作が、本日11月21日(日)に新宿ピカデリーでファンの皆様へむけ、舞台挨拶初登壇となる咲妃みゆ、吉浦康裕(原作・脚本・監督)登壇する公開記念舞台挨拶を行った。

 

本作を見終わったばかりの、満席の観客たちの拍手で登場した咲妃みゆと吉浦監督。咲妃は「吉浦監督と一緒にいろいろなお話を届けられたら」と挨拶。監督は「今まで舞台挨拶をやってきたが、今日は客層の雰囲気が違って思わず背筋が伸びる」と緊張気味に述べ、イベントはスタート。

公開から3週間が経ち、司会から周囲の反響について聞かれると、咲妃は「知人や家族も劇場に何度も足を運んでくれている。とても感動したという声と、二度三度足を運んでくれると聞いて、反響の大きさを改めて感じている」と話し、監督も「SNS でも熱のこもった感想があり、観ていて幸せな気持ちになれると周囲におすすめしてくれる人がたくさん。映画というものは世に放った後に観客の皆さんに育ててもらうのだと、こんなにも実感した作品はない!」と笑顔で答えた。

さらに、完成した作品を観た咲妃は「とても幸せで温かい気持ちに包まれた。コロナ禍では会いたいと願っても物理的な距離で会えないこともあったが、それでも“心”はつながっている…と背中を押されている気持ちになった」と作品から広がる力を実感。

監督も、作品はコロナ前に制作したと前置きをしつつ「シンプルに楽しいと思える映画が作りたかった。コロナ禍の状況にあっても、最初に目指した方向性は間違ってなかったと制作前以上に感じている。楽しい映画を作るのは簡単そうにみえて難しいけれど、こういう想いで作って良かった。」と感慨深く語り、右肩上がりに鑑賞者が増えている本作を「ぜひ周りの皆さんにも勧めてもらって、幸せのおすそ分けをしてほしい」と誇らしげに語った。

そして、咲妃が声優を勤めたキャラクターが登場する劇中アニメ「ムーンプリンセス」の話題へ移る。

シオンとサトミが大きな影響を受けた作品だが、作中では歌の意味や内容などあまり触れられていない。アニメーションに関して、監督は「この話は舞台挨拶で絶対したかった!」と前のめりにコメント。
さらに「本作で本当に大切な劇中アニメ。誰しも、子供のころに観た素敵なアニメやミュージカルがある。そんな“心の一本の象徴”のような作品として作った。」と熱く語った。
またこの作品は竹取物語をベースにしており、今回はそんな『ムーンプリンセス』というアニメが本当に実在しているかのように作るべく、歌声に説得力が必要であった。
さらに監督は「咲妃さんにお願いできる!と聞いたとき、色々な方の協力があってこの作品が仕上がるのだな、と実感しました」と感極まった様子。
それを受け咲妃も「アニメーション作品に携わらせてもらえて本当にうれしい。必至で練習してレコーディングに挑みました。かなり音階の移動の大きな楽曲なので、とても難しかった。」と収録の裏側を語った。

ここで、監督たっての希望で劇中歌「「フィール ザ ムーンライト ~愛の歌声を聴かせて~」のフルバージョンMVを鑑賞。
真っ白なスタジオの中でオーケストラの真ん中に咲妃が立ち、澄んだ美声で歌い上げたMVには観客もうっとり。鑑賞後には大きな拍手が贈られ、咲妃は「自分じゃないかのように思えるぐらい感動してしまった」と話し、続けてMV撮影では「とても広いスタジオで撮ったのは初めてで、空間が曲の壮大さを作り上げた。歌唱中は特に指示がなく、歌いながら好きなように体を動かした。」と撮影現場のエピソードを披露。
監督は鑑賞後「いいものを観させてもらえた。」と感謝のコメント。咲妃は続けて「楽曲収録の際、最初はとても緊張していて…スタッフの方の視線があまりにもプレッシャーで、レコーディング中カーテンを閉めて、最後まで監督たちが見えないように歌った(笑)」と普段の現場との違いに緊張感があったと話す。

監督は「この歌は制作では後期に当たる時期に完成。制作中の助けにもなった曲で、聴きながら作業したり、一日の締めに聴いたりもした。こんなに素敵な曲ができ、自分の想像を飛び越えた曲ができた。」と満足げに語った。また劇中のアニメについて、イメージを膨らませたのちにレコーディングに挑んだという咲妃。ムーンの役柄に関しては、「数々のプリンセスをイメージし、力強くて芯のある、それでいて心優しく、覚悟を持っているような女性の強さと儚さが融合したのがムーンさん。」と答えると、監督も「話し合ってないのにイメージの意思疎通がばっちり!」と驚き。さらに作品がもっと広まったら「『ムーンプリンセス』の続きをスピンオフで作りたい!」と意気込むと、会場を埋め尽くしたファンより鳴りやまぬ拍手が贈られた。

最後に、咲妃からは「同じ時間を共にできてうれしい。これからも作品や歌が背中を強く優しく押してくれたら。」とコメント。
監督からは「自分の作ったものは届いているという意味で、改めて大切な 1 日になった。2回目以降は冒頭から違った感情で見れるので、ぜひ何度も見てほしい。」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。

 

映画『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶 概要

■日 程:11月21日(日)
◆会 場:新宿ピカデリー スクリーン3(新宿区新宿 3-15-15)
◆時 間:15:00~15:30 公開記念舞台挨拶
◆登壇者:咲妃みゆ、吉浦康裕(原作・脚本・監督)

 

映画『アイの歌声を聴かせて』劇中アニメ「ムーンプリンセス」挿入歌/咲妃みゆ「フィール ザ ムーンライト ~愛の歌声を聴かせて~」
https://youtu.be/BVJhS-cXhOc

 

 

☆作品詳細

アイの歌声を聴かせて

10月29日(金)より全国ロードショー

<CAST>
土屋太鳳 福原 遥 工藤阿須加 興津和幸 小松未可子 日野 聡
大原さやか 浜田賢二 津田健次郎 咲妃みゆ カズレーザー(メイプル超合金)

<STAFF>
原作・脚本・監督:吉浦康裕 共同脚本:大河内一楼 キャラクター原案:紀伊カンナ 総作画監督・キャラクターデザイン:島村秀一
メカデザイン:明貴美加 プロップデザイン:吉垣 誠 伊東葉子 色彩設定:店橋真弓 美術監督:金子雄司〈青写真〉
撮影監督:大河内喜夫 音響監督:岩浪美和 音楽:高橋 諒 作詞:松井洋平
アニメーション制作:J.C.STAFF 配給:松竹 歌:土屋太鳳

【OST情報】
『アイの歌声を聴かせて』オリジナル・サウンドトラック

発売日:2021年10月27日(水)
品番:LACA-9858 ~ LACA-9859
価格:3,300円(税抜)/3,630円(税込)
音楽:高橋 諒 作詞:松井洋平 歌:土屋太鳳・咲妃みゆ
劇伴曲+劇中歌(5曲)を収録
発売元・販売元:バンダイナムコアーツ

 

映画『アイの歌声を聴かせて』公式サイト:https://ainouta.jp/
公式Twitter:@ainouta_movie
公式Instagram:@ainouta_movie

 

映画『アイの歌声を聴かせて』《 特別音響調整版上映「アイの歌声がよく聴こえるかも音」&置鮎龍太郎音声ガイド概要 》

▼岩浪美和音響監督監修の特別音響調整版上映決定

<サウンドネーム>「アイの歌声が良く聴こえるかも音」

<上映劇場>
立川シネマシティ、川崎チネチッタ、イオンシネマ幕張新都心、シネシティザート、ミッドランドスクエア シネマ、安城コロナシネマワールド、アースシネマズ姫路

▼無料アプリ「HELLO! MOVIE」について

スマートフォンやスマートグラスで映画の字幕と音声ガイドを楽しめる無料アプリです。

・音声ガイド付き上映
「HELLO! MOVIE」をインストールしたスマートフォンなどの携帯端末を持っていれば、全ての上映劇場でお楽しみいただけます。

・日本語字幕上映
専用メガネ機器に「HELLO! MOVIE」をダウンロードし、専用マイクをつけて持っていくことで、全ての劇場で楽しめる他、一部劇場では「専用メガネ機器」の貸し出しも行なわれています。
また、スクリーンに字幕を表示する日本語字幕付き上映は、別途、一部劇場にて期間限定で上映されます。

 

映画『アイの歌声を聴かせて』劇中アニメ「ムーンプリンセス」挿入歌/咲妃みゆ「フィール ザ ムーンライト ~愛の歌声を聴かせて~」
https://youtu.be/QCcm3_9VAEk

 

咲妃みゆプロフィール

さきひ・みゆ/1991年3月16日⽣まれ、宮崎県出⾝。2010年に宝塚歌劇団入団。2014年に雪組トップ娘役就任。2017年に退団後、ミュージカル『衛⽣~リズム&バキューム~』、『ニュージーズ』、朗読劇『逃げるは恥だが役に立つ』、ドラマ『まだ結婚できない男』、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』などに出演、歌手として2020年にセカンドアルバム『MuuSee』をリリースするなど各方面で活躍中。今年、第四十六回菊田⼀夫演劇賞を受賞。

公式ホームページ:https://sakihimiyu.com/
Twitter:https://twitter.com/miyu_firstbloom
Instagram:https://www.instagram.com/miyusakihi/
LINE BLOG:https://lineblog.me/sakihimiyu/

 

INFORMATION

映画『アイの歌声を聴かせて』オリジナル・サウンドトラック
品番:LACA-9858 ~ LACA-9859
価格:3,300 円(税抜)/3,630 円(税込)
音楽:⾼橋 諒 作詞:松井洋平 歌:土屋太鳳・咲妃みゆ
劇伴曲+劇中歌(5 曲)を収録
<INDEX>
disc – 1
1.シオンの世界
2.サトミのテーマⅠ~母娘の合言葉
3.ホシマエレクトロニクス
4.クラスメイトたち
5.いま、幸せ?
6.転校⽣の正体
7.あたらしい日常
8.トウマの焦り
9.普通の⾼校⽣なら?
10.ブリッジⅠ~サトミの不安
11.「今度は、失敗しない」
12.サトミのテーマⅡ~幼馴染
13.なんでも 80 点
14.ヒーローにはピンチが必要
15.三太夫、襲来
16.王子様を探しに
17.キス騒動!?
18.アヤの告白
19.西城のテーマ
20.シオン⾃⾝の幸せ
21.ブリッジⅡ~視線
22.バック・アップ・ビート
23.サトミの彼氏です!
24.サトミのテーマⅢ~交錯
25.美津子のねがい
26.予感と疾走
27.届かぬ月
28.それぞれの喪失
29.雲翳の夜
30.[RO:M]
31.決意と潜入
32.シオンの覚醒
33.逃走劇!
34.シオンの解放~脱出
35.変わるもの、変わらないもの
36.シオンの世界(再奏)

▼ disc – 2
1.ユー・ニード・ア・フレンド ~あなたには友達が要る~
歌:土屋太鳳 作詞:松井洋平 作曲・編曲:⾼橋 諒
2.Umbrella
歌:土屋太鳳 作詞:松井洋平 作曲・編曲:⾼橋 諒
3.Lead Your Partner
歌:土屋太鳳 作詞:松井洋平 作曲・編曲:⾼橋 諒
4.You’ve Got Friends ~あなたには友達がいる~
歌:土屋太鳳 作詞:松井洋平 作曲・編曲:⾼橋 諒
5.フィール ザ ムーンライト ~愛の歌声を聴かせて~
歌:咲妃みゆ 作詞:松井洋平 作曲・編曲:⾼橋 諒

発売元・販売元:バンダイナムコアーツ
各音楽ストア URL:https://lnk.to/ainouta 

絶賛口コミ御礼!映画『アイの歌声を聴かせて』ロングPV|絶賛上映中
https://youtu.be/58q1s6B8lCM

映画『アイの歌声を聴かせて』歌詞付きMV♪土屋太鳳「ユー・ニード・ア・フレンド 〜あなたには友達が要る〜」|10.29 ROADSHOW
https://youtu.be/7I6gy4w9GXU

 

映画『アイの歌声を聴かせて』予告編②|10.29 ROADSHOW
https://youtu.be/2j2CQBk8uWM

(C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会