先日11月1日に市制施行60周年を迎えた草加市。60周年の節目を記念して草加市の歴史を垣間見ることのできるアニメ『きみの待つ未来(ばしょ)へ』を制作、11月11日に開催された記念式典で初披露、その後YouTubeで公開した。
キャストには草加市出身で名作アニメ『耳をすませば』の主人公・月島雫役や15周年を迎えたアニメ『プリキュア』シリーズにも出演する本名陽子さんや、11月30日公開の映画『機動戦士ガンダムNT』で主演のヨナ・バシュタ役を務める現在人気急上昇中の声優の榎木淳弥さんが参加している。
主人公は、草加市出身で現在は都内に住む・創多。結婚を機に婚約者である美樹と新居を探している。新居探しに帰ってきた草加でアキコを不思議な出会いを果たす。アキコと市内を巡る中で草加の良さを再発見する創多であった。
劇中では、松尾芭蕉の「奥の細道」に記され、国指定名勝に選ばれた「草加松原」や、東武スカイツリーラインの草加駅や新田駅、市民の憩いの場として親しまれている、そうか公園など市内各所が登場し、総尺15分越の中に草加市の魅力がぎゅっと詰め込まれている。
完成したアニメを視聴した浅井昌志市長は「行政が制作したアニメとは思えない、ドラマチックで心温まるストーリーに仕上がりました。草加の歴史や魅力を感じながら、世代を超えて楽しんでいただきたいと思います。」と語った。
エンドロールで流れる主題歌は、細田守監督のアニメ『時をかける少女』の主題歌も手掛けたことでも知られる、シンガーソングライターの奥華子がこのアニメのためにオリジナル曲『心が帰る場所』を書き下ろした。作詞は実際に草加の街を歩きながら行われ、人の温かさを感じる楽曲で、エンドロールまで楽しめる作品となった。
この作品をきっかけに埼玉県・草加市の新たな発見や、訪れるきっかけにしてほしい。
『きみの待つ未来へ』 本編映像
https://youtu.be/7-dSS4Cq_yA
◆作品詳細
原作・脚本:九瀬みつき
プロデューサー:藤山倖
【キャスト】
創太:榎木淳弥
アキコ:本名陽子
美樹:加隈亜衣
佑子:沢田泉
主題歌「心が帰る場所」作詞作曲:奥華子
企画・製作:草加市
草加市
http://www.city.soka.saitama.jp/
本名陽子
https://twitter.com/honnayoko
榎木淳弥
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奥華子
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