アート・ユニット“明和電機”が2009年に発売した音符型の電子楽器「オタマトーン」。2010年に「日本おもちゃ大賞(ハイターゲット・トイ部門)」の大賞を受賞、数々のキャラクターともコラボを行い大ヒットを記録。10周年記念モデルの発売など、今なお世界中で愛されている。
そんな「オタマトーン」の初のアニメーションを明和電機とスロウカーブの異色タッグにより制作!
ユニークなアニメ『Otamatoon』(オタマトゥーン)が誕生した。
昨年の12月24日にオタマトーンのアニメ化を発表してから、はや半年。カナダで開催の「ファンタジア国際映画祭 2023」で『Otamatoon』(オタマトゥーン)を「World Premier」。
そして今回、『Otamatoon』の一作目となるノックマンが登場する第1話を公式YouTubeで初公開!
オタマトーンたちが発信するサウンド・コメディーの世界を楽しんでもらいたい。
『Otamatoon』:Let’s Play Knockman
https://youtu.be/gRXGnacrAgQ
7月20日~8月9日にカナダで開催されている「ファンタジア国際映画祭 2023」で、『Otamatoon』(オタマトゥーン)がオフィシャルセレクションとして選出、さらに本編映像5話分を「World Premier」しました。
現地時間7月28日に、映画祭では稀なパフォーマンスステージ「Discover Maywa Denki」を実施。会場には約100人近くのカナダの方々が集結し、明和電機ならではの独特な音楽世界観で観客を虜にする中、『Otamatoon』を一挙公開、制作背景や秘話も伝え、言葉の壁を感じることなく、観客を終始笑いで沸かせました。
実は映画祭への渡航中、明和電機・土佐社長の珍道中がTwitterで話題となり、果たしてカナダへ到着するのか、数千人が見守る中の移動となりました。出発当日、必要なビザが取れていないことが判明!至急申請したが、なぜか関係者は取得できたものの、土佐社長のみ時間切れ。予定していた飛行機を逃す。同日の夜便を新たに確保し、空いた時間で温泉に入る土佐社長に届いたのは、なんと関係者が予定通り搭乗した飛行機が機材トラブルで、五時間足止めという珍情報。さらに夜便に搭乗したエコノミーが満席のため、急遽ビジネスで渡航できることに!最終的には、予定通りの飛行機より、先にカナダへ到着、土佐社長の強運が話題に!会場へ準備に向かうや否や、マシンを動かすプログラムが入ったノートパソコンを機内へ忘れたことが判明!またしても、土佐社長のピンチ。ハラハラしながらのパフォーマンス開始へ。ステージが始まると、お得意の土佐ワールドで観客を魅了。『Otamatoon』のオタマトロニクスも、現地でお借りしたPCでスムーズに作動し、ファンタジア国際映画祭2023でのイベントを盛況の中終了いたしました(汗
明和電機・土佐社長の珍道中まとめはこちら
https://togetter.com/li/2197852
アニメ『オタマトゥーン』は、音だけで構成されるアニメーションになります。撮影方法はコマ撮りアニメではなく、事前に準備した音楽やストーリーに対し、キャラクターの内部に仕込まれたモーター制御によるモーションなどをコンピューターのタイムコード上に打ち込み、音やストーリーにあわせて撮影するという、世界初となる制作形式で「映像」を生み出します。我々はこれを“オタマトロ二クス”と呼んでいます。
『Otamatoon』の主役は、歌う音符で、世界中のさまざまな音との出会いを待っている好奇心旺盛な「オタマトーン」。オタマトーンが「ホスト」となり、毎回ユニークな「音もだち」をまねき、彼らの音が持つおもしろさを伝え、最後に一曲演奏します。様々な音からメロディを生み出すアニメ『Otamatoon』をお楽しみください。
アニメ『オタマトゥーン』作品概要
〈INTRODUCTION〉
音符の形をした「オタマトーン」は、とっても好奇心が旺盛。
いつも世界中のさまざまな音との出会いを待っています。
そんなオタマトーンのもとに、ある日、ノックマンがやって来ます。
おもしろリズムを作るノックマンは、オタマトーンと出会い、
音のともだち“音もだち”になりました。
みんなと音を作る楽しさを知ったノックマンは、個性的な仲間たちを次々と呼び寄せました。
今日も”音もだち”のにぎやかなセッションが生まれます。
世界にあふれるたくさんの「音」たちと“音もだち”になる物語
<STAFF>
原作・制作:明和電機
プロデュース・宣伝:スロウカーブ
【公式ホームページ】otamatoon.com
【公式YouTube】youtube.com/channel/UCp9RXEQiek02UbVTbmzOJDQ
【公式Twitter】Otamatoon:twitter.com/otamatoon_JP
オタマトーンとサウンドキャラクター
アニメ『オタマトゥーン』には、ユニークな音を出す様々なサウンドキャラクターが登場します。個性的な音を奏で、オタマトーンと毎回ゆかいなセッションを行います
●オタマトーン
オタマトーンは歌う音符です。とっても好奇心が旺盛で、いつも世界中のさまざまな音との出会いを待っています。オタマトーンのもとに「音モダチ」があつまればいつでも楽しい合奏がはじまります。
●ノックマン
情熱的なリズムでノリもいいが、実はこつこつと努力派。
リズムもこつこつ。
ふたりあつまると、一気にリズムが豊かになる。
いつも誰かと音楽をやりたい社交派。
●チリリン
ちっさいくせいに自己主張がはげしい。
短音では「ちりーん」とかわいいが、おこると連打で「じりりりん!」とうるさい。
おしゃまさん。
●ポロロン
母性がつよい。母親的存在。
コードがひける抒情派。
ロマンチスト。
ケンカがおきたら仲裁。
●ベロミン
わが道を行く、B型体質。
とにかく個性的。
一方でベース(低音)を出せるから、実は場の空気を引っ張る存在でもある。
●チャン
ここ一発にかける性格。
ギャンブルも、一点勝負。
しかしいまいち、どんくさい点があり、ミスも多い。
失敗も多いが「ドンマイ」と立ち直りも早い。
■オタマトーンとは
2009年に発売した音符型電子楽器「オタマトーン」。
シッポスイッチを押すだけで簡単に音が出て、口をパクパクさせれば音にビブラートがかかります。
オクターブ変更も可能。練習すれば曲も弾けます。
2010年に、日本おもちゃ大賞(ハイターゲット・トイ部門)の大賞を受賞。
10周年を迎えた今も、世界中で愛されています。
https://otamatone.jp/
■オタマトロニクスについて
コマ撮りアニメではなく、キャラクターの内部に仕込まれたモーターなどをコンピューター制御し、音やストーリーにあわせて撮影する“オタマトロ二クス”と呼ばれる手法でリアルタイムで映像を生み出します。
明和電機×スロウカーブが異色タッグ!
アニメ『オタマトゥーン』は、作品制作から舞台パフォーマンスまで幅広く活躍を続ける芸術ユニット・明和電機が制作を手掛け、 アニメーションを中心に企画・プロデュース、宣伝、グッズ制作などの事業を「意外性」「尖り」にこだわり展開する総合クリエイティブカンパニー・スロウカーブがプロデュース・宣伝を担当。2社が初めてタッグを組み、国籍年齢問わず誰もが楽しめるアニメ『オタマトゥーン』を展開していきます。
<明和電機とは>
土佐信道プロデュースによる芸術ユニット。様々なナンセンスマシーンを開発しライブや展覧会など、国内外で広く発表している。音符の形の電子楽器「オタマトーン」などの商品開発も行う。7月には明和電機のおかしな楽器ばかりを集めた「明和電機ミュージックマシーン店」を秋葉原にオープンした。2023年はデビュー30周年を迎える。
https://www.maywadenki.com/
<スロウカーブとは>
TVシリーズや劇場作品のアニメーションを中心に様々なエンタテインメント及びコンテンツの企画・プロデュース、宣伝、グッズ制作などの事業を、緩いカーブと鋭いツイストを効かせながら頑張って展開している総合クリエイティブカンパニーです。
www.slowcurve.co.jp/
『Otamatoon』official PV #1
https://youtu.be/-lytKrNOTVg
©MAYWADENKI