押山清高監督&主題歌・劇伴を担当したharuka nakamuraが登壇!劇場アニメ『ルックバック』舞台挨拶レポートが到着!

 

コミック配信サイト「少年ジャンプ+」で2021年7月に発表され、初日で閲覧数250万以上を記録した藤本タツキ原作『ルックバック』が劇場アニメ化、6月28日(金)より全国上映中です。

7月20日(土)、劇場アニメ『ルックバック』の舞台挨拶が行われ、本作で監督を務めた押山清高監督と、本作の主題歌・劇伴を担当したharuka nakamuraが登壇!アニメーションの制作過程や本作でこだわったポイントについて語った。

 

<イベント概要>

日時:7月20日(土)11:13〜11:43
場所:新宿バルト 9 シアター9
(東京都新宿区新宿 3 丁目 1-26 三丁目イーストビル 13 階)
登壇者(敬称略):押山清高監督、haruka nakamura
(MC)奥浜レイラ

 

 

 

イベントレポート

漫画家・藤本タツキ渾身の青春コミックを劇場アニメ化した『ルックバック』が全国にて上映中!6月28日(金)に公開を迎え動員60万人、興行収入10億円を突破、上映劇場も順次拡大するなど止まることのない広がりを見せている今作。この度、本日7月20日に舞台挨拶が開催され、監督の押山清高と、主題歌・劇伴を担当したharuka nakamuraが登壇しました。

SNSでも絶賛コメントが相次ぎ、口コミが広がり続けている本作の反響を受け、押山「本当に口コミの力ってこんなにすごいんだと思って。映画を多くの人に見てもらいたくて、一生懸命宣伝するんですけど、なかなか宣伝だけだと届けられなくて。そんな中、見ていただいたみなさんの口コミのおかげですごく広がっているなと実感しています」と喜びを表現しました。haruka nakamuraは「ものづくりをしているアーティストたちからも連絡がきて。久々に連絡をくれた人もいて、ものづくりしている人たちにも刺激を与える作品なんだなと感じています」と知り合いのクリエイター陣からの連絡を受けて、作品の広がりを肌で感じていると語りました。

押山監督は「実際に音楽を生み出す瞬間、作曲をしている瞬間も、(アニメーターである)我々と同じだったりするのかなと、この作品がどんな感じで音楽家さんから映るんだろう」と気になっていたという質問を投げかけると、haruka nakamuraは「部屋でず〜っと作り続ける姿が重なりましたね。一人で向き合い続ける時間がものを作る時に大切な時間でもあるので、共感しかなかったです。もう押山監督にリスペクトしかないです」と音楽家としても映画の中で描かれる「描き続ける」姿が重なったと言及。

 

 

そして、今回、主題歌と劇伴のすべてをharuka nakamuraに依頼した理由を聞かれた押山は「藤本タツキ先生が『ルックバック』の執筆中に、haruka nakamuraさんの音楽を聴いていたと伺ったのがきっかけですね。今作の制作では、藤本先生が『ルックバック』を制作される中でどのように向き合って書いていたのかということを、なるべく自身とトレースする形を意識していました。haruka nakamuraさんの音楽を聴きながら絵コンテを描いていたら、気づいた頃には好きになっていて(笑)、制作陣とも話し合った結果、今回haruka nakamuraさんへ依頼させていただきました」と原作者・藤本タツキ先生がきっかけで、haruka nakamuraさんを起用したという秘話を明かしました。劇場アニメーションの仕事が初めてであったというharuka nakamuraは「ちょうどバンドメンバーのカレー屋に行った際に、その店に『チェンソーマン』の漫画があって、おすすめされて全巻あっという間に読みました。そして、その1週間後にこのお話をいただきました。『ルックバック』も読んで感動して、お受けすることにしましたが、運命的なものを感じましたね」と奇跡的なエピソードを披露。

そして、楽曲制作はどのようにして行われたのかを問われると、haruka nakamuraは、「押山監督のアニメーションを見た時に、絵と一緒に音楽が聞こえてくるような気がしました。音が鳴っていたので、それをそのまま落とし込みました」とコメント。押山も「即興で作っていると聞いて驚いたんですよね」と話すと、haruka nakamura「15歳で上京して、音楽の教育を受けていないので、譜面も読めないんですよ。なので、監督の絵を見て、感動しながら、頭の中で鳴っている音をそのまま弾いて」という形で楽曲を制作したという驚きのエピソードも。

 

 

最後に、haruka nakamuraは「今日はありがとうございました。語り尽くせないですね。パンフレットやサントラも見ていただきつつ、余韻に浸っていただけたら嬉しいです。」、押山は「おかげさまですごく見てくださる方が増えていて、そういったこともスタッフと共有したい気持ちでいます。なによりも見てくださっている方がすごく多くて。中には何度も見てくださっている方もいることがわかってきました。本当に嬉しい限りです。ありがとうございました!」とコメントし、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

 

 

雨の中でのスキップシーンを切り取った公開記念新PV&第2弾入場者特典

7月26日(金)より「押山清高監督セレクション「ルックバック」原画シート/ポストカード仕様(8種)」が全国劇場で配布される。「ルックバック」で押山監督やアニメーターの井上俊之さんが描いた貴重な原画が1シートに4枚入った2枚組での配布となり、ポストカードサイズにも切り取れる仕様となっている。
(先着順・なくなり次第終了)

 

 

 

「ルックバック」公開記念新PV
https://youtu.be/FbZd4FeNcLU

 

 

 

■『ルックバック』とは

『ルックバック』は、『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』といった話題作を手掛け、劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』の公開も控える漫画家・藤本タツキ渾身の作品。2021年7月にコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて公開され、ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、やがて起きる2人の運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出し、著名なクリエイターたちをはじめ、多くの漫画ファンの注目を集めました。本作の劇場アニメ化にあたり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など、数多くの話題作に主要スタッフとして携わってきた、押山清高(おしやま・きよたか)が監督、脚本、キャラクターデザインを務めます。

また、主演は、河合優実と吉田美月喜のW主演。「不適切にもほどがある!」(24)での演技で話題が沸騰した、今最も注目を集める俳優・河合優実と、映画「あつい胸さわぎ」(23)「カムイのうた」(24)等では主演を務め、昨今目覚ましい活躍に拍車をかける俳優・吉田美月喜が、劇場アニメ『ルックバック』の藤野と京本に生命を吹き込みます。

 

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■あらすじ

学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思い。しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が…。胸を突き刺す、圧巻の青春物語が始まる。

 

 

 

☆作品詳細

ルックバック

6月28日(金)全国ロードショー

〈スタッフ〉
原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
出演:河合優実、吉田美月喜
アニメーション制作:スタジオドリアン

公式サイト:lookback-anime.com
公式X:@lookback_anime

■原作
「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊) コミックス発売中

 

劇場アニメ「ルックバック」本予告【6月28日(金)全国公開】
https://youtu.be/gH6zVJVHEaM?si=zqb_herUKNScJKYT

 

劇場アニメ「ルックバック」特報
https://youtu.be/6pKt9OsxwWc?si=NUgNnWyuKA8w1e2u

 

© 藤本タツキ/集英社 © 2024「ルックバック」製作委員会