第96回米国アカデミー賞®長編アニメーション映画賞ノミネートの快挙を成し遂げ、ノミネートを果たし、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか名だたる映画賞を席巻した『ロボット・ドリームズ』。11月8日(金)新宿武蔵野館ほか、全国ロードショーする事が決定している。
監督を務めたのは、2012年に手掛けた『ブランカニエベス』が第27回ゴヤ賞にて作品賞を含む最多10部門を受賞したスペインを代表する名匠パブロ・ベルヘル。アニメーション映画へは初挑戦ながら、サラ・バロンのグラフィックノベルを基に、切なくも温かい傑作として結実させた。さらにアース・ウインド & ファイアーの名曲「セプテンバー」が映画に彩りを添えている。
映画音楽に特化した、メイキング映像が到着!
なおミュージックエディターは、日本人女性が担当!
今回“映画音楽制作”に特化した、メイキング映像が到着! 映像内で語られるのは、全編台詞無しという本作を彩っている、オリジナル映画音楽が作られていく過程を映し出す。
名匠パブロ・ベルヘルは、ニューヨークを舞台とした本作のBGMについて「どんな音楽が合うか」と悩んでいたが、考えを重ねるうちに“ニューヨークの音とは何か”というアイデアにたどり着き、ジャズが最も適していると感じたという。そこで彼はミュージックエディターに音楽探しを依頼したと語っている。
ミュージックエディターを務めたのは日本人の原見夕子氏。監督の指示を受け、クールなジャズを探し求めたが、最終的にはスタッフとの協議を重ね、オリジナルの映画音楽を制作する決断に至った。メイキング映像には、耳に心地よい穏やかなテンポと粋なピアノの旋律が流れ、その音楽が観る者の心に響く。オリジナルの映画音楽が完成するまでの道程について、原見氏は「本当に大変だった」と語り、この映像のハイライトとなっている。
本作は、全編にわたってキャラクターの台詞が無いという、近代映画史でも大胆な挑戦を試みている。80年代のニューヨークを意識したジャズに加え、花が歌うシーンに合わせたコーラスを取り入れた楽曲も制作されている。ビブラフォン、アコーディオン、ウクレレ、タップダンスの靴音など、多様な楽器を用いたオリジナル楽曲が次々と生み出されていく様子も映し出されている。
音楽制作を率いたアルフォンソ・デ・ヴィラロンガ氏と原見夕子氏をはじめとする優秀な音楽スタッフの現場での奮闘も見どころの一つだ。キャラクターの心情を豊かに表現する、心地よいオリジナル映画音楽に注目してほしい。
アカデミー賞・長編アニメーション映画賞で、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』と競い合った本作の完成度を、ぜひスクリーンで確かめてほしい!
11月8日(金)公開『ロボット・ドリームズ』|音楽制作の舞台裏
https://youtu.be/OtxvvzntOaU?si=nzUmMuLcHfhbddWW
<前売り券情報>
『ロボット・ドリームズ』
特典付きムビチケカード発売中
特典:“NYを旅する”ポストカードセット(ポストカード5枚組)
価格:1,500円(税込)
※数量限定につきなくなり次第終了
メイジャーオンライン https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M07132048827
ムービーウォーカーストア https://goods.moviewalker.jp/items/90127507
<ストーリー>
大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。
そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。
数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱――それは友達ロボットだった。
セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……
ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。
ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。
しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、
ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。
離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。
やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは――。
<受賞>
第96回アカデミー賞 長編アニメーション映画賞 ノミネート
第51回アニー賞 長編インディペンデント映画賞 受賞
第76回カンヌ国際映画祭 正式出品
ヨーロッパ映画賞 長編アニメーション映画賞受賞
アヌシー国際アニメーション映画祭 コントルシャン部門 作品賞受賞
シッチェス・カタロニア国際映画祭 観客賞受賞
フェロス賞 コメディ映画賞|作曲賞|最優秀ポスター賞 受賞
ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞) 脚色賞|長編アニメーション映画賞 受賞
<コメント・映画評>
美しく、想像を遥かに超え、そして温かい ――ギレルモ・デル・トロ
今年一番の感動作 ★★★★★ ――EMPIRE MAGAZINE
オープニングからエンディングまで全てが愛おしい ――FILMBOOK
近年最高のアニメーション ★★★★★ ――THE GUARDIAN
ティッシュペーパー9箱分泣いた ――ROLLING STONE
<クレジット>
監督・脚本:パブロ・ベルヘル
原作:サラ・バロン
アニメーション監督:ブノワ・フルーモン
編集:フェルナンド・フランコ
アートディレクター:ホセ・ルイス・アグレダ
キャラクターデザイン:ダニエル・フェルナンデス
音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラジョンガ
2023年|スペイン・フランス|102分|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch|原題:ROBOT DREAMS
字幕翻訳:長岡理世|配給:クロックワークス
公式HP:https://klockworx-v.com/robotdreams/
公式X:@robotdreamsjp
11月8日(金)公開『ロボット・ドリームズ』|実写からアニメーションへ
https://youtu.be/rdNQS3X-CFQ
11月8日(金)公開『ロボット・ドリームズ』|本予告
https://youtu.be/7zXF-qD1ybY?si=IKMf8iWasMbz_h2z
2024年11月公開『ロボット・ドリームズ』|特報
https://youtu.be/1orCzDRVFdg?si=Fq2fi8j_POymQFh8
© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL