12月28日(日)になかのZERO大ホールで開催された、立花日菜初となるソロコンサート「LIVE IN HOLIC」のオフィシャルレポートが到着した。
さらにコンサートの模様が、2026年2月にCS放送・TBSチャンネル1で放送されることが決定した。TBSチャンネルオリジナル特典の舞台裏密着映像とスペシャルインタビューに加え、2025年11月に東京・有明ガーデンにて開催した『立花日菜 1st Album「HOLIC」発売記念フリーライブ【東京】』のダイジェスト映像も追加された、『Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」 舞台裏映像付き特別版』として放送される。
また2026年3月8日(日)になかのZERO大ホールにて開催する、ポニーキャニオンのアニメ音楽レーベル・P’s Recordsのレーベルライブ『P’s TRIVAL 01』に、立花日菜の出演が決定した。内田真礼・DIALOGUE+との3マンライブとなる。詳細は公式サイトよりチェックいただきたい。
■Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」オフィシャルレポート
アーティストデビューから1年半を迎えた立花日菜が、2025年12月28日に待望の1stコンサート『Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」』をなかのZERO 大ホールにて開催。9月にリリースした1stアルバム「HOLIC」の名前を冠した本コンサートでは、アルバム収録曲だけでなく、これまでリリースしてきたシングル4枚のカップリング曲すべて、さらにはカバー曲も披露し、立花日菜らしい中毒性たっぷりのパフォーマンスでみんなを虜にした。
晴天に恵まれたこの日、会場には記念すべき1stコンサートを一緒に楽しもうと多くのファンが詰めかけていた。その幕開けを飾ったのは1stアルバム「HOLIC」でも1曲目に収録されている「ラミラミ♡」。黒、薄紫、ピンクを基調とした衣装に身を包んで登場した立花は、ダンサーたち(道子、Lu-tan、苺香、yuria)もステージを彩るなか、かわいさいっぱいのステージをみせ、曲中のセリフでもメロメロにさせていく。
かわいさはさらに加速し、ファンタジーな世界をイメージしたアルバムリード曲「Pink Twinkle Wink」へ。立花の大きな魅力である“かわいさ”を体現した楽曲の連続となり、「きゅるきゅるりん♡」のフレーズや自身の強みでもある“ウインク”も決めて、会場は彼女が創り出す世界へと昇華。歓声をあげるファンの心をギュッと掴んでいった。
「みなさんこんにちはー!!」と元気に挨拶した立花は、ここからかわいさだけでない多彩な魅力もみせつける。まずは、作詞・作曲を担当したヒゲドライバー節全開のエレクトロナンバー「コントロールキー・コンジャンクション」(3ndシングル「Stella」カップリング曲)だ。一瞬の静寂からの本人お気に入りのフレーズ「ちゅちゅちゅ」も生だからこその破壊力があり、みんなをますます魅了していく。

続く「恋のハイテンション」では、ポンポンを手にしたダンサーとともにステージを移動しながら、かわいくいじらしい恋心を青春感たっぷりに表現する立花。1stコンサートではありつつも、これまでのコンテンツのライブなどでの経験値は大きく、振付の沢口かなみ先生によるダンスも見事に決めつつ歌い上げるパフォーマンスは完成度が高く、ファンと一緒に楽しみたい彼女の想いも全身に溢れていた。
勢いそのままに、「まだまだ盛り上がっていきましょう!」と叫び、2ndシングル表題曲「最強?最高!Brave My Heart」(TVアニメ「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」OP主題歌)へ。代表曲のひとつとして何度も披露してきた楽曲だけにファンの練度もバッチリ。体を折り曲げ気持ちをこれでもかと込めて歌う立花の背中を押し、一緒に盛り上がっていた。
「さあ、一緒にお手々振ってください!」と同シングルカップリング曲「TOKIMEKI」では、みんなで手を振り、それを見て嬉しそうにぴょんぴょん跳ねる立花。そんなかわいさと同時に、MCでの正直な言葉や距離感の近さも彼女の魅力であり、ダンスがついたことで歌うのが大変になったと口にすれば、ステージ上段に駆け上がって衣装をみんなにみせるサービス精神もみせていた。

そして、今度はアルバム曲でもインパクトのあるポエトリーラップ「Honey Bee」を披露。ラップ調のパートもある独特の楽曲を見事に表現し、チル感がありつつ目の離せない雰囲気にみんなを引き込んでいく。さらに、「START!IN MY ROOM」(1stシングル「I’m GAME!」カップリング曲)では、とろけるような歌声とゆったりした雰囲気にみんなを包みこむ。ステージの階段に腰掛けて歌うのは、まさに自宅の部屋でまったりする姿を想起させるもので、一緒の空間にいられる喜びが会場に充満するなか歌い上げ、いったんステージをあとにした。
ダンサーたちの華麗なパフォーマンスを挟み、コンサートは中盤戦へ。先ほどと対象的な白にデニム生地をあしらった衣装にチェンジして登場した立花は、今度は”格好良さ”をみせつけていく。まずは、ハードなナンバー「Unbalance Addiction」で熱くインパクト抜群のステージをみせる。サビでの早口も見事に決め、ラストの狂気的な笑いまでみんなを引き込んでいくと、続く「わたしクエスト」(4thシングル「Dear my Soleil」カップリング曲)ではクラップが響き渡り、疾走感たっぷりにさらに熱く歌い上げていった。

MCで新たな衣装をアピールしたあとは、事前にSNSで募集した『リクエストカバー企画』のコーナーを実施。その1曲目に選ばれたのは、レーベルの先輩である鬼頭明里の「Magie×Magie」(5thシングル表題曲/TVアニメ『お嬢と番犬くん』EDテーマ)。楽曲の魅力に自身の魅力を加え、新たな味の「Magie×Magie」が生まれるのもカバーの魅力であり、かわいい仕草で楽しそうに歌う姿にみんなが聴き入る。続けて、世界中で絶大な支持を得ている名曲アニソン「恋愛サーキュレーション」(TVアニメ『化物語』OP主題歌)を披露。冒頭の印象的なフレーズからどよめきが起こり、ふんわりした歌声が魅力の楽曲を、立花らしいかわいさとオシャレさで歌い上げていた。
MCで、「恋愛サーキュレーション」がダントツで投票数No1だったことを明かすと、さらにカバー曲を畳み掛けていく。コンサート当日0時に「立花日菜 Cover song series vol.5」として公式YouTubeチャンネルにアップされたBuono!の「初恋サイダー」で熱く元気なステージをみせれば、コーナーラストは『CUE!』のAiRBLUE Moonによる劇中アニメ主題歌「Reach For The World!」をセルフカバー。
『CUE!』は彼女にとって大切な作品であり、丸山利恵と向き合い続けてきた立花。高らかに突き上げる歌声も表情も気持ちがひしひしと伝わってくるもので、利恵のテーマカラーのペンライトを振るファンたちは想いを噛み締めるように聴き入り、曲後には大歓声と拍手が沸き起こっていた。
カバーコーナーを終え、1stコンサートもいよいよラストスパートに突入。アーティストデビューからハイペースでリリースしてきたシングル表題曲を連続で披露していった。まずは、アーティスト・立花日菜にとって初バラード曲となった3ndシングル表題曲「Stella」(TVアニメ『Übel Blatt~ユーベルブラット~』ED主題歌)。星空のようなライトが輝き、階段に腰掛けたり胸に手を当てたりしながら、想いたっぷりの歌声を響かせていく。
そのまま、思い出深いデビューシングル表題曲「I’m GAME!」(TVアニメ『神は遊戯に飢えている。』ED主題歌)へ。自身のアーティストの方向性を示した楽曲だと話していたように、彼女の歌声がオシャレさのある楽曲の魅力を引き出し、デビューから1年半経った熟成具合が完成度の高いパフォーマンスとなって届けられていった。
そして、「私らしく楽しく締めくくりたいと思います」と笑顔をみせると、本編ラストは4thシングル表題曲「Dear my Soleil」(TVアニメ『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』ED主題歌)。甘酸っぱい青春を思い起こさせる爽やかなポップチューンを、軽快なダンスとともに歌い上げる。「愛してる…?」とマイクを向けると「愛してる!!」とみんなが全力で返し、一体感いっぱいの楽しさで本編を締めくくった。


しかし、このままで納得するわけがないファンから「アンコール」の声が。1stアルバム「HOLIC」の大切な“あの曲”がまだ披露されていないのは、みんなわかっていたこと。その声に応えて、グッズのTシャツに着替えた立花は……なんと客席に登場!
このサプライスに会場は大歓声に包まれる。至近距離からみんなに手を振りつつ、改めて「Pink Twinkle Wink」を披露し、会場をかわいさと嬉しさで満たしてくと、ステージ上に戻った曲の後半には彼女のライブ・イベントではお馴染みの撮影OKタイムに。素敵な写真たちは、ぜひSNSで確認してもらいたい。
思ったよりみんなが近くてドキドキしてしまったと笑う立花は、改めてここまで1stコンサートをやってきた感想を語る。「やってみたらあっという間で。寂しいやら嬉しいやら、そんな気持ちです」と正直な気持ちを吐露すると同時に、「風邪引かないで今日来てくれてありがとう」との気遣いや年末で多数イベントがあるなかで、ともに過ごすことを選んでくれた感謝も口に。
「これからももっともっと大きな存在になれるように頑張りたいなと思いますので、ちょっとずつ成長していく私の姿を見届けくれたら嬉しいなと思います」
そう語った彼女は、自身の想いを初の作詞で自ら歌詞に込めた「この場所で、また」をアンコールラストであり、1stコンサートラストの楽曲として披露。制作したときからアンコールのラストで歌う光景が浮かんでいて、アルバムリリース記念のフリーライブでも唯一歌わなかったこの曲――それはまさに、この瞬間のため。
これまでの曲のような決まった振り付けはなく、胸に手を当て、想いを込めて歌い上げる彼女の気持ちはみんなの心にしっかり届いたことだろう。客席に手を振りながら披露し、みんなの顔をみて自身も清々しい表情を浮かべていた。1stコンサートにして多彩な魅力と自分らしさを存分にみせ、想いをたっぷりと届けてくれた立花日菜。2026年もアーティストとしてさまざまな姿を期待させるステージはこうして幕を閉じた。

なお、今回の「LIVE IN HOLIC」の模様は、『Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」 舞台裏映像付き特別版』として2026年2月14日21時からCS放送TBSチャンネル1で独占放送される。また、ポニーキャニオンによる3マンライブ「P’s TRIVAL 01」の開催も発表されたので、どちらも詳細は公式サイトをご確認いただきたい。
TEXT:千葉 研一
PHOTO:YOSHIHITO KOBA
■Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」概要
・日程:2025年12月28日(日) 開場16:00/開演17:00
・会場:なかのZERO 大ホール(〒164-0001 東京都中野区中野2-9-7)
・出演者:立花日菜
https://tachibanahina.com/live/20251228_live-in-holic/
■Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」セットリスト
M1 ラミラミ♡
M2 Pink Twinkle Wink
M3 コントロールキー・コンジャンクション
M4 恋のハイテンション
M5 最強?最高!Brave My Heart
M6 TOKIMEKI
M7 Honey Bee
M8 START!IN MY ROOM
M9 Unbalance Addiction
M10 わたしクエスト
M11 Magie×Magie(cover)
M12 恋愛サーキュレーション(cover)
M13 初恋サイダー(cover)
M14 Reach For The World!(cover)
M15 Stella
M16 I’m GAME!
M17 Dear my Soleil
EN-1 Pink Twinkle Wink
EN-2 この場所で、また
■『Tachibana Hina 1st concert 「LIVE IN HOLIC」 舞台裏映像付き特別版』放送情報
放送チャンネル:CS放送「TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画」
放送日時:2026年2月14日(土)午後9時00分~ <テレビ初独占放送>
詳細:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/information/2025_1228_1930.html
■『P’s TRIVAL 01』概要
・公式サイト:https://pslive.jp
・日程:2026年3月8日(日) 開場16:45/開演17:30
・会場:なかのZERO 大ホール(〒164-0001 東京都中野区中野2-9-7)
・出演者:内田真礼、DIALOGUE+立花日菜
・チケット料金
グッズ付き前方指定席:¥15,000(税込) ※1階1~8列目
グッズ付き指定席:¥12,000(税込)
※グッズ内容:A4二つ折りリーフレット&ピクチャーチケット
指定席:¥9,900(税込)
・チケット販売情報
きゃにめプライム・LIFE IS LIKE A SUNNY DAY・Team D+ 会員限定 最速先行販売
≪販売スケジュール≫
申込受付期間 2025/12/28(日) 19:00 ~ 2026/01/12(月・祝) 23:59
抽選結果発表 2026/01/15(木) 19:00以降
支払手続期間 2026/01/15(木) 19:00 ~ 2026/01/18(日) 23:59
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